第2章は人間ドラマ、綾瀬はるか・三浦春馬・水川あさみ3人の演技が光る!
自分の体の一部を他人に提供する為に作られ、世間から隔離された施設で育った
3人の運命を描いたヒューマンドラマ。全寮制の学園を卒業し、3年間の猶予という
自由を与えられ、同じコテージで新しい生活をスタートするところから第2章がスタート。
自分が優位でないと気が済まない美和(水川あさみ)は、恭子(綾瀬はるか)が好意を
寄せている友彦(三浦春馬)を彼氏にしてしまう。友彦は多分軽度の障害があるようで、
本当は恭子が好きなのに、自分でもわからない内にそういうことになってしまった感じ。
3人が入ったコテージは、限られた自由な時間をセックスにふける人ばかり…多分不安を
人と肉体的に触れ合うことで忘れようとしているのだと思う (:_;)
コテージには別の学園の卒業生もいて、そんなに多くの「提供者」がいることにびっくり!
他人(ひと)が生きていく為に淘汰されていく存在…だから龍子先生(伊藤歩)が生徒達に
「家畜」と同じと言ったのか (>_<)
寮で同室だった真実(中井ノエミ)が選んだコテージは、自分達の運命を変えようとする
人がたくさん居て、与えられた運命を諦めてただ不安を紛らわすのではなく、前向きに
色んなことを経験することに時間を費やしている。
自分がもしその立場だったら、どちらを選択するのか?
暗く重いテーマだけど、運命をどう切り開いていくのか、生き方を問うドラマだと思う。
ドラマの良いところは、あり得ない人生を疑似体験?できること。考えもしなかったことを
考えるきっかけになるので、脳科学的にも良いのでは…(^^ゞ
第2章から人間ドラマが始ったので、森下佳子の脚本がいよいよ本領発揮すると思う。
絶対に観ておいた方がいい作品になると私は思ってます (^^)v
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