2017年4月23日日曜日

「小さな巨人」第1話の感想:新警察ヒーロー誕生 敵は味方のフリをする 裏切り上司を倒せ!!

組織の中でもがき奮闘する男たちの姿を描く、骨太ドラマ!



警視庁本庁vs所轄という

男たちの戦いを描いたエンターテインメント。


警視庁捜査一課で課長を目指す

エリート刑事・香坂(長谷川博己)は

たったひとつのミスで上司の裏切りに遭い

所轄へ左遷されてしまう…


「誰が味方で、誰が悪なのか?」


脚本は「半沢直樹」「流星ワゴン」「下町ロケット」の

八津弘幸と「無痛」「TAKE5」の丑尾健太郎。



東京にある102の所轄の頂点に立ち

殺人など凶悪犯罪を扱う捜査一課には

刑事の中でも精鋭達が集う。



その先頭に立ち、組織を率いるのが

トップ・オブ・トップ=捜査一課長。

警視庁4万人の現場警察官の頂点に立ち

捜査に関する全権力を掌握する最高指揮官である。




ノンキャリアの中では

警視庁史上、最年少で警部に昇進。

20件以上の警視総監賞を受賞した

捜査一課係長・香坂真一郎は

父の夢でもあった捜査一課長を目指している。




殺人犯の逮捕の際に出会った

芝警察署の渡部刑事(安田顕)は

自殺で処理された事件を

上の指示を無視して勝手に追っていた。



「臭ったんだよ。」と言う渡部に

「そんな感覚的なことを

捜査に持ち込まないで下さい。

捜査は理論です。」と言い放つ香坂。



渡部の相棒の若手刑事・中村(竜星涼)以外

「明日やれることは明日やる。

それが公務員というものだ。」と

定時に帰るやる気のない連中ばかり。




そんな芝警察署・署長で前捜査一課長の

三笠(春風亭昇太)は彼に目をかけ

捜査一課に引き上げてくれた恩人。



警務畑(管理部門)出身の三笠は

現場畑から異例の一課長に昇進した

小野田(香川照之)を

高卒上がりの叩き上げとバカにしていた。



料亭で三笠と会食中のところへ

突然入って来た小野田は

挨拶と称し、二人に酌をする…



将来を有望視される者が抜擢される

一課長の運転担当・山田春彦(岡田将生)が

香坂の居場所を教えたのだった。



優秀な部下の香坂を評価しているが

捜査理論の違いから腹の底では

いがみ合っている前一課長と現一課長。

狸の化かし合いのような表情が怖い…



上司だった父親が、小野田を引き上げ

今度はその息子が部下として支えている。



「気をつけろ、香坂。

敵は味方のふりをするからな。」

三笠の忠告の意味を

後に痛感することになろうとは…



「人のことをよーく観てると

匂いまで見えてくるようになるんだ。

勘というやつだ。

だからお父さんは

悪い奴を沢山捕まえられるんだよ。」

父の言葉が蘇える。



三笠を見送った直後、料亭の前で

渡部が追っていた男・中田隆一(加藤晴彦)を

見かけた香坂は、飲酒運転の疑いで取り調べるが

香坂の手を振り払った際に、隆一は持っていた

キーで自分の車に傷を付けてしまう。



翌朝、大手ニュースサイト・ゴーンバンクに

「宴会帰りの刑事、行き過ぎた捜査で車を破損」

という記事が掲載 (@_@。



監察官に呼び出され、日本酒を口にしたか

問いただされるが、黙秘を続ける香坂。

しかし、小野田が証言した為に

警察の名誉を傷つけたとして

芝署の刑事課課長代理へ降格。



優秀な部下を守ることも出来たのに

切り捨てた小野田。

それは嫉妬心からだろうか?




芝署管轄内で、経済界のトップに立つIT企業

ゴーンバンク社の社長・中田和正(桂文枝)の

誘拐事件が発生し、捜査本部が立てられる。



誘拐犯は、息子の中田隆一に身代金の

受け渡しを要求してくるが

本部は、隆一を犯人と疑っていた。



隆一を張り込んでいた渡部の証言から

香坂は、彼が犯人でないことを報告。

しかし「所轄は後方支援。

捜査は本部に任せておけばいい。」

と釘を刺され…(-_-;)



諦めず渡部と共に捜査を始め

犯人を突き止めるが

小野田の命令で張り付いていた

山田に出し抜かれてしまう (-_-メ)




犯人は、自殺で処理された

隆一の元恋人・風見京子の父親。



身代金とは別に

新システムの完成に基づいた

新規事業発表イベントの中止を

求めていた。



京子のUSBには、その新システムと

同じデータが保存されていた為

娘が恋人に利用され

データを盗まれたと考えたから。


その為に風見の会社は負債を抱え

倒産までしていたのだ。




小野田から呼び出され

ただの身代金目当ての誘拐事件で

終わらせるから

これ以上の介入は許さないと言われ



不正を隠ぺいするのかと

食い下がるが



「今回の件でお前を

手放したことを後悔している。



一課に呼び戻す為に

名前さえ書けば合格させるから

明日の管理職昇任試験を受けなさい。」

… (-。-;




そして、風見に自首をさせたいから

交渉役をさせて欲しいと申し出る渡部に

「ここから先は本部に任せましょう。」

と態度を一変させる香坂 (-_-;)



「やっぱりあんたは

向こうの人間だったってことか。


だったら、我々警察官は

何を守っているって言うんだ!?」



渡部だけでなく、私もガッカリ…





翌朝、試験会場に向かうが

場所が特定されたから

自分も現場へ向かうと

渡部から連絡が入る。



「認めるわけにはいかない。

待機と指示したはずだ。」

と一度は電話を切るが…



芝署に向かい、渡部を止める。

現場は捜査員が取り囲んでいて

行っても無駄だから

SNSで説得するように依頼 (^^)v


そして、本部へ向かう香坂。



犯人を説得するのが

ベストな方法だから

突入はしないで欲しいと

土下座までして小野田に頼むが…



風見から「わかった、自首する」と

電話を受けた途端に突入 (゚o゚;;

そして風見は毒を飲み、意識不明に。




結局昇任試験に行っていたとしても

合格しなかったことを悟る香坂。



「あなたに従うことで

組織で生きることが出来たとしても

警察官としての自分は

死ぬことになります。

それは絶対に出来ません。



所轄刑事として

捜査一課のあなたと闘ってみせる!」


宣戦布告する香坂。



「今回の誘拐事件には、まだ裏がある。」


捜査は理論だと馬鹿にしていたが

刑事としての勘を頼りに

足で捜査をする渡部を見て

父親の姿を思い出したのだろう。




銀行から警察に舞台を移して

己の正義を守る為に闘う

男たちの熱いドラマが始まる…


小さな巨人 日曜21時 TBS



2017年4月20日木曜日

「ボク、運命の人です。」第1話の感想:壁越しの運命。見知らぬ二人、奇跡の 恋開幕

山Pと亀梨の久々の共演が嬉しい♪


女運の悪い会社員・正木誠(亀梨和也)。

ある日、彼の前に「神」と名乗る

謎の男(山下智久)が現れ

「本当の運命の人」と結ばれないと

地球が滅亡すると告げる…



「世界一難しい恋」「プロポーズ大作戦」の

脚本家・金子茂樹が贈るラブ・コメディ。




誠が付き合う女性たちは

何故か大きな難があり

付き合って半年で30キロ太ったり

会う度に財布からお金を抜き取ったり。



最後は二人とも音信不通になり

結局フラれてしまったという過去が…

更に現在つき合っている女性は

詐欺・恐喝で逮捕されてしまう (>_<)



ある日、帰宅すると部屋に見知らぬ男が…

『神』と名乗る男は、女運が悪いのは

出会うべき運命の人がちゃんといるからだと言う。



運命の人とは、湖月晴子(木村文乃)。

年内には結婚して、来年には子どもを産まないと

地球が大変なことになるそうだ。



その子どもは、30年後に地球に接近する隕石の

軌道をずらし、地球を救う救世主になるとか (゚o゚;;




しかも晴子は、壁を挟んだ隣の会社に

居るという。

二人が出会う為に、誠は転属されてきたと。



翌日、隣の会社に営業をかけに行くと

『神』の言う通り、そこには晴子の姿が!

帰宅すると又『神』が居て

二人の出会いは5歳の夏だと教えられる。

その後も何度もすれ違っている二人…



とうとう晴子に

「あなたは僕の運命の人らしいんです。」

と告げ、そして『神』から聞いた話を始める。

あーあ (-。-;



超現実的な晴子は取り合わず

警備員を呼ぶ始末。

当前だよね…



その後も偶然出会ってしまう二人。

受験の時に借りた鉛筆を返し、

5歳の時の写真を見せ、

今までの恋愛が上手くいかなかったのは

運命の相手ではなかったからだと話すが…



「気持ち悪いです。

二度と話しかけてこないで下さい。」

と又しても激しく拒否されてしまう。




実は晴子も同じように上手くいかず

「運命の人と出会って結婚できますように」

と密かに願っていたのだった。




又してもコンサート会場で

偶然会ってしまい

高校時代のことを思い出す誠。



野球部最後の試合で負けてしまった時

「よく頑張った、お疲れ様!」と

声をかけてくれたことを。



次回はライバル登場。

晴子の同級生で、誠が負けた相手。

定岡(満島真之介)との再会に

晴子の心は動く…?




あり得ないストーリーだけど

実は気づかないだけで

こんなこと、あるのかも? (^◇^;)



やはり土曜の日テレは

軽い気持ちで観れて、笑えるドラマがいい♪


ボク、運命の人です。 土曜22時 日本テレビ


「リバース」第1話の感想:親友の死に隠された秘密…復讐は10年後に始まった

あの感動が再び!良質なサスペンス♪


読むと嫌な気分になる“イヤミスの女王”

湊かなえ原作。

若者の友情や葛藤を描いた

ヒューマンミステリー。



「Nのために」「砂の塔」の制作スタッフが

原作の結末後の世界も

オリジナルストーリーで描いてくれる

というから楽しみ♪




有名大学を卒業しながらも

事務機器メーカーで働く

冴えない主人公・深瀬和久(藤原竜也)。

彼の特技は美味しい珈琲を淹れること。




ある日、行きつけの珈琲店で

越智美穂子(戸田恵梨香)と出会い

店のママ・恭子(YOU)の計らいで

どんどん距離を縮めていくのだった…




そんな時、和久が帰宅すると

ドアには「人殺し」という張り紙が!

そして去って行く不審な人影。

10年前の事件が蘇える…



「俺にはうやむやにして

葬り去った罪が

たった一つだけど、ある。


新しい人生を始めようとしても

何度もそこへ引き戻される

決定的な一日が…」



それは10年前、ゼミ仲間で行った

スノボ旅行中に起きた

親友・広沢由樹(小池徹平)の事故死。



和久は、他のメンバーにも尋ねてみようと

欠席するつもりだった恩師の退官祝賀会へ向かう。



メンバーとは、事務用品を注文してくれ、

今も付き合いのある

高校教師の浅見康介(玉森裕太)。



県議会議員秘書の村井隆明(三浦貴大)、

村井の妹・明日香(門脇麦)の夫で

大手商社マンの谷原康生(市原隼人)。

二人とは8年ぶりの再会だった。



会場には広沢の母・昌子(片平なぎさ)も

訪れていた。

懐かしそうに声をかけて来た昌子に

気まずさを覚える村井達…



そして10年前の事件のことを

再び嗅ぎ回り、村井達に付き纏う

ジャーナリストの小笠原(武田鉄矢)。



彼らは覚えていないようだが

10年前の事件の捜査を担当した刑事で、

まずは村井の身辺を探り始める…



誰が昔のことを話したか

気にする村井は、谷原に

「あの件で俺にも

話してないことがあるんじゃないか?」

と問う…3人とも限りなく怪しい。




次に小笠原は、事件の後

見ていて気の毒になるくらい

心の底から自分を責めていた和久に近づき


口止めされていることを

思い出して話して欲しいと言うが

逃げられてしまう (-_-;)




同じ頃、正式に付き合うことになった

美穂子の元へ「深瀬和久は人殺し」

という差出人不明の手紙が届く。




事件について話し出す和久…

「大学4年の時に広沢っていう友達が

行方不明になった。

広沢は俺たちのせいで死んだんだ。」



和久と広沢は親友で

他の3人は和久の名前も把握していない

ゼミ仲間。



そんな彼らから、卒業旅行で

スノボに行こうと誘われる。

まだ内定をもらっていない二人だったが

広沢は乗り気で、渋々付き合うことにする和久…



当日、事故を起こした村井は

後から合流することになり、

村井の親の車を借りて、

浅見と広沢が交代で運転。



ランチも一人だけ別の店に入る

自由な広沢。



広沢が村井の妹の明日香と

よく一緒にいると聞いて

彼女のことを好きな谷原は面白くない。



そして、彼らが泊まった村井の別荘近辺では

窃盗事件が頻発していた…



「広沢由樹、彼は俺にとって

たった一人の親友だった。

あの時、引き止めていれば

彼は命を落とさずに済んだ。」




10年前の記憶を辿る和久…

だが、自分の記憶が正しいかどうか

自信がない。



何故、広沢は死んだのか?

告発文を送ってきたのは誰か?



どんな秘密が隠されているのか

とにかく続きが気になる (≧∇≦)


リバース 金曜22時 TBS


2017年4月18日火曜日

「母になる」第1話の感想:わが子が誘拐…涙の再会で始まる親子の愛しい絆

今後の展開が興味深いドラマ!


3歳の時に誘拐された息子・広と

9年ぶりに再会する結衣(沢尻エリカ)。

でも息子には9年間母と慕った女性、

麻子(小池栄子)がいた…



空白の9年を埋められるのか?

一度壊れた家族をもう一度

取り戻せるのか?


「家族になる」「母になる」とは

どんなことなのかを問う

水橋文美江が贈るヒューマンストーリー。




通勤バスの中で出会った書店員の結衣と

大学講師の柏崎陽一(藤木直人)。

話しかけるのに半年

名前を知るのに更に半年

ゆっくりと距離を縮めていく…



そして子どもが出来たことで

結婚を決める二人♪

陽一の母・里恵(風吹ジュン)も

結衣を温かく迎え入れてくれる。



同じ頃、陽一の上司の西原教授(浅野和之)も

ヘアメイクの莉沙子(板谷由夏)と

出来ちゃった結婚 (^◇^;)



結婚式直前の莉沙子の

言葉が印象的だった。


「この子が出来てから

私の世界はどんどん狭くなっていく…

楽しそうに笑っているみんなとは

違う場所に来たな~って。

もう戻れないのかな。」


「私が莉沙子さんと同じ場所に居ますよ。」


ママ友として友情を育んでいく

結衣と莉沙子。

お互いに心強い存在だったと思う。




幼稚園のお迎えで

一瞬目を離した隙に行方不明になった広。

犯人は陽一のゼミの生徒。



就活が上手くいかず

「自分を理解してくれるのは先生だけだから

先生の研究室へ置いてもらえないか」

と頼みに来るが


急いでいた陽一は「今度ゆっくり」と

その場を切り上げてしまったのだ (-_-;)



そして広の居場所を伝えないまま

飛び降り自殺をしてしまう。

その後、川で広の服や靴が見つかるが…



教え子が犯人だったことで

マスコミに追われる陽一。

「先生の指導法に問題があったのでは?」

とか、酷過ぎる (-_-メ)



結衣は結衣で

北海道で開かれる同窓会に

広を預けて参加した時に



「楽しい」と感じたことや

「子どもの居ない人生もいいかも」

「生むのが早過ぎたかも」って

思ったことで自分を責めていた。



自分が一瞬でもそんな風に考えたから

罰があたったんだと思う気持ち

よくわかる…(;;)



泣きながら訴える結衣を

後ろから抱きしめる

陽一が優しい。



そして孫を失くしたことで

壊れていく里恵…(-。-;





ある日、一人暮らしをしている

地味な女性(小池栄子)が

アパートの隣の部屋で

一人きりで泣いている子どもを

見つける…



その後、港町で別人のように

生き生きした女性を

「ママ」と呼ぶ広。



そして9年後。

ラーメン店で働く結衣。

汚いアパートで

何故か独り暮らしをしている。



陽一は以前のマンションで

実家が営む柏崎オートの従業員

琴音(高橋メアリージュン)と

暮らしていた。



そして児童養護施設では

広と思われる少年が発見され

児童福祉司の木野(中島裕翔)から

連絡を受けた結衣は13歳になった

広(道枝駿佑)と再会する。




お互いに相手のことが

わからないようだが

広の言葉で確信したのだろうか

抱き合う二人…




でも、何故、養護施設に居たのか?

広を育てていたと思われる

女性は何処へ行ったのか?

陽一と何故一緒に居ないのか?



2話で空白の9年間に

何があったのかわかるだろう。



ただ3歳の時の記憶なんて

殆どないに等しいので

思春期真っただ中の男子が

知らない「おばさん」と

親子になっていけるのだろうか…


とても興味深いドラマになりそう。


母になる 水曜22時 日本テレビ


2017年4月15日土曜日

「CRISIS」「人は見た目が100%」第1話の感想

CRISIS、アクション好きにはたまりません!


リアルタイムで観ることが

殆ど無理な環境にあるので

録画視聴しました。



まず「CRISIS」

のっけから派手なアクションシーンで

「SP」ファンにはたまらない!



警察庁警備局長・鍛冶(長塚京三)が

政治的事件を特命で捜査する為に

作った秘密部隊・公安機動捜査隊特捜班の

活躍を描くアクションドラマ。



元自衛隊員の稲見(小栗旬)と

元公安の田丸(西島秀俊)は

運動神経抜群で、とにかく強い。



班長の吉永(田中哲司)は取り調べのプロ。

元機動隊爆発物処理班だった

樫井(野間口徹)は爆発物に強く

紅一点の玲(新木優子)は

サイバー情報分析のスペシャリスト。




警視庁公安総務課長・青沼(飯田基佑)は

彼らの規格外れのやり方を心配するが


「今はもう、政治とテロの真っただ中にいる。

今までの公安の常識では計れない

規格外の事件が頻発するだろう。


その対応にあたっている連中が

規格から外れてなくて、どうする?」と鍛冶。



特捜班の面々はいずれも

何か傷を抱えているようで

彼らに何があったのだろうか…




「ウソをつき、私腹を肥やす

政治家や官僚に、我々は闘いを挑む。」

という『平成維新軍』を名乗るテロリスト集団の

今回のターゲットは、外務大臣の息子。



親の権力に守られて、数々の酷い犯罪を犯しながら

罪を免れてきたバカ息子。



「SP」の時にも感じたのだが

こんな奴でも守らなければいけないって

やり切れないだろうな…



彼らの見事な連携プレーで

バカ息子は無事に救われたが

全く反省していないところが憎たらしい (-_-メ)



このどうしようもないバカ息子を救う為に

命を落としたとしたら

その方が社会的な損失は大きいだろうに…





この第1話は、毎年4月にカンヌで開催される

世界最大級の国際映像コンテンツ見本市で上映され

「完成度が高く、アクションがかっこいい」

「今まで観た日本のドラマの中でも

クオリティーが一番高い」

など、海外から好評価を得ている。



TVerで無料で観られるので

見逃した方は是非!




そして残念ながら

「人は見た目が100%」は

とにかく退屈のひと言に尽きてしまう…



私は原作を読んでないが

原作通りに進めて欲しかったという

書き込みを多々目にしました。



まず桐谷美玲はメガネをかけてるだけで

断然可愛いし♪

水川あさみだって、地味なだけで

変わりなく綺麗。



ブルゾンちえみのクレオパトラのようなメイクが

浮いているといえば浮いていて…

とにかくリアリティが無さ過ぎ。



町田啓太と成瀬凌が出演するのが

楽しみだったけど

予告編で見た成瀬凌の髭が…(-。-;

こちらはとりあえず2話を観て決めます。


CRISIS 火曜21時 フジテレビ
人は見た目が100% 木曜22時 フジテレビ

何かこのチーム、可愛い♪


2017年4月11日火曜日

春ドラマ・ジャンル別、私のお勧め&もう一度観たい冬ドラマ

お勧めは「小さな巨人」と「リバース」



冬ドラマも終わり、いよいよ春ドラマがスタート。

「嘘の戦争」「カルテット」「精霊の守り人・シーズン2」は

かなり質の高い作品だったと思います。

是非もう一度観たいので、再放送を希望します♪


「精霊の守り人」はラストシーズンが11月に

放送されるので、今から楽しみ(*^_^*)



「大貧乏」「就活家族」「スーパーサラリーマン左江内氏」

「下剋上受験」も中々でした (^^♪




春と秋は力を入れていると聞いていますが

噂通り豪華なラインアップですね~

今回はジャンル別に紹介します。




■警察エンターテインメント

「CRisiS 公安機動捜査隊特捜班」 
4/11~火曜21時、フジテレビ


「SP」シリーズで有名な直木賞作家

金城一紀が手掛ける本格派アクションドラマ。


各分野のスペシャリスト5人で

構成された秘密部隊が

テロリストや国家を揺るがす

規格外の事件に立ち向かっていく

1話完結ストーリー。

西島秀俊と小栗旬の初共演が話題です。


「SP」のアクションシーンは

かなり高レベルで素晴らしかったので、楽しみ!




「小さな巨人」
4/16~日曜21時、TBS


警視庁本庁VS所轄という

男たちの戦いを描いたエンターテインメント。


警視庁捜査一課で課長を目指していた

エリート刑事・香坂(長谷川博己)は

ひとつのミスで上司の裏切りに遭い

所轄へ左遷されてしまう…


そこで目にしたのは、小さな事件でも

己の正義を信じ事件に挑む同僚たちの姿。

刑事としての使命、本当の正義に悩みつつ

自分の正義を信じ、悪と対峙していく…


「誰が味方で、誰が悪なのか?」


脚本は「半沢直樹」「下町ロケット」の八津弘幸と

「無痛」「TAKE5」の丑尾健太郎。


捜査一課長に香川照之、香坂と同じく一課長を目指す

エリート刑事に岡田将生、所轄の叩き上げ刑事に安田顕、

ヒロイン役を芳根京子が演じます。





■ミステリー

「リバース」
4/14~金曜22時、TBS


読むと嫌な気分になる“イヤミスの女王”

湊かなえ原作、若者の友情や葛藤を描いた

ヒューマンミステリー。


「心の奥底に封印した10年前の過去がリバースする」


主人公・深瀬和久(藤原竜也)の恋人の元へ届いた

差出人不明の「深瀬和久は人殺し」という告発文。

10年前の卒業旅行で事故死した親友の事件が蘇える…


共演は、戸田恵梨香、市原隼人、小池徹平、玉森裕太…

亡くなった親友の母に片平なぎさ、

事件を追うジャーナリストに武田鉄矢など。


事故に隠された罪と真相、告発犯の正体とは?

「Nのために」「砂の塔」の制作スタッフが

原作の結末後の世界も

オリジナルストーリーで描いてくれます♪




「貴族探偵」
4/17~月曜21時、フジテレビ


“主人公が推理をせずに謎を解く”

前代未聞のミステリードラマ。


原作は麻耶雄嵩、脚本は「僕のヤバイ妻」

「ようこそ、わが家へ」の黒岩勉。


相葉雅紀演じる主人公は

年齢、家族、学歴、住所、本名、すべて不明。

自分のことを貴族と名乗り、探偵を趣味にしている青年。

しかし、捜査や推理をするのは彼の召使たち…


召使役は、中山美穂、松重豊、滝藤賢一。

事件現場で度々鉢合わせする新米探偵に武井咲。

彼女の師匠である女探偵に井川遥。刑事役で生瀬勝久。

そして謎の人物として仲間由紀恵と豪華キャスト♪


見たことないほど個性的でインパクトのある登場人物と

事件のトリック、謎解きは常人の想像を超える

本格ミステリーと謳っているので、期待大です!




「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」
4/23~日曜21時、フジテレビ


「三度の飯より骨が好き」と言う美人標本士・櫻子が

法医学・自然人類学の豊富な知識

類まれなる観察眼と洞察力、人並み外れた想像力で

難事件を次々と解決へ導く痛快ミステリー。


原作は電子書籍大賞・ミステリー部門で

優秀賞を受賞した太田紫織の同名Web小説。


櫻子に観月ありさ。

バディ役に藤ヶ谷太輔、刑事役に高嶋政宏

植物オタクの学芸員を上川隆也が演じます。





■ラブストーリー

「人は見た目が100パーセント」
4/13~木曜22時、フジテレビ


原作は現代女性のリアルな心情を描いてきた

大久保ヒロミの同名コミック。


女子力ゼロの理系・研究員の主人公が

会社の合併をきっかけに

「女子」ではなく「女子モドキ」

かもしれないことに気づき


同僚と共に流行のメイク・ファッション・美容など

美の特別研究を始め、奮闘する姿を描く

ラブ・コメディー。


主人公に桐谷美鈴。

同僚役は水川あさみとブルゾンちえみ。

恋のお相手?を

町田啓太と成田凌が演じます♪




「ボク、運命の人です。」
4/15~土曜22時、日本テレビ


女運がなく、何故か付き合う女性たちには

大きな難があり、結局別れを告げられるような

恋愛をしてきた男(亀梨和也)。


ある日、彼の前に「神」と名乗る

謎の男(山下智久)が現れ

「本当の運命の人」だと

ある女性(木村文乃)の写真を見せる…


何故かその言葉を信じ、運命の女性に

フラれてもフラれても、アタックを続ける

アホ?な男のラブ・コメディ。


「世界一難しい恋」「プロポーズ大作戦」の

脚本家・金子茂樹の作品だから

面白いに違いない♪




「あなたのことはそれほど」
4/18~火曜22時、TBS


“二番目に好きな人”と結婚した女性が

ずっと思い続けていた初恋の相手と偶然再会し

封印していた恋が目覚めてしまう…


原作は、いくえみ綾の同名コミック。


偶然の再会に心を揺さぶられる主人公に波留。

不倫を知っても妻を責めず、愛す夫に

東出昌大。

その優しさの中に常軌を逸した狂気的な

愛が潜むというから怖い…


そして、軽い遊びのつもりが

抜けられらなくなる初恋相手に鈴木伸之。

浮気をしている夫を手のひらで転がす

妻に仲里依紗。


大人のいびつな四角関係を描く

ラブストーリー。


「忘れられない人」がいる

すべての大人たちへ問いかける…って

話題になりそうな予感がします。




「フランケンシュタインの恋」
4/23~22時半、日本テレビ


120年前、ある事件をきっかけに

生みだされた不老不死の怪物に綾野剛。


森の奥で、ラジオから流れる「人間の世界」に

憧れ、息を潜めて暮らしてきた怪物。


孤独に生きていた彼が

ある日人間の女性と出会い、恋に堕ちてしまう

歳の差100歳のラブストーリー。


ピュアな心の持ち主で

人間に触れることができない

ある秘密を体に持っているというから

切なさも倍増されそう…


ヒロイン役に二階堂ふみ、

怪物と生活を始める大学院生に柳楽優弥。


脚本を「精霊の守り人」の大森寿美男が

担当するので、楽しみです。





■ヒューマンドラマ

「母になる」
4/12~水曜22時、日本テレビ 


3歳の時に誘拐された息子・広と

9年ぶりに再会した結衣(沢尻エリカ)。


誘拐犯に放置された息子を

母として育ててきた麻子(小池栄子)。


結衣のママ友で

良い母になれないと悩む莉沙子(板谷由夏)。


そんな3人の女性が「母になる」までを描く

「ホタルノヒカリ」シリーズでお馴染みの

水橋文美江オリジナルストーリー。


誘拐事件をきっかけに離婚した

結衣の元・夫に藤木直人。

広の担当福祉士を中島裕翔が演じます。



2017年4月5日水曜日

「お母さん、娘をやめてもいいですか?」の感想

斉藤由貴の異常な母親役がとにかく怖かった!


仲良し親娘の早瀬顕子(斉藤由貴)と美月(波留)。

男性との付き合いに奥手な美月は

ママと一緒にいるのが一番楽で

楽しいと感じていた。



家を建てることになり

担当の松島(柳楽優弥)と出会ったことで

恋人関係になっていく…



友達親娘から自立していく

娘の姿を描いた

井上由美子脚本の「モンスターホームドラマ」



離れていく娘に動揺し

モンスター化していく斉藤由貴の怪演が

背筋をゾッとさせる…



デートの後を尾けたり

勝手に二人が暮らす部屋の合鍵を作り

留守に家事をする顕子。



いくら嫌だということを説明しても

通じない。

「私が悪いの?」って

いい悪いの問題じゃないのに…



見ていて「何でわからないの?」

とイライラした (-_-メ)



顕子は自分の母親とうまくいかず

妥協して結婚した浩司(寺脇康文)には

全く関心がないようで

夫婦仲は冷え切っていた。



「あなたの娘をやめてもいいですか?」

とうとう言い出す美月に


「だったら殺して。

みっちゃんの手で。


みっちゃんに要らないって

言われるくらいなら

死んだ方がいい。」



完全に狂ってる (-_-;)

しかも自殺しようとするなんて!

諦めて顕子の元へ戻る美月…



娘の気持ちなんてまるで無視。

何もなかったかのように、今まで通り

何でも一緒に行動しようとする母。


本当に怖い…



「お母さんの傍に居る限り

君は自分の気持ちを

後回しにするんだよ。」



松島が本当の自分の気持ちに

気づかせてくれて

本気で顕子にぶつかっていく美月。



「私は臆病でずるくて

ママに嫌われたくないから

ママの顔色ばっかり気にして。


ママの気に入ることだけして。

上手くいかないことがあったら

ママのせいにして自分をごまかして。


自分の好きな物もわからなくて

平気で嫌いなスムージー飲んで

ワンピースを着て

にこにこ教壇に立って。


でもそれでいいんだって。

私ってこんなもんだからって…」



「もうやめて!」

思わず手をあげる顕子。

取っ組み合いの喧嘩になるが…



「ママね、そんなにスムージー

好きじゃないの…」



ようやく自分の過ちに

気付いたのだろうか?

最後は、夫に付いて

海外で暮らすことを決める顕子。



「結婚なんて侘しいもの。

所詮、他人だから。

何でも言えて、わかり合えるのは

親子しかない。」


そういう親子ばかりとは限らない。


親子という続柄の上に胡坐をかいて

他人にならしている努力を怠っていないか?



「そんなはずはない。

みっちゃんのことは

ママが全部わかっているから。」


何をもって『わかっている』のか?

顕子が美月の言葉にきちんと

耳を傾けたシーンは一度もなかった。



まあ、母親って多かれ少なかれどこかで

そんな風に思っているところ

あるんじゃないかな?とは思うけど…



ただ顕子の場合、娘を自分と

同一視していることが異常。

ストーカーのような

付き纏いも怖かった。



自分の娘が逃げるのを

執拗に追いかけたり…

とにかく面倒臭い顕子。



今度は夫に対して

ストーカーにならないか

ちょっと心配になった…

お母さん、娘をやめてもいいですか? NHK


申し訳ないけど、ホント勘弁して欲しい…


イイ味出してました♪


顕子が作る人形が部屋にたくさん…恐い (T_T)