2017年7月3日月曜日

「あなたのことはそれほど」最終回の感想:生まれ直しても今の相手を選びますか 夫婦2組の決断

タイトルは美都へ向けたものだった (゚o゚;;



“二番目に好きな人”と結婚した女性が

ずっと思い続けていた初恋の相手と偶然再会し

封印していた恋が目覚めてしまう…



原作は、いくえみ綾の同名コミック。

大人のいびつな四角関係を描く

ラブストーリー。




実家に戻った麗華(仲里依紗)に

迎えに行くと電話する光軌(鈴木伸之)。

真剣に考えたのに勢いだけで来られても

帰る気にならないと冷たく突き放される。



怖いから敬語はやめて欲しいと言うと


「昔から怒ると敬語になってしまうんです。

私が怖い?」



「怖いです。

居なくなってしまうことが怖いです。」


「おやすみ。」

ガチャン…




妊娠していなかったことを

涼太(東出昌大)に報告する美都。



そして光軌を呼び出す涼太。

自分達が別れたら

また関係を続けるつもりか尋ねると

それは無いと答える。



麗華が出て行き

それどころではないと言う光軌に

大喜びする涼太 (-。-;



でも次の瞬間

「奥さんが一番で

みっちゃんが二番だったってことですよね。

酷い話だな…」

と怒りを露わにする。



少しでも可能性があるなら

美都と元に戻って欲しいと言う光軌に

「あなた、悪い人だ。極悪人だ。」


そして

「これから有島さんは、大変ですね〜」

と言い残し去って行く…



極悪人というより

何も考えていない、ただ節操のない

男なだけだと思うけど (-_-;)




突然現れた曲がり角を

曲がらずにはいられなかった美都。



“そこはキラキラ光ってたから。

待ち続けた光を目の前にして

スルー出来るような出来た人間じゃない。


キラキラのその先で

自分の本性を思い知った。


有島くんは、逸れた道を後悔した。

だけど私、後悔なんてしてない。”



そして「離婚しました」と

メッセージを送るが、既読スルー。

性懲りもなくメッセージを送る

彼女の行為はゾッとする。



“有島くん、

あなたはあなたの道を取り戻すべく

これから孤軍奮闘するのかな?


頑張って下さい。

幸せを祈ったりはしないけどね。”





麗華に会いに行った光軌は

触れようとして避けられ


「俺はバイ菌か?汚らわしいか?」

「そう見えた?」

「自分でもちょっと思った。」

「ならそうなんでしょうね。

わざわざ来てくれたのに

悪いけど、それじゃ。」



二度としないと謝り、

どうしたら許してくれるかと聞いても

今は離れていたいと

取り付く島もない (>_<)



妊娠中に浮気されて

出産祝いから美都にご馳走し

ホテル代まで払って…

交際中も浮気しそうになってたし

この男はきっと又やると思う。




一方、香子(大政絢)に離婚の保証人を

お願いする涼太。

それでいいのかと尋ねられ

「みっちゃんの要望ですから。」



明日が涼太の誕生日だと気付くと

「これが彼女からの誕生祝いですよ、

酷い女だ。」

とわざとらしく泣き崩れる…

やはり怖い (-。-;



翌日、離婚届けを役所に郵送したという

涼太からのメッセージに

「お誕生日おめでとう」と返すと

電話がかかってくる。



そして最後に食事をすることに…

屋台で冷酒とおでん。

屋台へは二人で来たことがないから

最後は何の思い出も無い方が

スッキリしていいからと。



ついまったりしてしまう美都だが

香子から「あの人、少し怖いね」

とメッセージが届き、我に返る。



うーん、涼太も怖いけど

あなたも充分怖いからね (^◇^;)




離婚したことを悦子(麻生祐未)に報告に行く。

最後にもう一度と言われて

食事したことを聞き

気になった悦子は涼太の様子を見に行く。




娘がお世話になったと頭を下げて帰るが

結婚式の写真を未だに飾り

指輪もしているのを見て

「最後に」って

どういうつもりで言ったのかが

気になったと美都に報告する。




一方、毎朝毎晩、往復3時間かけて

一日ニ回も娘に挨拶しに行く光軌…

そんな彼に麗華は訴える。



「こんな自分、見たことがない。

あの顔…一生忘れない。

私をこんな風にさせた

あなたのことが憎いです。」



それに対し

「愛してるよ、麗華。」と繰り返す光軌。

その度にビンタする麗華。

これで少し、気が済んだのだろうか?



浮気相手の妻に

自分を見せに行った美都は

光軌が言うようなイイ奴ではない。

やはり、頭がおかしいとしか思えない。




「もう会いません。連絡もしません。

ブロック削除していいですか?

それとうちは絶対わかれません。

ごめんなさい」



光軌からのメッセージに

「了解です」と返す美都。




久しぶりに香子と食事をする美都。

彼が出来たと聞くと

「その人、歴代1位?」

それに対し



「それ比べても仕方なくない?

あの頃好きだった人は

あの頃の自分が好きだった人。


冷凍保存でもしておかない限り

今は自分も相手も変わっている。


あの頃好きだった人は

今はもうこの世にはいない亡霊…妖精…幻。」



なるほどね、上手いこと言う(^o^) 

美都が好きだったのは

中学生だった有島で

今の彼ではない。





麗華が出て行ったのは自分のせいだと

謝りに来る皆美(中川翔子)。

勝手にビラを撒いたことも。

そして引っ越すことにしたと伝えて欲しいと。



翌朝、麗華にいきなりキスをして抱きしめる。

「気持ちいいね!」

再会した時の麗華の言動を再現。



「優しくて、ズルい人…」

ようやく許してくれたようだ。

「でももうあの時ほど

気持ち良くはないかな…」

とひとり呟く…





離婚届が未だ提出されてないことを知り

連絡もつかない涼太を心配して

小田原(山崎育三郎)に相談する美都。



ここ一週間会社を休んでいるが

電話にも出ないという。



「涼太にしてみたら、奥さんと友達

いっぺんに失くしたようなものだからね。」



マンションを訪ねるが留守。

死ぬ気なのではと不安になり

思い出の場所へ駆けつけると

そこに涼太が…



「涼ちゃんが死んじゃったら

私、耐えられない。


今さらこんなこと言う資格ないけど

涼ちゃんがそんなに望んでくれるなら

私はもう一度…」



「みっちゃんらしい。」

笑い飛ばす涼太。


「それは同情でしょ?

好きとは違う。罪悪感。


しかも自分のせいで僕が死んだら

自分の気分が悪いから。

ぜーんぶ、自分の為だ。


これ以上ないくらい

みっちゃんらしい。


君は自分を肯定することにかけては

天才的だね。



君と同じように

僕にも気持があるんだよ。


そして今、僕の気持ちは

“みっちゃんのことは、それほど”



みっちゃんは未だ

本当に人を好きになったことが

ないんじゃない?

二番どころか一番も。





可哀想だね、

僕でも一番好きな人と結婚できたのに。」



「涼ちゃんの愛は優しい暴力だった。

あなたのことを傷つけたことを

忘れずに生きていこうと思います。」



本当にごめんなさいと頭を下げる。

そして、そんな美都に

手を差し出す涼太。

握手して去って行く…



指輪も外し、放り投げる。

爽やかな東出くんの顔が

そこにはあった (*^_^*)



一年後、バッタリ再会。

ウェディングレストランに

仕事で来ていた涼太を

再婚するのだと誤解した美都。



“こちら三好美都。

未だ人の幸せなんか

全然喜べないバツイチ29歳。

運命の出会いはまだ知らない。”



出来れば少しは

人の幸せも祈れる私に

変われたらと言っていたのに…

ホント、みっちゃんらしい (^_^;)



このドラマは何を

伝えたかったのだろう…

次がどうなるか気になるだけで

最後まで観てしまったけれど

何も後に残らない。



W不倫ドラマって

男性側は大抵元の鞘に納まり

女性側は離婚して一人ぼっち。



割に合わないけど

何故か美都には1ミリも

同情出来ない。

ここまで嫌われるヒロインも

珍しいかも (^_^;)



ただ波留と東出昌大の

役者としての幅は

大きく広がったと思う♪



あなたのことはそれほど



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