2017年7月22日土曜日

「愛してたって、秘密はある。」第1話の感想:あの夏、僕は人を殺した…幸せの絶頂で暴かれ始める過去!! その秘密、隠し通せるか?

衝撃的なラストに驚愕 (゚o゚;;



秋元康、企画原案のラブミステリー。

中学生の時に母親をDVから守る為

父を殺害してしまった主人公・奥森黎(福士蒼汰)は

その事実を隠したまま成長し、弁護士を目指す。



そして検事を目指す立花爽(川口春奈)との

結婚を決意した途端

「秘密」を知る何者かから不気味な

メッセージが届く…




司法修習生として検察庁で研修中の

黎と安達虎太郎(白洲迅)、

そして弁護士事務所で研修中の

爽は、同じ大学のゼミ仲間。



黎の母・晶子(鈴木保奈美)に

背中を押され

「私たち結婚しない?」と

逆プロポーズをする爽。



「これからもショバ(笑)に居て下さい。」

と黎。



ジャーナリストの兄・暁人(賀来賢人)に

黎が挨拶に来る日に同席して欲しいと

頼みに行くが、父親と確執のある暁人は

「あの親父の息子なんて普通、無理。」

彼氏ほど物好きじゃないと拒否 (^_^;)




当日、父親・弘晃(遠藤憲一)の顔を見て

ビックリする黎。

元特捜の鬼・立花検事正だったのだ。



この親父、とにかく怖いし、感じ悪い。

家族構成を聞かれ思わず

父は病気で4年前に亡くなったと

嘘をついてしまう (>_<)



そして、司法修習が終わったら

弁護士になりたいと言うと

話にならないと厳しい。



「罪にはそれぞれ事情があると思うんです。

止むに止まれない状況で

追い詰められて犯罪に手を染めてしまった人を

助けられる弁護士になりたいんです。」



「まるで犯罪者を

被害者みたいに言うんだな。

追い詰められたら何をしてもいいのか?」



「被害者を思えば、加害者は

世界中から非難されて

当然なのかもしれません。


でも僕だけは

道を踏み外してしまった人たちの

味方になりたいんです。


彼らの

人生を生き直そうとする気持ちを

応援したいんです。」



「もし爽が目の前で殺されたらどうする?

爽を殺した犯人のことも助けるのか?

そいつの味方になってやるのか?


君が言っていることは、ただの綺麗事だ。

どんな事情があれ、罪は罪だ。

犯罪に手を染めた人間は悪人なんだよ。」



何も言い返せず

「お嬢さんを下さい」も言えず仕舞い (-。-;



父の正体を秘密にしていたことを謝るが

黎にはもっと大きな秘密があった。




11年前の夏、中学生だった黎は

母を殴り殺そうとする父・皓介(堀部圭亮)を

止めようとトロフィーで殴り

殺害してしまう (>_<)



直ぐに110番しようとする黎を止める母。



「今度は母さんの番。

母さんが必ず黎を守るから。

黎が母さんを守ってくれたように。」



遺体と凶器を庭に埋め、

偽装工作の為、車を崖から海へ落とし



「朝起きたら、父さんは居なくなってた。

母さんと黎を置いて失踪したの。


罪は無かったことにすれば

罪じゃなくなるのよ。」



そんな上手くいくもんじゃないと

息を潜めて生きてきた黎。



直ぐに連絡すれば正当防衛、

もしかしたら父も助かったかもしれない。

大きな重い十字架を

大事な息子に背負わせたのだ (-_-;)




晶子に結婚を報告する時も

自分なんかが幸せになっていいのかなと…



「過去と未来は別物よ。

そもそもあなたは悪くない。

充分苦しんだ。

幸せになっていいのよ。」



言うのは容易いし 

晶子のはしゃぎっぷりに

イラッとしてしまう (-。-;



爽と付き合う前は友達もなく

笑うこともなかった黎。

彼も被害者なのかもしれない。




修習生として、窃盗犯の取り調べをする

黎と虎太郎。

初犯だし、反省しているなら

起訴猶予にしてあげたいと思う黎。



学生時代についたあだ名は

「ミスター人権派」

やたら加害者に肩入れするから。



「どんな凶悪犯でも、心から反省して

やり直すことが出来ると思う。」



ゼミでのこの発言に賛同して

声を掛けてきた爽。



「あるんじゃないかな、やり直せる場所。

みんなに受け入れてもらえなくても

たった一人笑いかけてくれる人がいれば

そこが居場所になると思う。

ちゃんと誰かと一緒に生きていけるよ。」



その言葉に救われて、泣いてしまう黎。

爽と出会えて、本当に良かった。





後日、例の窃盗犯を取り押える為に

暴力をふるった青年が

過剰正当防衛で送検されてくる。



5年前にも傷害事件を起こしているからと

虎太郎の見方は厳しい。



本当にその時反省し

今回はただ被害に遭った子を

助けたかっただけだと主張する青年。



窃盗犯を取り調べた時に

肋骨骨折をしているとは思えない

様子だったことから

被害者女性の証言をとる為

補充捜査を依頼する黎。



自らも聞き込みをし

窃盗犯が釈放後に

怪我をしたことを突き止め

青年は不起訴に。



立花検事正に報告に行った黎は

更に、爽を目の前で殺されたら

犯人を殺すかもしれないと伝える。



「狙いは何だ?」と聞かれ

ようやく「爽さんと結婚させて下さい。」

と頭を下げる。

検事正も少し認めてくれた?




しかし、被害者女性の遺体が見つかり

殺人犯として逮捕される青年。

彼は彼女のストーカーだったのだ (゚o゚;;



窃盗犯から救った直後、

殺害していたのに

そんな様子は微塵も見せず…



余罪を見抜くのは

ベテラン検事でも難しいから

気にするなと言われるが…



「何でだろう、ちゃんと沈めて

無かったことにした筈なのに。

死体も罪も。」と青年。



その言葉が重くののしかる。

更に検事正の言葉も…



「悪事を働けば必ず報いを受ける。

お天道様の目はごまかせない。」




爽の修習先である香坂弁護士事務所には

旦那が結婚前から付き合っている女性と

浮気しているから別れたいという

依頼人が訪ねてくる。



所長の香坂いずみ(山本末來)が

ご主人と話したのか聞くと

旦那は一応否定していると。



後日、爽との雑談で

旦那と一度話してみると言うが

結局浮気相手との間に子どもが居て

勝手に認知までしていたことがわかり…



「知りたくなかった。

結婚なんてしなきゃ良かった。」



パラリーガルの山田(柄本時生)は

「秘密抱えたまま結婚するとは

クズっすね。」と呟く。





ある晩、爽の部屋で

くつろいでいる黎に

見知らぬ誰かからメールが届く。



「庭のお父さんには彼女を紹介しないの?」



部屋を飛び出すが誰も居ない…


しかし、自宅に戻ると

父を埋めた場所に花束が (゚o゚;;



そして後日

帰宅した晶子の悲鳴で駆け付けると

今度は父を埋めた場所が掘り起こされ

遺体は消え、水が張られていた (゚o゚;;(゚o゚;;



誰が何の為に?

何故、11年も経った今?


一度罪を犯した者は

結局やり直すことは出来ないのか?



そして結婚相手に秘密を持つと

いうことの重み…



伏線になる案件が

盛りだくさんの第一話だった。



それにしても

検事正に父親のことを聞かれた時に

何故、嘘をついたのか?



結婚話が進めば

失踪中だと

わかってしまうのに (-_-;)



そして黎が家庭教師をしていた

浦西花凛(吉川愛)は黎に、

虎太郎は爽に、想いを寄せているようだ。

今後二人がどう絡んでくるのか…



犯した罪を隠すことの重さを

「リバース」で嫌という程

思い知った後だけに

このドラマはかなりハード (^◇^;)



黎は真実を話し

罪を償うことが出来るのか?

その時、爽はどうするのか?



そして脅迫犯は?

実は父親が生きていたりして…



サスペンスとして

すごく楽しみなドラマになりそう♪


愛してたって、秘密はある。日曜22時半 日本テレビ


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