高良健吾の優しい表情(かお)に癒された(*^_^*)
辛い過去を背負いながら、東京で前向きに生きていく
6人の若者の姿を描いた坂元裕二のラブストーリー。
第二章では、震災から5年後の彼らの姿を描く。
音のおかげで、本来の自分を取り戻した練。
練(高良健吾)と音(有村架純)の会話はおうむ返しで進んでいく…
二人とも他の人とはそんな風に会話しないのに、
運命の相手というのか、そんな空気感がある。
とても優しい時間が二人の間に流れていて
音楽のせいもあるのか、なんか泣けてしまう。
2年前からつき合いだした音と朝陽(西島隆広)。
朝陽からのプロポーズにまだ返事を出来ないでいる音。
練に報告する時に
「(朝陽のことは)尊敬してるし、すごく感謝してます。」
って…「好き」とか「大事なひと」って言わなかった。
愛人の子どもでずっと父(小日向文世)から相手にされなかった朝陽。
父が本妻の息子である兄(福士誠治)を見限り、
朝陽を後継者に選んだことで、彼はどんどん変化していく。
音が尊敬した出来事も忘れてしまっているし、
父に音を紹介する時に、音の経歴について嘘ばっかり並べる。
そんな嘘はすぐバレるし、一番傷つくのは音なのに…
音が尊敬していた朝陽はもういないのだ。
怪しい派遣会社を辞めて、柿谷運送に戻ってきた練。
6年前は何てひどい社長(松田美由紀)と職場だろうと思ったが、
震災後からは優しい職場に変わっていた。
震災をきっかけに価値観だとか、
うまく言葉に出来ない色々なものが変わったと思う。
朝陽と父との会食の後、朝陽の前から姿を消す音。
心配した練は音のアパートを訪ねる。
「プロポーズされておめでとうって言いましたけど、
間違ってなかったですか?幸せなんですか?」
北海道で初めて二人が会った時のことを思い出す。
音の部屋で6年前にあげた白桃の缶詰めを見つける練。
二人の他愛もない会話は、
小さいあるあるが積み重なっていく。
「共感」の数が多ければ多いほど惹かれていく気がする。
福引で1等のテレビゲームが当たったが、
テレビが無いから3等の物干しに替えてもらったという音。
「この物干しいいですね」と言う練。
「職場の人に話したら、テレビゲームを売れば良かったのにと
言われたから、自分が間違っているのかと思った。
多数決があったら、毎回ダメな方です。」
「多数決が何回あっても、俺は最後までそこにいますよ。」
そして誰にも話したことがない空の話をする音。
「ほんまにきれかったんよ。
今までずっとな、あん時見た空の話がしたかってん。
誰に言っても伝わらへん気して、
伝わらへんかったらって思って、
言われへんかったんやけどな、
ほんまにきれいやったんやで。」
お互いにずっと相手のことを考えていたと
打ち明ける二人。
練が「好きです」と言った途端、朝陽が部屋に…
貧しい暮らしをしてきた練と音。
物を大切にする二人の優しさと純粋さがそうさせるのか
このラブストーリーは本当に泣ける…
そして気になるのが、晴太(坂口健太郎)。
彼だけが未だに背景が描かれていない。
練と一緒に危ない仕事をしたり、辞めたり。
掴みどころのない彼だが、
すごく重いものを背負っている気がする。
いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 月曜21時 フジテレビ
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