2016年3月24日木曜日

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」最終回の感想:永遠の約束

優しいドラマを本当にありがとうございました (*^_^*)



辛い過去を背負いながら、東京で前向きに生きていく

6人の若者の姿を描いたラブストーリー。


主人公の二人の優しさに、毎回涙していました。

心が洗われるような涙なので、毎週浄化された気分…。

ラブストーリーはあまり得意ではないのですが、

このドラマにはハマりました (#^.^#)




本当は練(高良健吾)が好きなのに、

2年もお付き合いした朝陽(西島隆広)を傷つけてまで

幸せになりたいと思わない音(有村架純)は、

朝陽のプロポーズを受ける決心をする。




練に別れを告げる為に会う約束をしたが、

その途中でひったくりに遭った少女を放っておけず、

事故に遭ってしまう。




予告編を見て、音は死んでしまうのではないかと

本当に心配した (T_T)

意識が戻ってからも、後でやっぱり死んでしまうのではと…




音が意識不明の時に

彼女の母親からの手紙を読んでしまう朝陽。

(もう一通の母へ宛てた音の手紙は読まないところが偉い。)

駆け付けた木穂子(高畑充希)に

「曽田さん(練)がこの手紙を北海道まで届けてくれたと聞いたけど、

自分だったらそうしたかな…」

木穂子は

「手紙、届けないのが普通です。」





ひったくりにあった少女が病院に駆けつけて、

ひったくりした男の子は実は悪くないということを訴え、

音に証言して欲しいと頼んだ時も、

朝陽は取り合わないが、練は少女の話に耳を傾ける。




少女も音が意識不明と聞いて、申し訳ない気持ちでいっぱいになり、

「自分のことなんか放っておいてくれれば良かったのに…」

すると練は

「杉原さん(音)は放っとかない。通り過ぎたりしない。」




意識が戻った音が最初に気にしたのが、

誤解されて逮捕されたひったくり少年のこと。

木穂子がすぐに練が動いてくれてると告げる。

木穂子、わかってる!




練も音も普通人が中々出来ないことをする。

そしてお互いに相手のことをすごくわかっている。




そんなシーンを見たことや、

母からの手紙を読んだことで、

退院した音に別れを告げる朝陽。

朝陽に嘘を言わせてることに気付く音。

みんな優しくて、切なくなる (; ;)




これでようやく練と?と思ったところに

北海道の養父が亡くなり、

寝たきりの養母が一人になってしまったと連絡が…

北海道に帰ってしまう音。




北海道に行く日、練からもらった桃の缶詰を食べる音。

6歳でたった一人の肉親だった母を亡くした音。


「6歳の私に教えてあげたい。

”あなたはいつか1人じゃなくなるよ。

その人はトラックに乗って現れる。

トラックの荷台には沢山の桃の缶詰が積んであって、

飴を1つあげると、バリバリと噛んで食べる。

恋をすると楽しかったことは2倍になるよ、

悲しかったことは半分になるよ。

それまで待っててね、頑張って待っててね。”

って。」




小夏(森川葵)もようやく震災の恐怖から立ち直り、

ずっと見守っていてくれた晴太(坂口健太郎)の愛を受け入れる。

仮面夫婦の両親に嫌気がさして、

15歳で家を出た晴太。




練から感謝されて、満面の笑みを浮かべたり、

小夏から受け入れられて、

初めて素直に泣くことが出来たり。

このシーンもすごく良かった。


坂口健太郎の背中から、

晴太の抱えてきたものが溢れていて、

あまり語られなかった彼の人生が垣間見えた気がした。




朝陽は上手に父親(小日向文世)を

自分の経営方針に持っていけそうだし、

木穂子も今の彼から再プロポーズされて、

ハッピーエンド (#^.^#)





練は黙って北海道へ行ってしまった音に連絡をして

初めて二人で行ったファミレスで待ち合わせをする。

何で?と思うくらいつっけんどんな音だったが、

練が

「今度はサスケ(二人で保護した子犬)連れて来ますね。

杉原さんが迷惑でなければ僕…」

「迷惑ちゃうよ、嬉しいよ。

嬉しいに決まってるやん。

今かて、めちゃ嬉しいよ、来てくれて。」

おばさんと朝陽のことを考えて北海道で暮らすという。




そこで奇跡が…

初めて一緒に行った時のメニューを間違えて注文したのに、

何と店員が間違えて、その時のメニューを持って来る。

「ちょっとした運」と喜ぶ二人。

すごく可愛い。さすが、坂元裕二。




この「ちょっとした運」に後押しされて、

自分だけの気持ちに素直になって、

やっと恋人同士になれた二人…。



良かった。

本当に良かった。

タイトルから二人は結ばれないのではと思っていたから。




有村架純ちゃんがブログで

音は心を許した人の前だけ関西弁が出ると言っていた。

そういえば練や木穂子とは関西弁で話していたっけ。

第1話からもう一度丁寧に観ていきたいな。




それと今回このドラマを観て改めて感じたのが、

音楽の重要さ。

主題歌もとても良かったけれど、

ドラマの中で流れている曲の相乗効果で、余計に泣けた。




このドラマの音楽は得田真裕。

音楽で余計泣けたドラマの代表作は「白夜行」だったので、

同じ方?と調べてみたら、そちらは河野伸でした。

お二人がどういうドラマを手掛けたか、

今度調べてみよう。





練と音に会えなくなると思うと

とても淋しい。

素敵なドラマをありがとうございました (o^^o)


いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 月曜21時 フジテレビ 



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