今回は診断医の苦労と葛藤を痛感!ベテラン志賀廣太郎の放射線診断医・高柴がいい味を出している
病理医が主役の新しい医療ドラマ。
天才病理医の岸(長瀬智也)が、診断医の立場から
毎回医師の怠慢や傲慢をバッサリ斬っていく。
患者の立場からとても勉強になるドラマでもあります。
神経内科から志願して異動してきた新人医師のザッキー(武井咲)が、
どんどん成長していく姿も魅力のドラマです。
患者が大好きで危なっかしいが、自分の信念を貫いて奔走する姿…
患者の為には病院のルールも無視!という頼もしい存在です。
武井咲の感情豊かな演技がすごく可愛い (#^.^#)
前回のラストで、高柴にザッキーの教育をお願いした岸。
何で?と思っていたら、
時代の変化に負けて腑抜けになってきていた高柴を
奮い立たせる為だった。
冷たく突き放しているように見えて
本当は細やかに周りの人間をみている岸。
自分で気がつくように辛辣な言葉を投げかけるが、
すごく愛情を感じる。
多分自分で気付いて、ちゃんと動き出す人間にしか
言わないのだろうけど。
このドラマを観るまで、臨床医と診断医がいることすら知らなかった。
そして診断医の中に病理診断医と放射線診断医がいることも。
癌の疑いがある患者に対して、
まだ100%癌と確定したわけでもないのに、
進行して命を落としたらという主治医の不安からか、
抗がん剤治療を始めようとする。
きちんと診断医の意見を聞いて、違う検査をしてくれる医師はいいが、
経験と症状から自分の診断に変なプライドをもち、
治療を先走る臨床医。怖い。
私も以前、お腹の調子が悪く、腸の内視鏡検査をした後、
診断結果がくるまで確定出来ないが、
多分何とかという病気(病名忘れた)だから、
先にその薬を飲み始めるよう言われたが、
訳もわからずに薬を飲むのは嫌だから、お断りした。
10日後に検査結果が出たら、
その病気だという確定は出来なかったそうで、
でも自分としては疑わしいから
又3か月後に内視鏡検査をするように言われたけど…
その後何も症状が出ないので行ってない。
このドラマを観て、すごく納得してしまった (^_^;)
誤診を指摘された副院長が岸に
「黙れ、病理医の分際で!」と怒鳴りつけていたけど
きっと現場では色々対立があって大変なんだろうな。
患者の立場としては、やはり100%の診断が出てから
治療に入って欲しいと思ってしまうけど…
来週はまさかの診断ミス?
病理診断科、最大のピンチ!
フラジャイル 水曜22時 フジテレビ
経営会議で漫画を読んだり落書きをする岸…真面目に聞いているかと思えば、子供か!
落書きを見つけた時の部長(津田寛治)の顔(笑)
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