2016年6月25日土曜日

「ゆとりですがなにか」最終回の感想:思春期の新郎新婦…俺に一発殴らせろ!

クドカンの伝えたかったこと~山路先生の授業、最高でした!


ゆとり第一世代と言われる1987年生まれの

アラサー男子3人が

仕事に家族に恋に友情に

迷いあがきながら懸命に立ち向かう

笑いあり、涙ありの人間ドラマ。




食品会社勤務の正和(岡田将生)と

小学校教師の山路(松坂桃李)は

レンタルおじさんの麻生(吉田鋼太郎)を

通じて知り合い

彼の息子で、おっぱいパブの客引きをしていた

まりぶ(柳楽優弥)から、ぼったくりの被害に遭う。




それぞれがイイ味を出していて

クドカン脚本の面白さが生きています♪




「あまちゃん」から始まり

「謝罪の神様」「ごめんね青春」

『赦す』が最近のクドカンのテーマなのかな?

と思っていました。




最終回での山路の授業を聞いて納得!

自分がずっと感じてきたこと。

多分、みんな少なからず感じているのでは…




収入がないことに不安を持つ茜(安藤サクラ)。

今の仕事にやりがいがあると言う正和に比べ

茜は復職を希望しているようだ。




上司の早川(手塚とおる)に相談してみようと言うが

茜の反応から二人に何かあったと察してしまう。




妊娠したのかと思ったから、その点は安心した ^_^;

でも、だったら何で言う?

黙っている方が数倍苦しい。

だからこそ言っちゃダメ。




耐えきれず叫びだし、走り回る正和。

跳んできた家族が

「サイレンみたいなの聞こえたけど、火事?」

(^◇^;)




正和は茜の復職を早川に頼みに行くが

他を紹介すると言われてしまう。

いい上司だなと思っていたのに

関係を持ってから、態度が気持ち悪いし

二人が結婚すると決まってからは

とても感じ悪い (−_−;)




茜も自分の罪を山路に告白。

正和の代わりに殴ってくれと頼むが

最初は拒んでいた山路。

だけど、話の途中でいきなりグーで殴る ( ゚д゚)




「傷害事件か?まず警察を呼ぼう!」

と騒ぎ出す鳥の民の店員たち。

仲間なんだからさ~  (^_^;)




茜に手を上げたことを後悔して

「童貞のDV野郎が、性教育…」

と麻生の前で泣く山路…




「性教育にかこつけて

セックスしたかったんですよ、山路は!」

と告白 (>_<)

あ~あ、何やってんだか。




そして童貞山路の性教育の授業が始まる。

確か私たちの時は男女別だったな。

でも、この授業がとても良かった。

すっごく、わかる!




「20年後、自分達が30際になった時

きっと君達は思うはず。

うわー、まだ全然子供だよ。




みんなのお父さんお母さんは

完璧な大人ですか?

体と違って心の思春期は

生きている限り続きます。




だから大人も間違える。

怠ける。

逃げる。

道に迷う。




言い訳する。

泣く。

他人のせいにする。

好きになってはいけない人を好きになる。




すべて思春期のせいです。

大人も間違える。

だから他人の間違いを

赦せる大人になって下さい。」




学生時代、OL時代

とても大人に感じた先輩。

子どもの頃

すごく年寄りに見えた

祖父や祖母…




そして自分の親。

育てて頂いていた頃には知らなかった一面が

今、見えてくる。

失望することも多々あり…




見せなかっただけ、すごい。




息子にこういうことは言うまいと

自分の心に刻むけど

80歳を過ぎた頃には

忘れてしまうのかな…




そして植木職人に復帰したまりぶ。

相変わらず嫌がらせをする同僚に

親方(半海一晃)がひと言。

「前科者だって食べていかなきゃいかんだろう。

雇い主は俺だ。

嫌だったらよそに行けや。」




穏やかな言い方だけど、迫力がある。

まりぶが居ないところで言うのもカッコいい。

シビレた (#^.^#)




半海さん、「お会計5268千円!」の

時の顔もナイス!

さすがだ。




挙式で神社に向かう途中

やはり無理だと言って、逃げてしまう正和。

そして早川の家へ。




「とりあえず一発殴らせて下さい!」

殴ったら、何故か早川が追いかけて来る (@_@;)

何故?何故、追いかける?

それに、花婿姿の男に殴られるところを家族も目撃。

家族、どう思っただろう (・。・;




やくざの襲名式のような結婚式。

一人で神社で三三九度をあげる茜。

牛丼屋に逃げ込んだ正和も

偶然日本酒を三三九度のように飲む。




場所は違うけど

まるで夫婦の契りをしてるよう。




取り皿で酒を飲んでいたら

「日本人、常識が無いね!」と

注意する声。

この懐かしい感じ…




やはり、まりぶの妻ユカ(瑛蓮)!

まりぶの元へ連れて行き

茜のことを愚痴る正和。




いきなり縛り上げ

無理やり披露宴の席に連れて行く

ナイス、まりぶ!




その頃、新郎不在で式を延ばしたい司会の山路は

乾杯の挨拶をする野上(でんでん)に

長めでお願いしたのに

「女性のスカートとスピーチは短い方がいいと言うことで

乾杯!」

短かっ (^_^;)




そこへ正和を連れてまりぶ登場。

二人で話させるから皆出て行けと…




茜は

「正和さんと結婚出来ないなら

一生独身を貫く。」

それを受けて正和は

「茜ちゃん以外とは結婚しない。」




二人は無事、結婚!

まりぶも大学に受かり

ゆかときちんと夫婦になる。




1つ分からないことが

山路は大悟のエロい母と

関係を持ってしまったのだろうか?

多分、無いな~




3人の今後も是非描いて欲しいです♪


ゆとりですがなにか 日曜22時半 日本テレビ



色々あったけど、ハッピーエンドで良かった。


拉致した?正和を会場に連れて来る。やはり、まりぶはカッコいい。


まりぶ、11年目にして大学に合格「11年かかって入れる大学にしか入れなかったよ。」

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