2017年7月18日火曜日

「セシルのもくろみ」第1話の感想:この夏最も華やかな女達の生きる道!幸せ 比 べ競争

真木よう子の変身ぶりに期待大♪



30~50代の主婦層に人気の

ファッション雑誌「STORY」に

連載された唯川恵の小説をドラマ化。



ファッション雑誌業界を舞台に

専業主婦、共働き、シングルマザー、独身と

様々な立場の女性たちが

ぶつかり合いながらも、幸せを探していく…



運命のいたずらで読者モデルになった

女性が、一流のモデルとして

成功への階段を駆け上がっていく物語。




女たちの欲望が凝縮されているのが

ファッション雑誌。

今は憧れよりも共感の時代。

人気ファッション誌「VANIiTY」

読者モデルを育てることに

力を入れていた。




「VANIiTY」の編集部で

企画の読モ候補を探すフリーの

ファッションライター・沖田江里(伊藤歩)は

デスク・黒沢洵子(板谷由夏)の推薦で

北春日部の惣菜店で働く主婦・

宮地奈央(真木よう子)をスカウトする。



一度は誘いを断わった奈央だが

お金になると釣られ

オーディションを受けることに。



綺麗だけど、お洒落とは縁遠く

ファッション雑誌も読まないが

編集長・南城彰(リリー・フランキー)の

タイプだった為、合格 (^◇^;)



でも自分を飾ることに

抵抗がある奈央は

初めての撮影で上手く笑えず

「辞める」と言い出す。



「何、無責任なこと言ってるの?

これだから主婦は…

一度引き受けたからには

最後まできちんとやりなさいよ!」

と江里に言われ、腹をくくるが

15人の読モの中で

唯一人だけカットされてしまう (-。-;




一方企画会議でコンペを言い出す南城。

8月号で二人の読モに

1ページづつ与えられることになり

ライター8人がそれぞれ出す

読モ企画を競うもの。




勝負と聞いて燃える奈央だが

選ばれないと今後

出番が無くなる可能性も高い (-。-;



カメラマンの山上航平(金子ノブアキ)、

カリスマヘアメイクの安原トモ(徳井義実)と

『チーム・ミヤジ』を組んで

ページ獲得に向けて特訓を開始するが…



奈央のInstagramを

開設しようとする江里に

それだけは絶対に嫌だと反発。



とりあえず努力した甲斐あって

『ダメ主婦改造計画』という

江里の企画が通り

奈央の記事が掲載されるが

それも時代遅れな南城の趣味 (^◇^;)



「時代の変化についていけない者は

取り残されるしかない。


船長が時代遅れだと思ったら

船を降りるか、船長を船から降ろすか

すればいいんじゃない?」と黒沢。



編集長の座を狙っているのだろうか?





「VANIiTY」創刊10周年パーティーに

ドレスアップして参加した奈央は

No1カバーモデル・浜口由華子

=ハマユカ(吉瀬美智子)に

声をかけられる。

息子同士が同じ学校だったのだ。



パーティーには元No2モデルで

今はコメンテーターとして

テレビで活躍する

安永舞子(長谷川京子)も列席。



ハマユカと自分を比べ落ち込む奈央に

「探してみる価値はあるかと思って」

と江里…?



奈央だけボツになった時に

自分はそっち側の人間じゃないと言う

彼女に対し「それで幸せ?」と尋ねた江里。



「あんたは人から誉められたくて生きてるの?

私は家族が居て、洗濯して掃除して、料理して。


ありがとうと言われなくても、

そういう大事な人が生きて幸せで、

笑って傍にいる。


それが幸せだよ。

狭い世界なんかじゃない。」

と奈央。



それに対し、

自分も仕事にやり甲斐あるし、

幸せだと思っているが、

文句ある?と返すと



「ない。

自分の幸せは自分が決めるんだよ。」



その言葉に鳥肌がたったと言う。

そんなこと言う人、初めて会ったから

自分たちが組めば

今まで見えなかった景色が

見える気がしたと。




そんな矢先、読モ仲間の嫉妬から

江里が勝手にインスタを

開設したことを知り、激怒する奈央。



江里の元へ駆けつけると…

今回つまらなかった企画の3位に

入っていると告げられる。



ランキングに入るのは

注目されていること。

勿論、一番いいのは好かれること。

次に嫌われること。

最悪なのは

目に止めてもらえないこと。



更に一緒にいた黒沢も

奈央の企画に反響があったことを伝えるが

自分が怒っているのは

江里が裏切ったからだと

聞く耳を持たない (-_-;)



黒沢は

ミヤジの企画が次号以降も続く予定だったが

どうしてもやれないなら中止にすると言い出す。



「もっとやる気のある方は

沢山いらっしゃいますし、

嫌々やって頂くことでとありませんし。」



慌てる江里に、それでも

「信じた私がバカだった。」

と捨て台詞を残し

出て行ってしまう (>_<)



デスクの言うこと当然だよねー

奈央の怒りも、わからなくはないけど…



家族を守り、惣菜店で働くのとは

もう違う世界に踏み込んだんだよ。

良い悪いでなく、そういうこと。



違うステージに立つと決めたら

価値観も変えないと…

だから主婦と

馬鹿にされるんじゃないかな…。



それが嫌なら

今までの自分から

脱皮する努力をしようよ。



それをせずに別の世界のことを

とやかく言うのはどうかな…




案の定、安原も奈央に

「みんなそれぞれの立場で

それぞれの目的の為に戦っている。


今よりも強くなる為とか

今よりも幸せになる為とか…」



これがこの世界の戦いだとわかるけど、

くだらない。馬鹿ばっかりだと奈央。

でも負けたまま逃げるのは絶対に嫌だと。



認められて思い通りにやる!

自分の正義を貫く!

その為にこの世界で生きていくことを

決心する。



ようやく本気になり

覚悟を決めた奈央の戦いが始まる。




今回、真木よう子の顔が

余りにも小さいことに初めて気づいた。

そして目を背けたくなるようなダサい姿と

ドレスアップやエンディングでの

華麗な姿とのギャップ。



やはり彼女は

存在感のある女優さんだと思う。

個人的にはSPの彼女が一番好きかな〜

精霊の守人の時も良かったけど。




“サガンが書いたセシルは

とんでもない計画を練って

父親の再婚相手を死に追いやった。


この業界の人間はセシルと同じ。

賞賛されたい者、出世したい者、

トップに立ちたい者…


皆、セシルのように

もくろみを持っている”

と安原。



タイトルの由来はここにあったのか!



更に

“素材よりも演出力。

自分をどう見せるか、

そのセンスがある人が

今の時代の勝ち組”だと安永。



確かにそうかも!

でも安永は

闇を抱えていそうで怖い。



女同士のドロドロな世界が

展開していくのかな?

でも、ヒロインがサバサバ系だから

嫌な気分にまではならないと思う。



このドラマは、

最終回まで観ることに決めた♫


セシルのもくろみ 木曜22時 フジテレビ






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