2016年2月28日日曜日

「家族ノカタチ」第7話の感想:オヤジがダメな女と再婚した本当の理由

今回のテーマは信じてくれる人がいると頑張れる!水野美紀が珍しくダメ女を演じる


お一人さまライフを満喫していた大介(香取慎吾)と葉菜子(上野樹里)の

部屋に、それぞれ親が転がり込んでくるところから、

ご近所付き合いをはじめ、人と関わる機会が増えていく…

親子とは何か?家族とは何か?結婚とは何か?を問うホームドラマ。

セットがとてもお洒落なのも魅力です♪




今回は大介の父・陽三(西田敏行)が再婚した

恵(水野美紀)の本当の姿が明らかに。

陽三を騙しているのかと思ったけど、悪い人でなくて安心した (#^.^#)




葉菜子の部下の莉奈(水原希子)も、恵も自分に自信がない。

でもそんな二人を葉菜子も、陽三と息子の浩太(高田彪我)も

「信じているから」と応援する。




「本当に誰かを信じたとしても

それが報われるとは限らない。

人はそう簡単には変われないから。

それでも自分を信じてくれる誰かの存在が

人を強くするのかもしれない。」

大介の言葉にジーン。




陽三が恵に言った台詞にも感動 (*^_^*)

「あたしなんか、あたしなんかって自分を下げてばかりいる。

自分で自分をけなすのはもうやめろ。

たまには自分を褒めてやれよ。」




葉菜子と和弥(田中圭)の復縁を願う母・律子(風吹ジュン)に

離婚の理由も話さないし、復縁はないという葉菜子。

そしてやはり陽三は余命わずかの重い病気のようだ…(; ;)




「人は様々な理由で秘密をもつ。

親しい人に秘密があると気付いた瞬間、相手は苦しむ。

それがたとえ悪意のない秘密だったとしても。」




陽三の秘密を知った時の大介。

そして離婚の理由を知った時の律子。

二人が悲しむ姿、見たくないな…


家族ノカタチ 日曜21時 TBS

















2016年2月27日土曜日

「わたしを離さないで」第7話の感想:最終章へ…再会の夢近づく終末に望むのは許しと愛

長い間の確執が解け、本当の友情がスタート!提供者で柄本佑も登場。



身体の一部を提供する為に創られ、

世間とは隔離された施設で育てられた者たちが、

自らの残酷な運命とどう向き合っていくのかを描いた問題作。




大人になり、施設を出た主人公達…

「提供」が始まるまでの自由な3年間の第2章も終わり、

「提供」が始まった最終章がスタート。




子どもの頃からわがままでヒステリックな美和(水川あさみ)と

とても純粋で夢を追いかけてきた友彦(三浦春馬)は

すでに「提供」が始まっていて、体調も良くない。



美和が、ずっと依存して、自尊心を守る為から傷つけ続けてきた

恭子(綾瀬はるか)は、

第2章のラストで美和から離れて行くが、

今は美和の介護人をしている。




子ども時代に

友彦からプレゼントされて恭子が大切にしていたCDを

盗んだ美和…

これ見よがしに何度もそのCDを恭子が見えるところに置く。



「察してよ」という美和の行動にちょっとイラっとするが、

ある意味、可愛いところでもあるんだろうな…

私には出来ない芸当だ (^_^;)



ずっと無視し続けてきた恭子が

加藤(柄本佑)の言葉を聞いて

今回ようやく、美和に聞いてみる。


いつも冷静で優しい恭子が怒る姿を見てみたかった。

そしたら本当の友達になれる、対等な関係に。


そんな風に思っていたとわかったら

今までのこと許せちゃう感じ。

ずっと恭子に片思いしていたんだ。



恭子も現在の変わった美和を認め、

やっと本当の友人になれた気がする。

長かった~


でも美和は、次は3つの臓器を「提供」することが決まっている。

3つ同時に「提供」なんて、「解体」と同じではないか!と

抗議した恭子だが、

美和は回復に時間が掛かり、経費が掛かると説明される。


一体何なんだろう。

彼らは間違いなく「人」なのに。


「創るなら何も考えたり感じたりしないように創って欲しい」

と訴え、自ら命を絶った真実(中井ノエミ)の叫びを思い出した。

自分の命を自分の為に使った、恭子の心の友…




何年ぶりかに3人で再会して、

彼らが育った施設、今は廃校となった陽光学園を訪ねる。


そういう施設は沢山あるようで、

陽光は、生徒達のことを本当に親身になって考える

良い施設だったことが第2章からわかってきた。

彼らを「もの」としか考えず、教育すらしなかった施設もあるのだ。




今回、陽光の秘密がわかるかと期待していたのだが、

それは次回のお話。

どんどん次が楽しみになってくる。


わたしを離さないで 金曜22時 TBS


































2016年2月26日金曜日

「ナオミとカナコ」第7話の感想:どうして警察が…だまされた女

吉田羊(義姉の陽子)がウザい!


大学時代からの親友のナオミ(広末涼子)とカナコ(内田有紀)は、

共謀してカナコのDV夫・達郎(佐藤隆太)を殺害する。

達郎の行方を追う陽子の追求が怖く、今回もハラハラドキドキ。

寿命が縮まる (^_^;)




達郎の暴力があまりにも酷かったので、

犯罪者側を応援してしまう視聴者としては、

陽子が本当にウザい。




これだけ洞察力があるなら、

達郎がDV男だと何故気付かなかったのか?

身内びいきもいい加減にして!と言いたい。

達郎の母も勘弁してー、という感じ。

カナコの結婚生活は本当に不幸だったと思う。




今回はアンジャッシュの勘違いコントよろしく

李社長(高畑淳子)と陽子の会話が誤解で進んでいくところが

面白かった。

李社長も絶対にナオミ達の犯行に気付いていると思うんだけど…




まさか達郎と瓜二つの林(りん)さんが

カナコを忘れられなくて、日本に戻って来てしまうとは!

犯行が露見するリスクがまたしても増えてしまった (>_<)




そういえばナオミの職場に「雛人形500体目標」と貼ってあったけど、

デパートの外商ってやはり大変なのかな?



ドラマって、セットに目を向けると中々面白いですよね。

録画してないと気付かないこと沢山あるから、

ツィッターを読んで、見直すことあります。



このドラマのツィートはかなり面白いので、検索してみて下さい♪

「レッツ、パーリィするな、ラインは使うな。」とか超ウケました (^○^)


ナオミとカナコ 木曜22時 フジテレビ








2016年2月25日木曜日

「フラジャイル」第7話の感想:迫るタイムリミット。明かされる病理医の過去。花嫁の命を救え!

今回は診断医の苦労と葛藤を痛感!ベテラン志賀廣太郎の放射線診断医・高柴がいい味を出している


病理医が主役の新しい医療ドラマ。

天才病理医の岸(長瀬智也)が、診断医の立場から

毎回医師の怠慢や傲慢をバッサリ斬っていく。

患者の立場からとても勉強になるドラマでもあります。




神経内科から志願して異動してきた新人医師のザッキー(武井咲)が、

どんどん成長していく姿も魅力のドラマです。

患者が大好きで危なっかしいが、自分の信念を貫いて奔走する姿…

患者の為には病院のルールも無視!という頼もしい存在です。

武井咲の感情豊かな演技がすごく可愛い (#^.^#)




前回のラストで、高柴にザッキーの教育をお願いした岸。

何で?と思っていたら、

時代の変化に負けて腑抜けになってきていた高柴を

奮い立たせる為だった。




冷たく突き放しているように見えて

本当は細やかに周りの人間をみている岸。

自分で気がつくように辛辣な言葉を投げかけるが、

すごく愛情を感じる。

多分自分で気付いて、ちゃんと動き出す人間にしか

言わないのだろうけど。




このドラマを観るまで、臨床医と診断医がいることすら知らなかった。

そして診断医の中に病理診断医と放射線診断医がいることも。




癌の疑いがある患者に対して、

まだ100%癌と確定したわけでもないのに、

進行して命を落としたらという主治医の不安からか、

抗がん剤治療を始めようとする。




きちんと診断医の意見を聞いて、違う検査をしてくれる医師はいいが、

経験と症状から自分の診断に変なプライドをもち、

治療を先走る臨床医。怖い。




私も以前、お腹の調子が悪く、腸の内視鏡検査をした後、

診断結果がくるまで確定出来ないが、

多分何とかという病気(病名忘れた)だから、

先にその薬を飲み始めるよう言われたが、

訳もわからずに薬を飲むのは嫌だから、お断りした。

10日後に検査結果が出たら、

その病気だという確定は出来なかったそうで、

でも自分としては疑わしいから

又3か月後に内視鏡検査をするように言われたけど…

その後何も症状が出ないので行ってない。

このドラマを観て、すごく納得してしまった (^_^;)




誤診を指摘された副院長が岸に

「黙れ、病理医の分際で!」と怒鳴りつけていたけど

きっと現場では色々対立があって大変なんだろうな。




患者の立場としては、やはり100%の診断が出てから

治療に入って欲しいと思ってしまうけど…




来週はまさかの診断ミス?

病理診断科、最大のピンチ!


フラジャイル 水曜22時 フジテレビ


経営会議で漫画を読んだり落書きをする岸…真面目に聞いているかと思えば、子供か!
落書きを見つけた時の部長(津田寛治)の顔(笑)




2016年2月24日水曜日

「お義父さんと呼ばせて」第6話の感想:お義父さん、家族って厄介なものですか?

嵐を呼ぶ?姉(秋野暢子)が登場!


娘が連れてきた結婚相手は、何と自分と同い年のおっさんだった!

美蘭(蓮沸美沙子)が連れて来た保(遠藤憲一)をどうしても受け入れられない

父・紀一郎(渡部篤郎)は、あの手この手で二人の仲を引き裂こうとするが…



林宏司オリジナル脚本のホームコメディ。

濃い目のキャラ達とテンポ良く笑える台詞の数々、

そして最後に感動させてくれるのが、林宏司作品の好きなところ♪



今回は夫婦喧嘩をして家出して来た姉の留美子が大暴走。

保の部屋の前で爆睡している(笑)美蘭を見て

「あんたの部屋の前、捨てられてるよ、人」



美蘭が徹夜明けと聞いて

「徹夜の仕事って何?夜間工事している人じゃないよね。

水商売?…にしては貧相。」

挙句の果ては保に

「あんた、51年待ってコレ?

コレでいいの?

こんな捨てられた柴犬みたいなのでいいの?

悪いけどそんな可愛いと思わない。」

そして最後には美蘭のことを「ポチ」と呼ぶ始末 (^_^;)

紀一郎同様、言いたい放題である。

役者さん、怒らないのかな?っていつも思う (@_@;)



紀一郎も保を「ワニ顔」だとか色々罵倒しているが、

今回は「天涯孤独の殺し屋みたいな顔だけど、家族いたんだな。」

と言っていた。

しかも玄関に「大道寺保、一切お断り!」と張り紙までする始末。

案の定挨拶に行った留美子は、張り紙を見ていきなり紀一郎と喧嘩。




そしておじいちゃん(品川徹)もまさかの家出。

心配して探し回る紀一郎と保だが、

留美子を好きになった?おじいちゃんの狂言だった (ーー;)

さすがはよそのおばあちゃんに手を出して、

老人ホームを追い出されただけある。



家族について話す保と紀一郎。

二人の距離がどんどん縮まっていく (#^.^#)

保が

「お義父さん…」

「それはやめろ。パパもダディもだめ!」

「おとっつあん…」

「下町か?時代劇の下町か?

魚屋の娘か、君は?」

本当に面白い!



留美子やおじいちゃんに振り回された二人だったが、

最後に美蘭を誉め、弟を宜しくと紀一郎に頭を下げる

留美子にグッときた。

おじいちゃんも口は悪いが、本当は紀一郎のことを心配している。

登場する家族が温かいので、ホッとする。



次回は保が花澤家に転がり込んでくる話。

予告を見ただけで、かなり笑える。来週が楽しみ~


お義父さんと呼ばせて 火曜日22時 フジテレビ


爆睡する美蘭(上)と毎回濃すぎる砂清水(山崎育三郎)


2016年2月23日火曜日

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第6話の感想:衝撃の再会

2016年、震災から5年後を描いた第二章が今夜スタート!


辛い過去や事情を抱えながら、東京で前向きに生きる6人の若者の姿を

描いた坂元裕二脚本のラブストーリー。

小夏(森川葵)の爆弾発言によって、

離れてしまった練(高良健吾)と音(有村架純)と木穂子(高畑充希)。

それから5年の月日が経った。



音は母が亡くなった年齢と同じ27歳になっていた。

第1話で声だけ登場した音の母親(満島ひかり)が登場。

「お母さん、恋ってなに?」幼い音が母に問いかける。

「お母さんが思うに帰るとこ。

おうちも無くなって、お仕事も無くなって、

どっこも行くとこ無くなった人の帰るとこ。」

この母の言葉は、これから始まる第二章の音の恋の行方を

暗示しているそうです。

ある意味でこのドラマ全体のテーマともいえる重要な言葉なんだとか…




近所の優しいお婆ちゃんの静恵さん(八千草薫)宅で、

偶然再会した音と木穂子。

お互いに相手が練と付き合っていると思っていた二人は

練に電話をかけてみる…もう練の番号ではなかった。

音は朝陽(西島隆広)と付き合っているし、

木穂子も1年前から彼がいるという。今度は幸せになって欲しいな。



音は練が働いていた運送会社を訪れ、練の名刺を手に入れ、

そして訪ねて行く。

「何の用ですか?」って冷たく何度も聞く練に、その場を立ち去ろうとするが、

表情(かお)や言葉は冷たくても、やはり練は優しかった (; ;)

「顔が見たかっただけです。声、聞きたかっただけです。」という音。

「あのね…」と言いかけた音の目の前で閉まる扉。

何を伝えたかったのかな。




朝陽はやっと父親(小日向文世)に目を見て話してもらえたと喜んでいたけど、

本妻の子どもである兄(福士誠治)が言っていた。

「企業を買収して不動産を手に入れたら潰す…そうやってお金を生み出し、

親父は会社を大きくしていった。潰した会社の社員を全員解雇する仕事を

ずっとやらされてきた。殺すか殺されるかそれしかない人。」



兄に愛想をつかした父は、今度は愛人の息子である朝陽を使おうとしている。

優しくて正義感に溢れた朝陽が、うまくやっていける筈ないのに、

父に認められた時の嬉しそうな顔…(ニッシーの演技、すごく上手いと思った!)

破滅が待っているようで怖い(>_<)



そして何と壊れてしまった小夏が、練のところに居た!

晴太(坂口健太郎)が練に問いかける。

「一生小夏の面倒見るの?

一生償うつもりでいるの?」

何があったのだろう。震災と関係あるのかな…。



ラストで朝陽からプロポーズされ、

指輪のアップから、カメラは練からもらった白桃の缶詰へ…

練への気持ちが残っていることの証。この演出は憎いネ (^^)v



結局6人の近況、練と晴太が危ない仕事をしていること、

それ以上のことはわからなかった。

来週、色々わかるだろうけど、ここまでで唯一わからないのが、

晴太がいつどうして小夏を好きになったのか!? 謎だ~


いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 月曜21時 フジテレビ








































2016年2月22日月曜日

「家族ノカタチ」第6話の感想:親父お前もか…後妻は結婚詐欺師?

今回のテーマは人との距離の取り方…香取慎吾の悩む姿がキュート♪


お一人さまライフを満喫していた大介(香取慎吾)と葉菜子(上野樹里)の

部屋に、それぞれ親が転がり込んでくるところから、

ご近所付き合いを始め、人との関わりが始まっていく…ホームコメディ。




普通に子どもが産めない身体になってしまったのが離婚の原因

という葉菜子の告白が、

二人の関係に溝を生んでしまい、ギクシャクした感じに…




前回告白された時の大介の心の声。

「ハナコ…お前はわかってない!わかってないぞ!!

俺はそこまでドライでも余裕のある人間でもないぞ。

…ハナコ。」

本当は優しい大介にとって、かなり重荷だったようだ。




「人の心をかき乱す雑念は、いつだって外から持ち込まれる。

俺以外の誰かから。

余計な悩みを抱えたくないなら、人と距離をおくのが一番。」

自分が傷つくのが怖いから、

人を傷つけないように人を避けて、結局人を傷つけている。




葉菜子の

「気持ちよく喧嘩出来る相手を一人失くしました。」

っていう台詞。

気持ちよく喧嘩出来る関係ってすっごくいい。




登場人物の心の動きや、人との関わりなど興味深く面白い内容とは別に

このドラマはお洒落なネタが満載。

大介が勤めるPennaという文具メーカーの文具は可愛いし、

オフィスや大介達の部屋など、美術さんのこだわりを感じる。

スポーツジムのトレーナーの中村アンのウェアも毎回素敵 (#^.^#)




元カノ・美佳(観月ありさ)や父・陽三(西田敏行)の

愛あるアドバイスから、人と関わる覚悟をもつ大介。

仲直り?出来て良かった (*^_^*)




次回は陽三の妻・恵(水野美紀)が本当は結婚詐欺なのか、

陽三との約束とは何かがわかりそう♪

陽三が重篤な病気なのではないかが気になるところだけど…

心が温かくなる素敵なドラマです。


家族ノカタチ 日曜21時 TBS







2016年2月20日土曜日

「わたしを離さないで」第6話の感想:第2章完結!! 求めた愛と希望の行く末は…永遠の別れ

真実(中井ノエミ)の命を懸けた演説が切なかった (; ;)


他人に身体を提供する為に創られ、管理されて育った者たちが、

残酷な運命とどう向き合っていくのかを描いたイシグロカズオ原作の

ベストセラーを森下佳子が書き下ろした問題作。

提供までの自由な時間を描いた第2章が今日で終わった。



自分たちの運命に抗って、人権を求める活動をしていた

真実たちのグループは、警察に捕まってしまう。

何とか逃げ切った真実は、街頭で群衆に語り始める…



「私は提供者です。

提供という使命を持った天使だと教えられました。

私の命は誰かの為にある、そう教えられました。

でも私の命を、例えば大切な友人でもあげることなんて出来ない。

だから私は天使なんかではなく、ごく普通の人間であると思うに至りました。


私の望みはごく普通のことで、

例えば自由に歩き回ってみたい。

例えば仕事いうものをしてみたい。

理想の将来について語り合いたい。

子どもを持ちたい。

好きな人と一緒に生きていきたい。


そんな些細なことが許されないんです。

なぜなら私たちは家畜だからです。

私だって牛や豚が何を考えているかなんて考えなければ、気にもしません。


もしそれでも私たちのような存在を創らなければならないのなら、

どうか、どうか何も考えないように創って下さい。

自分の命は自分のものではないかなどと、思いもしないように。」

そして自ら命を絶ってしまう…



私は原作を読んでいないが、どうも真実は原作には登場しないらしい。

さすが森下佳子!

彼女の叫びに心が痛くなった。

何て残酷な話だろう。



真実と仲が良かった恭子(綾瀬はるか)も

友彦(三浦春馬)を挟んだ美和(水川あさみ)との関係に疲れ、

友彦に別れを告げた矢先に彼女の死を知り


「求められるのは身体だけなのに

どうして気持ちなんてものがあるのだろう。

私はもう心なんて要らない。…何も感じない。」


と感情を捨てることを決め、二人の居るコテージを出て行ってしまう。

友彦に別れを告げる3人のシーンも心が痛かった。

今回は本当に見応えがあり、脱力してしまった (-_-;)



来週から最終章~希望編が始まる。

いよいよ「提供」が始まるのに希望編って、

本当に希望をもてる終わり方してくれるのかなぁ…


わたしを離さないで 22時 TBS


2016年2月19日金曜日

「わたしを離さないで」第5話の感想:ついに見えた希望‼︎提供の”猶予”が導く波乱の恋

綾瀬はるか(恭子)と水川あさみ(美和)の演技が熱い!


他人に身体の一部を提供する為に創られ、世間から隔離された施設で育った

3人が、残酷な運命とどう向き合っていくのかを描いたイシグロカズオ原作の

ベストセラー小説を森下佳子が書き下ろした感動作。

重く暗いテーマだけど、心に残る感動作になると思う。



前回から第2章がスタートして、

大人になり、「提供」までの自由な3年間に物語は突入。

歪んだ三角関係など、本格的な人間ドラマになってきた。




自分が一番でないと気が済まない美和(水川あさみ)の

ワガママと感情の激しさにうんざりしていたが、

美和が恭子(綾瀬はるか)に対して依存症という病で

あることがわかり、急に哀れに思えてきた。

どうも母親に対する感情に似ているようだ。

恭子が居なくなったらどうしようとうろたえたり、

「ごめんね」と書いたカードを渡したり、可愛い一面も。



施設を出て同じコテージで暮らす恭子、美和、友彦(三浦春馬)。

恭子と友彦は両想いだったのに、

美和に半ば強引に恋人にされてしまった友彦。

その寂しさからコテージの浩介(井上芳雄)と付き合う恭子。

浩介と関係をもってから恭子はしたたかになった。



今回のラストで美和の隣で密かに手をつなぐ恭子と友彦…



今のところ、恭子にも美和にも共感できるところが無い。

心の中では別のことを考えているのに、

子どもの頃から美和のご機嫌をとる優等生の恭子も嫌い。



彼らはルーツが提供した細胞を素に創られたコピーだということ、

3人が育った施設以外にも同じような施設があること、

提供をする人たちだけが持つマネーカードがあり、

彼らの存在は社会に知られているということもわかった。

もし本当にそんな未来がきたら怖い。



そんな絶望的な運命の中で夢を持って生きる友彦が眩しい。

「外の人だって夢が必ず叶うわけじゃないみたい。

その人が、自分に夢があったことがすごく良かった、

夢なんだから叶わなくてもいいんだって言ってて。

夢ってどうも叶うから持つもんじゃなくて、

持ってることが多分幸せなことで、

だったら俺達も持ってた方がいいんじゃないかな。」

軽度の知的障害がある純粋な友彦を三浦春馬が魅力的に演じている。




龍子先生(伊藤歩)からの手紙にあった「陽光」の秘密とは?

「陽光」にはみんなを守る計画があるから、絵を描いて持って行けと。

今夜、その秘密がわかるのかな…

ラストの「わたし達はあるかもしれない自由に向かって歩み出した。

それが全ての崩壊へのスタートだったとは知らずに…。」

これからの展開が怖い。


わたしを離さないで 金曜22時 TBS










「ナオミとカナコ」第6話の感想:お義姉さん、何かにきづいてる

早くも迫る疑惑の影…吉田羊(義姉・陽子)が怖い!


大学時代からの親友のナオミ(広末涼子)とカナコ(内田有紀)。

カナコが夫の達郎(佐藤隆太)から酷いDVを受けていると知り、

ナオミは達郎殺害の完全犯罪を企てる。

普段なかなかすることのないハラハラドキドキを体感できるドラマ。



今回もひやひやドキドキしました。



前回無事?に達郎を殺害した二人だが、

ネットでも心配の声が上がるほど、犯行の証拠を残している (>_<)



今回は勤務先の銀行が達郎の行動を調査して、彼の犯行を認めるのだが、

達郎と親しかった行員は、銀行員としてあまりにも稚拙な計画に疑問をもつ。

達郎の姉の陽子も納得がいかず、独自の捜査を始める。

この陽子の顔と言動がホント怖い!



そして、「DV男など殺してしまいなさい。」と提言したナオミの取引先の

中国人女社長の李(高畑淳子)も、何か感づいているようで、

やはり時折見せる顔が怖い。



DV男から逃げるのは難しいのだろうか?

先日北海道で娘の元DV夫に殺害されてしまった母の事件が報道され、

カナコの逃げられないと言っていた恐怖をあらためて痛感した。



DVをしてしまう人って、自分でも歯止めがきかず暴力をふるってしまうけど、

その後で後悔して、謝ってすごく優しくなると聞いたけど、

達郎は反省すらもうしなくなっていた。



もし本当に後悔するけど、やはりどうしても止められないなら、

「ラストフレンズ」の錦戸亮みたいに、自ら命を絶つ道を選ぶのか…

それもとても悲しいことなので、

受ける人よりも暴力をしてしまう人のシェルターみたいな

保護施設があればいいのに。

アルコール依存症や薬物依存症の更生施設のような。

もしかしてあるのかな?



次回は警察も動き出すようで、

最終回までこのドキドキは続きそう。

それにしても高畑淳子の行動が、いちいち面白い。

今回はハンコを押す仕草にハマってしまいました (^_^;)


ナオミとカナコ 木曜22時 フジテレビ




2016年2月18日木曜日

「フラジャイル」第6話の感想:患者からのSOS!! 主治医を変えたい母親、二転三転する診断から赤ん坊の命を救え!

横暴な医師、患者の家族は人質をとられているのと同じ!


病理医が主役の新しい医療ドラマ。

天才病理医の岸(長瀬智也)が毎回臨床医の怠慢や傲慢をバッサリ斬っていく。

「僕の言葉は絶対だ!」という決め台詞がカッコイイ♪

いろいろ勉強になるし、スカッとしたい方にお勧めのドラマ。

今回はセカンドオピニオンについて勉強になりました。




上からの命令で「診療相談外来」を始めることになった岸たち病理診断科。

偏屈な岸は、たった45分で新人の宮崎(武井咲)に丸投げして

逃げ出してしまう (ーー;)




いつも面倒なことは宮崎に押しつけるのだが、

その都度助けてくれる岸の指導医だった中熊教授(北大路欣也)が

すごく頼りになるし、カッコいい。

見た目はその筋の方?みたいなので、

初対面の時にザッキー(宮崎)に「いやーー!」と驚かれた(笑)




リアクションがオーバーなザッキーと

冷静でクールな臨床検査技師の森井(野村周平)

偏屈な岸とのトライアングルも面白い。




今回は肺炎で人工呼吸器をつけた赤ちゃんに対して、

人工呼吸器に耐えられないから人工肺をつけるだとか、

次は感染症だから移植が必要だとか、

難しい病名を並べたて、その都度同意書へのサインを求めてくる。


不安になって相談に来た母親に、ザッキーは詳しい検査内容を知る為に

紹介状を書いてもらうよう伝えるが、

主治医は「医者と患者、信頼が無ければいい関係は築けませんよ」…

まるで脅しだ。

母親も怖くなってセカンドオピニオンを諦めてしまう。



結局診療情報をみて主治医の診断を疑った岸たちは

もう一度、母親に診断に必要な検査をすべてやったかをもう一度

主治医に確認するように言うが、母親は主治医の機嫌を損ねて、

治療に支障が出たら困ると言って頑なに拒否する。


この気持ちすごくわかる


それに対し、岸は

「まるで息子さんは人質ですね。

あなたは人質をとられたかのようにうろたえている。

そこに医者と患者の信頼関係なんてあるんでしょうかね?」


確かに!


不安があったから相談に来てることをもう一度認識させ、

「あなたが一番望んでいることは何ですか?」

「息子が元気になることです。」

「だったら治療云々言う前に100%の診断が必要です。」


患者は医療の知識が無いから、つい診断を鵜呑みにして治療を受けてしまうよね。


結局100%の診断を受ける為に、母親と協力して病院から赤ちゃんを

連れ出してしまう (@_@;)


いいな~、ドラマだから出来ることだな♪


無理難題をいつも岸から上手に押しつけられて、結局受けてしまうザッキー。




毎回患者がハッピーになるので、観ていて気持ちいいです。

患者嫌いの岸と患者大好きなザッキー。

そんなザッキーを心配して、なにやら画策している様子。

ザッキーと森井の成長やこれからも楽しみの一つになっている。


フラジャイル 水曜22時 フジテレビ








「お義父さんと呼ばせて」第5話の感想:お義父さん、自分に正直に生きてます か?

長男の秘密が明らかに!その時父は…中村倫也の女装姿にびっくり (@_@。

娘の美蘭(蓮佛美沙子)がある日結婚相手として連れて来たのが、何と自分と同い年のおっさん保(遠藤憲一)だった!そこから何とか破談にしようと奮闘する父・花澤紀一郎((渡部篤郎)と大道寺保のバトルを描いた爆笑&感動のコメディ。
林宏司の作品はとにかく台詞が面白い(*^^*)



花澤家は絵に描いたようなセレブ一家だが、みな個性豊かでキャラも濃く(全ての登場人物が濃いが (^^;;)、秘密を抱えている…


今回はエリートでクールな兄・葉理男(中村倫也)の秘密が明らかに!
女装癖のある葉理男は、リムジンの前で白のタキシードを着てはしゃぐ保の写真を見て、

「こんな格好までしちゃって臆面もないっていうか
年甲斐もクソも関係ないんだろうな。
なりふり構わずっていうか、自分に正直っていうか…」


保に女装癖がバレて、
俺、今までずっと上手く生きて来たんですよ。学校も会社も。
でもそういうのが一気に全部崩れるんですよ。
その怖さわかりますか?」

「いや、俺はそもそもが崩れてる
から。」

「ああ、羨ましいです、失くす物が無い人は。」

「俺にだって一応あるけどさ。
自分を否定されるのがそんなに怖いんだ。

いいじゃん、誰かに迷惑かけているわけじゃないんだから。

誰だってさ、変わっているところとかカッコ悪いところとかあるよ。
人に言わないだけで。

でもカッコ悪さも含めて自分じゃん、自分くらい自分と向き合ってあげないとしょうがないじゃん。

カッコ悪いのもダサいのも自分だって認めなよ。」

今回の感動ポイントはここ!
保みたいな大人が近くにいたら、いいだろうな〜。
勇気を出して家族にカミングアウトした葉理男。


おじいちゃん(品川徹)、お母さん(和久井映見)に次いで葉理男も保派に。
やったー*\(^o^)/*


母の名前呼び間違えも、毎回笑えます。
今回は
「大魔神さん」
「大道寺です」


そして紀一郎だけが
「お前は悪魔か、
ダースベーダーか。」
と保を受け入れない。


来週は保の姉(秋野暢子)が登場。
そしておじいちゃんが家出。
来週も目が離せない♪


お義父さんと呼ばせて 火曜日22時 フジテレビ




2016年2月17日水曜日

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第一章完結編の感想:突然の さよなら…訪れた運命の日

まさかの展開!高良健吾の変貌ぶりにびっくり (@_@;)


辛い過去や現実を抱えながらも、東京で前向きに生きる6人の若者の姿を描く、

坂元裕二のラブストーリー。

5年間を丁寧に描くとあったが、第一章の最後は、

2011年からいきなり2016年に翔んでしまった。


練が祖父に会いに会津に行った日が、

坂上二郎が亡くなった日らしいの3月10日。

翌日に東日本大震災が起こる…


そして練(高良健吾)のあまりの変わりよう!

震災後に何があったのだろうか。

高良健吾は変化後のような役でしか見たことがなかったから

(私にとっては「まほろ駅前多田便利軒」の星くんのイメージが強い)

今までの人がいい練は新鮮だったし、上手いと思った。


今回も胸キュンの台詞がいっぱい。

朝陽(西島隆弘)が音(有村架純)に

「僕を好きになりなよ。僕だったら君に両想いをあげられるよ。」



音が練への思いを八千草薫(近所の優しいおばあさん)に

「私、短かったけどちゃんと好きになった。好きだったらそれで良かった。

…いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう。

私たち今かけがえのない時間の中にいる。二度と戻らない時間の中にいる。

…こんなこともう無いから、あとから思い出して眩しくて眩しくて泣いて

しまうんだろうな。」

本当は両想いなのに、木穂子を気遣って…健気 (;_;)



晴太が言ってた「恋人には2種類ある。

好きで付き合っている人たちと

別れ方がわからなくて付き合っている人たち。」

練と木穂子は後者で、練に片想いする幼馴染の小夏(森川葵)が

みんなの前で木穂子の秘密を暴露し、

自分の心を偽っている練や音を責めたことで、

結局練と木穂子は別れてしまう…。



好きが強過ぎて、暴走してみんなを傷つけてしまったけど、

一番傷ついたのは小夏本人のはず。

5年後が描かれる次回の放送で、小夏のその後も描かれるのだろう。



まさかこんなストーリーになるとは微塵も想像していなかった。

来週からの第二章が楽しみです (#^.^#)


いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 月曜21時 フジテレビ


私が馴染みがあるのは下の高良健吾♪


2016年2月16日火曜日

「お義父さんと呼ばせて」第4話の感想:決戦!恋の刺客

山崎育三郎(砂清水役)が濃すぎる (^_^;)


娘の美蘭(蓮沸美沙子)が自分と同い年の保(遠藤憲一)を

結婚相手として連れて来てから、

二人の結婚に反対する父・紀一郎(渡部篤郎)と保のバトルが始まる。

毎回あの手この手で何とか二人を別れさせようとする紀一郎。

今回は自分の部下で美蘭に想いを寄せる砂清水を刺客として放つのだが…



砂清水の空気読めない感がたまらない(^_^;)

美蘭の元カレだと思い込んでいるところも怖い。



保の前で、美蘭に結婚にアグリー出来ないと言い、

「申し訳ないがただのおじさんじゃないか。肌もシワシワだし、顔もワニに近い。

おそらく加齢臭もプンプンだろうし、この方と結婚して何が楽しいの?」

言いたい放題である。それを聞いている保の表情がまた可笑しい。

林宏司の的を得た描写にはいつも笑わせてもらっている。

(エンケンさん、ごめんなさい。)



母(和久井映見)が毎回人の名前を間違えるところも面白い。

今回は砂清水を砂嵐さんと呼んでた。

そしておじいちゃん(品川徹)のひと言も毎回の楽しみ♪

今回は紀一郎と砂清水に「見事だ!バカの2トップ!」

よそのお婆ちゃんにちょっかいを出して老人ホームを追い出されたという

設定も可笑しいし、無表情なところもいい味を出している (#^.^#)



もちろん感動のシーンも。

今回は保と紀一郎の大人の対応になるほど!

「相手に非がある場合にそこを責めても相手は赤っ恥をかいて、

自分のことを恨むだけ。

あえてこちらが悪いと大げさに頭を下げると、

相手は悪いことをしたと気づく。

口には出さなくても1つの貸しになり、信頼関係が出来る。

自分が頭を下げて丸く収まるなら、いくらでも頭を下げる。

自分の感情なんてどうでもいい。

自己犠牲が必要なんだ、会社ってところは。

若い時にはそれに気付かない。」

カーネギーの「人を動かす」を思い出しました。



専務に証拠を固めてから言うべきことを言った保。

カッコ良かった。

外の人には頭下げれなくても、上司に下げる人は

たくさんいる。でも保はその逆。

林宏司の作品にはカッコイイ大人がよく登場する。


今夜は兄(中村倫也)の秘密が明らかになる!

感動ポイントはどこだろう…今から楽しみ (*^_^*)



























2016年2月15日月曜日

「家族ノカタチ」第5話の感想:結婚式前夜に離婚!? 父母が結ぶ夫婦の絆

後藤法子の台詞が素敵な温かいホームコメディ♪


お一人さまライフを楽しんでいた大介(香取慎吾)と葉菜子(上野樹里)。

それぞれの部屋に親が転がり込んで来るところから、

ご近所付き合いや友達の輪が広がっていくホームコメディ。




今回は大介の部下の入江(千葉雄大)の結婚式を、

お節介な大介の父・陽三(西田敏行)と

葉菜子の母・律子(風吹ジュン)がセッティング。




「この世のくだらない建て前と見栄としきたりを凝縮したイベント、

それが結婚式だ。」と心の中で呟きながら、最後には一番協力した大介。




回を重ねるごとに大介の優しさと大きさが伝わってくる。

慎吾ちゃんが本当に素敵だ (#^.^#)



合コンで大介に一目惚れした葉菜子の部下の田中莉奈(水原希子)にも

きちんと距離をとりながら、優しく接している。

一生懸命大介の趣味に合わせようとして空回りの莉奈が、

「私、空気読めないところがあるんで、言って下さいね。

変なところがあったら。」

それに対し、

「空気なんて読まなくていいんじゃない?君のことを変だって思う相手とは

元々合わないってことだし、俺はそういう人間とは仕事以外付き合わないことに

している。時間と気力の浪費だからな。」

ちょっと偏屈だけど (^^ゞ言葉に優しさがある。




結婚式前日に夫婦喧嘩をして別れると言う二人に

陽三が「いろいろあっても簡単に切れないのが夫婦ってもんじゃないの?

色々あるよ、他人なんだから。うるさかったけど、それがあるから

今の自分がある。すごい出会いをしたんだよ。簡単に別れるなんて

言ったら、勿体ないぞ。」

そして律子が「いいことばっかりじゃない。面倒だけど、いいことの方が

たくさん覚えてるから。辛いことよりいいことの方がずっとたくさん

心に残っているから。」

大御所二人の言葉を聞いて、二人とも反省。お互いに謝って仲直り♪




このドラマは台詞が素敵。グッとくる。

家族のあり方や、人との関わり方など、心が温かくなる。

ラストで葉菜子が大介に何故離婚したかを話すのだが、

大介にとっては重たいカミングアウトで…

そして大介の再婚相手の恵(水野美紀)にも不穏な動きが…

次回どうなるかが楽しみ (*^_^*)


2016年2月14日日曜日

土曜ドラマ「逃げる女」最終回の感想:滅びぬ愛

仲里依紗の狂気の演技が光っていた


冤罪で8年間刑務所に入っていた梨江子(水野美紀)。

無実が証明され、出所してから嘘の証言をしたかつての親友あずみ(田畑智子)を

探す旅に出る。旅の途中で出会った美緒(仲里依紗)と行動を共にするのだが…

美緒は連続殺人事件の犯人だった。



親から酷い虐待を受けて育ったせいで、壊れてしまった美緒を演じる

仲里依紗の狂気じみた演技が凄かった。

何故かずっと後を付いて来る美緒を、最初は拒絶していた梨江子だが、

危ないところを何度も助けられ、段々美緒を愛おしく思っていく。



何でも揃っている梨江子だったが、どこか欠落していて、

慕ってくるあずみや殺害された児童の淋しさを理解できず、

寄り添ってあげずに、突き放していた。

あずみが嘘の証言をしたのは、受け入れてもらえない淋しさから?

そんなあずみを何と美緒が殺害していたとは!



美緒に出会って、自分の足りないところに気づき、

今度は最後まで寄り添うことが出来た梨江子。

美緒は多分死刑になるだろう。



迷惑をかけられたと梨江子を受け入れなかった妹が、

体当たりで姉を逃がす姿が痛々しかった。

そして冤罪を起こしてしまった佐久間刑事(遠藤憲一)が、

必死に梨江子を守ろうとする姿も。



ドラマ好きな人にとっては見応えのあるドラマだったと思う。









2016年2月11日木曜日

「ナオミとカナコ」第5話の感想:夫殺したこと驚くほど後悔してない

ハラハラドキドキ、寿命が縮まりそう!


大学時代からの親友のナオミ(広末涼子)とカナコ(内田有紀)。

カナコが夫の達郎(佐藤隆太)から酷いDVを受けていることを知って

達郎殺害の完全犯罪を企てるナオミ。

前回いよいよ実行に移したが、犯行の瞬間に達郎のスマホが鳴り…



電話の音で目を覚ました達郎の首を二人で締めるシーンが怖かった (@_@。

リードしていたはずのナオミがいざとなったら消極的で

カナコの腹がすわった行動と「後悔していない」という言葉から

どれだけ耐えがたい扱いを受けてきたか想像できる。

女は強い!と実感。



それにしてもあの親にしてこの子ありで、姑も酷い。

カナコ、辛かっただろうな~



李社長(高畑淳子)と達郎の姉の陽子(吉田羊)が

何か気づいているようだ。

李社長は何を考えているかわからないので不気味。

相変わらず中国人にしか見えない (^_^;)



ラストでナオミとカナコがそれぞれ

達郎の銀行の上司、陽子と対峙するのだが、

二人の手の動きを追いかけた演出が上手く

ドキドキがMAXに!怖かったよ~ (; ;)

これからは、いつバレるのかをハラハラしながら

観ることになるんだ。それはそれで楽しみである。


ナオミとカナコ 木曜10時 フジテレビ













「フラジャイル」第5話の感想:余命1年の宣告通知!難病の青年の夢よ叶え 命を諦めない診断!!

今回は泣いた!安田章大、良かった (T_T)


病理医の岸(長瀬智也)が、毎回臨床医の怠慢や傲慢を

バッサリ斬っていく痛快医療ドラマ。



今回は同じ病理診断科でサポートしてくれる

臨床検査技師の森井(野村周平)にスポットを当てたので

いつものバトルは無かったけど、今までで一番感動した回でした。

自分のドラマを観ても泣いたことがないという長瀬くんが

初めて泣いたというのはこの回のことかな…




余命1年と宣告された保育士の小早川(安田章大)は、

数年前から癌の転移と手術を繰り返していて、

余命宣告されてもヘラヘラ笑っている…

人生を諦めているのか、疲れてしまったのか、

感情を抑えているのが痛いほど伝わり、切なかった。




そんな時に偶然森井と会い、

何故かお互いに誰にも言ったことがない自分の話をしてしまう。

「公開して後悔」 小早川のダジャレ (^_^;)

森井は500万が払えないことで医学部を中退。

小早川もお金が無いことで、効果があるかもしれない抗がん剤を

試すことを諦めた。



お金の問題で自分の命を諦めて欲しくないという森井の熱い想いが

小早川を変えていく。

初めて自分の生と向き合い、涙を流す小早川。

諦めていた夢の一歩を踏み出すが、

自分の生徒だった園児を助けて命を落としてしまう。

今回は本当に小早川に泣かされました。



岸が森井に

「どの道彼が決めることだ。

彼が自分で決めて、納得しなければならない。

彼が決めたら、後は医者が全力で手伝うだけだ。

ただ痛みなく楽に死なせるだけじゃない。

死ぬまでちゃんと生かす。緩和医療がやるべきことだ。」

優しく見守る大きな存在。新たな一面が見れて良かった。

緩和ケアってそういうことだったのね。



森井も後悔や諦め、迷いからやっと脱出できたようだ。

ザッキー(武井咲)は相変わらずドタバタで…

チーム岸の活躍が今後も楽しみ (#^.^#)

今までにない医療ドラマ、「半沢直樹」的な面白さを含んでます♪

フラジャイル 水曜10時 フジテレビ









ドラマ「ナオミとカナコ」第4話の感想:私たち今日から親友で共犯者

高畑淳子の怪演が光ってる!

大学時代の親友カナコ(内田有紀)が、

夫達郎(佐藤隆太)から酷いDVを受けていることを

知ったナオミ(広末涼子)は、達郎殺害の完全犯罪を企てる。



実行に移す準備を着々と進めていくのだが、

李社長(高畑淳子)から借りた車に、

達郎を埋める穴を掘ったスコップを置き忘れたり、

急な変更で慌てる姿を達郎の姉・陽子(吉田羊)に怪しまれたり…

ナオミはすぐ顔に出るので観ていてハラハラする >_<

こんなにハラハラドキドキしたのは当に久しぶり。

刺激を求める方にはお勧めのドラマです。



殺害の協力者となる達郎に瓜二つの林(佐藤隆太二役)が、

素朴で可愛い。

佐藤隆太の演じ分けが上手い!



そして何と言っても今回の注目株は高畑淳子でしょう (*^^*)

すごくハマっていて、登場シーンが待ち遠しいです♪

高畑淳子さんは医科大教授婦人(白い巨塔)、カッコイイ養母(Mother)、

娘を食い物にする芸者上がりのギャンブル依存性の母親(Dr.倫太郎)、

生徒思いの素敵な校長先生(表参道高校合唱部!)など、

色んな役をこなせる素晴らしい女優さん。



ドラマは主役よりも脇役が重要。

脇を固める俳優陣で面白さが決まると言っても過言では

ないと思います (^^)v



ナオミとカナコが寝ている達郎を絞殺するところに陽子から電話が…

さっさと電話を切ればいいのに、スマホを見つめる二人…で次回へ。

これは続きを観るしかない!という演出に拍手!

今夜の放送が今から楽しみです。


ナオミとカナコ 木曜10時 フジテレビ







2016年2月10日水曜日

ドラマ「フラジャイル」第4話の感想:最も診断が出せない病気…託された母娘の命と未来!

武井咲ちゃん(ザッキー)の動向に注目!

病理医が主役の新しい医療ドラマ。天才病理医の岸が、

怠慢な臨床医をバッサリ斬っていく。

毎回臨床医や患者役でゲストが登場するのも面白い。

今回の相手は親友で元カノの婦人科医のまどか(小雪)。



まどかの患者で第二子を望む主婦(中川典子)は

子宮癌の疑いで入院していたが、

子宮癌ではなく大腸にポリープが300も見つかり、

いずれ癌化する遺伝性のものと判明。

腸を全摘しないといけないのだが、

まどかはそのまま消化器外科に回そうとする。



早く手術した方が患者の為と考えたのだか…

岸はそれには反対、患者には時間が必要だと言う。

まどかは患者に早急に手術を勧めた後、

ここまでは医師としての話、

ここからは同じ女性として話すと言って、

一度退院して娘が食べたがっていた卵焼きを作ってあげて提案。

家に帰って考える時間をもらえたことで、

納得して手術を受けることが出来たと感謝する。



岸やまどかみたいに患者の気持ちに寄り添ってくれる病院が

本当にあると嬉しい。

患者をベルトコンベヤーに乗せて他の科に移すのか?

と言う岸の言葉…

忙しいのも病気が進むことを懸念するのもわかるけど、

本当に責任逃れの部分はないのか?を

自分に問いて欲しいですね。


医師と思われないようスーツ姿で院内を歩く岸に、

子供が「おじさんどこが悪いの?」

「性格かな」(^^;; 

母親に子供が「性格ってどこ?」(爆笑)



そしてこのドラマは、新米医師の宮崎(武井咲)を観察すると面白いです。

咲ちゃんの表情や反応がいちいち可愛いいし、面白い(o^^o)


今夜は関ジャニの安田章大が患者役で登場。

臨床検査技師の森井(野村周平)の意味深な過去も明らかになりそう♪


フラジャイル 水曜10時 フジテレビ



2016年2月9日火曜日

月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」第4話の感想:あなたを好きになりました

有村架純が切ない (T_T)

辛い過去を背負いながら、上京して前向きに生きようとする

主人公の音(有村架純)と練(高良健吾)。練の彼女?の木穂子(高畑充希)、

音の同僚の朝陽(西島隆弘)、蓮の幼馴染の小夏(森川葵)、

悪友の晴太(坂口健太郎)、6人の若者の5年間を描く

坂元裕二脚本の正統派ラブストーリー。

音と練の素朴さと優しさが涙を誘う…。



前回練に告白した音。その後何故か練から避けられてしまう。

音の切ない表情(かお)が辛かった (T_T) 

練は木穂子から本当の自分の姿を告白されて、

彼女と本気で付き合うことを決めたのだが、

音のことを好きになってしまった為、冷たくしていたらしい。

音に「あなたを好きになったから冷たくした、冷たくしてごめんなさい。

でも又明日から又冷たくする」って、ふざけるな!

木穂子にも音にも失礼だ。



誰にでも優しく、はっきりしないところは、

「東京ラブストーリー」の完治を思い出す(>_<) 

練はいい奴だけど、一緒にいたら幸せになれない気がする。



それにしても音や練が利用しているバスの乗客は酷過ぎる。

他にもたくさん嫌な奴が出てくるけど、

何か東京には心ない人が多いみたいな描写はちょっと抵抗を感じる。

唯一親切な近所に住むおばあちゃん(八千草薫)にホッとするのに、

今回は登場しなくて残念。


次回第一章が完結する。

女性は3人とも練が好きで、朝陽は音を、晴太は小夏を好きらしい。

また練との別れがくるようだけど、6人の恋はどうなっていくのか。

余談だけど、朝陽だけスマホ?


月曜9時 フジテレビ




                 晴太も小夏をいつの間にか好きになったらしい…いつ?

         











2016年2月8日月曜日

ドラマ「家族ノカタチ」第4話感想:再婚をしたい元夫と奇妙な三角関係勃発

香取慎吾の迷惑顔が可愛い (o^^o)

お一人さまライフを楽しむご近所さんの大介(香取慎吾)と葉菜子(上野樹里)の部屋に

それぞれ親が転がり込んで来るところから始まるホームコメディ。

回を重ねるごとにどんどん面白くなってくる!慎吾ちゃんがほぼずっと不機嫌そう

なので、たまに笑うと本当に可愛い (*^^*)



今回は大介の部下の入江(千葉雄大)が実は結婚していたことが判明。

大介の父・陽三(西田敏行)は結婚式を挙げようと又してもお節介を焼き出す (^^;;

 大介の予想に反して入江の妻・茜(川口春奈)は、「誰かが言ってくれないと

式なんて挙げれなかった」と感激して泣いてしまい、大介は困惑…

このドラマって、コミュニケーションの取り方や、当たり前だけど人それぞれ

感じ方が違うということがわかりやすくコミカルに描かれているのが魅力。



大介が葉菜子から元夫について聞かされた時、「わかるな〜、いい人だから

居心地もいいとは限らない。ちょっとくらいダメな奴の方が気が楽。」

それを受けた葉菜子は、「そんなこと言った人初めて。」

こういう意見の一致ってとても大事。




二人の親は超マイペースで、陽三はイカを浴槽に泳がせるし、葉菜子の母

律子(風吹ジュン)は勝手にピアノ教室を始めるし…正直イラッとくるが、

なぜか憎めない (^^;;




「人と関わるのは面倒の元。一人の時が一番ホッとする」と言っていた葉菜子も

大介家族と触れ合う内に、少しづつ変化してる感じ。




そして特筆すべきが、大介と葉菜子の部屋。

すっごくお洒落で、美術さんのこだわりを感じます。

インテリアの参考にもなるドラマですよ〜 (^^)v

次回も楽しみにしています♪

「家族ノカタチ」 日曜夜9時 TBS




浴槽に放されたイカ…この後活き造りになる運命

2016年2月7日日曜日

土曜ドラマ「逃げる女」の感想:危ない道連れ~あなたしかいない

鎌田敏夫のオリジナル脚本が面白い!

無実の罪で8年間刑務所で暮らした梨江子(水野美紀)は、冤罪だったことが判明して

出所。嘘の証言をして自分を陥れた親友あずみ(田畑智子)を探す旅に出る。たまたま

出会った美緒(仲里依紗)は何故かずっと梨江子の後を付いてきて…最初は鬱陶しく

思っていた梨江子だが、何度も美緒に助けられる内に大切な存在に変化していくが、

美緒は既に3人の人間を殺した殺人犯だった。


今夜は美緒の過去が判明。実の親から酷い暴力を受けて育った美緒…殺人事件を追って

美緒の過去に辿り着いた安藤刑事(賀来賢人)が、「刑事って仕事が嫌になりました。って

いうか人間が嫌になりました。」と言うくらい。強盗が両親を殺害した直後に帰宅した高1の

美緒は、血まみれの二人を見て笑いを浮かべそのまま行方不明になっていた。警察は

強盗が娘も殺したと疑っていた。15歳からたった一人でどうやって生きてきたのだろう。


梨江子を無実の罪に追い込んだ佐久間刑事(遠藤憲一)も、梨江子への贖罪の気持ちと

逃げた奥さんに対して、自分に落ち度があったのではという罪の意識を抱えている。

彼の「時として人間は相手が自分と同じルールで生きていると思い込んでしまう。人は

それぞれ違うルールで生きているんだということをつい忘れてしまう。人を信じるという

のは、相手が同じルールで生きているのを期待する空しい希望なのかもしれない。」と

いう台詞が心に刺さった。


梨江子もある意味人として欠落していたようで、妹からは「人から好かれることはあっても

自分から人を好きになったりしない」と言われ、同僚からは「上昇志向が強かった。彼女を

慕うあずみや殺害された児童の淋しさにもう少し付き合ってやっていたら、あんなことには

ならなかっただろう」と言われる。そして今初めて淋しさというものを肌で感じていると。


それにしても再会した直後にあずみが死んでいたとは (@_@;) あずみの口から何故

嘘の証言をしたのか聞けないということか…。あずみを殺害したのは美緒なのか?

次回はいよいよ最終回。梨江子の旅の結末が楽しみ。



2016年2月6日土曜日

ドラマ「わたしを離さないで」第4話の感想:今夜第2章!!開かれた扉…新たな恋は希望か絶望か

第2章は人間ドラマ、綾瀬はるか・三浦春馬・水川あさみ3人の演技が光る!


自分の体の一部を他人に提供する為に作られ、世間から隔離された施設で育った

3人の運命を描いたヒューマンドラマ。全寮制の学園を卒業し、3年間の猶予という

自由を与えられ、同じコテージで新しい生活をスタートするところから第2章がスタート。




自分が優位でないと気が済まない美和(水川あさみ)は、恭子(綾瀬はるか)が好意を

寄せている友彦(三浦春馬)を彼氏にしてしまう。友彦は多分軽度の障害があるようで、

本当は恭子が好きなのに、自分でもわからない内にそういうことになってしまった感じ。

3人が入ったコテージは、限られた自由な時間をセックスにふける人ばかり…多分不安を

人と肉体的に触れ合うことで忘れようとしているのだと思う (:_;)




コテージには別の学園の卒業生もいて、そんなに多くの「提供者」がいることにびっくり!

他人(ひと)が生きていく為に淘汰されていく存在…だから龍子先生(伊藤歩)が生徒達に

「家畜」と同じと言ったのか (>_<)




寮で同室だった真実(中井ノエミ)が選んだコテージは、自分達の運命を変えようとする

人がたくさん居て、与えられた運命を諦めてただ不安を紛らわすのではなく、前向きに

色んなことを経験することに時間を費やしている。

自分がもしその立場だったら、どちらを選択するのか?

暗く重いテーマだけど、運命をどう切り開いていくのか、生き方を問うドラマだと思う。


ドラマの良いところは、あり得ない人生を疑似体験?できること。考えもしなかったことを

考えるきっかけになるので、脳科学的にも良いのでは…(^^ゞ


第2章から人間ドラマが始ったので、森下佳子の脚本がいよいよ本領発揮すると思う。

絶対に観ておいた方がいい作品になると私は思ってます (^^)v








2016年2月5日金曜日

ドラマ「わたしを離さないで」第3話の感想:初恋の行方は…閉ざされた未来に見た夢

水川あさみの演技が素晴らしい!

他人に身体の一部を提供する為に、世間から隔離された施設で育てられた3人の運命を

描いたイシグロカズオ原作のドラマ。子どもから大人に成長して、いよいよ愛憎劇に突入。

卒業して施設を出たら、3年後から「介護人」「提供」そして「死」が待っている…(;_;)


そんな子供達に愛情を抱くと、龍子先生(伊藤歩)のように良心の呵責から壊れてしまう。

そう考えると校長(麻生祐未)と次郎先生(甲本雅裕)はすごい。氷のような校長と

わざとらしいくらいハイテンションの次郎…ベテラン俳優の演技が光っている。


壊れた龍子が生徒達に真実を叫ぶ「一生の内に何度か提供する義務があるのではなく、

提供して一生を終える提供者にしかなれないように管理されている。早ければ10代で

すっからかん。だから夢なんて持っても無駄なの。あなた達はただ壊れたところを

取り替える為だけの道具。家畜と同じなの!」…そんな過酷だったなんて (@_@。


自分が一番でいつも注目されていたい美和(水川あさみ)。そんな美和に何故か

気を遣い、盛り上げ役に徹する恭子。次郎に失恋した美和は、恭子が好きな友彦(三浦

春馬)を誘惑して付き合うことになるが、友彦は少し障害があるようで、付き合うという

意味をわかっていない (>_<)

施設を出てから同じコテージで暮らすことに決めた3人の愛憎劇が今夜から始まる。

水川あさみのしたたかな演技が目を引く。それと三浦春馬の演技力。

今後は美和に翻弄される綾瀬はるかの演技にも注目 (o^^o)


今回のラストで、靴に発信機が仕掛けられていて、どこにも逃げられない仕組みに

気付いた真実。そして真実からそれを教えられた恭子(綾瀬はるか)は、運命を変える道を

選ぶのだろうか?

100万部を超えるベストセラーをあの森下佳子が書き下ろすので、感動作になることは

間違いないと思う(^_^)v







2016年2月4日木曜日

感想「ナオミとカナコ」第3話感想:これって運命だね…今動き出す完全犯罪

ナオミ(広末涼子)の完全犯罪シナリオの全容がいよいよ明らかに!


大学時代の親友のカナコ(内田有紀)が夫・達郎(佐藤隆太)からDVを受けていることを

知ったナオミは、達郎の殺害計画をたてる…絶対に捕まらない方法とは、銀行員の達郎が

ナオミの顧客で認知症の富司純子の口座からお金を横領し、海外へ逃亡するという

ストーリー。李社長の元に居た達郎に瓜二つの不法入国の中国人・林(佐藤隆太・二役)

に達郎のパスポートで出国してもらう為、サインの練習をしてもらったり、達郎を埋める穴を

二人で掘ったりと準備を進めていくのだが、少しづつほころびが出てきてドキドキ (*_*;


犯人側の視点からのドラマは少なく、犯罪を犯すことになった背景や犯行後の生活など

ドキドキ感いっぱいの展開は、ちょっとした刺激を与えてくれる。ハラハラドキドキ感を

求める方にはお勧めのドラマである。

カナコの「自分らしく生きたい。普通の生活取り戻したい!」というセリフに

普通でいることって、実は有難いことなんだなってあらためて思った。


今回はカナコ役の内田有紀さんに注目。

秋ドラマ「偽装の夫婦」でもDV夫に足をダメにされ離婚したちょっと暗い母親役を

演じていたけど…実生活でも元夫の吉岡秀隆からDVを受けたとの噂があったっけ。

無いとは思うけど、もし噂が本当なら辛くないかな…

「最後から二番目の恋」の不思議キャラ・万里子や、「ドクターX」での凄腕の麻酔医など

たくさんのキャラクターを演じ分けることが出来る素敵な女優さんなので、自由を手に

入れてからのカナコの変化も楽しみ


そして今夜はいよいよ犯行決行!今からドキドキするわ~








2016年2月3日水曜日

「お義父さんと呼ばせて」の感想:第3話 お義父さん、あなたの挑戦受けて立ちます!

激突!カレVSお父さん、今回は体力バトル?

23歳の娘が、ある日結婚相手として連れて来た男性が何と自分と同い年のおっさん

だった!というところから、おっさん同士の仁義なき戦いが始まる林宏司脚本のコメディ。

美蘭(蓮佛美沙子)の彼の大道寺保(遠藤憲一)は、美蘭の父(渡部篤郎)から年収や

年齢のことで結婚を反対されている…何とか認めてもらおうと奮闘する姿が面白い (o^^o)


父は、偶然撮影した保の裸踊りの動画を家族に見せて回り、反対派に引き込もうと

するが、特に賛同も得られず、何か家族から相手にされていない感じ (^_^;) 

裸踊りを見た妹からは、「安月給のサラリーマン、顔怖いし、体シワシワだし」と言われるし、

兄からは「あの踊りはコンプライアンスに触れるからマズイと思う」とアドバイスをもらうが、

美蘭には何のことかわからず、スポーツジムでの一緒のダンスを思い出し、(・・?

林宏司の脚本のこういう勘違いシーンが、本当に面白い!大好き!


毎度お馴染み父の秘書(中村アン)が笑わせてくれる (^◇^)

美蘭に「おじさんと付き合ったことないから聞きたいんだけど、加齢臭とかどうなの?

肌もカサカサしてくるし、お尻のお肉もだら~としてくるし、甘えん坊になったり、

急に赤ちゃん言葉使ってきたり…」 「絶対おじさんと付き合ったことありますよね!」


そして美蘭の母(和久井映見)には名前を覚えてもらえず、前回は陰陽師さん、

今回は大惨事さん、「大道寺です」 ホント笑える~(≧◇≦)


それから次回から大活躍しそうな美蘭を大好きな砂清水誠(山崎育三郎)。

キャラが濃すぎる (^_^;) 美蘭の誕生日に胡蝶蘭を「愛しい君へ」と送ってきたのを見た

兄が「キャバクラの開店祝いみたいだ」と冷めた顔でひとこと。


老人ホームでよそのおばあちゃんにちょっかいを出して追い出されたおじいちゃんも

飄々としていて面白い。

林ワールドというのだろうか、とにかく登場人物のキャラがたっていて魅力的。


スポーツジムで体力勝負を申し込んだ父に、ことごとく負けてしまう保。

渡部篤郎は鍛え抜いているのか、身体もかっこいい。でも遠藤憲一は痩せ過ぎというか

スルメみたいで…お願い、脱がないで!と「民王」の時から思っていた (>_<)

その裸もかなりネタにされている感がある。


幸せにする自信がないという保に、美蘭が「誰が幸せにして欲しいなんて頼んだ?

幸せって誰かにしてもらうものなの?自分で幸せになるんでしょ?私は自分で幸せに

なるよ、その為に保ちゃんを選んでるんでしょ!仕事も友達も私が私で幸せに

なりたいから選んでるんだよ。」って、美蘭の言うとおりだ。幸せは自分で掴むもの。

大爆笑の中に、スッキリした気分にさせてくれる感動のエッセンスも含まれている

林宏司の作品って大好きです。

とにかく笑いたい方、スッキリしたい方、是非観て下さいね♪



2016年2月2日火曜日

「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の感想:第3話 突然のキス…一番幸せな日

今回も切なくて…木穂のメール、泣けた(T_T)

それぞれに辛い過去を背負いながら、上京して前向きに生きようとする主人公の

音(有村架純)と練(高良健吾)。二人を取り巻く練の彼女?の木穂子(高畑充希)、

御曹司の朝陽(西島隆弘)、蓮の幼馴染の小夏(森川葵)、悪友の晴太(坂口健太郎)、

6人の思いが複雑に絡み合いながら展開していく正統派ラブストーリー。前回のラストで

やっと音と練が再会出来たのだけど…


今回は木穂子と朝陽の秘密が明らかに。都会的でキャリアウーマンだと思っていた

木穂子は練の前で理想の自分を演じていただけ。実は地味な事務員で、不倫して

自殺未遂をしたところを練に助けられたのだった。本当の自分で練と向き合おうとして、

不倫相手に怪我をさせられてしまう。練への告白メール、その文面が切なかった。

御曹司でただのチャラ男だと思っていた朝陽も、実は愛人の子どもで、父親に無視される

シーンの表情が、彼の淋しさを痛いくらいに物語っていた。ニッシーの演技にキュン。


そんな若者たちの5年間という長い物語を、連ドラだから出来る時間を使って、丁寧に

描いていくドラマだとか…「人を好きになる瞬間」「その想いが叶わなかった時の痛み」

「時とともに訪れる心変わり」そしてやがて訪れてしまうかもしれない「恋の終わり」を

あの「東京ラブストーリー」で泣かせてくれた坂元裕二が手掛けるので、切なくて

胸の奥がキュンと痛くなる、そんな物語に浸りたい方にお勧めです。

これからどんどん面白くなっていく予感がする (#^.^#)






2016年2月1日月曜日

「家族ノカタチ」3話感想 亡き母からオヤジと息子へ最後の贈り物

上京してお一人様を満喫している大介(香取慎吾)と葉菜子(上野樹里)は同じマンションの住人。偶然にも時を同じくして親が転がり込んでくるところから、ご近所付き合いが始まり…

こじらせ男子の大介が毎回少しづつ変化していく姿が面白い (o^^o)
このドラマは人との関わり方が学べます♪

大介の父・陽三(西田敏行)も妻を亡くすまでは一人が好きで、子育てもすべて奥さん任せ。大介には父との思い出が殆ど無いようだ。そんな父が再婚して中学生の男の子・浩太を連れて居候することになったのだが、母をもっと大事にして欲しかった大介には、陽三の変貌ぶりが面白くない。わかるな〜。

実は陽三は妻が急死した後、妻からの手紙を見つけ、努力して今の自分を変えたのだった。そこには「年をとったら今までみたいに何でも一人でってわけにはいかないの。昔の友達に連絡して。一人より二人、二人より三人。あなたと大介のおかげでとても幸せだった。」と書いてあったのだ。泣ける(;_;)
その手紙を見せられた大介は、「人の人生を幸せなのかなんて勘ぐること自体、傲慢なことなんだろう。」と悟る。本当にその通りだな。色んなことに気付かせてくれるドラマである。

どうやら西田敏行が毎回アドリブをかますらしく、どれがアドリブか探すのも面白いかも(o^^o) 
今回はきっと大介と葉菜子に「焼きいもいかがですか〜、焼きいも!」と声をかけていたアレがそうなのでは?