2017年1月30日月曜日

「カルテット」第2話の感想:片想いの始まり…明かされる秘密、新たな嘘

全員片想い、切ない…



カラオケBOXで偶然出会った

弦楽奏者の男女4人。

でもそれは偶然ではなく

4つの嘘が隠されていた。



彼らはカルテットを組み

ひと冬を軽井沢で過ごすことに…。

「Mother」「最高の離婚」の

坂元裕二が贈る大人のラブサスペンス。




カルテットのヴァイオリン奏者

巻真紀(松たか子)の見張り役を

真紀の姑・鏡子(もたいまさこ)から依頼された

チェリストのすずめ(満島ひかり)。




すずめからの報告を受けた鏡子は

別府(松田龍平)を夫殺しの共犯者と疑い

「かけがえのない友達になって

最後の最後で裏切ってくれればいい。」

と依頼…ホント恐い (>_<)




別府はカラオケに行ったり

泊めてもらったりする飲み仲間で同僚の

九條(菊池亜希子)から結婚の報告を受け

式でカルテットで演奏をして欲しいと

依頼されるが…




このドラマ、とにかく4人の会話が面白い。

例えば『行間案件』

言葉と気持ちは違う。

確かに!




別府が九条から言われた

「私、多分結婚する」は

実は「私の結婚止めて」だと

家森(高橋一生)達は言う (^_^;)




これ、女心としてすっごくわかる!

坂元さん、凄い!




すずめは別府に

「真紀さんのこと、好きですよね~?」

それに対して質問で返した別府。




「質問に質問で返す時は

正解らしいですよ」



そレに対して

「すずめちゃんだって

家森さんのこと好きでしょ?」


「何でですか?」


「ほら、急に聞かれたらびっくりするでしょ?」




そこですずめは

「絶対に言わないで下さいね、

家森さんのこと好きです。

片想いですけど。」




お互いの片想いのことは

二人の秘密にすると言うすずめに

真紀を好きなことを認めてしまう別府。




すずめが好きなのは別府なのに…



真紀と二人きりになった時に

出会いについて話し始める別府。



初めて真紀と会ったのは

大学生の時で

その後も偶然2回、彼女を見かけたこと。



4回目は「運命」だから

もし会えたら声をかけてみようと

決めていた。



そしたら3年前

自分が勤めていた結婚式場で

式を挙げる真紀を見た。



その時初めて後悔したと…

何で2回目、3回目で声を掛けなかったのか。

偶然を運命に変えるチャンスを3回も逃した。



カラオケBOXは偶然ではない。

5回目は会いに行ったんだと。

そして、ずっと好きですと告白。



「あなたを捨てて居なくなった男なんかより

僕の方がずっとあなたのこと…」




それに対し、真紀は

「悲しいより悲しいのは、ぬか喜びです。


カルテットが偶然揃うなんて

おかしいと思っていたが

この4人、いいメンバーだな。


落ち込んでいたから

神様が届けてくれたんだな。


…でもそれが嘘だった。」



「今ならおちると思ったんですか?

捨てられた女、なめんな!」



別府、かわいそう…(-_-;)



失恋のショックからか

九條と一線を超え

プロポーズまでするが



「別府君のことは好きだけど

結婚とかはもうないよ。」



そして式で演奏するカルテット。

新郎新婦退場の時に

「アヴェマリア」から

二人でよく歌っていた

曲へと変わり

一瞬足を止める新婦。



でも振り返らず

また歩き出す…



この演出にはやられた。



今回、別府の嘘が明らかになったが

まだまだ謎だらけの4人。

次はすずめの嘘が明らかに?



家森の片想いの相手は

『ノクターン』の有朱(吉岡里帆)?

真紀は失踪した夫?



主役の4人が歌う

エンディングもお洒落で

最後まで惹き込まれてしまう。



「最高の離婚」や「逃げ恥」など

エンディングまで楽しませてくれる作品には

作り手の愛情を感じます (*^_^*)


カルテット 火曜22時 TBS





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