2017年6月9日金曜日

「リバース」第8話の感想:最悪の復讐劇…告発犯の真の目的とは!?

10年後の告発は、悲し過ぎる運命の悪戯…



冴えない会社員だった深瀬和久(藤原竜也)は

大学4年の時にゼミ仲間で行った卒業旅行で

たった一人の親友

広沢由樹(小池徹平)を事故で失った。



そして10年後、なぜか彼らの元へ

「人殺し」という怪文書が届く。

親友の死は事故ではなかったのか?





告発犯の正体は何と

美穂子(戸田恵梨香)だった (>_<)

復讐の為に深瀬に近づいたのか…



“よく考えれば最初から

手が届くような相手じゃなかった


どんな気持ちで俺と居たんだ?

自分の恋人を死に追いやった男と”



真相を確かめる為、連絡するが

電話に出てくれない。



浅見(玉森裕太)だけ

彼女に見覚えはないが

三回忌の後、学校に変な電話が

あったことを思い出す。



広沢の親戚で、彼のことを何でもいいから

教えて欲しいと。

広沢のことではなく、ゼミ仲間の情報を

やたら聞きだそうとしていた女性…




二人がつき合っていたと聞き

驚く谷原(市川隼人)たち (^_^;)

男女の関係もあったと知り

みな複雑な表情…



「わかってる。

俺だってもっとモテてたら

こんな簡単に騙されない。」

落ち込む深瀬…(>_<)




美穂子がこれで諦めるとは思えないと谷原。

深瀬も次のことが起こる前に

止めなきゃいけないと。




告発文の犯人を探そうと思ったのは

会って謝りたかったからで

やはりちゃんと話し合いたい。



更に10年前のことが全部

わかったら、広沢の両親にも

打ち明けて謝ろうと提案する。




そして村井(三浦貴大)に

明日香(門脇麦)から聞いたことを

尋ねる…




別荘に来る途中でタクシーを

降りたのは何故か?

車の傍から誰かが逃げて行くのを

目撃した浅見も

あれは村井じゃないのかと尋ねるが



「悪い、帰るわ。」

と出て行ってしまう (>_<)

何を隠しているのか?




深瀬は、小笠原(武田鉄矢)に

美穂子のことを報告。

キーホルダーが長野のNPO法人が

30周年を記念して作った

100個程度の限定品だったことを聞く。

谷原、浅見、広沢の物ではないらしい。



誰の物?

事故現場に誰か居たのだろうか?




一方、学校に復帰した浅見だが

サッカー部の連中は

怪文書のことがハッキリしないと

安心して授業を受けられないと抗議。



自分のことだけうやむやにするなと言う部員達に

誰がどんな理由で貼ったかハッキリしたら

報告すると約束する。




谷原は、心配かけて申し訳なかったと

明日香に謝り、誰かに恨みをかって

こんなことになったのなら

その人に謝らなくてはと

10年前のことを思い返す。



でも実際、深瀬は殆ど何も見てないし

自分も浅見も見たことしかわからないから

何がどうなっているのかと…



同じくあの日のことが気になっている

明日香は、兄を訪ねる。



もし誰かが夫を狙っているなら

安心出来ない。

あの時のことに、自分も責任を感じている。

広沢は自分達を迎えに来なければ

死ななかったのだから。



タクシーを降りて何をしていたのか

問い詰めると…



「広沢は酒を飲んでいたんだ…」

迎えに来させたことを責める明日香。



飲んでることは知らなかったが

自分があんなに強く迎えに来いなんて

言わなければ…



事故があったと浅見から連絡を受け、

タクシーを降りて探しに行き、河原で車を発見。



まずいことになったと、

父(村井国夫)に電話をした。



誰も居ないなら、車に火をつけろと言う父 (゚o゚;;

保身の為に息子に殺人を促す親がどこにいる?



「出来ない。助けなきゃ。」

「見捨てろ。」

「出来るわけないだろ!」



駆け寄ろうとした瞬間、車は爆発。

でも、遺体は流されていたから

車の中に広沢は居なかったはず。

落ちた時に放り出されたということ?



何ですぐ助けを呼ばなかったのか、

何で父に電話をしたのか、

最低だと責める明日香。



「ヤバイと思ってごまかそうとしたんでしょ。

お父さんもお兄ちゃんも最低!」

立ち去る明日香…


こんな大きな十字架を背負っていたのか…(;_;)




その日、父から『お前の仕事』と言われた

妻・香織(趣里)のお見舞いに

ようやく行く村井…



今度は妻から

「傲慢で、自分のことしか考えない人。」

とボロクソ。



香織はいつも一人だったと…

親の為とかじゃなく、

私を必要だと思ってくれたことがあるか聞かれ、



「ごめん。俺、最低なんだ。

初めから、香織を幸せに出来るような

人間なんかじゃないんだ。」


「…それでも親の為に別れないんでしょ…」



村井の人生って…

大変でも父親から離れて、

生き直した方がいいのに (;_;)




美穂子は、店を辞めるつもりで

有給休暇を取っていた。


母親が入院するので

大阪の病院の評判を聞いていたと

谷原から連絡があり

探し出した深瀬は、

今朝の便で東京へ戻ったことを知る。



「まだやり残したことがある。

まだ会えてない人がおる。」と言ってたと…

浅見だ (゚o゚;;



空港へ走るが、すれ違い。

そして電話しながら階段を降りて行く

浅見の後ろに美穂子が!



手を伸ばし、突き落とすのかと思ったところで

深瀬が止めに入る。



今、何をしようとしてたのか聞くと

広沢が借りた本を返そうとしたと答える。



確かに手に本は持っていたけど、

普通は階段の途中で

いきなり肩を叩かないよね。

危ないし (-。-;



出会った珈琲店で話し始める二人。

美穂子は、告発文を送ったことを認める。



広沢とは偶然東京で会って

よく会うようになり

付き合って欲しいと言われた。



彼は真面目だから

自分から付き合ってと言ったら

別れてはいけないって

自分に言い聞かせているみたいで…



自分も当たり前のように

結婚すると思っていた。



でも広沢が4年の秋に

うまくいかなくなった。



卒業したら就職はしないで

一年間外国を旅したいと言うのを聞いて

「就職しないなら別れるんやけど。」

と言ってしまった…



親が離婚したのは

父親が働かなくなったからで

凄く不安になったと。



「外国のどこに行きたいか聞いてた?」

首を振る深瀬。



ボランティアというか

やってみたいことがあって

企業ではなく行政法人の試験を受けたと

深瀬には話していたが…



「忙しくて暫く会えない」と

メールした美穂子。



「聞けば良かったよね、外国ってどこ?

私は置いていかれるの?

待ってていいの?」

軽く聞いていれば

答えてくれてたかもしれない。



「軽く聞けるのは

自分に自信が持てる人だけだよ。

俺なら怖くて聞けない。」



旅行先で行方不明になったことも

暫く知らなかった。



送られてきたりんごの中に

「帰ったらもう一度、

これからのことを話し合いたいと思っています。」

というメッセージが入っていた。



辛くて、三回忌にやっと参列出来た時に

深瀬達を初めて見た。



最初の目的は復讐ではなく

最後の時を一緒に過ごした彼らの目に

広沢がどう映っていたか知ることだった…



浅見に電話すると

「僕が酒を飲んでなければ

運転出来たのに…

あの事故以来酒は止めました。

あれから一滴も飲んでません。」

と言われ…



結局、聞きたいことは何も聞けず

そのことが何年も引っかかっていた。



大阪の母の元へ行こうと思った時に

もう東京へは戻らないから

やり残したことは全てやろうと決めた。



今度は直接話すのではなく

偶然知り合ったことにして

さり気なく聞き出せたらと。



みんな気さくでいい人達だった。

頑張って充実した人生を送ってるんだな、

この人達となら最後の一日を

楽しく過ごせた筈だと満足出来た。



踏ん切りをつけて大阪へ行くつもりだったけど、

話をしてみたいと思う人が出来た。

広沢がよくその人の話をしてたから。



これって、ある意味告白?

深瀬に話しかけてきて、家に泊まったり。

好意を寄せてなければ

「知る」為だけに出来ないと思う。



でも、初めて家に行った日

皮肉なことに美穂子のストーカーが貼った

「人殺し」と書かれた紙を

見つけてしまったのだ (>_<)



彼がそんなことする訳ないから

もし本当なら

それは広沢のことじゃないかと

告発文を送った。



それを見たら何て言うか知りたかったから。



美穂子がどんな思いで

あの話を聞いたのか

想像もつかない…

聞く方の気持ちなんて

何も考えてなかった。



「憎まれて当然だ。当然のことをした。

だから他の3人にも告発文を…」


「思い出して欲しかった。

みんな何をしたのか忘れて暮らしてる。

…何もなかったかのように振舞ってる。」


「誰も忘れてなんかいないよ。」


「でも、谷原くんが!」



あの日、電車が遅れていることで

お酒を飲んでいるのに

やはり車で帰ろうと言い出した谷原。



友達が交通事故で亡くなったと

聞いてるよと言うと



「あの時は運転出来なかったから

分からなかったけど

この位飲んでてもいけるかなって。


ようは反射神経?

運が悪かったってことかな。」 (-。-;



気持ちを落ち着けようとしたが

送るよと手を引かれ、

突き飛ばしてしまった。



死ぬかもしれないと思ったのに

怖くて逃げた。



「それは俺たちも同じ。

…どうすれば許してもらえる?」


「深瀬君は私を許せるの?」


騙して近いて、人殺しだと責めて

谷原に酷いことをして


「広沢くんの為じゃない、

全部自分の為。

自分の気持ちを晴らす為にやったの。」



「それで気は済んだの?

済まないよね。」



自分がしたことを

警察に話そうと思っている。


今まで騙してすみませんでしたと

頭を下げて立ち去る美穂子…



追いかけて、

全部嘘だったのか

もっと聞きたいことがある

まだ半分しか話せてないと言うが



「全部、嘘。

あなたのこと好きでも何でもなかった!」

(-_-;)



でも違うと思う。

そうでなきゃ、あんなに泣かない…



意気消沈して家の近くまで戻ると

小笠原から会えないかと電話が…

そして何者かに刺される小笠原 (゚o゚;;


深瀬はバイクで逃走する犯人を目撃する。



“謝れば許してもらえると

どこか甘く考えていなかったか?


許されて元の日常に戻れると

そう思っていなかったか?


過ちは消えない。

いつか何倍にもなって

身の回りに返ってくる”




確かに広沢の両親は

謝ったからとすぐに許せないだろう。

時間が経っているだけに余計…



あの時すぐに本当のことを

話していれば…



更に美穂子がストーカーに

狙われさえしなければ

悲劇は起きなかったのに…




そして動き出したもう一人の犯人。

10年前のことを詮索するなと

深瀬にメールしてきた相手?



とすると、やはり事故ではなかった?

キーホルダーの持ち主か?

でもあの場所に

他に誰か居たとは思えない…



あと2回。

新たな謎が浮上して

益々目が離せない(≧∇≦)


リバース 金曜22時 TBS



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