警視庁本庁vs所轄という
男たちの戦いを描いたエンターテインメント。
警視庁捜査一課で課長を目指す
エリート刑事・香坂(長谷川博己)は
たったひとつのミスで上司の裏切りに遭い
所轄へ左遷されてしまう…
「誰が味方で、誰が悪なのか?」
脚本は「半沢直樹」「流星ワゴン」「下町ロケット」の
八津弘幸と「無痛」「TAKE5」の丑尾健太郎。
東京にある102の所轄の頂点に立ち
殺人など凶悪犯罪を扱う捜査一課には
刑事の中でも精鋭達が集う。
その先頭に立ち、組織を率いるのが
トップ・オブ・トップ=捜査一課長。
警視庁4万人の現場警察官の頂点に立ち
捜査に関する全権力を掌握する最高指揮官である。
ノンキャリアの中では
警視庁史上、最年少で警部に昇進。
20件以上の警視総監賞を受賞した
捜査一課係長・香坂真一郎は
父の夢でもあった捜査一課長を目指している。
トップ・オブ・トップ=捜査一課長。
警視庁4万人の現場警察官の頂点に立ち
捜査に関する全権力を掌握する最高指揮官である。
ノンキャリアの中では
警視庁史上、最年少で警部に昇進。
20件以上の警視総監賞を受賞した
捜査一課係長・香坂真一郎は
父の夢でもあった捜査一課長を目指している。
殺人犯の逮捕の際に出会った
芝警察署の渡部刑事(安田顕)は
自殺で処理された事件を
上の指示を無視して勝手に追っていた。
「臭ったんだよ。」と言う渡部に
「そんな感覚的なことを
捜査に持ち込まないで下さい。
捜査は理論です。」と言い放つ香坂。
渡部の相棒の若手刑事・中村(竜星涼)以外
「明日やれることは明日やる。
それが公務員というものだ。」と
定時に帰るやる気のない連中ばかり。
そんな芝警察署・署長で前捜査一課長の
三笠(春風亭昇太)は彼に目をかけ
捜査一課に引き上げてくれた恩人。
警務畑(管理部門)出身の三笠は
現場畑から異例の一課長に昇進した
小野田(香川照之)を
高卒上がりの叩き上げとバカにしていた。
料亭で三笠と会食中のところへ
突然入って来た小野田は
挨拶と称し、二人に酌をする…
将来を有望視される者が抜擢される
一課長の運転担当・山田春彦(岡田将生)が
香坂の居場所を教えたのだった。
優秀な部下の香坂を評価しているが
捜査理論の違いから腹の底では
いがみ合っている前一課長と現一課長。
狸の化かし合いのような表情が怖い…
上司だった父親が、小野田を引き上げ
今度はその息子が部下として支えている。
「気をつけろ、香坂。
敵は味方のふりをするからな。」
三笠の忠告の意味を
後に痛感することになろうとは…
「人のことをよーく観てると
匂いまで見えてくるようになるんだ。
勘というやつだ。
だからお父さんは
悪い奴を沢山捕まえられるんだよ。」
父の言葉が蘇える。
三笠を見送った直後、料亭の前で
渡部が追っていた男・中田隆一(加藤晴彦)を
見かけた香坂は、飲酒運転の疑いで取り調べるが
香坂の手を振り払った際に、隆一は持っていた
キーで自分の車に傷を付けてしまう。
翌朝、大手ニュースサイト・ゴーンバンクに
「宴会帰りの刑事、行き過ぎた捜査で車を破損」
という記事が掲載 (@_@。
監察官に呼び出され、日本酒を口にしたか
問いただされるが、黙秘を続ける香坂。
しかし、小野田が証言した為に
警察の名誉を傷つけたとして
芝署の刑事課課長代理へ降格。
優秀な部下を守ることも出来たのに
切り捨てた小野田。
それは嫉妬心からだろうか?
芝署管轄内で、経済界のトップに立つIT企業
ゴーンバンク社の社長・中田和正(桂文枝)の
誘拐事件が発生し、捜査本部が立てられる。
誘拐犯は、息子の中田隆一に身代金の
受け渡しを要求してくるが
本部は、隆一を犯人と疑っていた。
隆一を張り込んでいた渡部の証言から
香坂は、彼が犯人でないことを報告。
しかし「所轄は後方支援。
捜査は本部に任せておけばいい。」
と釘を刺され…(-_-;)
諦めず渡部と共に捜査を始め
犯人を突き止めるが
小野田の命令で張り付いていた
山田に出し抜かれてしまう (-_-メ)
犯人は、自殺で処理された
隆一の元恋人・風見京子の父親。
身代金とは別に
新システムの完成に基づいた
新規事業発表イベントの中止を
求めていた。
京子のUSBには、その新システムと
同じデータが保存されていた為
娘が恋人に利用され
データを盗まれたと考えたから。
その為に風見の会社は負債を抱え
倒産までしていたのだ。
小野田から呼び出され
ただの身代金目当ての誘拐事件で
終わらせるから
これ以上の介入は許さないと言われ
不正を隠ぺいするのかと
食い下がるが
「今回の件でお前を
手放したことを後悔している。
…
一課に呼び戻す為に
名前さえ書けば合格させるから
明日の管理職昇任試験を受けなさい。」
… (-。-;
そして、風見に自首をさせたいから
交渉役をさせて欲しいと申し出る渡部に
「ここから先は本部に任せましょう。」
と態度を一変させる香坂 (-_-;)
「やっぱりあんたは
向こうの人間だったってことか。
だったら、我々警察官は
何を守っているって言うんだ!?」
渡部だけでなく、私もガッカリ…
翌朝、試験会場に向かうが
場所が特定されたから
自分も現場へ向かうと
渡部から連絡が入る。
「認めるわけにはいかない。
待機と指示したはずだ。」
と一度は電話を切るが…
芝署に向かい、渡部を止める。
現場は捜査員が取り囲んでいて
行っても無駄だから
SNSで説得するように依頼 (^^)v
そして、本部へ向かう香坂。
犯人を説得するのが
ベストな方法だから
突入はしないで欲しいと
土下座までして小野田に頼むが…
風見から「わかった、自首する」と
電話を受けた途端に突入 (゚o゚;;
そして風見は毒を飲み、意識不明に。
結局昇任試験に行っていたとしても
合格しなかったことを悟る香坂。
「あなたに従うことで
組織で生きることが出来たとしても
警察官としての自分は
死ぬことになります。
それは絶対に出来ません。
…
所轄刑事として
捜査一課のあなたと闘ってみせる!」
宣戦布告する香坂。
「今回の誘拐事件には、まだ裏がある。」
捜査は理論だと馬鹿にしていたが
刑事としての勘を頼りに
足で捜査をする渡部を見て
父親の姿を思い出したのだろう。
銀行から警察に舞台を移して
己の正義を守る為に闘う
男たちの熱いドラマが始まる…
小さな巨人 日曜21時 TBS
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