2017年5月12日金曜日

「リバース」第4話の感想:犯人は女?ホーム転落…次の犠牲は誰だ

10年前についた保身の為の嘘に苦しめられる4人…



冴えない会社員・深瀬和久(藤原竜也)は

大学4年の時にゼミ仲間で行った卒業旅行で

たった一人の親友

広沢由樹(小池徹平)を事故で失った。



そして10年後、なぜか彼の恋人

越智美穂子(戸田恵梨香)の元へ

「深瀬和久は人殺し」という怪文書が届く。

親友の死は事故ではなかったのか?



イヤミスの女王と呼ばれる湊かなえの原作を

「Nのために」のスタッフが手掛ける

ヒューマンサスペンス。




大学時代、バイトで受験を控えた

中学生の家庭教師をしていた浅見(玉森裕太)。


勉強が出来ない子どもの

劣等感がわからないとクレームがつき

後任にについたのは広沢だった。


親にも気に入られ、志望校に合格。

「何故俺はわかってないと言われ

広沢はわかっていると言われるのか?」


冒頭の浅見のシーンに

彼の闇を見た気がした。




ホームから突き落とされた谷原(市原隼人)は

命に別状はないものの、頭部を強打した為、

意識が戻らない可能性もあり…



関係があるかはわからないが、

改札を走る帽子を被った女性の姿が

目撃されていた。



妻・明日香(門脇麦)は

犯人探しを強く望むが

県議会議員の父(村井國夫)は

事故で片付けようとしているようだ。



「お前達身内が事件を起こすと

俺が迷惑する。」といつも言っているらしい…

殺伐とした家庭だ (-。-;



打ち上げの後でお酒が入っていた為

警察は事故と事件の両方で調べている。



そして村井の妻・香織(趣里)は

夫の不倫相手の議員

沼淵ことは(篠原ゆき子)宅に押しかけ

揉み合いになった際に花瓶が割れて

怪我をさせてしまう…


刺したのかと思ってしまった ^_^;


浮気について問い詰めるが

何も話さない夫。

夫に関心があったのかと

ちょっと意外 (^_^;)




村井(三浦貴大)、浅見、深瀬は再び集合。

告発文のことも、広沢のことも、お酒のことも、

全部警察に話そうと言う深瀬。



酒のことはともかく、

告発文のことは話した方がいいと浅見。



自殺の可能性はないのかという問いに

それはないと村井。



試合に勝ってうかれて

明日香に送ってきた写真を見せる…

そこに広沢の母・晶子(片平なぎさ)の姿が (゚o゚;;





浅見から、知らない人が会いに来なかったか

聞かれた深瀬は

相良(堀部圭亮)のことを正直に話す。



今の会社に満足していないなら

彼の話に乗ればと言う浅見。


「上手く転職出来れば、

例の彼女も見直すかもしれないし。

こっちのことは気にするな。」


浅見、大きい。



相良から深瀬の会社への注文は1500万。

社長賞を出そうかと社内は盛り上がる。

やり方が汚すぎる (-_-メ)



先生方も、部員の将来の為にも

騒ぎ立てるのはやめようと言っているが

浅見一人が問題にしているというのだ。





深瀬は、谷原のお見舞いを買いに

美穂子のお店へ行く。

谷原がホームから転落したことを話すが

彼女の方は、また怪文書が届いたことは言わない。




病院を訪ね、明日香に色々と

質問をする小笠原(武田鉄矢)。


当時広沢のことを好きで、

仲良くなりたいと思っていたと

話す明日香。



広沢に彼女がいたか聞かれるが

わからない深瀬。

親友のことを

何も知らなかったと思い知る。



「見た目も悪くなく、性格も明るい。

だけど無理して人に合わせる位なら、

一人でも平気。

そんな広沢と話していると気が楽だった。」



そして、他の3人は秘密を隠し続ける

つもりでいると言い切る小笠原に

どうしたら本当のことを聞き出せるか

アドバイスを求める。



「人はそう簡単に長年隠し続けた秘密を

ベラベラ喋る訳がない。

今、この人だったら、

そう思わせることだ。」


なるほどー


次は一体、誰が狙われるのか。

家族や身内が巻き込まれる

危険性もあるから、

悠長なことは言ってられない。





そして、目撃者の一人として

指導会議に呼ばれた深瀬は

ビールだったと証言。



お酒が飲めないのに

断言出来るのか問われると


「誰にも断言は出来ません。

本当のことを知っているのは、

彼らだけです。」



「俺たちそんなバカじゃない。」

と言うキャプテン。



「本当にそれでいいの?


誤魔化すのはイヤだって

思っている人もいるんじゃないの?


嘘はつきたくない人だって…



今、見ないふりしても

消えてなくなることはないんです。


その時は誤魔化せたと思っても

後で必ず辛くなります。


上手くいかないことがあった時

全部、報いだと思ってしまうんです。


自分の人生が上手くいかないのは

あの時の罰だって

沢山のことを諦めてしまうんです。


そのことで周りの人を

傷つけることだってあるんです。


そういう思いはして欲しくないです。」



深瀬の言葉が響いた。

過去に吐いた嘘に苦しんでいる

後悔している者の叫び…


浅見もそれを

生徒達に伝えたかったんだと思う。



結局、校長の判断で

夏の大会出場は控えることになった。




「バカ正直だな。

紹介された転職先、気に入らなかった?」

浅見の問いに

「転職先くらい自分で探すよ。」


「俺はいい友達を持ったよ。」


「友達って、俺のこと?」



“学校来る度、世間話とかする”

そういうのを浅見は『友達』って

言うらしい…

広沢のことも友達と思っていたって。


うーん、微妙だ (^_^;)



しかし、浅見のことを応援する女生徒が

キャプテンの相良を殴り

浅見は暫く休むことになってしまう。



深瀬の方も、相良が発注をキャンセルして

会社は大騒ぎ…ホント嫌な奴!



深瀬を信頼した浅見は

広沢の事故現場で

村井を見たことを話す (゚o゚;;



二手に別れて広沢を探すことにした

浅見と谷原。

動揺した谷原からの電話で

彼の元へ向かう浅見。



吹雪の中、やっと辿り着くと

事故の跡が…

崖下では車が燃えている。


腰を抜かす谷原。

車が爆発した直後

逃げて行く人影…



警察で事情聴取を受けた後、

村井はひと言


「お前ら、とんでもないことしてくれたな。」


(なぜ、いつも上から目線?)


そして彼の着ていたジャケットは

現場から逃げて行った人影と同じもの。



タクシーがつかまるなら

何故自分達に迎えに来いと言ったのか?


そもそも何で村井は電車で来たのか?


旅行の前日、事故ったのも本当なのか?



「事情聴取も村井が一番長かった。」

旅行に行こうと言い出したのも村井だし

彼が何か仕組んで

だから広沢が亡くなったのではと

疑問をぶつける浅見。



村井は浅見と谷原を疑っていたし

本当に彼らは友達? (^_^;)



「その場にいた人間にしか

わからないことがある。

俺は情けないほど何も知らない。」


……

連絡係だったから、仕方ないよ。

更に現場に駆け付けようとして

気を失ったんだから

うん、ホント仕方ない。



告発文を送ったのは?

谷原を突き落としたのは、誰?



最初、美穂子が広沢の恋人で

復讐したのかと思ったけど

彼女も初回ですぐ襲われたし…



明日香も本気で心配しているから

やはり違う。



昌子も違うと思うし…



やはり、美穂子?

それとも3人の内の誰か?



後悔の念から新たに出来た

深瀬の別の人格とか? (^◇^;)



ピースを一つづ手に入れて

推理していくのが楽しい。



現在と過去を行き来するところ

「Nのために」とそっくり。

真相にビックリさせられた。



推理するには

作者の傾向も考えないとね♪



次は、村井と広沢の接点がわかる。



展開のテンポも

俳優さん達の演技もいい。

次が待ち遠しいドラマの一つです (^^♪


リバース 金曜22時 TBS



2017年5月10日水曜日

「母になる」第4話の感想:弁当捨てるわが子の心見えない…育ての母の再出発

再び離れ離れになる親子…切な過ぎる



3歳の時に誘拐された息子・広と

9年ぶりに再会する柏崎結衣(沢尻エリカ)。

でも息子には9年間母と慕った女性、

門倉麻子(小池栄子)がいた…



「家族になる」「母になる」とは

どんなことなのかを問う

水橋文美江が贈るヒューマンストーリー。




麻子に「もう会わない」と言われた

広(道枝駿佑)はショックを受け

結衣によそよそしい態度を取るようになる。



保護者会や母親達のランチ会のお知らせなど

学校からのプリントは渡さないし

お弁当も食べずに捨てていた。




担任からランチ会のことを聞いた結衣は

広の部屋に入って机の中やカバンを

勝手に調べ始める…


これは嫌われるぞ!とハラハラした (-。-;


カバンの中には、麻子からの手紙と

写真立てに入った二人の写真があった。



そこへ広が帰宅。

本来なら怒るはずだが

冷たく「着替えるんで。」とひと言。



ランチ会の返事を出すように言われ

勝手に探して、ごめんなさい。

と謝るが返事は無い (-_-;)



部屋を後にすると、何かが割れる音が…

驚いて戻ると、写真立てが割られていた (゚o゚;;

「施設に戻りたい。」と又ひと言…

言葉が出てこない結衣。



そんなことがあった後でも

里江(風吹ジュン)や陽一(藤木直人)とは

本当に楽しそうに接する広。



辛いだろうな…。

麻子が自分と会わないのは

結衣のせいだと思っているのか?


急に現れた二人目の母親に

どう接していいかわからないのか?


男親である陽一に相談すればいいのに

一人で抱え込んでしまう。




そんな時に、西原教授(浅野和之)と

莉沙子(板谷由夏)から

夫婦喧嘩の仲裁に呼び出される二人。



原因は、ヘアメイクの仕事で

2週間も海外へ行くから。

実はママ友とのランチ会に行きたくなくて

日にちを延ばしたのだ (^_^;)



ママ友との付き合いや

保護者会が苦手で逃げる莉沙子。



「子どもが出来て、自分の人生は

自分だけのものじゃなくなったってことに

一体いつになったら気づくんだ!?」


「人には向き、不向きってものがあるの。

私には向いてないの!」



確かにある。

でもそれでいいと思う。


きちんと子育てしてるわけだし

何もかも捧げる必要はないし

逆に子どもだって迷惑かもしれない。


自分の人生を楽しんでる姿を見せるって

大事なんじゃないかな。



「子ども産んで、産みっぱなしか!

この母親失格め!」



酷い、言い過ぎだと

声を揃える陽一と結衣に

「言い過ぎてこそ夫婦!」

と教授と莉沙子は反論 (^◇^;)



気持ちぶつけ合わないと

又すれ違ってしまうと…

「夫婦なんだから本音で付き合え!」


ナイス!


柏崎オートを再開することを

教授に報告した時に

なぜ離婚に至ったか聞かれ


「気持ちが少しづつすれ違った

というか…」


「ボタンを掛け違ったってやつか…

掛け違ったままでいいんだよ。

好きならそれで。

もっと言いたいこと言い合わなきゃ。」



帰り道、そのことを話す陽一。

結衣もやっと広のことを相談する。



施設に戻りたいというのは

絶対に引き止めなくてはいけないと

言われ、広と本音で話す決心をした結衣。



広が話してくれるまでの

結衣が健気で…( ;  ; )



「母親って何?

考えてみたけど全然覚えてないし

あなたのことも全然思い出せないし


本当に悪いんだけど

あなたのこと、お母さんとは思えません。


3歳の頃に連れ去られたって聞いて

一生懸命思い出してみたけど…」



思い出すのは麻子との日々。

漁師達の通り道に、時々魚が落ちていて

その坂道を『とと坂』と呼んでいた。



「それが一番遠い思い出。

楽しかった。


何も考えず、何も知らなかった。

笑ってるだけで良かったあの頃

楽しかった。辛い…」



そう言って涙を流す広。

結衣もどんなに辛いだろう…





広を施設に預けていた2年間

刑に服していた麻子。


服役中の仲間・井下と

彼女の会社で雇ってもらう約束をしていたが

当てが外れてしまう。



偶然、里恵も井下に

柏崎オートの経理を頼んでいたが

会社も売却して熊本へ行くらしい。





そして、施設に戻す決心をしたことを

陽一に話す結衣。


「二度と戻って来ない、

そうなってもいいの?

今手を離しちゃダメだ。」



辛いという広の気持ちを考えたら…

子どもの気持ちを受け止めて

考えてあげなくていいのか?



今は辛いかもしれないが

首根っこを抑えてでも

親のエゴでも何でも

絶対に手を離してはいけないと

陽一は反対する。



あの時どうして引き止めなかったんだろう、

どうして追いかけなかったんだろうって

ずっと自分を責めて、後悔することになると。



結衣が出て行った時のことを

言っているのだ。



「一緒に暮らしていくことで

離れていた時間を

少しづつ埋められると思っていたが

そんな甘いもんじゃないね。


子どもが何を考えているのか

子どもの気持ちがわからないなんて

母親失格。


ううん、母親失格って

母親だから言えるんだよね。

私はそれ以下だった。」



9年ぶりに再会して

どんな風にやっていけば

ちゃんとした親子になれるか。

どうすれば母親になれるのか。



そんな経験誰もしてないから

どこにもお手本がない…



答えはあの子の心の中にあって

それを見つけていくしかない。



「大丈夫。

いつかあの子にとって

唯一無二のお母さんになる。」



陽一も納得する…



施設に戻っていいと広に話し

最後にバアバと4人で遊園地へ。

明るく振る舞う姿が泣ける…




木野(中島裕翔)が迎えに来て

施設へ戻る日…

初めてお弁当を食べて帰って来る。

お弁当箱に「ゴチ!広」と付箋が (^^♪



それを見て、追いかける結衣。

食べてくれなくても

毎日お弁当を作るのが

すごく楽しかったと告げる。



又お弁当を作ることが出来るなんて

夢のようだなって思いながら

毎日楽しかったと。



「短い間だったけど

一緒に暮らしてくれてありがとう。


お弁当、最後に食べてくれて

ありがとう。


あなたが帰って来るの

待っているから。」



何も言わず歩き出す広。

更に木野をまいて、姿を消してしまう。

そして今偉(望月歩)と落ちあうが

どこへ行くのだろう?



ようやく戻ってきたわが子を

また手離すなんて

どんなに辛いことだろう。



でも、生きているのかすら

わからなかった9年を思えば

今は希望がある。



ただ9年という空白の時間を

どう埋めるのか…

本当に難しい。



結衣が一人ではないことが

救いだ。

陽一や里恵という素敵な家族が

一緒だから

きっと乗り越えていけると思う。


母になる 水曜22時 日本テレビ


2017年5月9日火曜日

「あなたのことはそれほど」第3話の感想:ヤバい夫の哀しみ 全てがバレる夜

夫をバカにし過ぎ…(-。-;



“二番目に好きな人”と結婚した女性が

ずっと思い続けていた初恋の相手と偶然再会し

封印していた恋が目覚めてしまう…



原作は、いくえみ綾の同名コミック。

大人のいびつな四角関係を描く

ラブストーリー。




中学時代の初恋相手

有島光軌(鈴木伸之)と

偶然再会した渡辺美都(波留)。

二人はその日の内に不倫関係に…



夫・涼太(東出昌大)の

出張に合わせて温泉旅行へ行く二人。

でも、有島の妻・麗華(仲里依紗)が

出産したと連絡が入り

美都を残して帰ってしまう。



有島が結婚していたことで

『運命の恋』ではなかったことを悟るが

好きという気持ちは止められない…




翌朝、母・悦子(麻生祐未)が

階段から落ちて気を失い

病院へ運ばれたと連絡が入る。



涼太に連絡して駆けつけるが

既に家族が迎えに来て退院したと…



マンションに戻ると

足を骨折した悦子が居て

涼太は暫くここで暮らすよう提案する。


自分の身内に優しくしてくれる

旦那様って最高 (#^.^#)


でも、悦子に反発心がある

美都は複雑 (-_-;)



どうせ酒に酔って

足を踏み外したと責めるが

実は緑内障で

視野が狭くなっている

可能性があるらしい。




幼馴染の香子(大政絢)と

温泉へ行くと言っていたので

写真が見たいと言われても

苦しい言い訳しか出来ず

完全にバレバレ (^_^;)


悦子も何か察知した様子。





有島との不倫に反対な香子は

お土産も受け取らない。

奥さんの出産里帰り中に

羽を伸ばす有島を「最低」と軽蔑。


激しく同感!


嫌いになれないと言う美都に

「それじゃ、あんた動物だよ。」


「優しいから、いい人だから

好きになる方が

心に餌?もらって懐いてるようで

動物っぽくない?」


うーん、それは違うんじゃないかな。

好きになる理由として、十分アリだし

そんな風に考えること自体

歪んでいる気がする…



「現実は、子どもが生まれる間の

お手軽な浮気相手が美都だっただけ。

これで終わりにしなよ。」


これが正解だと思う。



優しい涼太に対し

「ありがとう。」と「ごめんね。」ばかりで

何だか「借り」が増えていくように感じる美都。

不倫してるんだから、「借り」なんてもんじゃない!


何、勝手なこと言ってるんだか (-_-メ)


丁度、涼太の同僚の小田原(山崎育三郎)から

高級ワインをもらったので

(罪滅ぼしに)手料理でもてなすと提案。



すると、涼太と悦子が声を揃えて

「出来るの!?」(^◇^;)



とりあえず会うのはやめようと

有島からの電話にも

素っ気なく受け答えするが

当日、ホテルランチのお誘いが…



ランチだけなら間に合うし

「お詫び」だから仕方ないと

自分を納得させて会いに行くが

結局、その後部屋へ…(-。-;



出産祝いから支払いをする有島。

ホント、最低 (-_-)



子どもの写真を見た美都は

「他人の子どもなんて

ちっとも可愛くない。」とポソリ。




そしてお互いのパートナーを

小動物系、柴犬系だと

報告?し合う。

確かに似てる!




結局、寝過ごして

料理を作る時間がなくなり

デパ地下で調達するが

肝心のデザートを忘れてしまい、

悦子に救われる。



いつの間にかババロアを

作ってくれていたのだ。



何だかんだ言っても、

いい母親だと思うけど…



生活の為に男を手玉にとって

生きてきた悦子と

罪悪感なく夫を裏切り続ける美都。



お天道様は見ているぞ…



涼太のことを

危うくて放っておけなかったから

仲良くなったという小田原。



何か目つきが意味深 (@_@。

美都の嘘もすべて見抜いてるようだし

とにかく怖い。




その夜、有島から

「大丈夫だった?」とメッセージ。


「大丈夫。

何とか間に合って

柴犬くんも美味しそうに食べてくれた。

今日はありがとう。」



メッセージ画面を開いたまま

うたた寝する美都。

警戒心というか、配慮が無さ過ぎ。

完全に涼太をバカにしてる。



今どきスマホにロックかけないのも

不思議 (-。-;



拾い上げた時に、読んでしまう涼太。

この内容はかなりキタだろう。



夕飯の時に

「こんなに食べたら

柴犬から秋田犬になっちゃうよ。」

とカマを掛けるが

鈍感女は気づかない…





卵巣腫瘍が見つかって

取ることになったと

麗華から聞いた有島。


すごく驚いて、心配そうな顔で

「一人で病院に行ったの?

一人で検査受けて

一人で結果聞いたの?」



「時々デリカシー無くて

単純で、すぐに浮かれて

調子乗るくせに


見えないそういう所に

気づいてくれるところが

好きよ。」



「今、褒められた?

けなされた?」



彼の魅力が全然わからない。

顔は確かにいいかもしれないが

薄っぺらさしか感じられない。




そして、涼太から

子ども欲しくない?と聞かれ

ずっと子どもは要らないと答える美都。



子どもより柴犬の方が

ずっと可愛い…


夫の異様な視線に

鈍感女は気づかない…



ヒロインに

全く共感できる部分がない。

顔は別として、可愛いと感じることも

一切ない。



なのに次が気になって

見てしまうのは

涼太が豹変していく様を

見たいという下世話な好奇心に

他ならない (^◇^;)


更に小田原の動向にも注目!

あの目つきは何を意味するのか?


あなたのことはそれほど 火曜22時 TBS





テーブルの下で握り拳…恐い

2017年5月7日日曜日

「小さな巨人」第3話の感想:警察に裏切り者が!あの上司に一喝!!

本当の敵がわかり、ようやく手を組む二人!



警視庁本庁vs所轄という

男たちの戦いを描いたエンターテインメント。


警視庁捜査一課で課長を目指す

エリート刑事・香坂(長谷川博己)は

たったひとつのミスで上司の裏切りに遭い

所轄へ左遷されてしまう…



脚本は「半沢直樹」「流星ワゴン」

「下町ロケット」の八津弘幸と

「無痛」「TAKE5」の丑尾健太郎。




ようやく池沢菜穂(吉田羊)から

風見京子(富永沙織)の自殺が

殺人だったことを聞きだした

香坂たち。



でも、心臓移植が必要な息子を

人質にとられてる菜穂は

供述を覆す…




又してもお叱りを受ける香坂。

副署長の杉本(池田鉄洋)だけでなく

三笠署長(春風亭昇太)も


「悪いことは言わない

ここまでにしておけ。」と釘を刺す (-_-;)



小野田捜査一課長(香川照之)も

山田(岡田将生)を叱責。

捜査二課に情報を与えたのは

山田と知りながら、ねちねち、ねちねち…



「所詮、お前はただの坊ちゃんだったか…。

くだらんプライドなど棄ててしまえ。


事件解決の為に

ありとあらゆる手を考えろ。


父親のコネでも何でも使え!


二課と繋がりを作ったんなら

情報を搾りとれるだけ絞り取って来い!」



今度は自分が指揮をとると言い出す。

事件解決の為なら、何でも使うそうだ (-_-;)



面子なんて、ちっちゃなことで

捜査される側はたまったもんじゃない (-_-メ)




そして、香坂に諦める気がないことを知り

ホッとする渡部(安田顕)と中村(竜星涼)。

しかし、芝署に又、捜査本部が立つ。



弁護士が接見した直後に

菜穂が供述を翻したことを

問題視する小野田は


捜査一課と所轄が協力して

立ち向かうことが最善の方法と

考えていることを強調する。



田中は若くて純粋だから

感激して聞いているが…


「私の知っている小野田一課長は

誰も信用などしない男だ。

真意は何だ?」と考える香坂。



山田の様子が今までと何か違うことも

気になる…




香坂たちと同じく、捜査一課も

中田隆一(加藤晴彦)に

目を付けていた。


しかし、隆一にはアリバイがあった。


会員制のバーラウンジに居たと

証言した店のオーナー

山本アリサ(佐々木希)は

香坂が職質をかけた時に

一緒にいた女性だった



捜査会議の後

署長室に呼ばれるが

一課長の側に必ず居るはずの

山田の姿が無い…



そして所轄に与えられたのは

監視カメラの映像捜査。


与えられた捜査範囲を考えると

『特別捜査という名の拘束』だった。

えげつない (-_-メ)


そんなことに私達の税金が

使われてるのか…




一課に欠員が出て、副署長からの指名で

中村が助っ人に借り出される。


香坂は、一課と被らないよう

彼に動きを報告させ

アリサの店を訪れることにする。



店員は隆一のアリバイを証言するが

嘘をついていると香坂は睨む。

だとすると、隆一とアリサの関係は?



渡部が探ろうとするが

副署長に見つかってしまう (-。-;

何故、彼がここへ?




一方、山田は情報を得る為に

二課の松岡(高橋光臣)に

中田隆一の情報を見せるが



アリサの写真を見て

「見なかったことにしておく。」…

結局、二課からの情報は得られず終い。


小野田に報告すると


「別の手を考えろ。

使えるものは何でも使えと

言っただろう。

所轄でも、香坂でもだ。」




松岡は、監察官の柳沢(手塚とおる)に

報告へ行く。

どうも小野田を調べてるようだ…




他人を出し抜いてでも出世したい山田は

捜査一課長のポストに就く為に

キャリアの道を選ばなかった。


「この道を選んだのは

僕なりの戦い方なんです!」


珍しく感情を剥き出しにするが

苛立ちの原因は小野田にあると

香坂に指摘されてしまう。



今回の件で小野田が

何を考えているのか

香坂にもわからないと…





隆一とアリサの関係を調べる

香坂たちは、二人の新たな接点を見つける。

そこへ又しても登場した山田

(渡部はストーカー男と呼んでる ^_^; )

に取引を持ちかける。



「手柄ならくれてやるから

一課長への報告は後にしてもらう。

一度くらい我々のことを信頼してみろ。」



二課もアリサを追っていたこと。

インサイダー取引に関わっていた

疑いがあることを教えてくれる山田。



任意で取り調べる為に店へ行くが

又、一課に先を越されてしまう。



「勝手に動いていることが

本部の耳にも入っているぞ」と

忠告する藤倉(駿河太郎)。



何故、情報が漏れているのか?



一課が取り調べるも

供述に穴は見つからず

証言した店員も行方を

くらましていた。



香坂たちは地道な捜査で

店員の証言を覆す証拠を見つける。


証拠となる監視カメラの映像を

コピーしに行く渡部。

そして罠を仕掛ける…



映像を盗みに来た副署長…

問い詰めると

「裏切り者はお前達の中にいる」

と開き直る。



そこへ

「情報を流していたのは自分です!」

と頭を下げる中村。



ずっと暗い表情をしていたから

何かあると思っていたけど…



でも香坂は、副署長が

刑事課全員の人事権があることを盾に

彼を脅していたことまでお見通し。



近々本庁に戻るので

手土産を持って行きたかったのだ。



それでも中村に罪をきせる池沢に

隠しカメラの存在を突きつけ


「私の大切な部下を

随分と粗末に扱ってくれましたね。」


「いや、違う…」


「言い訳をするな、この泥棒が!」


うな垂れる副署長を

「お連れして」と部下に指示する香坂。




「本当にすみませんでした!」

頭を下げる中村に、渡部は


「お前が副署長に

情報を話したということは

部下が上司に報告しただけだ。

何の問題もない。」



中村を励ますみんな。

香坂が来てから、一つにまとまり

やる気も出て、本当にいい刑事課になった。



「よし、ここからが本当の捜査だ。

所轄の力、見せてやろうじゃないか!」



その様子に何か感じたような山田。

彼の呪縛も早く解けるといいのに…



証拠の映像があることを

三笠署長に報告。

そして、アリサへの尋問の許可を

小野田にお願いすると


「いいだろう。

お前達が手にした証拠だ。」



しかし、店はもぬけの殻。

たった今までそこに居た

気配は残っているのに…



「手柄の取り合いどころじゃない。

警察内部に裏切り者がいる!

中田隆一との内通者が居たということです。」



なりふり構っていられないと

アリサの口座情報を入手する山田。

そこには小野田の妻の名前が…



香坂の左遷のきっかけになった

あの夜のこと…

小野田が現れたのは偶然ではなく

隆一とアリサに会う為だった?

何か、腐り過ぎている。



自分たちの最大の敵が小野田だったと

悟った香坂と山田。

二人が手を組み、本当の悪と戦う。

待ってました!の展開 (^^)v




「半沢直樹」も

立場を利用して私腹を肥やし

責任を部下に押しつける

最悪な上司をやり込めるところに

痛快感があり、面白かった。



でも、土下座を強要したり

情け容赦ない追求に

最後は“やり過ぎ感”が…



最終的に共感出来なくなったのが

とても残念だった。



香坂は副署長を追い詰める時も

最低限の礼儀は忘れず

不快感がないところがイイ。



最後までこの線は守って

スカッとさせて欲しいです。


小さな巨人 日曜21時 TBS




2017年5月3日水曜日

「母になる」第3話の感想:届かぬ思い…わが子の嘘に母はどうする?育てた女と直接対決

育ての母の覚悟に涙…



3歳の時に誘拐された息子・広と

9年ぶりに再会する柏崎結衣(沢尻エリカ)。

でも息子には9年間母と慕った女性、

門倉麻子(小池栄子)がいた…



「家族になる」「母になる」とは

どんなことなのかを問う

水橋文美江が贈るヒューマンストーリー。




息子が居なくなりました。

3歳の春でした。

わたし達家族は

その日から少しづつすれ違い…



失踪宣言又は死亡認定…

そうでないと気持ちが治まらないと

祖母・里江(風吹ジュン)。



そして陽一(藤木直人)は

子どもを作ろうと

提案したのだろうか?



「陽ちゃんは、それで忘れらるって

思っているの?」



疲れ切った心は

元に戻る機会を失ってしまいました。

離婚届けを置いて出て行く結衣…





児童福祉司の木野(中島裕翔)は

広(道枝駿佑)が

全くの第三者である麻子と

7年間暮らしていたことを心配している。



彼女を訴えることも出来ると言うが

結衣は…

振り向いた瞬間に

我が子が居なくなり、川で衣服が見つかって

それをどんな気持ちで確認したか。


あの気持ちを思えば

これまでの9年間を思えば

この先何があっても

大したことではない。



陽一も里恵も又大騒ぎになることを

心配している。

子どもが教え子に誘拐されて

世間から中傷され…

どんな思いで生きてきたのだろう (;_;)




広と一緒に暮らす為に

自分がマンションに移るから

まずは二人でやり直すようにと

里江は、出て行く。

 

相変わらず嫁姑関係は良いので

ホッとした (^o^)



ただ…

「子どもを引き取る為に

復縁されるのですか…」と言った時の

木野の表情が気になる。




広の誕生日祝いに呼ばれた

西原教授(浅野和之)と莉沙子(板谷由夏)。



「怖いくらい素直でいい子。

直ぐに打ち解けてお母さん、お母さんって。」

と驚くが

麻子の手紙を読んだ結衣は複雑だ。



誕生日祝いにスマホを買ってもらった広は

麻子に電話をかける。

「施設で禁止されてるから切るよ。」

と嗜める麻子。


やはり麻子と話している時の方が自然。

当たり前か…。





麻子と会う木野。

正式に「柏崎広」になったこと

結衣たちが麻子を訴える気持ちはないこと

麻子の手紙を見せたことを告げる。



そして、2年前のことは

結衣たちにも広にも

話していないと…



彼も何か抱えているようで

「どうしてパスケースに入れた

110円を大事そうに持ち歩いているのか」

という問いに暗い表情を見せる。



結衣が新しい生活を築こうと

本当の母親になろうと

一所懸命なことを最後に告げる。

「会いに行く」ことを止めたかったのだろう。




「2年前施設に預けて

どこかへ行っちゃったなんて

捨てられたんだよ。」

と今偉先輩(望月歩)は言うが


「何か事情があって仕方なかったんです。

捨てられたわけじゃないから。

ママはそんな人じゃない。」

と麻子を庇う広。





3人で暮らし始めるが

スマホで撮った結衣や陽一、

料理の写真を麻子に送る。



陽一とは離れて暮らしていただけで

仲良くやっていると

つい嘘をついてしまった結衣だったが



嘘はやめようと思い

離婚してずっと会ってなかったこと、

まだギクシャクしてることなど

正直に話す。



広も、スマホの写真を実は麻子に

送っていたことを正直に話してくれる。



「これからは嘘はやめようね。」

と結衣。



陽一や結衣の写真を見た時の

麻子の表情…切ない (;_;)



「ママの嫌いなデミグラスソースだぞー」

という夕食の写真に

「コウの嫌いなマカロニサラダだー」

と打って、すぐに消す麻子。





丁度莉莎子が来ている時に

麻子が訪ねて来る…



広を見つけた時のことを話す麻子。

空家のはずの部屋から

かすかに聞こえてきた子どもの声。



虐待されていると思った。

警察に届けなかったのは

男の子が震えていたから。



汚れた体と空腹と恐怖と悲しみを

取り除いてあげなきゃと…

置き去りにされた子を救ったつもりでいた。



そう思い続けていた。

まさか連れ去られた子どもだったなんて…



「何も知らなかったとはいえ

申し訳ありません。」

頭を下げる麻子。



でも、あの時自分が助けなければ

あの子は死んでいたと。



「二年前、広を手離したのは

どうしてですか?」


「女一人で子どもを育てるのは大変なので

施設に預けました。」


「勝手なことばかり言ってる!」

と莉沙子が責めると


「でも、私が施設に預けたことで

こうしてお会いできた訳ですから。」



「とと坂って何ですか?

広と暮らした日々のことを

教えて頂けますか?

お願いします。」

と頭を下げる結衣。



そこへ広と陽一が帰って来る。



「とつ坂って何だっけ…

もう忘れました。

コウと暮らした日々のことなんて。


手紙も二年前に書いたものだから

忘れて下さい。」



お詫びと、もう二度と会わないことを

伝えに来たと言う。



そしてコウへ

「元気でね。」とひと言告げて

帰ってしまう…



悲しみを堪えて

颯爽と歩く麻子の姿に泣けた…



そして何ごとも無かったかのように

一度は部屋へ入った広が

走って行く姿を見かけた陽一が

広の部屋を覗くと…



「行かないで 行かないで」

とノートに沢山書かれていて…

結衣もそれを見てしまう。



ノートを閉じて部屋を出て行く結衣。

でも陽一はきちんと元の通りに戻しておく。

男の愛情って大きい。



陽一が一緒に居てくれることは

結衣にとっても、広にとっても

すごく良かったと思う。




追いかけてきたコウに


「あの人は新しいお母さんではなく

本当のお母さんだよ。

本当のお母さんの所へ行きな。



ママはもう淋しくなることはないから。

誰かに会いたいと人は淋しくなるの。



ママもう会いたくないから。

疲れたから。

忘れたいから。忘れたから。



ほら、行きなさい。

二年前あなたを捨てた

ママのことなんてもう忘れなさい。」


と突き放す。

泣きながら家へ帰る広…

後ろ姿から悲しみが溢れている。




何もなかったように帰ってきた広に

「どこへ行っていたの?

黙って出かけるなんて良くないよ。」

と結衣。



「コンビニで立ち読み。」

と二階へ上がって行く広に

まだ何か言おうとすると

さり気なく話題を変える陽一。



「嘘をつくのは人間だからだよ。

生きてるからだ。」




そして泣きながらコウの写真を消す麻子。

7年間大事に育ててきた

愛しい我が子…

どんなに辛いだろう…



今更ながら、誘拐犯が憎い。

あの大学生が連れ去ったことで

生まれた悲劇。




多感な時期にこれほどの試練。

広の反抗が始まる…

どう乗り越えていくのだろうか?



そして結衣と麻子、二人の母は?

陽一と結衣は夫婦に戻れるのか?



涙なくては見れないし

目が離せない…

週に一度、思いきり泣かせてもらってます。


母になる 水曜22時 日本テレビ





「リバース」第3話の感想:ついに犠牲者が…!迫り来る告発犯の影

復讐が始まる!次の犠牲者は誰?


冴えない会社員・深瀬和久(藤原竜也)は

大学4年の時にゼミ仲間で行った卒業旅行で

たった一人の親友

広沢由樹(小池徹平)を事故で失った。



そして10年後、なぜか彼の恋人

越智美穂子(戸田恵梨香)の元へ

「深瀬和久は人殺し」という怪文書が届く。

親友の死は事故ではなかったのか?



イヤミスの女王と呼ばれる湊かなえの原作を

「Nのために」のスタッフが手掛ける

ヒューマンサスペンス。



そして原作の結末後の世界も

オリジナルストーリーで描いてくれる

というから楽しみ。






小学生の頃に野球を始めた谷原(市原隼人)は

草野球の試合で、何度か広沢に助っ人を頼んだ。

楽しそうにプレイをするから

練習に誘ったが、来なかった。



一見人当たりは良かったけど

どこか他人を寄せ付けないところが

広沢にはあったという。




小笠原(武田鉄矢)から

「事故に見せかけた

殺人事件の可能性がある。」

と聞かされた深瀬。



浅見から崖下で車が燃えているようだと

警察に連絡が入る。

広沢と連絡が取れなくなり

心配で様子を見に行った。



連絡役で待機していた深瀬は

別荘を飛び出した後

雪の中で気を失った (-_-;)



保護され、病院に運ばれて

気がついた時に

ニュースで事故のことを知る。



取り調べで「俺が悪い」と

泣きじゃくる深瀬。



「本当に隠していることはないのか?」

10年前、泣いてばかりで

何も出来なかったことを悔み、

本当は酒を飲んでいたことを話す。



崖下で車が燃えていたところと

広沢の遺体が発見されたところは

10キロも離れていた。



川は蛇行していて

遺体が引っ掛かる場所は

手前にいくらでもあった。



それなのに10キロ先まで流され

雪が降っていたとはいえ

発見されたのは、半年後。



そもそも何で車の外へ

投げ飛ばされたのか?

シートベルトをしていた筈なのに…



本当に車の中に居たのだろうか?

第一発見者は谷原。

あの日のことを谷原に聞いて欲しいと

小笠原から頼まれる。



会社に届いた

「谷原康生は人殺し」というビラ。

心当たりがあるか尋ねられ

10年前の事故のことを話す谷原。




サッカー部の飲酒疑惑問題で

職員室で孤立する浅見(玉森裕太)。

生徒の父兄から、目撃者の深瀬も呼び

はっきりさせようと言われる。



全員に届いたビラのことを話し

村井(三浦貴大)が4人で

話し合いたいから深瀬も来るように伝える。



こんな話をするのに

個室でないところが…

一人だけ空気を読まない谷原。



「あんなことになるなんて

誰も思わなかった。


一生背負わなければならない

罪じゃないだろ。


事故るなんて、運が悪かったんだよ。」



「あれは事故なの?

事故だったのかな…」と深瀬。



ビラを送ってきたのは

あのことを知っている人間。

でも知ってるのは自分達だけ…



深瀬と二人で話したいと村井。

「谷原と浅見が現場に着いた時、

本当に車は崖から落ちていたと思うか?


二人がもし、事故った車を

崖から落としたとしたら…」



広沢が酒を飲んでいたことを

知られたくなくて

車ごと燃やしたのではないかと

疑っていた。



バレたら内定取り消されるとしたら

事故に見せかける状況が

完璧に揃っていたとしたら?





大学の時に酒で失敗して

一生飲まない誓いをたてている

と生徒に話してる浅見。



サッカー部がお酒を買っていたことを

証言すると言う女生徒に



「言わなくていいよ。

こういうのは当事者が

正直にならないと解決しない。

そこまで導くのが俺の役目だしな。」



嫌がらせをされても

大人だから平気だと話す浅見。

いい教師だ…



サッカー部の父兄・相良(堀部圭亮)は

深瀬に大口の注文をし、

更に転職先を世話すると言ってくる。



年収も2倍にだってなるし

生活を変えてみたいと思わないかと言われ

揺れ動く深瀬…(-。-;



相良はノンアルコールビールだったと

証言して欲しいようだ。



友だちを裏切るのか?

また「後悔する人生」を選ぶの?




谷原が忘れた携帯を、届けに行く深瀬。

そこで勝ち組、負け組の話になり

広沢の言葉を聞かされる。



「深瀬は戦っているよ。

戦っている内は

負けることはないんじゃない。」


いい友達だったんだな…


「あの時、広沢と一緒に

村井を迎えに行けば良かったかなって。」

と言う深瀬に

「そしたら深瀬も死んでたよ。」



二人の会話を陰で聞いている小笠原。



就職が、人生を変える最後のチャンスだと

言う深瀬に、広沢は笑って

「深瀬が変えたいって思っている内は

最後じゃないよ。」



そんなことを思い出しながら歩いていると

美穂子の姿が…


「心のどこかで

自分のせいじゃないと逃げてた。


それを認めるのが嫌で

美穂ちゃんからも逃げて…


手遅れかもしれないけど

こんな自分をどうにかしたい。

どうにかして変えたい。


もし変われたら

又一緒に珈琲飲んで下さい。」



頷く美穂子だが、今度は

「深瀬和久はお前を不幸にする」

というビラが送られてくる (゚o゚;;





女性県議会議員の沼淵ことは(篠原ゆき子)と

不倫関係の村井。

彼女は夫からモラハラを受けていた。



夫の留守に、ことはの家を訪れると

ことはから「逃げて」「早く」

とメッセージが…



そこには妻・香織(趣里)の姿が!

室内は荒らされ、血だまりも。



草野球の試合中、ギャラリーに

広沢の母・昌子(片平なぎさ)の姿を

一瞬見かける谷原。



試合の帰り、誰かに押され

ホームから転落してしまう (゚o゚;;




浅見から連絡を受ける深瀬。

「気をつけろ。

例の告発文、ただの嫌がらせじゃない。」



復讐…

今度は俺たちが犠牲者になる番だった…



どうなるんだろう?

線路に落ちるシーンから

とても助かるとは思えない。



まさか明日香(門脇麦)じゃないよね?

復讐の為に結婚なんてしないか…

しかも何故10年後に?


リバース 金曜22時 TBS


疑心暗鬼の四人…




2017年5月1日月曜日

「あなたのことはそれほど」第2話の感想:暴走する春の恋!背徳の温泉旅行

妻のスマホをチェックする夫の顔が怖い…



“二番目に好きな人”と結婚した女性が

ずっと思い続けていた初恋の相手と偶然再会し

封印していた恋が目覚めてしまう…



原作は、いくえみ綾の同名コミック。

大人のいびつな四角関係を描く

ラブストーリー。




中学時代の初恋相手

有島光軌(鈴木伸之)を

運命の人だと思い

未だ忘れられない美都(波留)。



「二番目に好きな人と結婚すると幸せになれる」

という、占い師の言葉通り

ときめかないが、嫌いじゃない

渡辺涼太(東出昌大)と結婚。



しかし、結婚10カ月目にして

理想の相手、有島に偶然再会 (゚o゚;;

その夜、ホテルへ行ってしまう…



軽い女だと思われたくないが

二度目のデートも、やはりホテルへ。

でも、有島には出産間近の妻

麗華(仲里依紗)がいた。



高校時代の同級生だった麗華は

地味で目立たない生徒だったようだ。




そして、美都の様子と言い訳から

浮気を疑う涼太…

っていうか、もう確信してる。

毎晩スマホをチェックする顔が不気味。

それにしても何故、美都はロックしてないの?




涼太が出張で大阪へ1泊、

そして麗華も出産の為、光軌の実家へ…

ここぞとばかり温泉旅行へ行く二人。



その夜、子どもが生まれたと連絡が入り

本当のことを悪びれずに告げて

妻の元へ行くと言う有島。


馬鹿にしてるのか?と言いたい。



浮気は許せないけど

男の性かな~って部分もある。

でも、妊娠中の浮気はキツイ…

生まれた子どもを抱いて欲しくない!



なのに美都ときたら、帰り支度をする有島に

「待って、大丈夫。

私も結婚してるから。

夫がいるの。

だから有島くんに無茶なこと

言わないから、安心して。」



何だかな~ (-_-;)



「何だ、良かった~。

ホント、変な奴。」

心底安堵する有島。



しかも、頭、ポンポンするな!(-_-メ)

ゲスの極みだ。




“運命じゃなかった。

けど、どうしよう

世界で一番有島くんが好き。”



困ったもんだ…(-_-)

「好き」という気持ちは

止められないんだろうな…



美都の幼馴染・香子(大政絢)が言った

「結婚するってことは

恋愛終了ってことでしょ!」

これ、すごくわかる。

その通りだと思う。



ある意味打算的で

自己中心的な美都には

やはり共感出来ない。



涼太の今後が気になるし

短絡的な二人の不倫劇が

どのような結末を迎えるのか

興味あるので最後まで見てしまうかな…


あなたのことはそれほど 火曜22時 TBS


笑顔爽やかだけど、それだけの男って感じ…