2017年7月15日土曜日

「ごめん、愛してる」第1話の感想:孤独な男が突然受けた余命宣告…たった一つの切ない愛の物語

切ないけど、突っ込みどころ満載 (^◇^;)



赤ん坊の時に捨てられ

裏社会で生きてきた青年。


ある日余命宣告を受けた彼は

最後に親孝行をと自分を捨てた母を探すが

そこで見たのは、もう一人の息子と

豊かに暮らす母の姿だった。


そんな彼女に復讐を誓うが

ある女性との出会いで

初めて人を愛し、愛されることを知る…

この夏一番切ないラブストーリー。




赤ん坊の時に施設の前に

捨てられていた律(長瀬智也)。

岡崎家に養子として引き取られ

赴任先の韓国で家を飛び出し

裏社会で生きることに…。




組長の息子ラン(イ・スヒョク)から

兄貴と慕われていたが、

それを快く思わない組員に

嫌がらせを受ける毎日。




そして実力派アイドルピアニスト

日向サトル(阪口健太郎)と

幼馴染で、付き人役の

三田凛華(吉岡里帆)は

コンサートの為に韓国へ来ていた。



挫折した天才ピアニストの息子として

話題を集めるサトルは、

ショパンコンクールでも

3位入賞という実力の持ち主。



ただ心臓に疾患を抱えている為

無理は出来ない。



サトルに思いを寄せる凛華だが

彼は天才サックス奏者の

古沢塔子(大西礼芳)に夢中。

相談され、応援するが、

心の中は穏やかではない。




コンサートも成功に終わり

念願叶って塔子と食事の約束をした

サトルは、帰国を1日延ばすと言い出す。



先に帰ることになった凛華は

強盗に遭い、荷物を奪われてしまう。

そこへ現れた律に

「とりあえずご飯でも食べながら

考えよう」と言われ

何故か飲みに行く二人。



酔ってサトルのことを愚痴る凛華に

「自分のことを思ってもくれない

男のことを思い続けるなんて

時間の無駄だろ。」と律。



実は強盗は組の人間で

凛華のことも売り飛ばす為に

連れて来るよう命じられていたのだ。



でも、裏切って凛華と逃げる律。

そして12歳から15歳まで

寝ぐらにしていた場所で、一夜を明かす。



目を覚ますと律の姿は無く

奪われた荷物もちゃんと戻っていた。





ランの誕生日パーティーの席で

彼を庇い撃たれた律は

頭部に銃弾が残り

余命宣告を受けてしまう。



組から渡された多額の見舞金を

自分を生んでくれた母親に渡す為

韓国を後にする…




“自分を捨てたことを後悔している母は

会わす顔がないと受け取って

くれないかもしれない。


そしたら

「おかげ様で悪くない人生だった。

生んでくれてありがとう。

さよなら、幸せになってくれよ。」

と言おう。


きっと涙を流して喜んでくれるだろう。”


悲しい…




自分が育った養護施設を訪ねた律は

幼馴染の河合若菜(池脇千鶴)と再会する。



事故で脳に障害が残った若菜は

子どものまま。

父親のわからない自分の息子

魚(大智)と暮らしていた。



結局、母親の手掛かりは

お守り袋と指輪だけ…




一方帰国した凛華は

サトルの母・麗子(大竹しのぶ)から

サトルが何も食べず

ピアノも弾かないので

何とかするよう頼まれ

サトルの元へ…



塔子にフラレたと落ち込むサトル。

交際を申し込み、承諾してもらったが

自由奔放で恋多き女性である塔子は

食事の途中で席を立ち

他の男の方へ行ってしまったというのだ。



サトルを励まし

誕生日パーティーに塔子を呼ぶよう

アドバイスする凛華。





律の父親だと思われる指揮者から

お金を受け取る謎の男(六角精児)。

死期の近い指揮者は

名声を汚したくないから秘密を守るよう、

男に懇願する。



そして男は律の後を尾けるが

見つかってしまい

母親の居場所を教えるのだった…



母親の家を訪ねると

出て来たのは凛華。

そこはサトルの家だった。



「ここ、お前の家か?」と驚いて聞く律に

「この近所だけど…

もしかしてパスポート見て

それ覚えていて私に会いに?気持ち悪っ」



何と自惚れの強い女なんだ!

まずは助けてもらった礼を言え (-_-メ)



無視して勝手に家に入って行く律。

貧乏から自分を捨てたと思っていた母は

もう一人の息子と裕福に暮らしていた (゚o゚;;



涙を流しながら近づき、手を差し出す律。

その手を払い退ける麗子。

母親を守ろうと庇うサトル。



そして「この人バカなんです。

韓国から私のこと追いかけて来て。

私、好きな人いるって言ってるのに。」

と凛華 (-_-メ)



バカはどっちだ!

律の表情を見て

目的は自分ではないと

何故わからない?



「得体の知れない人間、

家に入れないでちょうだい!」

出て行けとヒステリックに叫ぶ麗子。



何か感じとらないのだろうか?



長瀬くんの表情と

力なく去って行く後ろ姿。

やはり上手い。





サトルの誕生日パーティー。

「ありがとう、生まれてきてくれて。

あなたは私の宝物よ。」

サトルを溺愛する麗子。



そして、嬉しそうに塔子を

エスコートするサトルを見て

傷ついた凛華は

屋敷を恨めしそうに見上げる

律の姿を目にする…




冒頭のシーンから

律がこの世から居なくなるのは間違いなく

切ない展開が待っているのがわかる。



ただ何故、凛華に惹かれていくのかが

全くわからない (-。-;



強盗に遭った直後に

慣れない地で見知らぬ男性と飲みに行き

酔っ払うところ。

律が自分を追いかけて来たと思うところ。

バカで軽くて自惚れの強い

変な女性にしか見えない (-_-;)



それと麗子。

天才故のストイックさか何だか知らないけど

マネージャーである凛華の父・恒夫(中村梅雀)や

凛華への言動が、余りにも上からなのがカンに触る。



更にサトル。

溺愛されて育ったからか

世間ズレしてるというか…

とにかく気持ち悪い (>_<)



それに比べ

同じ御曹司でもランは

まともだし魅力的だった。



ただ、息子が狙われているのに

自分の身を守る親の姿にはビックリしたが…

動いたのは律だけで、組員も親も何もせず

結局ランが自分で敵を射殺したのだ (^◇^;)



切なさだけでなく

ツッコミどころ満載の

ドラマになっていくのだろうか?


ごめん、愛してる 日曜21時 TBS




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