2017年6月6日火曜日

「母になる」第8話の感想:子育てはやり直せる…新たな強敵登場に2人の母が一致団結!

生みの母と育ての母が協力!?



3歳の時に誘拐された息子・広と

9年ぶりに再会する柏崎結衣(沢尻エリカ)。

でも息子には9年間母と慕った女性、

門倉麻子(小池栄子)がいた…



「家族になる」「母になる」とは

どんなことなのかを問う

水橋文美江が贈るヒューマンストーリー。




広(道枝駿佑)の担任から呼び出された結衣は

何かやらかしたのかと心配したが

成績優秀で数学コンテストに

エントリーしてもいいかという話だった。



塾や家庭教師もつけていないのに

素晴らしいと。

礼儀も正しく、みんなから慕われて

育て方がいいのだろうと褒められ、

麻子のことを思い出し、複雑な結衣。




経理のことで里江(風吹ジュン)に

怒られる陽一(藤木直人)を見て、

昔よく通ったお好み焼き屋のおばあちゃん

『ヨシさん』を思い出したと話してくれる。



超怖くて、厳しくて、

でも優しかったヨシさん。

こういう大人は貴重だ。




ある日、麻子から結衣の携帯に連絡が入る。

ジャーナリストが調べているから

記事になるかもしれないが、

2年前のことはデタラメだと

嘘をついて欲しいとお願いされる。


まだ受け止めるには幼すぎるというのだ。



児童福祉司の木野(中島裕翔)に相談すると、

施設では場合によっては嘘をつくこともあるが、

今はネットで調べられる時代。



大人から嘘をつかれたと思ってしまうケースも…

何があったのか知らなくてはならない時が

いつか来るが、

背負っているものが大きければ大きいほど

本当のことを打ち明ける時期、

タイミングは見極めなければならない。



それと、この子なら乗り越えることが出来るという

『子どもを信じる力』


どうすべきか判断はお任せしますと木野。




実は、上牧愛美(大塚寧々)が

柏崎オートに来たのは偶然では無かった。


麻子を追っかけるジャーナリストと組んで

記事を書こうとしていたのだ。


しかも大袈裟に話を盛って

どこかに売り込むつもりで (-_-;)



ジャーナリストと待ち合わせをしていた

麻子は、「柏崎オートの取材…」と

話しているのを聞き、愛美の後を尾ける…



そして育児放棄状態でアパートの一室に

放置されているリュウ君という

子どもを見つけた (゚o゚;;



木野に連絡してリュウを保護し、

柏崎オートで愛美と話し合う。


もう記事は書かないと言うが、

木野は育児放棄について追求する。



再婚相手の子どもで、

父親は子どもに対して無関心。

実の母親から置き去りにされていたのを

愛美が見つけたのだが



母親が戻って来るのを待っていて

学校へも行かず、部屋から出ないのだ。



どんなに頑張っても

本当の母親には敵わないと愛美は言うが…



木野の同級生だったカンちゃんは

愛美の育児放棄のせいで

命を落としてしまった。



ずっと後悔してきた木野。

子どもだからって黙っていないで、

誰か大人に「最低の母親がいます。」

と言えば良かったと、


言えば、もしかしたらカンちゃんは

助かったかもしれないと

自分を責めてきたのだ (;_;)



専業主婦の時はきちんとやっていたし、

もちろん離婚して仕事を始めてからも。


ある朝、余裕の無さから子どもを怒り

その夜残業で夕飯の支度が間に合わず…


「一つ手抜きをするともう止まらなかった。

完璧な自分が崩れたら後はもう…」



昔も今も全然ダメで

酷い母親だと言う愛美に、

少しホッとしたと木野。



「自分がダメだと

認めるところから始まるんで。」



児童相談所に引き取られたリュウ君に

会いに行ってあげて欲しいと。

自分なんかが行ってもいいのかなと、

躊躇う愛美に



「母親はやり直しがききますよ。

人生誰でもやり直そうと思えば

やり直せるように、母親も。子育ても。

やり直せます。」


そう信じないと

自分の仕事はやってられないと。




広が2年前に何があったのかを

里江に聞いたことを知った陽一と結衣は

広が話していたヨシさんに会いに、

お好み焼き屋を訪ねる。



ヨシさんは留守だったけど

広のことを覚えていた息子夫婦が

喜んで、色んな話を聞かせてくれた。



麻子を待っている間、ヨシさんに叱られたり、

色々なことを教わっていた広。


常連客の数学の先生から

算数も教えてもらっていた。




麻子から

“広と過ごした場所に踏み込んで欲しくない、

二人で生きてた世界に入ってきて欲しくない”

という思いが感じられたと陽一。



2年前のことを話すことで、

それが壊れることを

恐れているのではないかと。


でも二人だけの世界ではなかった。

麻子以外にも色んな人と出会っている。



今も色んな人が周りにいて

広が傷ついても

みんなで支えてあげられるから大丈夫と、

施設に預けられた理由を話す決心をする。



大人の心配をよそに、少し驚いたようだが

「そっか、わかった。」とあっさりしている広に

結衣も陽一も、啞然 (^◇^;)




翌日、結衣は麻子を呼び出し

話したことを伝える。


動揺する麻子に

「心配ご無用です。大丈夫ですから。」



男の子は結衣が思ってるより

ずっとナイーブだから

大丈夫なはずがないと心配する矢先、

学校から広が来ていないと連絡が入る。



2年前のことを話したからだと、

麻子は言うが…



順番に広に電話をしても、出ない。

その後すぐ麻子に広から着信があるが、

架けてきたのは、知らない女の子。



「架かってきたから折り返したんですが、

広ちゃんに何の用ですか?」


学校サボってデートしてたのか (゚o゚;;




麻子と会うのはこれが最後だと言ったけど

まだまだ二人の関係は続きそう (^_^;)

いい意味で付き合っていけたら

理想的だと思う。




そして、西原教授(浅野和之)から

子育てを代わると言われた莉沙子(板谷由夏)。

ライブに誘われ

「朝まで行けまーす」と大はしゃぎ (-。-;



ちょっと違う気が…

もちろん母親だからって

夜遊びしてはいけないとは思わない。



娘も中学生なんだし

夫が居てくれるのだから

たまにはいいと思う。



でも、このシーンには

今までの莉沙子から違和感を感じた。



話の流れに無理があるのを

時々感じるドラマで

あと2回どういう展開にしていくのか…



初めの感動がどんどん薄れていって

最近ちょっと残念。

ラスト2回で是非挽回して欲しいと思う。


母になる 水曜22時 日本テレビ



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