日本ドラマ愛好家ドラマ感想ブログ：「ドラマの時間」: 「逃げるは恥だが役に立つ」第8話の感想:離婚と実家と運命の相手

人生のハンドルを握るのは自分自身♪

派遣契約を打ち切られ

職ナシ彼氏ナシの主人公

森山みくり(新垣結衣)が

恋愛経験の無い独身サラリーマン

津崎平匡(星野源)と

夫=雇用主、妻=従業員という

仕事としての結婚生活をスタート。

雇用関係で恋愛感情を持たない

はずだったのに

段々とお互いを意識し出す二人の

姿を描く、社会派？ラブコメディ♪

誘いを断られ

死にたくなる気持ちを抑えながら

何事も無かったように

暮らそうとしたみくり。

あの日の出来事を

妄想で茶化して忘れようとしても

頭から離れない (>_<)

でもさすがにハグの日はキツイ (ｰｰ;)

そんな時に母・桜(富田靖子)が骨折したと

兄・ちがや（細田善彦）から連絡が入る…

それを理由に実家に帰ることに。

ハグの日から逃げたかったので

正に渡りに船 (^◇^;)

初めての職場放棄。

何日分もの食事を用意して出て行くところなど

本当に感心する。

「何だって良かった…

惨めな自分を見なくて済むのなら。

もう戻れないかもしれない…

それも人生かともう一人の私が嘯いていた。」

…この台詞には思わず涙（ ; ; ）

弁当を持って来なくなった平匡をみて

同僚の日野(藤井隆)は

夫婦喧嘩を心配するが

沼田(古田新太)は

今までも平匡は自分で弁当を作り

みくりは、みんなに会わせる時だけの

『日雇い妻』だと言い放つ (^◇^;)

何か平匡の評価と全然違って

勘違いばかりしている気がする。

そんな沼田が若い男性を尾行していたのは

ストーカー目的ではなく

社の秘密を探る為だったことが判明 (^_^;)

どうも業績が悪く

リストラもありうる状況らしい。

沼田が昔、国のインフラを守っていたという

すごい経歴まで発覚！

珍しく同僚４人で飲みに行ったのはいいが

風見(大谷亮平)にからみ

酔い潰れて寝てしまう平匡 (-｡-;

風見は百合(石田ゆり子)に頼んで

車で迎えに来てもらう。

その車中

中学時代の話をする風見。

付き合っていた彼女が

自分に自信が持てなくて

釣り合わないからと

フラレてしまった。

どれだけ拒絶されても

大好きだよと言ってあげれば

良かったのだろうか？

向こうは僕の気持ちは考えていない。

自分ばかり見てる彼女に

何を言えば良かったのか？

平匡に聞かせたかったのかな…

会話を聞いていた平匡は

みくりが残した数日分の夕食を食べる…

どんな思いで作ったんだろう。

どんな思いでここを出て行ったんだろう。

自分の気持ちでいっぱいで

彼女が残して行ってくれた料理を

手にとることもしなかった…

ハグをしてキスをするまでが

精一杯だった平匡 (-_-;)

一方、実家では母が

ろくに家事も出来ない夫・栃男(宇梶剛士)に

イライラして、叱りつける日々が続いていた…

「擦り傷程度の浅い傷でも

何度も何度も傷を受ければ

深刻なダメージになる。」

父に対して厳し過ぎるのでは？と

母に言うと

健康診断で引っかかり

自分が居なくなってからのことが

心配になったからだと…

愛することを、お互いに努力していると言う母。

「無償の愛なんて注げないわよ、

他人なんだし。

運命の相手なんて居ないと思う。

運命の相手にするの。

意思がなきゃ続かないのは

仕事も家庭も同じじゃないかな…」

誰かを誠実に愛し続けることは

ものすごく大変なことかもしれない。

人の気持ちは変えられないけど

人生のハンドルを握るのは

自分自身。

やはり帰ることに決める。

そんな時に丁度、平匡から電話が…

自分が女性経験がないことで

色々考えてしまい

拒絶されたみくりがどう思うか

全く頭になかったと謝る。

未経験だと知られることが

怖くもあったと。

かなり勇気が要る告白だ…

偉い！

「知ってました、とっくに。

私にとっては大したことでは

ありませんでした。」

でも拒絶されたのは

すごくショックだったと…

そして、これから帰ろうと思う。

会ってちゃんと話したいと

伝える。

「会えます、すぐ近くにいます。

会って、火曜の分のハグも！」