2016年2月5日金曜日

ドラマ「わたしを離さないで」第3話の感想:初恋の行方は…閉ざされた未来に見た夢

水川あさみの演技が素晴らしい!

他人に身体の一部を提供する為に、世間から隔離された施設で育てられた3人の運命を

描いたイシグロカズオ原作のドラマ。子どもから大人に成長して、いよいよ愛憎劇に突入。

卒業して施設を出たら、3年後から「介護人」「提供」そして「死」が待っている…(;_;)


そんな子供達に愛情を抱くと、龍子先生(伊藤歩)のように良心の呵責から壊れてしまう。

そう考えると校長(麻生祐未)と次郎先生(甲本雅裕)はすごい。氷のような校長と

わざとらしいくらいハイテンションの次郎…ベテラン俳優の演技が光っている。


壊れた龍子が生徒達に真実を叫ぶ「一生の内に何度か提供する義務があるのではなく、

提供して一生を終える提供者にしかなれないように管理されている。早ければ10代で

すっからかん。だから夢なんて持っても無駄なの。あなた達はただ壊れたところを

取り替える為だけの道具。家畜と同じなの!」…そんな過酷だったなんて (@_@。


自分が一番でいつも注目されていたい美和(水川あさみ)。そんな美和に何故か

気を遣い、盛り上げ役に徹する恭子。次郎に失恋した美和は、恭子が好きな友彦(三浦

春馬)を誘惑して付き合うことになるが、友彦は少し障害があるようで、付き合うという

意味をわかっていない (>_<)

施設を出てから同じコテージで暮らすことに決めた3人の愛憎劇が今夜から始まる。

水川あさみのしたたかな演技が目を引く。それと三浦春馬の演技力。

今後は美和に翻弄される綾瀬はるかの演技にも注目 (o^^o)


今回のラストで、靴に発信機が仕掛けられていて、どこにも逃げられない仕組みに

気付いた真実。そして真実からそれを教えられた恭子(綾瀬はるか)は、運命を変える道を

選ぶのだろうか?

100万部を超えるベストセラーをあの森下佳子が書き下ろすので、感動作になることは

間違いないと思う(^_^)v







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