2019年10月29日火曜日

「ニッポンノワール」第3話:直接対決!最も怪しきあの男…!!

脅迫者はやはり才門!だが…





森の中のとある山小屋。

刑事・遊佐清春(賀来賢人)が目が覚めると

隣には女性刑事・碓氷薫(広末涼子)の亡骸。

そして自分の右手には拳銃が握られていた…



「俺が殺したのか?」

何故かここ数カ月の記憶を失っていた。

薫を殺したのは自分なのか?

それとも何者かに嵌められたのか?



遊佐は真相を突き止める為捜査を始めるが

次々と怪しい人物が浮かび上がり…





捜査会議で一課長の南武(北村一輝)は

碓氷警部殺害事件と十億円強奪事件が

本城理事官(篠井英介)の犯行による

被疑者死亡で送検されたと発表する。



捜査員から納得がいかないという声が

次々と上がり…

私から説明しましょうと公安の才門(井浦新)。



強奪事件に使われた犯行車両を解体処分する

本城の映像を見せる。

更に犯行に使われた銃と計画書が

本城のロッカーから出て来たと。



そしてこの映像を入手した薫を

口封じの為に殺害。

薫の血痕が付着したシャツもあるという。



証拠を捏造したことを知っているのは

碓氷班のメンバーだけ。



遊佐は薫が残したUSBをどうしたか

才門に詰め寄るが

何のことかわからないと恍ける…



名越(工藤阿須加)が

薫の動画をコピーした映像を流すと

なぜか鶴が求愛行動をする映像が流れる…

中味を書き換えたのだ (-_-;)



記憶を失った遊佐の妄想で

そんなUSBは存在しないと才門。



「他に異議のある方は遠慮なくどうぞ。

但しご自身の立場をよーくわきまえた上で

発言してください」



下を向いてしまう捜査員たち…



「異議あり、異議あり、異議あり」と南武。



本城の罪状を警察発表で初めて知ったが

信じられないから

もう一度証拠のシャツを調べさせてもらうと…

「これはどう見ても冤罪事件だ」



変な言いがかりは止めてもらいたいと

公安部の仁平課長(相島一之)。



ならば何故、

この事件の責任者である自分を通さずに

あんな発表をしたのかと南武。



薫は殺害される前日に

もしかしたら殺されるかもしれないが

真実が白日の下に曝されるまで戦うと言った。

だから自分はその真実が知りたいのだと。



今回の件で世論が警察へ不信感を募らせている、

これ以上引っかき回して何の得になるのかと

窘める才門に対し



警察の信頼がこれ以上失墜するのは致命的で

国民も事件解決を謳った方が安心するだろうと

言い…

「だから俺はみんながこれで納得できるなら…」



「できませんよ!

班長の無念は俺たちが晴らします!」

と江國(杉本哲太)。



「右に同じ」と明海(立花恵理)。

名越と遊佐も立ち上がる。



「私も納得できません。

理事官の名誉が損なわれることは

断固として反対です!」

と宮城(細田善彦)。

三上(水上剣星)と二人の捜査員も立ち上がる。



「よーし、いいだろう。

この現場はお前たちが引き継げ。

指揮は俺がとる」



事件はもう終わったと止める上層部に



「現場の責任者は俺だ!


文句があるならいつでもクビにしてもらって

いいんですよ。


但し、一人で辞めるつもりはありませんけど。

俺はあんた達がどうやって

今のポストに就いたのかよーく知ってますから」



何も言い返せない上層部…

南武は一部を除いて捜査本部を解散すると宣告。



残った捜査員の中に何故か才門もいる。


「このシャツ、お前の悪知恵か?」


「警察の名誉を守る最善の策と言って欲しいな。


みんなやる気満々な顔しちゃってるけど

あまりこの人のこと信用しない方がいいよ。


捜査一課長なんて

清濁併せ持ってなきゃ務まらない。

噂じゃ真っ黒らしいから」


「嫌なこと言うな~」



南武と才門、お互いに良く思っていないらしい…





元刑事・深水(笹野高史)が経営する店で

今回のことを話す遊佐。



南武はよく家に来て遊んでくれたと

克喜(田野井健)。

特撮ヒーローを教えてくれたのも彼だと。



そこへ本城の娘・芹奈(佐久間由衣)を連れて

名越が入って来る。



父親を撃った遊佐のことは憎いが

濡れ衣を晴らしてくれると聞いて

頼ってきたのだ。



強奪事件の実行犯の一人・風間の写真を見せ

彼の経歴は偽りだという。

ベルムズにいたことになっているが

芹奈の彼によるとそんな男はいないと。



警察の情報が間違っている訳はないと深水。

確かに普通ならあり得ないと遊佐。



警察が偽の情報を掴まされたか詐称したか…





遊佐たちは手分けをして風間の経歴を探る。



暴力で脅して情報を訊き出そうとする碓氷班。

驚き止める宮城たちだが

これが俺たちのやり方だと譲らない (^_^;)




風間がいたという養護施設では

警察に頼まれて嘘をついたことがわかる。

ベルムズも同じ。

武器や薬を見逃す代わりに

ベルムズにいたことにしろと手を回したのだ。





風間という名前を含め

全てが嘘だった可能性を南武に報告。



そこへ明海と才門も戻って来る。

自分も碓氷班だと捜査に参加しているのだ。



風間の親戚は留守だったというが…

どうも捜査中に二人は

ホテルに行ったらしい (-_-;)



いくら名前や経歴を変えても

面がわれていれば必ず正体はバレる。

それがわからないというのは整形したのか…

DNAも書き換えられていたのだ。





深水の店『ボナーロ』で…


報告を聞き、体全体の写真はないのかと克喜。

顔が変わっていても手や足に傷があるとか

何かわかるかもしれないという。



芹奈は彼から強盗団が車を置いて行った時の

動画を送ってもらう。



動画を見た咲良(夏帆)は

風間の腕の入れ墨に気づき…

三年前に姉・星良(入山法子)を殺した

宝生という少年と同じだと!



少年院にいた彼は

カウンセラーの星良の患者だった。

気性が激しかったけれど

星良が担当するようになり落ち着いたが

突然犯行を犯したという。



少年法により名前を知ることもできず

フリージャーナリストになり

色々調べたと咲良。



風間と宝生が同じ人物なら

少年院を出る前に顔を変えたことになる。

警察が手を回して別の人間に作り替えた…



才門が知ったらどう思うかと咲良。

復讐を考えてもおかしくないと遊佐。

強奪事件の真犯人は才門ではないかと名越。

正当防衛という名の元に殺害…?





その推理は論外だと宮城。

強盗などさせなくても他に手がある。

一番納得できないのは防犯カメラの映像だと。



手を汚さず相手が勝手に死ぬなんて

いくら何でも偶然が過ぎるというのだ。



そして才門にはアリバイがあると。


強盗団が死亡した時

仁平と行動を共にしていた…



宝生の事件当時の衣服を遺族が持っていたら

鑑識にDNAを調べてもらえという。



自分は才門のアリバイを

もう一度洗い直してみると。





映像の解析を貴志(永信)に頼むと

加工はされていないが

本物かどうかは別の話だという。



そして魁皇高校立てこもり事件の時に

教師が流したというフェイク映像を見せる。




その映像と似ているので

同じカメラを使ったのかもしれないと。

そのフェイク動画を作ったのは制作会社…





星良のスマホに残された写真をみる咲良。

薫と一緒の写真がたくさんあった。

二人は親友だったのだ。



そこへ遊佐が入って来る。



「やっぱり才門さんが犯人なの?」


「さあな」と遊佐。



才門が復讐の為に事件を起こしたとしたら

姉は悲しむだろうと呟く。



深水から克喜がクラスで

机を投げ窓ガラスを割ったと聞いた遊佐。



何故そんなことをしたのか尋ねると

父親が誰か知らないと言ったら

バカにされたと…



母が死んでから変なのだという。

不安になったり、孤独を感じると

感情の抑えがきかなくなるのだと…



そこへ宮城から電話が入る。

「才門のアリバイが崩せるかもしれない」

電話を手に部屋を出て行く遊佐。



その途端、呼吸が荒くなり

何かの錠剤を飲む克喜…

大丈夫だろうか?





仁平と食事をする才門。

遊佐たちが自分を疑っていると言うと


「心配することは何もない。

何重にも手は打ってある」



一人になった才門に咲良からメールが届く。



「才門さんが犯人じゃないよね?」

星良の動画も添付されていた。



薫につき合ってもらい

才門の誕生日プレゼントを選ぶ星良…



「実はさ、

警察のあるプロジェクトに参加してるの」



詳しくは言えないが

近いうちに何らかの形で公にするつもりだと。

どういう反響になるかわからないし

危険な目に遭うかもしれないが

戦うと決めたと薫に話していた…





南武を『ボナーロ』に呼び出した遊佐は

一連の首謀者は才門だと言い

風間のDNAが宝生と一致したと

鑑定結果を見せる。



才門のアリバイも崩せそうで

フェイク映像という手掛かりもあるが

映像を制作した放来撮影所の社長が

取り合ってくれないと話す…



そこへ克喜が帰って来る。

元気かと抱き上げる南武。

克喜が付けている特撮ヒーローを見て


「行ってみるか撮影所…」





代理社長を任されている田中(前川泰之)は

南武の高校の同級生だった。



強盗団の映像の制作は

犯罪の片棒を担がされていると言われ

全てを話すと田中…





星良の葬儀での薫との会話を思い出す才門…

そこへ仁平から電話が入る。

約束した場所へ向かうと遊佐が待っていた。



仁平から伝言を預かったと動画を見せる。

南武と仁平の会話を隠し撮りしたもの…



強奪事件で才門が容疑者として浮上したと南武。

新たな証拠が出て来たと言い


「防犯カメラの映像といえば

わかって頂けますでしょうか?


あとは彼のアリバイです。

あなたとゴルフをしていたと証言してます。

もう一度確認してもらえますか?」



手帳をめくり、別の人間といたと答える仁平。

才門の勘違いだろうと…



「うーん、清々しいまでの裏切りっぷりー」

と才門。



フェイク映像を撮影した翌日、

才門が本当に射殺したのだと遊佐。



本城になすりつけようとした証拠品から

才門の指紋とDNA、

それと強盗団の血痕も出たという。



「もう言い逃れできねえぞ」



笑い出す才門。



「それは一体、誰が調べた?南武課長?」



自分が犯人だとして

そんな証拠を残すと思うかと。



「今回の事件はあらゆる証拠が

捏造、もみ消し、隠蔽されてる。


お前も身に覚えがあるだろ?

お前が思っているよりこの事件は

もっと複雑なんだよ」



警察に殺された星良の為に

自分も調べているという。

彼女が参加したプロジェクトと

今回の事件は大いに関係があると。



銀行から奪われた十億は

警察の極秘プロジェクトの金だった。

そしてその実態を暴こうとして殺された…



おそらく宝生は警察の犬で

新しい身分と引き換えに殺しを引き受けたと…



その彼が今回の強奪事件に関与しているのは

偶然にしては出来過ぎている。

裏で極秘プロジェクトの組織が絡んでいるに

違いないと。



薫のUSBに何か残っていなかったのかと遊佐。

期待したが何もなかったという。



仁平から強奪事件の早期解決を図るよう

頼まれただけで

自分も一連の事件の黒幕を知らない…



「だったら仁平が黒幕じゃねえのか?」


「いや、そんな器じゃない。

背後に必ず誰かいる。


だから俺は奴の懐に入ったんだ。

信頼を得る為に。


今回の事件の火消し役も買って出た」



本城を使って遊佐を

犯人に仕立て上げようとしたのは自分だと…



「ふざけるな!」

銃を向ける遊佐。


「俺が死んだら真実は闇の中だ」


「知るかーーー!」


「ここで退く訳にはいかねえんだよ」



二人の戦いが始まる。





その頃『ボナール』では…

「才門さんが犯人なら

清春さんはどうなっちゃうんですか?」

と克喜。



遊佐が才門に会いに行ったのを知っているから

咲良もピリピリしている…



才門が犯人なら母みたいになるのではと

呼吸が荒くなる克喜。



不安が高まったのか叫び声をあげ

店の物を投げつけ暴れ出す (;゚Д゚)





叩きのめされる遊佐…



「お前の言う通り最初は俺も

宝生が許せなかった。


けど…

復讐なんか星良はきっと望んじゃいない。

それは薫も同じだった」



何のプロジェクトに関わっていたのか

そこでどんな秘密を握って

何を暴こうとしていたのか

それを突き止める為に戦うと言った薫。



「だから俺たちは誓ったんだよ。

星良の命を賭けてでも暴こうとした

警察の秘密を解き明かすってな。


その為ならどんな犠牲を払っても構わない」



だからといって自分や本城に罪をきせて

いいことにはならないと遊佐。



「真実を知るためだ!

全てが明らかになれば本城の冤罪も晴れる!」



そんな考え、理解できないという遊佐に

それが自分たち警察の習性だと才門。

真実に執着するバカな生き物なんだと…



執着するのは決まって事が起きてから。

事件になるまで何も気づかない。

本当にバカだと後悔する才門。



もっと星良の声に耳を傾けていれば

ちゃんと目を見て伝えていれば

寄り添って温もりを感じていれば

こんなことにはならなかったのかと…



「会いてー!会いてーな。

今ごろ気づくなって叱られてえよ。

俺にはまだやらなきゃいけねえ事がある。

俺の読みが正しければ…」



公安で切られた今

警視庁に自分の居場所はない。

自分のやり方で真実を突き止める。



克喜には遊佐が必要だから

星良の為に犠牲になった薫の代わりに

守ってやってくれと言い残し去って行く。





『ボナーロ』に戻った遊佐…

店の中は滅茶苦茶で

包丁を握った克喜が座っていた。



突然大声出して暴れ回ったと深水。



包丁を見つめ

「また一人になる、一人…」




「克喜!」

驚き包丁を落とす克喜。

頬を平手打ちし、抱き締める。



「なに言ってるか全然わからねえんだよ。

わからねえから教えてくれよ。

ちゃんと傍にいるから。

つまんなくても聴くからよ。

わかるまで教えてくれよ、お前のこと」



大声で泣き出す克喜。

大人びているがまだ9歳…

小さな体で色んな事に耐えているのだ。





正義のヒーローを連れて

南武と名越が店に来る。

喜ぶ克喜。



才門が消えたと遊佐に伝える南武。

表向きは休暇だが逃げた可能性が高いと。



「あの日、何があった?」



才門は現れなかったと嘘をつく遊佐。

彼の言葉を思い返す…



「俺の読みが正しければ本星は南武だ。

克喜は南武の子どもかもしれない」



4話へ続く…




やはり才門は黒幕ではなかった。

おそらく南武も違うと思う。

今の時点で南武の行動に怪しいところはないが

4話のタイトルは『捜査一課長の嘘』

なんか悲しくなってくる。



警察の極秘プロジェクトとは何か?

仁平はどこまで知っているのか?



今回のエンディングは遊佐と克喜。

ジュースに手をつけず話す克喜。

克喜の話を真剣に聴く遊佐。

隣に行き、頭を撫でジュースを飲めと…

笑顔になりジュースを飲む。

心が温かくなった。



『3年A組』のように

このドラマも回を重ねるごとに

面白くなってきた。



南武の次は誰が浮上するのか?

展開が楽しみ♪












ニッポンノワール 日曜22時半 日本テレビ

2019年10月26日土曜日

「ニッポンノワール」第2話:暴かれる一つの罪!偽る者は誰だ!?

次々と現れる怪しい人物!




森の中のとある山小屋。

刑事・遊佐清春(賀来賢人)が目が覚めると

隣には女性刑事・碓氷薫(広末涼子)の亡骸。

そして自分の右手には拳銃が握られていた…



「俺が殺したのか?」

何故かここ数カ月の記憶を失っていた。

薫を殺したのは自分なのか?

それとも何者かに嵌められたのか?





公安部の才門(井浦新)の話から

薫は『十億円強奪事件』の真相を知った為に

殺害されたことがわかった。

しかも犯人は警察関係者…



そして遊佐の部屋のキャビネットから

犯行に使われた拳銃と計画書が見つかる。



本城理事官(篠井英介)の元に

薫殺しの証拠が遊佐の部屋にあると

タレコミがあったとかで家宅捜査が入る。



しかしどこを探しても見つからず

捜査陣は引き上げていく…



遊佐の部屋には隠し部屋があり

そこに隠していたのだ。



部屋の監視カメラの映像から

キャビネットに証拠品を入れたのは

本城だったことがわかる。




映像を速水(笹野高史)と咲良(夏帆)にも見せる…

薫の息子・克喜(田野井健)を守る為だった。



真実を突き止め、どこかにある十億も

きっちり頂くという遊佐。



ここ3カ月の記憶を失っている為

名越(工藤阿須加)の手を借りて

強奪事件のおさらいから始める…



2019年9月9日

東堂銀行に黒ずくめの4人が押し入り

現金十億円を奪い車で逃走。

監視カメラをハッキングで別の映像に変え

姿を消した…



警察官が裏で手を回した可能性が高い。



アジトで4人がお互いに撃ち合う映像に

別の人物がいた気配はなかった。



薫がハッカーの犯罪歴から割り出し

アジトを突き止めたのだ。



ハッカーの名前は上岡達彦。

強盗団は全員少年院にいた。

彼らを集めて指示を出していた人物が黒幕…





捜査会議で南武一課長(北村一輝)が

タレコミの内容を発表する。



『遊佐の自宅に強奪事件に使われた

拳銃と犯行計画書がある。

それが碓氷警部を殺害した証拠に繋がる』



強奪事件と薫殺害に繋がりがあると聞き

驚く捜査員たち…



事件は被疑者死亡ということになっているが

実情は違うと南武は続ける。

詳しいことはわからないが

上層部の思惑で強引に幕をおろされたと。



碓氷警部が単独で捜査を続け

未成年の強盗団を裏で操っている

警察関係者の存在を暴いたという。



ざわめく捜査員たち。

「余計なことを…」と呟く才門。



碓氷警部が殺される前日に

この話を彼女から直接聞いたのだ。



犯人が隠した十億円も他の場所に移したが

どこにあるかは今は言えないと…



おそらく真犯人はそれを聞き出そうとして

彼女を殺した。



「どうだ才門警部、俺の推理は?」

「ブラボー」



何故か才門に意見を求める。



タレコミを信じたのは

通報者が強奪事件に使われた拳銃が

ブロック17だと知っていたから。



更に克喜が遊佐の部屋に住んでいることも

知っていたので

警察関係者に間違いないという。



碓氷警部殺害事件と並行して

十億円強奪事件も再捜査すると宣言。

強奪事件の担当を碓氷班に命じる。





遊佐と名越は犯行計画書から

上岡が半グレ集団ベルムズのメンバーだと知る。

計画書のことはまだ

江國(杉本哲太)や明海(立花恵理)には

話していない。



そこへ碓氷班に加わることになったと

才門が入って来る。

碓氷班は嫌われている為

他の捜査員とは別に部屋があるのだ。



才門を『要』と名前で呼びそうになる明海…

二人はどういう関係なのだろうか?





ベルムズの元リーダー・貴志(永信)に

上岡のことを尋ねに行く遊佐と名越。



そこでメンバーの中に

本城の娘・芹奈(佐久間由衣)と

交際している男がいることを知り

芹奈に会いに行く…





「家宅捜索、失敗しちゃいましたねー」

何者かと電話で話す本城。

ヘリウムガスで声を変えていて

相手が誰なのか本城にもわからない。



秘密を知られ脅されているのだ。

脅迫者は遊佐が芹奈に接触中だと伝える。





一方、芹奈に会った遊佐は

父親と強奪事件の関りについて訊くが

『あの女』に全部話したと答えない。

薫が会いに来たと…



あの事件の全てを知っている、

その証拠も仕事部屋に保管してある。

だから正直に打ち明けてと言われたという。





遊佐と名越が深水の店に戻ると才門がいた。

彼は咲良の姉の婚約者だった…

姉はもうこの世にいない?



本城について何か進展があったかと才門。

彼のことは薫から聞いていたという。

強奪事件の犯行に使われたワゴンを

自宅の車庫に隠して解体したのだ。



母を殺したのは本城さんってことかと克喜。

その時彼は政治家のパーティに出席していたから

違うと才門。



つまり関わってはいるが黒幕ではない。



黒幕でないとしたら無駄骨だったという遊佐に

薫が持っている証拠さえあれば

事件が解明できるはずだと名越。



「証拠?」

才門に仕事部屋に証拠があることを話す名越。

「そいつは初耳だな…」



「家にお母さんの書斎とかあった?」

克喜に尋ねる咲良。


「いえ。あ、もしかしたらあそこに…」


「おっと、ここから先は有料だ。十億円」

克喜の言葉を遮る遊佐。


「高いよー」店を出て行く才門。



才門を見る遊佐の目つきが険しく

彼を信用していないことがわかる。





再び脅迫者から本城に電話が入る…

「あなたに起死回生のチャーンス!」





同じ夜…遊佐に問いかける克喜。


「道を間違えてしまった本城さんは

本当にもう終わりなんでしょうか?

やり直すことはできないのかなって…」



「できねえよ、時計の針が戻らないように

俺たちが選んだ道も後戻りはできない。

傷ついても前に進むしかないんだよ」



すると特撮ヒーローのキーホルダーを見せ

感情を奪われて怪人になった人間と戦い

怪人は倒されると元の姿に戻るのだと言い



「本城さんも誰かが救ってあげれば

正しい気持ちを取り戻せるのでは

ないでしょうか?」





翌日、遊佐と名越は克喜と一緒に

薫が引き継いだという親戚の家に向かうが

南武から呼び出しがかかり

何故かついてきた咲良が後を引き受ける。



南武は二人が本城を探っていることを

知ったらしく

これからはチームで動けと命じる。





一方、克喜は薫が残したDVDを見つける。



「克喜、気づいてくれてありがとう」

薫が映っていた…

「これを見ているってことは

私はもうこの世にはいないんだろうね」



克喜に預かって欲しいものがあると

USBを見せる。

中に強奪事件の全てが記されていると…



遊佐に電話をする咲良。

「あったよ、証拠」

そこへ現れた本城が咲良を殴り倒す (;゚Д゚)



電話を手に逃げた克喜が

「清春さん、本城さんが…」

だが、そこで通話は途切れてしまう。



遊佐と名越が親戚の家に着くと

克喜の姿はなく、咲良が倒れていた。



意識を取り戻した咲良と薫の動画を見る…

USBは克喜の好きなヒーローに持たせると。



更に薫からのメッセージは続く…



「これから先は警察関係者の皆さんへの

お願いです…」



そこへ本城から遊佐に電話が入る。

克喜と交換にUSBを持って来いという。





「すまない、怖い思いをさせて」

克喜に謝る本城。



今まで起きたことを振り返る…



芹奈が友達に車庫を貸したら

4人組の男が強奪事件に使ったワゴンを

乗り捨てていった。



このことがバレたら

自分たちが強盗団を匿ったことになると

車を隠して解体。



その後、芹奈から薫が証拠を持っていると聞き

薫に事件のことを話しに行った…



ある日、何者かから電話が入る。

「娘さん、十億円強奪事件に関与してますね?

私の指示に従えば…黙っておきまーす!」





そこへUSBを持った遊佐が現れる。

パスワードで中は開けないという。

自分の犯行が外へ漏れなければいいから渡せと…

本城に向かってUSBを投げる遊佐。



「君にはここで死んでもらう」

覆面男が二人現れ、遊佐にライフルを向ける。



「全部の罪を俺にきせて

被疑者死亡で片付ける。

あんたは出世して部下の二人は

甘い蜜を吸えるってわけだ」



「二人じゃない」



拳銃を突きつけられ名越と芹奈が入って来る…

芹奈に驚く本城。



「俺が連れて来たんだ。

あんたがどれだけ親バカか

知ってもらう為にな」



娘の為に事件を揉み消そうとしたことを

本城は薫に全て話していた。

薫が警察関係者に向けたメッセージを

伝える遊佐。



「本城理事官は全てを自白して私に言いました。

自分はどうなっても構わない、

娘を守る為に罪を被ると。


私はそれが正しいとは思いません。

でも正しいことが必ずしも

人を笑顔にするとは限りません。


時として道理に背いてでも

成し遂げなければならないことがある。


もしあなたがこの罪を暴くのであれば

その時はどうか

お子さんの未来を第一に考えてあげて下さい」



薫、優しい。



子どもを思う気持ちがあるなら

まだかろうじて人として生きていける、

おりるなら今しかないという遊佐に



「ご忠告に感謝するよ。

でも君さえ死んでくれれば

すべては元通りになる」



薫の言葉、響かなかったのか?

子どもの目の前で殺人を犯すのか?

もはや自分の保身の為としか思えない…(-_-;)



やめて!やり直せばいい!と叫ぶ芹奈に

自分は刑事だから問題をおこしたら

もう後戻りは出来ないと言い張る。



「確かにその通りだ。

俺たちは道を間違えても

引き返すことなんてできない。


でもそこから抜け出すことはできる。

あんたがそれを望むなら手を貸してやる」

と遊佐。



「いいねー、だったら死んでくれ!」

合図をするが何も起こらない…



「何とか間に合ったな」

才門、江國、明海が狙撃手を倒していた。



「ふざけるな、捕まってたまるか!」

克喜の頭に銃を突きつける本城。

「こうなったら残された道は一つだ」



克喜を殺す気?

本当に腐っている!



「諦めるのかよ、あんた刑事だろ?」

と遊佐。


「だからだよ、わかってくれ」



その時、自分を見ろと才門の声が…

才門に視線を向けた瞬間

本城が遊佐に銃を向ける (;゚Д゚)



お互い同時に発砲。

遊佐の弾が胸を貫き倒れる本城…

駆け寄る芹奈。



「これでいいんだよ…これでいい。

ホッとしてるんだ。

これ以上罪を隠さなくていいことに。

罪を重ねなくてもいいことに。


君のおかげで人として死ねるよ。

ありがとう…」



USBを拾う才門。



「どうして殺したの?」

遊佐を責める芹奈。



見てたよね?

仕方ないよね?



「それは刑事だからだ」と才門。



警察官の責務の重さを知っているから

罪を犯した本城は死を望み

それしか名誉を守れないと思った

遊佐は本城を撃った…



撃たなければ本城は真実を知った克喜に

手をかけたかもしれないと。



「そうなった場合何が待っていると思う?

絶望だよ。

罪を犯した警察官にやり直しなんてきかない。

人でなしのレッテルを貼られて生きていく。


もちろんその影響は家族の君にも及ぶ。

お父さんにとってそれがどんなに苦痛か」



「それでも死ぬことはなかった。俺のせいだ」

自分を責める遊佐。



本城を救う方法はこれしかなかった、

彼の心情が痛いほどわかったから

無意識に心臓めがけて撃ったのだと才門。



「それくらい特殊なんだよ、刑事って仕事は。

市民の模範であるべき理想と

正義を貫けない現実の狭間で

もがいて苦しんで。


そんな世界で生きる彼を

一体誰が楽にしてやれる?


その痛みを知る俺たちしかいないんだよ。

例えそれが倫理に反することでもな」



後は任せろ、

彼の願い通り芹奈に罪が及ばないようにすると。

そして遊佐にもう一度声をかける。



「本城理事官が最後に言った『ありがとう』、

あの言葉、あの表情が全てだと思うけどね俺は」





夕食を終えた遊佐と克喜…


「戦ってました。

清春さんは道を間違えてしまった本城さんを

救い出そうと最後まで一生懸命戦ってました」


「でも救えなかった。

俺はヒーローじゃなかったってことだ…」



ワゴンの角に足の指をぶつける遊佐。

マジで痛いとしゃがみ込む。

涙がこぼれるのを克喜は見逃さなかった…





翌日、本城が強奪事件の首謀者であり

警察官殺しの容疑者であると報道される。



「どうなってるの?完全な濡れ衣じゃん」

と明海。



そこへ才門が入って来て

「もう流れてんだ、早いね~」



どういうことだと掴みかかる遊佐に



「これ以上警察の醜態をさらす訳には

いかないの。

それくらい、お前にだってわかるだろ?」



本城の娘の気持ちはどうなると遊佐。

すると多少の犠牲は仕方ない、

上も保障はたっぷりするだろうと…



そういう問題じゃない!と怒る遊佐。



江國も、本城の名誉を守る為に

遊佐が撃ったのだと言っていたと責めるが…



「言った、言った、言った。

でも警察の名誉を守る方がもっと大事だよ」



ふざけるな!と殴りかかる遊佐を避け

むしろこれで容疑者扱いされずに済んで

感謝してもらわないとと言い放ち



「はい、これにて一件落着」

手を叩く才門 (・_・;)



終わらせてたまるか!という遊佐に

一介の刑事に何が出来ると鼻で笑う。



掴みかかろうとする遊佐を

外に連れ出す江國と名越。





一人になった才門。

本城のニュースは続いていた…



「あなたのおかげで

回収することが出来ました」



USBを引き出しにしまい

ヘリウムガスを出して吸う…



「ご協力に感謝致しまーす。

本城理事官殿」



敬礼して大笑い (◎_◎;)





同じくニュースを見た南武はテレビを蹴飛ばし

「やってくれるじゃねえか…」



3話へ続く…



どういうこと?

真犯人は才門?

1話で薫の部屋を荒らしたのは才門か…



次々と怪しい人間が浮かび上がるが

黒幕に辿り着くにはまだ早すぎる。



本城と事件との関りがわかったように

次は才門と事件の関りがわかるのだろう。



才門は本当に薫と親しかったのか?

明海と才門の関係は?



エンディングでサザンの曲が流れる時

1話では薫、2話では才門が

誰かと電話で話す姿が映る。



事件と関係ある会話なのだろうか?

何を話しているのかわからないのが残念…

最後にこのシーンも明らかになると嬉しい。












ニッポンノワール 日曜22時半 日本テレビ

2019年10月22日火曜日

秋ドラマ1話を観て・2

一番の楽しみは「グランメゾン東京」に♪




先週火曜日からまた新番組がスタートしました。

まだ間に合うので是非!




「グランメゾン東京」

日曜21時~TBS



パリの二つ星レストラン「エスコフィユ」の

天才シェフ夏樹(木村拓哉)。

自分の腕と舌に絶対的な自信を持ち

妥協は許さない。



だが彼の店で行われた

日仏首脳会談の昼食会で

フランス外務大臣がアレルギー食材のせいで

倒れてしまう…



それから3年。

神の舌をもつシェフ・倫子(鈴木京香)は

どうしても三ツ星の肩書が欲しく

パリの三ツ星レストランの面接を受け

そこで夏樹と出会う。



事件以来どこにも雇ってもらえず

すさんだ生活を送っていた夏樹。



面接に落ちた倫子は夏樹に調理を依頼。

彼の料理を食べ

あらためて自分の才能のなさを痛感する。



夏樹も食べただけでレシピがわかる

倫子の舌に驚き、才能を認め

料理人を諦めるという彼女に

一緒にグランメゾンを創ろうと持ちかける。



帰国した二人は「エスコフィユ」時代の

夏樹の仲間を訪ねるが

みな彼のことを嫌っていて

相手にしてくれない…



夏樹がフランスの官僚を殴り

逮捕された為、大変なことになったから。



実は官僚を殴ったのは

アレルギー食材をわざと混入したテロだと

仲間を疑われたからだった…



現に夏樹を陥れる為のことと疑い

調べている人物もいる。



倫子も一度は身勝手だと彼を拒絶するが

不器用なだけなのだと本質を見抜き

再び一緒にグランメゾンを目指す決心をする。



夏樹がその為にはどうしても必要だという

彼の右腕だった陸太郎(沢村一樹)も

倫子の言葉に心を動かされ仲間に。

メンバーが3人になり夢への挑戦が始まる…



チームで夢を叶えていくドラマは面白い♪

この秋一番になりそうな予感。













「ハル~総合商社の女」

月曜22時~テレビ東京



ニューヨークでの功績を買われ

総合商社に引き抜かれた晴(中谷美紀)。

経営企画部の部長補佐に就任する。

部長はまさかの元夫・寿史(藤木直人)だった。



初めて参加した会議で売り上げが低下している

ラーメンチェーン店の撤退が取り上げられるが…

副社長(奥田瑛二)の意向に従い皆が賛同する中

晴はそれでは楽しくない、

撤退よりも攻めを選ぶと反論。



晴の意見に賛同する悠馬(白洲迅)と共に

再生に向けてチャレンジを始める。



人たらし晴の熱意によって

周囲の人間がどんどん変わっていき

売り上げ目標を遥かに上回る結果に!



『ドラマBiz』枠はハズレがない。

最後には正義が勝つというスッキリ感も健在♪

月曜の夜に元気をもらって下さい。













「G線上のあなたと私」

火曜22時~TBS



寿退社間近に他に好きな人ができたと

婚約破棄された也映子(波留)。

会社を辞めた帰りに立ち寄った

ショッピングモールで

バイオリンの生演奏に足を止める。



バイオリン講師・眞於(桜井ユキ)が奏でる

「G線上のアリア」

自分もこの曲を弾けるようになりたいと

大人のバイオリン教室へ通い始める。



眞於の生徒は同じ日に演奏を聴いていた

専業主婦の幸恵(松下由樹)と

大学生の理人(中川大志)、也映子の三人。



幸恵は夫の浮気の代償として

教室へ通わせてもらうことになったのだが

同居の姑は快く思わず

近所で嫁の悪口を言いふらしていた。



そして理人は兄の元婚約者である

眞於に思いを寄せていた。



毎週月曜日のレッスンで顔を合わすうち

世代の違う三人の交流が始まり…



10歳も年下の理人に

大人気なく噛みつく也映子。

感情をぶつけ合う二人を温かく見守る幸恵。



一度は他のクラスに移ろうとする理人だが

結局、三人で発表会に出ることに…

発表会へ向けて練習の日々が始まる。



それぞれがやるせない思いを抱えているが

練習を通して前向きになっていく。

三人の友情と恋を描く大人の物語。



主人公の也映子にはまだ共感できないが

幸恵の優しさと可愛らしさに惹かれる。

年上女性に振り回される理人は

ちょっぴり気の毒だけど…



三人がどう変わっていくのかが楽しみ♪














「モトカレマニア」

木曜22時~フジテレビ



5年前に自分から別れを告げた

元カレ・マコチ(高良健吾)が忘れられない

27歳、無職のユリカ(新木優子)。



その後つき合った男はみなクズばかりで

マコチの大切さがわかったのだが

SNSを検索しても彼の行方はわからない…



結局マコチとの思い出に浸り

妄想の中のマコチと過ごしていた。



ようやく仮採用となった不動産屋で

偶然の再会を果たすが…



マコチから新しい部屋を営業され

変ってしまったとショックを受けるユリカ。

そんな時に初めて担当した顧客

山下(浜野謙太)から告白され

受け入れることにするが…



いい雰囲気になったところで

元カノが忘れらないと叫び出す山下。

ユリカと同じく彼はモトカノマニアだった!



ふざけ過ぎていてバカバカしいドラマ。

新木優子がイタ可愛いので見れる感じ?

2話を観てリタイアするか決めようと思う。













今のところ秋ドラマ、私のベスト5は

1位 グランメゾン東京

2位 まだ結婚できない男

3位 同期のサクラ

4位 俺の話は長い

5位 ハル

他にも続きが楽しみなドラマが数本あるので

今後、順位が変わることもあると思います♪


2019年10月20日日曜日

「ニッポンノワール」第1話:笑えねぇ日々の始まり

ホント笑えない!




森の中のとある山小屋。

刑事・遊佐清春(賀来賢人)が目が覚めると

隣には女性刑事・碓氷薫(広末涼子)の亡骸。

そして自分の右手には拳銃が握られていた…



「俺が殺したのか?」

何故かここ数カ月の記憶を失っていた。

薫を殺したのは自分なのか?

それとも何者かに嵌められたのか?




間違いなく自分が疑われるであろう

証拠になるものを綺麗に消し

山小屋を後にする。



半グレ集団の元リーダー・貴志(永信)を訪ね

衣服を燃やすよう言いつける。

遊佐が殺したのではと疑う貴志に

拳銃を突きつけ協力を強要…



このドラマは3年A組の半年後の話。

魁皇高校立てこもり事件の際

ベルムスの貴志は逮捕された。



更生して堅気になろうとしていたのに

とても気の毒 (-_-;)



そこへ薫が殺害されたと呼び出しが入り

目覚めた山小屋へ再び戻る遊佐。



薫は捜査一課の班長。

遊佐は碓氷班の一員だった。




現場へ駆けつけると

同じ班の江國(杉本哲太)、名越(工藤阿須加)、

明海(立花恵理)の顔があった。



死亡推定時刻は一昨日の夕方…

丸一日ここにいたことになる。



薫の死に動揺を見せない遊佐に

いなくなって清々してるのではないかと江國。

薫ファンの名越が嫉妬するくらい

二人はいつもバトっていたらしい。



薫が班長になったのは3カ月前。

目を覚ましたら最近の記憶が

ごっそり抜け落ちていて

薫が自分の班に来てからのことを

サッパリ思い出せないと告白する…



驚くチームメンバーだが

一課長の南武(北村一輝)は

こんな時に記憶喪失とは都合がよすぎると

遊佐に疑いの目を向ける。



『警視庁のガン』と称される彼に

他の班の刑事たちも同じだった。





捜査会議の席で犯人の目星はついていると

発言する宮城(細田善彦)。



魁皇高校の事件の働きで

理事官・本城(篠井英介)に推薦され

本日付で一課に配属された遊佐の同期だ。



遊佐に手柄を奪われたという

因縁があるらしい。



薫の交友関係をあたったところ

反社会的勢力と繋がり

不祥事を起こしては薫とぶつかっていた

遊佐が捜査線上にあがったという。



証拠がないとたしなめる江國に対し

課長のスカウトで集められた精鋭部隊で

協調性のない碓氷班に反感を持つ刑事たちは

日頃の不満をぶつけ、乱闘騒ぎに発展してしまう…



止めても無駄だと静観する幹部たち。

その時、一発の銃声が!

「皆さーん、凶器が特定されましたよ」

公安部の才門警部(井浦新)だった。



身内が殺された為

内部調査を含め

有能な刑事を一人貸して欲しいと

南武が公安に依頼したのだ。



凶器は警察官のもので間違いないという。





刑事部屋に戻った遊佐は南武たちから

死の直前に薫が追っていた

『十億円強奪事件』のことを聞く。



薫が強盗団の一人の身元を突き止め

碓氷班がアジトに踏み込んだが

強盗団の4人は仲間割れによる殺し合いで

全員が死亡していた。



被疑者死亡、十億円の在処は不明で

事件は処理されたという。



おかしいという遊佐に

4人が同時に打ち合って倒れる瞬間が

防犯カメラの映像に残っていたと

映像を見せる明海。



事件について今だに色んな説が流れるが

何故か上層部が蓋をしたがっていると江國。



そこへ薫の息子・克喜(田野井健)を連れ

南武が入って来る。

遊佐にしばらく預かるように命じる。

監視役にするつもりらしい (^-^;



隙を見て逃げ出す遊佐を追いかける名越…



「あの件は何とかなりそうだ」

娘・芹奈(佐久間由衣)に電話する本城。

あの件とは?



すごい形相で廊下を走る名越を見かけ

呼び止める本城。

名越に何か伝える…





遊佐が元刑事・深水(笹野高史)の店で

食事をしていると克喜がやって来る。

このビルの3階に遊佐が住んでいると

明海から聞いて来たのだ。



ゴキブリと子どもは部屋に入れないと

拒否する遊佐を非難する

フリーライターで深水の娘・咲良(夏帆)。



克喜は一人には慣れているから大丈夫だと

店を出て行く…

心配して後を追う咲良。



深水は薫の死に克喜が関わっている

可能性はないのかと尋ねるが…

刑事の勘というやつものか?

気にかける遊佐。





車でマンションまで送り届けた咲良は

自分の家に来ないかと提案するが

本当に大丈夫だと克喜。

何かあったら連絡するようにと名刺を渡す。



部屋に入ると家中が荒らされており

更に何者かの足音が…

思わずクローゼットに隠れる克喜。



するとクローゼットの扉が開き

目の前に才門の姿が!

そこへ飛び込んできた遊佐が拳銃を構える。



来た時には既に荒らされていたと才門。

コップの中に捨てられた煙草を指し

先客がいた証拠だという。



それは遊佐が吸っていたのと同じ銘柄。

DNA鑑定の結果次第では

遊佐がこの部屋を荒らしたことになると。



遊佐は禁煙をしていたがその記憶がない…



やはり何者かが彼に罪をきせようと?

防犯カメラの映像は警察が回収したという。



いい機会だから腹を割って話そうと才門。

十億円強奪事件の真相が知りたいと言う。



才門と薫は友人だった…



強盗団にはもう一人仲間がいて

そいつが黒幕だと言っていた薫。

証拠も見つけたらしい。



事件は警察の裏をかき過ぎていたから

警察関係者とみて間違いないと。

ただそいつもまだ十億を手にしていない。

薫が探し出し別の場所に隠したという。



真犯人が十億の在処を訊き出そうとして

薫を殺害したのではないかと…



「この子の面倒、しっかりみろよ。

ここから先は誰も信じるな。

食うか食われるか決断を誤ったら命がねえぞ」



そう言い残して出て行く才門。




貴志にアリバイ映像を作らせた遊佐は

克喜を連れて彼を訪ねる。



フェイク画像を作っていた貴志は

見事に薫殺害時に競馬場にいた遊佐の

映像を作っていた。



「それと例のカメラに気になる映像が…」

映像を見た遊佐は

「犯人はあいつか…」





母が殺された場所に連れて行って欲しいと

頼まれた遊佐は克喜を山小屋へ連れて行く。



母親が死んだというのに冷静な克喜。

不思議に思った遊佐が訊いてみると

よくわからないのだという。



母の顔も思い出せないし

何となく避けられているように感じたと。



クラスでも何を考えているかわからないと

気味悪がられているから

母もそんな風に思っていたのだろうかと…



その時、山小屋に銃声が鳴り響き…

「口封じか…」と遊佐。



そして

「お前の手の内はわかってんだよ、名越!」



煙草の吸殻を仕込んだのは名越だった。

遊佐は貴志に頼んで刑事部屋にカメラを設置。

そこに吸殻を持ち去る姿が映っていたのだ。



本気で遊佐を殺そうとする名越。

本城から遊佐が薫を殺した決定的な証拠を

自宅に隠し持っていると聞き

愛する薫を殺害した犯人だと思い込んでいた。



だから合法的に家宅捜索されるよう

窃盗犯に仕立てあげようとしたのだ。



しかし…

逮捕されても怒りは納まらないから

殺すことにしたと。



あんたら本当に刑事か? (-_-;)



結局、力ではかなわない名越…



自分を生んだせいで母親が死んだと

父親から人殺し呼ばわりされてきた遊佐…

生きる為に何でもしてきたと叫ぶ。



名越を殴り続けながら

薫がやって来た日のことを思い出す…




「これで殺しても正当防衛だよな」

とうとう名越にペンを振り降ろそうとした瞬間

銃声が鳴り響く。



「あなたが母を殺したんですか?」



発砲したのは克喜だった。

名越を気絶させ、答える遊佐。



「俺かもしれないし

そうじゃないかもしれない」



目を覚ましたら隣で死んでいたが

記憶がないからわからないと。



「そんなの嘘だ!」


「嘘じゃねえ!

だからお前がジャッジしろ、

俺がやったと思うなら撃て。


俺は今のお前をどう慰めていいかわからない。

そういう生き方をしてこなかったから。


でもこれだけは覚えておいてくれ。

どれだけ待っても

勝手に夜が明けることはない。


光はお前が創るんだ。

お前次第でこの世界はいくらでも変えられる。


いいな、克喜!

どんなことがあっても生きろ!

這いつくばってでも明日を掴め。

全てはお前次第だ」



銃をおろす克喜。

その瞬間、克喜をぶっ飛ばす遊佐 ( ゚Д゚)

そして…



「一つ言い忘れた。

この世界はそんなに甘くない。

そういや思い出したよ、お前のお袋の言葉」



薫が配属された日のあいさつで

愛する息子がいると言っていたことを話す。



「彼女はお前のことを愛していた。

お前の笑顔を守る為に

体を張って仕事をしていたんだよ」



母の優しい笑顔を思い出す克喜…

お母さんどうして? 戻って来て!



子どもらしく泣き叫び

怒りと悲しみを吐き出すことが

やっと出来た克喜…



「お前はこれから一人だ。

誰も守ってくれない。

自分が強くなるしかねえんだよ。


母親が死んだ真相を知りたければ

俺についてこい。


お前次第でこの世界は幾らでも変えられる」



手を差し出す遊佐

その手を掴む克喜

二人の共同生活が始まる…




遊佐の部屋でカップ麺を食べる二人。



「もしあなたが母を殺した犯人だと

思ったら…」


「その時は好きにしろ」



克喜が眠りについた後

連れて来た名越を起こし

利害が一致しているから協力しろという…



物音がしてキャビネットを開けると

見覚えのない封筒が落ちてくる。

開けると中には拳銃が…



十億円強奪事件に使われた銃だと叫ぶ名越。

封筒の中には犯行の計画書も。



タイミングよくビルを囲む捜査陣。

突入準備が完了したことを

本城に報告する宮城。



「面白くなってきたじゃねえか」

と遊佐…




父親から虐待を受け

悲惨な人生を歩んできた遊佐。

彼がどう生きてきたのか

徐々に明らかになっていくと思われる。



そして父親がいない克喜は

働く母に心配をかけない為に

淋しいという感情を押し殺したり

大人にならざるをえなかったのだろう。



だから母を亡くしても

どう感情を解放していいのかわからない。



遊佐の不器用な優しさが

彼には丁度良かったのだと思う。



第一話は暴力シーンが長く

見ていてしんどかった。



でも「3年A組」の脚本家とスタッフが

手がけるドラマだから

今後に期待しようと思う。



今のところ一番怪しいのは本城だが

それにも何か事情があり

黒幕は別にいると思われる。



サスペンスは自分も謎を解くという

楽しみがついてくるのがいい♪












ニッポンノワール 日曜22時半 日本テレビ

2019年10月14日月曜日

秋ドラマ1話を観て♪

まだ間に合います!




朝ドラをはじめ、数本のドラマがスタート。

「まだ結婚できない男」「同期のサクラ」

この2本の続きが楽しみ。



そして最終回に向けてカウントダウンを始めた

「いだてん」も!



「ニッポンノワール」は訳がわからないが

真相を知りたくて見てしまう感じかな。

同じく「リカ」も気持ち悪く恐ろしいけど

続きが気になる。



「シャーロック」

月曜21時~フジテレビ



犯罪捜査コンサルタントの

誉(ディーンフジオカ)は

腕はいいが毒舌でかなりの変わり者。



1話では警察から容疑者扱いされた

精神科医・若宮(岩田剛典)の無実をはらし

バディ誕生の予感…



不正を行い医師免許を取得した若宮は

病院を辞め無職に。

そこへ事務所が水漏れで宿なしになった

誉が勝手に引っ越してくる。



強引で失礼な誉に反発する若宮が

どのように右腕になっていくのか?

1話完結で豪華ゲストが登場するのも楽しみ♪












「まだ結婚できない男」

火曜21時~フジテレビ



人気建築家の桑野信介(阿部寛)は

前作でやっとできた恋人と破局。

50歳を過ぎても相変わらず独身生活を

謳歌していた。

皮肉屋で偏屈、こだわりの強い性格を

かつての部下で今は共同経営者の

英治(塚本高史)と義弟・良雄(尾美としのり)の

二人だけは理解している。



信介を非難する『やっくんのブログ』が

検索順位を上げているのに気づき

英治のアドバイスで弁護士事務所に相談に行く。



そこでも弁護士・まどか(吉田羊)に向かって

偏屈な発言を連発、反感を買うが気にしない。

まどかの実力を見極めようと彼女が担当する

離婚裁判を傍聴する。



そこでまどかが代理人を務める

夫からの離婚申し出を受け入れない

有希江(稲森いずみ)と出会う。



今度の信介は有希江が雇われ店長を務める

カフェを訪れたり

隣の部屋に越してきたサングラスにマスクの

早紀(深川麻衣)の荷物を見て話しかけたり

人との交流に積極的。



今度こそ結婚するのだろうか?

信介と言い合いになるまどかと違い

有希江は彼を好意的に見ている。

そんな彼女を信介も気になるみたいだ…

更に2話では婚活アプリに登録!?



あの何とも言えない表情、発言。

相変わらず笑わせてくれる♪











「同期のサクラ」

水曜22時~日本テレビ



病室で人工呼吸器をつけられ意識の戻らない

桜(高畑充希)の元へ、知らせを受けた同期

百合(橋本愛)、葵(新田真剣佑)、菊夫(竜星涼)、

蓮太郎(岡山天音)が駆けつける…



「お願い、目を覚まして桜。

私たちはあなたがいない世界なんかに

生きていたくない…」



時は10年前の春に遡る。

大手ゼネコンに入社した5人は

研修最後の課題である模型作りで同じチームに。

桜はリーダーに任命される。

生真面目で忖度できない超マイペースな桜に

翻弄される4人…

とうとう我慢出来なくなった百合が

桜に酷いことを言って傷つけてしまう。



結局、桜のおかげで4人は希望部署に配属。

土木部希望の桜だけが人事部預かりに…



社長相手でも物おじせずに思ったことを言う桜。

そんな桜と同期の4人が信頼と友情を育み

どんな風に成長していくのか?

見応えのあるドラマになりそう。












「4分間のマリーゴールド」

金曜22時~TBS



手を合わせた人の最期が見えてしまうという

特殊能力をもつ救命救急士のみこと(福士蒼汰)は

幼い時に父の再婚により新しく家族になった

兄・廉(桐谷健太)、姉・沙羅(菜々緒)、

弟・藍(横浜流星)と四人

一つ屋根の下で暮らしていた。

そしていつしか沙羅に恋心を抱くように…



10歳の時に心筋梗塞で父が他界。

何も出来なかった自分を責め

救命士になったのだが…

変えられない運命にジレンマを感じながら

救命士として全力を尽くすみことの苦悩。

見ていて辛く重い気持ちになった (-_-;)



母(麻生祐未)不在の中

父親代わりとして家族を支える廉。

天真爛漫な画家の沙羅。

そして料理担当のクールな高校生、藍。

それぞれの日常が描かれる。



27歳の沙羅の誕生日…

初めて会った時に見てしまった

28歳の誕生日に命を落とすという沙羅の運命。

もう一度手を合わしてみるが変わらない…



愛する人の命を救う為

運命に立ち向かうみことの姿を描く。



テーマが重いせいか

初回で人物像の紹介がメインの為か

ちょっと退屈な展開だった。

2話を観ないと何とも言えないけど…












「俺の話は長い」

土曜22時~日本テレビ



30分完結で2話という珍しいパターン。

珈琲店の経営に失敗して

喫茶店を営む母・房枝(原田美枝子)に

寄生するニートの満(生田斗真)は

口喧嘩では誰にも負けないという特技を持ち

屁理屈を駆使して自分を正当化していた…



姉・綾子(小池栄子)が夫・光司(安田顕)と共に

家を建て替える間、実家に戻りたいと

すき焼き肉を土産に頼みにやって来る。



すき焼きが嫌いな満は

自分に相談に来ておいて

好き嫌いをリサーチしないのはあり得ないと

断固拒否 (-_-;)

彼の繰り出す屁理屈に綾子も怒り心頭に。



そこへ登校拒否中の娘・春海(清原果耶)が

すき焼き目当てに自転車でやって来て…



結局、春海が越してきたいと言い出し

姉一家と3カ月間の同居が始まる。



仮住まい中に満を追い出し

就職させると意気込む綾子だが

どうなることか…



春海の理屈には歯が立たず

やり込められる満も面白いし

生田斗真のおじさん役も新鮮。

土曜の夜には丁度いいドラマだと思う♪












「ニッポンノワール」

日曜22時半~日本テレビ



刑事・遊佐(賀来賢人)が目覚めると

そこは山小屋で

班長・薫(広末涼子)の遺体と手には拳銃が…



そしてここ数カ月の記憶もない!

このままでは自分が疑われると

あらゆる痕跡を消し去り小屋を後にする。



しかし警視庁のガンと呼ばれ

二日間も無断欠勤していた彼に容疑がかかり…

相棒は薫の息子・克喜(田野井健)だけ。



薫が生前追っていた『十億円強奪事件』

警察関係者が関与し、その証拠を掴んだ為に

殺されたのだろうか?

そして何故、遊佐は記憶を失ったのか?



『あなたの番です』のように

周囲の人間すべてが怪しく見えてくる…



暴力的なシーンが不快だったが

真相が気になるのと

『3年A組』の脚本家の作品なので

2話以降に期待。












そして

金曜23:15~テレビ朝日

「時効警察はじめました」は

相変わらずのメンバーに吉岡里帆が加わり

相変わらずの面白さ♪



土曜23:40~フジテレビ「リカ」は

怖いもの好きな人にはお勧めです。

高岡早紀演じる自称28歳の看護士・リカが

『運命の人』と思い込んだ相手を手に入れる為

次々と邪魔者を消していく…



今週も新ドラマがいくつかスタート。

「G線上のあなたと私」「グランメゾン東京」

この2本が楽しみです♪

2019年10月5日土曜日

秋ドラマ、スタート ♪

「結婚できない男」の続編が楽しみ!




夏ドラマが終わりました。

池井戸作品は飽きたかもと言っていた私…

前言撤回、「ノーサイドゲーム」最高でした!

ラグビーの試合シーンの迫力が半端なかった。

ちょうどワールドカップも始まって

私の中ではかなり盛り上がってます♪



このドラマは3回も見た上に

泣く泣く録画を消去したくらい良かった。



そんなわけで私のベスト5は

1位 ノーサイドゲーム

2位 偽装不倫

3位 凪のお暇

4位 サイン

5位 選べません…



イチ押しだった「Heaven」は

それなりに面白かったのですが

期待していたほどではなく残念 (>_<)



そしてNHKの「これは経費で落ちません」

領収書から社内の疑惑や人間関係を洗い出し

様々な問題を爽やかに解決していく…

恋愛模様も描かれ

真面目で奥手な主人公を多部未華子が

キュートに演じ毎週楽しみでした。



残念だったのは「あなたの番です」

続きが気になり見続けましたが

最後はHuluというのは反則な気が…



そして月曜から秋ドラマが始まります♪



日本版シャーロックホームズ

「シャーロック」

10/7 月曜21時~フジテレビ



シャーロックホームズシリーズをベースにした

ミステリーエンターテイメント。

ホームズにあたる誉にディーンフジオカ。

犯罪捜査専門のコンサルタントで

一歩間違えば自分も犯罪者になりかねない

犯罪衝動を抱えた危険な天才。

相棒のワトソンは岩田剛典演じる

精神科医の若宮。

そして誉に捜査協力を依頼する江藤警部に

佐々木蔵之介。

この3人で毎週難事件を解決していきます。

井上由美子脚本なので期待大◎














ドラマBiz新シリーズ

「ハル~総合商社の女~」

10/21 月曜22時~テレビ東京



働く人々を通して現代社会を描くドラマ枠。

第7弾は大手商社の経営企画部で

部長補佐を務めるシングルマザーが

あらゆる問題を解決する為に奮闘する姿を描く。

主演は中谷美紀。

詳細はまだ発表されていませんが

このドラマ枠は今のところハズレ無しです。

















13年ぶりにあの男が帰って来る!

「まだ結婚できない男」

10/8 火曜21時~フジテレビ



尾崎将也脚本、阿部寛主演の大ヒットドラマが

帰ってきます。

偏屈で皮肉屋の桑野信介(阿部寛)。

前作でようやく彼女が出来たかと思ったのに…

53歳になって偏屈さにも益々磨きがかかり

独り身を謳歌していた。

アシスタントだった英治(塚本高史)は

一級建築士になり共同経営者に昇格。

信介を取り巻く女性陣は

吉田羊、稲森いずみ、深川麻衣と一新。

新たな出会いで今度こそ結婚できるのか!?

再放送する度に何となく見てしまう

魅力的なドラマの続編です。













世代を超えた友情と恋愛を描く

「G線上のあなたと私」

10/15 火曜22時~フジテレビ



大人のバイオリン教室で出会った三人…

寿退社間近に婚約破棄され恋も仕事も失った

アラサー女子の也映子(波留)。

嫁姑問題に悩む平凡な主婦・幸恵(松下由樹)。

兄の元婚約者でバイオリン教室の講師に

思いを寄せる大学生・理人(中川大志)。

恋愛、仕事、家族…様々な問題を抱える

悩める大人の恋と友情の物語。

原作は「あなたのことはそれほど」の

いくえみ綾のコミックです♪












主人公と同期たちの成長物語

「同期のサクラ」

10/9 水曜22時~日本テレビ



主演・高畑充希、脚本・遊川和彦

「過保護のカホコ」の制作チームが再集結。

大手ゼネコンに入社したサクラの夢は

故郷と本土を結ぶ橋を架けること。

夢に向かってひた向きに生きるサクラと

その同期たちの10年を描く成長物語。

同期役に橋本愛、竜星涼、新田真剣佑、

岡山天音。














元カレを引きずる女子のラブコメディー

「モトカレマニア」

10/17 木曜22時~フジテレビ



原作は現在連載中の瀧波ユカリの同名コミック。

恐ろしいまでに元カレを引きずる

ユリカ(新木優子)は

初めてつき合った真(高良健吾)が忘れられず

妄想の中で毎日会話をしていた…

そんな中、同僚として真と再会。

この再会は運命なのか?

元カレマニアとなった女の子の

混乱と暴走と試行錯誤の物語が始まる。











生と死に向き合う切ないラブストーリー

「4分間のマリーゴールド」

10/11 金曜22時~TBS



原作は新人コミック大賞で大賞を受賞した

キリエの同名コミック。

主人公の救命救急士みこと(福士蒼汰)は

手を重ねた人の"死の運命"が見えてしまう

特殊能力を持っていた。

父の再婚により兄弟になった

義姉・沙羅(菜々緒)、義兄・廉(桐谷健太)、

義弟・藍(横浜流星)と仲良く暮らしていたが

いつの間にか沙羅を愛してしまう。

だが沙羅の余命が一年であることを知り…

禁断の愛と変えられない運命に立ち向かう

切ないラブストーリーが始まります。













屁理屈の天才が奏でるホームコメディ

「俺の話は長い」

10/12 土曜22時~日本テレビ



6年間ニートを続ける実家暮らしの

31歳ダメ男の満(生田斗真)。

口喧嘩だけは誰にも負けないという特技を持ち

屁理屈を駆使して自分のダメさを誤魔化す日々…

マイホーム建て替えの為に戻って来た

姉家族の登場で彼の人生が一気に動き出す。

姉役に小池栄子、義兄に安田顕、姪に清原果耶、

満をダメにしたと責められる母を原田美枝子。

脚本は「もみ消して冬」の金子茂樹なので

笑えることは間違いなさそう♪













挫折した男の再生物語

「グランメゾン東京」

10/20 日曜21時~TBS



パリに自分の店を持ち二つ星を獲得した

天才シェフ・夏樹(木村拓哉)。

自信が慢心に変り全てを失ってしまう。

どん底まで落ちた時に

女性シェフ・倫子(鈴木京香)と出会い…

三ツ星レストランを目指して再び立ち上がる

”大人の青春”を賭けたヒューマンストーリー。

沢村一樹、尾上菊之助、及川光博、玉森裕太と

共演陣も豪華。

脚本は「僕のヤバイ妻」の黒岩勉。

こちらも期待大です。











究極のアンストッパブルミステリー

「ニッポンノワール-刑事Yの反乱‐」

10/13 日曜22時半~日本テレビ



目覚めた時、

隣には女性刑事(広末涼子)の死体と

手には拳銃…

そして何故か数カ月の記憶を失っていた

刑事・遊佐(賀来賢人)。

かつての同僚達は自分を疑い追いかける敵に…

相棒は亡き女性刑事の9歳になる一人息子だけ。

事件はやがて十億円強奪事件の真相へと

繋がっていく。

一人の刑事が巨悪に立ち向かう

予測を覆す異色の刑事ドラマ。

脚本は「3年A組」の武藤将吾。

目が離せない展開になりそう。










そして9日から「相棒」新シリーズ、

11日から12年ぶりに帰って来た「時効警察」、

17日から「ドクターX」新シリーズ、

来月2日から「おっさんずラブ」シーズン2

人気ドラマの続編も始まります。



深夜枠の「リカ」「死役所」も面白そう♪

「リカ」はかなり前に原作を読み

すっごく怖かった記憶が…

今回初めてシリーズ化されていたことを

知りました。

ただ高岡早紀がリカ役というのは

ちょっとイメージがわかないのですが…



秋ドラマはサスペンス、コメディ、

ヒューマンドラマとテーマが偏らず

バランスがいいので楽しみです。