2016年5月24日火曜日

「重版出来!」第6話の感想:勝ち続ける仕事術…新人ツブシの秘密とは?

この回は本当に泣けました!思い出しても涙が…切な過ぎる (T_T)



週刊コミック誌「バイブス」の新米編集者・黒沢心(黒木華)が

一癖も二癖もある編集部員や漫画家

営業担当、書店員たちを巻き込み

一丸となって仕事に打ち込むチーム奮戦記





頑張る人たちに勇気を贈るというだけあって

毎回さわやかな気分にさせてくれる


お仕事ドラマです (#^.^#)




今回は、新人潰しの安井(安田顕)の

過去が明らかに。

とても切なすぎる事実がそこにはあった (T_T)




担当作は一つも外したことがなく

全部それなりにヒットを出し続けている。

でも殆どの作家が彼から離れたり、やめてしまったり。




新人作家なら彼の好きなように出来るから

言うことをきかせて

いいように使って

手柄は全部自分のもの。

利用価値が無くなったらポイ。

そうやって潰されていくのだとか…




心から担当を奪った新人の東江(高月彩良)。

完成間近の彼女の作品の

キャラデザインの変更をいきなり通告する安井。

10日で50ページの描き直しをしなくてはいけない。




睡眠時間を削ってボロボロになりながら

頑張る東江を、心配して訪ねる心。

心の顔を見た途端、泣きだしてしまう。




安井に抗議をする心に

彼の昔の話をする五百旗頭(オダギリジョー)。

6年前、コミックフロウの編集部にいた安井は

人気作家の加藤了(横田栄司)に描いてもらいたく

土日も差し入れを持って仕事部屋に通う

心のようなな熱い編集者だった。




加藤から「安ちゃん」と呼ばれ

信頼関係で結ばれていたのに

突然、廃刊が決まってしまう。




編集部が一丸となって

廃刊決定を覆す努力をしている矢先に

加藤は、他の漫画家から廃刊のことを聞かされ

安井のことを信用できなくなってしまい

担当を外れてくれと告げる。




傷つき帰宅した彼に

あなたは仕事しかないと

妻は離婚届を差し出すのだ (-_-;)




結局廃刊は免れず

フロウを立ち上げ、廃刊を決定した役員が

「このフロウを俺の墓標と思って

胸に抱いて死んでいくよ。」

と言うのを聞き…




「ふざけるな!ふざけんじゃねぇ!

雑誌はあんたのもんじゃない!

あんたの墓標なんかじゃない!

雑誌は一からみんなで育ててきたんだ!

漫画家と編集者、みんなの家なんだ!」

と殴りかかろうとする安井。




同じ編集部の和田(松重豊)や

菊地(永岡佑)が必死で止める。




そしてバイブスに移ってからは

もう数字優先の今のスタイルになっていた。




「編集者残酷物語」というアカウントで

ずっとつぶやいていた安井。

書店員の河さん(濱田マリ)が

「殺伐としたつぶやきだけど

漫画への深い愛情が滲み出ている。」

と評する。

ずっと漫画を愛しているのだ…




「漫画はビジネス。

夢を託すものではない。」


「どれだけ素晴らしいものを作っても

会社が評価するのは数字。

数字だけなのだ。」


「理想だけで仕事が出来る人は

この世にどれだけいるのだろう。

いい作品を作ることだけに

向き合えるのなら、

どれだけ幸せだろう。」


このつぶやき、泣けてくる…




デビュー作は大成功で

重版決定だろうと言われた東江。

でも次の仕事を断ってくる。




「漫画が好きだから、嫌いになりたくない。

大好きな漫画で道具にされたくない。」




そして心に、自分の漫画が描けたら

もう一度読んで欲しいとお願いする。




「黒沢さんの手を離したことを後悔している」

という彼女に

「離した手は、もう一度繋げばいいんですよ」

いい言葉だな〜




コミックフロウで一緒だった和田編集長は

「ありがとう。

お前が確実に稼いでくれるおかげで

他の作品で冒険が出来る。

勝負するところで勝負出来ているんだ。」




廃刊という苦い経験から

本来の自分を殺し

数字をとることを第一優先する安井。




彼がもう一度心の底から笑える日がくることを

願うばかり。

安顕さんの変化が素晴らしく

心に残る回になった。

本当にすごい役者さんだ。

このドラマに出会えて良かった (*^_^*)


重版出来! 火曜22時 TBS


東江さんをちゃんとフォローして下さい!


以前の安井は心と同じ熱血編集者。




役員に涙の抗議!そして彼は雑誌と漫画家を守る為に生まれ変わった…(涙)

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