「嘘の戦争」第６話の感想：首謀者と激突…暴かれる正体

嘘は最後までつききった奴の勝ち!?

30年前に家族を殺害された

主人公・千葉陽一(草彅剛)。

犯人を見たという彼を警察は

子どもの記憶違いだと責めたて

事件は父親による無理心中で

処理されてしまった。

一ノ瀬浩一と名前を変え

天才詐欺師になった彼が

事件の関係者に罠を仕掛け

次々に失脚させていく復讐劇。

事件の主謀者である二科興三(市村正親)と

ようやく会えることになった浩一。

楓(山本美月)の交際相手として

挨拶する為に二科家を訪れる。

隆(藤木直人)は、先日BARで見かけた女性(ハルカ)が

興三のパーティーで五十嵐(甲本雅裕)と一緒に

写真に写っていたと話し

千葉陽一との接点を探そうとして

根掘り葉掘り聞いてくる。

「二科家に迫る驚異って何のことです？

隆さんが探していた千葉という人物は

何者ですか？」と浩一。

「千葉という親子は酷い嘘つきで

父親がちょっとしたトラブルで私を逆恨みした。

息子が輪をかけたバカな男で

他人を使って私を脅迫してきた。」と興三。

「酷い話ですね。」と同情するように応えるが

お腹の中は煮えくり返っているだろうに (;_;)

「ああ、クズだな。父も息子も。

そんな奴に手を貸す奴も。」

クズはどっちだ！

楓との結婚を許してもらえるかと切り出すと

今度は経営コンサルティングという仕事を罵倒し

「会ったばかりの他人の為に

命を投げ出すような人間を私は信用しない。」

は？まずは礼を言え！(ーー゛)

更に、楓が苦労知らずで育ち

世間知らずだから、騙されても仕方ないと。

「僕は何を言われてもいいけれど

彼女をバカにされるのは我慢出来ない。


あなたの許しを得たいと思ったのは

今まで育ててもらった恩があるからです。


でもダメなら仕方ない。

二人だけでも幸せになってみせます。」

出て行こうとする二人に

「試して済まない。気に入ったよ。

大切な娘を幸せにすると

神は信じないから

嘘が嫌いだったという君の父親に誓えるか？」

何を偉そうに！(-_-メ)

無事に婚約した二人だが

楓から、病院でハルカ(水原希子)に

声を掛けられたことを聞かされる。


初めて会った時にチラッと見かけた

元カノではないかと…

浩一のことをまだ好きなのでは？と

心配しているのだ。

詐欺を働くのにハルカの顔は

あまりにも特徴があり過ぎ

印象に残りやすいかも… (^◇^;)

興三は、浩一のことを

『穏やかな笑顔の裏で何を考えているのか

まるで読めない危険な男』だと。


傍において監視し

いざとなったらムグルマ(殺し屋？)を

差し向けるつもりらしい (ﾟoﾟ;;

隆の前で迂闊にも

千葉陽一のブログと同じ間違いをしてしまい

陽一本人ではないかと疑いを持たれてしまう (>_<)

でもそこからが見事！

尾行する秘書の前で

偶然を装い三瓶(大杉蓮)と遭遇し

隆を養護施設に誘導。

ブログの千葉陽一と会わせ

疑いを晴らすことに成功する。



三瓶から嘘の協力は今回限りだと

釘をさされるが、彼の口から

「関わらない方がいいよ、

二科家の人たちとは」と気になる言葉が…

やはり三瓶も関係者の一人なのか？

一方、ムグルマに尾行されるハルカ。

興三の秘書も

パーティーに五十嵐と一緒に来ていた

弁護士に間違いないと証言。



浩一とハルカが繋がったことで

二人きりで会おうと彼を呼び出す興三。



「お前は何者だ？お前の望みは何だ？」

と問い詰めるが、興奮しすぎたのか

心臓発作で倒れてしまう (ﾟoﾟ;;

「３０年前の報いだ」

と一度はそのまま立ち去ろうとするが

「簡単に死なせてたまるか！」

と引き返す浩一。


「生きて俺の復讐を見届けろ！」

必死で蘇生を繰り返す…


さすが草彅剛 (*^^)v

心の動きを見事に表現している。



そしてハルカは

浩一の元カノ・チハルとして楓に会い

「彼をよろしく」と祝福するが

いつまで自分の気持ちに嘘をつけるのか…

次はいよいよ晃(安田顕)への復讐。

これはかなり辛くなりそう…

無事に復讐を果たすことが出来るのか？

出来たとして

全てが終わった後どうなるのか？

救いのあるラストであることを

心から願うばかり (;_;)

嘘の戦争　火曜21時　フジテレビ