2016年3月10日木曜日

「フラジャイル」第9話の感想:余命半年の幼なじみ 未来を託した夢の新薬そ れは希望か悪魔か

最後の敵はアミノ製薬の間瀬部長(高嶋政宏)、そして患者は小出恵介!


病理医が主役の新しい医療ドラマ。

天才病理医の岸(長瀬智也)が、100%の診断を下す為に闘う。

ドラマとしても充分に面白いが、

患者側からみて、とても参考になるドラマです (*^^*)




前回、ひとりで5人分の仕事をこなす臨床検査技師の森井(野村周平)が、

やはり医者になりたいと辞めてしまう。

人手不足で検査結果が中々出ない為、病理診断科はクレームの嵐 >_<



このドラマを観て初めて病院の仕組みがわかった。

ご遺体を解剖する剖検も、病理の仕事だったんだですね。

剖検とは、未来の誰かの命のため。

自分は構わないが、家族を剖検するのは…って人、多いだろうな。



最後の患者は、ザッキー(武井咲)の幼なじみの松田幸司(小出恵介)。

15年ぶりの再会は、残念なことに転移性腺癌ステージ4B で余命半年…

あまりの辛さに仕事中に泣き出してしまうザッキー。



そんな彼女に岸は

悪いけどお前、ここ辞めてもらってもいいかな?

今のお前に100%の診断なんて出来ないだろう?

そんな奴に顕微鏡を触らせるわけにはいかない。

たった1人の患者に振り回されているなら、出て行ってくれ。

そして思う存分治療法を探して、患者の看病をすればいい。」

岸の言うことわかるけど、わかるけどねー (-。-;



心配したまどか(小雪)は、

「大丈夫なの?森井くんだけじゃなくてあの子まで突き放すようなこと言って。

今の病理はバラバラ…このままだとほんとに潰されちゃうんじゃないの?

あんたのスタイルはよくわかっている、

自分の信念を絶対に曲げなくて周りにも厳しくあたる。

でもそれが結局、あんたの100%の診断の妨げになってない?

それってどうなの?ちゃんと向き合いなさいよ。」

さすが元カノ。

岸のことよくわかっているし、認めているし、いつも親身だ。


でもこんなことではメゲないザッキー!さすが〜 (o^^o)


幸司が見つけた新薬の治験を、岸に願い出る。

でも冒頭からこの新薬による副作用で人が亡くなっている ´д` ;

治験の目的は治療じゃない。薬の評価である…新薬の治験怖い。




何故か岸に近づこうとして、

森井に付き纏っていたアミノ製薬の火箱(松井玲奈)。

部長から病理医に近づいても仕方ないだろ?と言われ、

「彼は変人だけど極めて優秀で、

敵が多いのに誰よりも発言力がある病理医です。」と答えていたが、

何か別の理由があるような気がしてならない。



そして2相の治験が始まるが、

1相の臨床試験資料を読んだ岸が何かに気がつく…

最終回がどうなるかとても楽しみ。是非拡大枠で放送して欲しいです。


フラジャイル 水曜22時 フジテレビ




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