2016年12月17日土曜日

「カインとアベル」第9話の感想:衝撃!! 裏切りの瞬間 追い詰められる家族

自分を取り戻した兄。勝つことにこだわり過ぎて破滅の道へと
進む弟。



大手ディベロッパー経営者一族の

兄と弟の確執と複雑な恋愛模様を描いた

ヒューマンラブストーリー。




取締役に昇進した優(山田涼介)は

社内に盗聴器を仕掛けた

副社長の兄隆一(桐谷健太)を

解任へ追い込む。




結婚式にも姿を現さず

葉山の別荘に引きこもる隆一を

何度も訪ねる梓(倉科カナ)…




会社に残り都市計画の

プロジェクトリーダーになって

一緒に働いて欲しいと

懇願する優。



「兄貴は今何も

持ってないじゃないですか!」


こんなこと言うようになっちゃったのね (; ;)


「私は隆一さんがいれば

それで幸せなの。」




社長である父親の貴行(高嶋政伸)も

心配して、隆一が結婚祝いにリクエストをした

万年筆を彼女に託す…




それを見た隆一は梓を追いかけ

「どうしてみんな、俺を責めない?

どうして俺を許す?

俺は梓のことも、父さんのことも

裏切ってばっかりだったのに。」




「多分、家族だから。

家族だから許せる。

家族だからずっと待っていられる。」




大切なものを思い出した隆一は

まるで憑き物がとれたように

表情も明るく、穏やかで生き生きしている。




嫉妬で壊れていく様子は

見ていて辛かったから

本当に良かった (*^^)v





一方、優の野望はどんどんエスカレート。

祖父・宗一郎が社長の代に持ち上がっては

何度も断念してきた新宿の開発事業。




まともに正面から取り組もうとすると

莫大な費用と時間がかかり

力のある人間に裏から手を回す必要も。

余りにもリスクが大きくて危険な為に

隆一も断念した。




梓のことがあるからか

自分なら成功させられるかもしれないと

父の反対を無視して動き出してしまう…(-。-;




黒沢((竹中直人)に

代議士を紹介して欲しいと依頼する。

色々噂の多い人物だと言いながらも

段取りをつけてくれ、会いに行く優…





叔母の桃子(南果歩)に

「(隆一を解任した)この決断は

高田の未来の為です。

仕方なかったんです。」



「何、言ってるの?

優からそんな言葉、聞きたくない。

仕事は一人じゃ出来ない。

ちゃんと周りをみて

周りの声に耳を傾けるのも

大事なことよ。」




そして宗一郎にも

「ディベロッパー大手3社と

肩を並べるくらいでないとダメだと思う。

その為にはもっと積極的な経営を

していかないと。」



肩を並べたとして

その後はどうする?と聞かれ


「一位の座を狙います。」


一位になったら、その後は?


「日本で一位になれば

世界の企業と競えます。」


「その先に何がある?」

言葉に詰まる優。



「全ての勝負に勝ち続けることは

出来ないんだぞ。

身の丈に合わない経営は危険だ。

儲けはほどほどがいい。



仕事ってやつは魔力を持ってる。

勝つことは大事だが

それに拘り過ぎると

本当に大切なものを失ってしまう。



自分にとって大切なものが何か

いつも傍にいるのは誰か。

それを考えて行動しなさい。」



宗一郎の言葉はいつも

優しく、温かく、心に響く (*^_^*)






どんどん変わっていく優。

何でも「自分、自分」になってしまった。



今までの仲間も段々距離を

おくようになる。

人が離れていっているが

優自身、どうしていいかわからない。



高田を発展させることに

ピリピリしていて…

今の彼には何も見えなければ

誰の言葉も耳に入らない。





黒沢から代議士を紹介したことを

聞いた隆一は

慌てて止めに行くが




頂上の景色を見たいと取り合わない。

もう副社長でもないのに

どの立場で意見を言っているのかと。




「兄としてお前のことを

心配して言っている。

今ならまだ間に合う。」



有難く頂戴しておくが

もう誰にも止められないと。




貴行も宗一郎も心配するが

代議士の収賄疑惑が報じられ

高田にも検察の捜査が入り

優は贈収賄の重要参考人として

連行されてしまう (゚o゚;;



高田はどうなるのか?

そして優は?


カインとアベル 月曜21時 フジテレビ


心からの笑顔。良かった~(#^.^#)


危ない、眼がイってる (>_<)

2 件のコメント:

  1. 現代の社会の縮図みたいなドラマなんですね…。

    返信削除
    返信
    1. コメントありがとうございます。
      なかなか深いドラマでした(^_^;)

      削除