大学時代に突然姿を消した元恋人超冶(沢村一樹)と偶然再会したヒロは、
彼の母が末期がんで、安心させる為に偽装結婚をして欲しいと持ちかけられる。
実は姿を消したのも彼がゲイだったから。結局断り切れずに偽装結婚してしまうのだが、
超冶への思いがどんどん膨らんで辛くなり、超冶親子に互いの秘密を打ち明けさせ、
自分の気持ちを告白して離婚してしまう。
子供の頃に火事で両親を亡くし、叔母の家で育ったヒロは氷の女王のように心を閉ざし、
作り笑いを浮かべ、本音は絶対に言わず、常に心の中で毒づいていた。
8話まではその心の声がいちいち可笑しかった。
家を出てイライラしている時に足をカートで踏んで行った人に
「今あたし怒らせると、命危ないよ、小娘がぁ」
エレベーターが閉まる寸前に無理やり乗ってきた若者に
「二階なら階段使えよ、若造」。
カフェでうるさいおばさま達が入って来たら
「だめだ、こいつら全員殺戮しかねない」という具合 (-_-)/~~~ピシー!ピシー!
誰にも愛されていないと思い、孤独に不安を抱えていたけれど、
先週8話で叔母さん家族との誤解が解け、本当に愛されていたこと、
家族の一員だと思われていたことを知り、心の声をやめる。
ヒロがどんどん変わって自然体になっていくところ、
氷の女王のような心を溶かしていく周りの人たちの優しさに涙…。
ちょっとレトロな映画を観ているようなシーンもあり、笑って泣けて感動出来るドラマでした。
脚本は「女王の教室」「家政婦のミタ」「○○妻」の遊川和彦。
今までの作品の中で一番好きです。
出来れば8話の最後でヒロが超冶に「ハグしていい?」(これは超冶の十八番)と
ハグした時に超冶にもハグし返して欲しかった(#^.^#)
それぞれに新しいパートナーを見つけた二人だけど、
お互いに本当の気持ちに気付いた今後の展開が…ハッピーエンドになって欲しいな♪
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