2016年4月30日土曜日

「99.9―刑事専門弁護士―」第2話の感想:正当防衛か殺人か?隠された驚愕の真相

松潤がちょっぴりウザいキャラを可愛く演じてる (*^_^*)


日本の裁判における刑事事件の有罪率は99.9%。

残りの0・1%にこだわり、隠された事実に辿り着く為に

妥協を許さず闘う熱血弁護士・深山(松本潤)の活躍を描く

リーガルエンターテイメント。




今回の被疑者は居酒屋で大騒ぎをする客と口論になり

相手・木内(岡山天音)を揉み合う内に殺害してしまった

山下(風間俊介)。

正当防衛を主張しているが、どうも裏がありそう…




今回は接見にリーダーの佐田(香川照之)と彩乃(榮倉奈々)3人で

臨むが、佐田は深山のやり方に面食らうばかり。

このドラマ、ホントやりとりが可笑しいです。




被疑者役の風間俊介、目が危ないから実は犯人かと… (^_^;)

山下は、婚約者を木内に強姦され、その後彼女は自殺。

彼に恨みを抱いていた。




そんな中、被害者の祖父で顧問契約を結んでいる

大手企業の会長(国広富之)から呼び出された佐田は、

どんな形でもいいから一刻も早く収束するように計らってくれと頼まれる。

この会長、灰皿を投げつけたり、警察に事件の揉み消しを依頼したり

ホント嫌な奴!




結局、真犯人は居酒屋の店主で、

木内と一緒に山下の婚約者を強姦した男だった。

婚約者が、犯人は二人いたと訴えたのに

圧力を受けた警察は取り合わなかったのだ。

集団強姦罪になると罪も格段に悪質になるから。




結局、罪に問われなかった店主は

木内からずっと酷い扱いを受けていた為、

チャンスとばかりに利用して木内を殺害。

他人に罪をなすりつけて、どこまで卑劣なんだろう。

山下も正当防衛ではなく、殺人未遂で審理をされることになる。




ボスの斑目(岸辺一徳)は、どうも問題のあるクライアントを

整理したいのかな?と思ったら、ただのタヌキ親父だった。

でも、ラストで彼らが会長をギャフンと言わせたのには

スカッとした。

やはり正義は勝たないとね~




法に関わる人間が、小さなことにこだわり

しつこく調べることで、本当の悪が見つかる。

「HERO」の久利生検事、「相棒」の右京警部、古畑任三郎…

人気ドラマになったのが頷けます (#^.^#)




このドラマ、ネットで彩乃のプロレス好きが話題になってるし、

松潤の親父ギャグとか、個性的なパラリーガルの面々。

小ネタも満載! お勧めです♪


99・9 日曜21時 TBS







「ゆとりですがなにか」第2話の感想:あんたの正義は一体なんだ?

山岸(太賀)に心底腹がたった (-_-メ) 太賀、上手い!


ゆとり第一世代といわれる1987年生まれのアラサー男子3人が

仕事に家族に恋に友情に、迷いあがきながら懸命に立ち向かう

笑いあり、涙ありの人間ドラマ。




後輩の山岸を注意したことで、謹慎処分を受ける正和(岡田将生)。

発注ミスを繰り返したり、得意先に足を運ばず、

偉そうなことばかり言っている山岸。

見かねて注意した翌日、LINEで「会社辞めまーす」「あざーした」「死ぬ」

そのまま無断欠勤、携帯は繋がらない…




そんな時に人身事故が起き、飛び込んだのは若い男性。

山岸ではないかと心配した正和は病院に駆けつけるが、

会社から、山岸のフェイスブックがアップされ、

水族館にいることが判明したと連絡。

ふざけるな!(-_-メ)




会社から事情を聴かれる正和が

「僕らはゆとりだけど、

まだ怖い先輩がいて厳しく指導されたギリギリの世代です。

でも彼らは叱られた経験がない。

というか叱られない為の方法しか学んでない。

だから叱られたら終わりなんです。」




すると同期でエリアマネージャーで恋人の茜(安藤サクラ)が

「次世代バッシングですか?

平成生まれとか、ゆとりとか何でも世代のせいにして

個性を否定する考え方じゃないですか?

さんざん上の世代からバッシングされたのを

若い世代にも繰り返すんですか?」




このやりとり、すごく考えさせられました。

わたしは丁度「新人類」という言葉が生まれた世代で、

その後すぐ「バブル世代」と言われったけ…

そして今、息子からは「昭和、昭和」と言われてます (^_^;)

世代バッシングか~




確かにひとくくりにされるのは納得いかないだろうし

山岸は世代を超えて非常識にもほどがある (-_-メ)

何と弁護士をたてて、正和を訴えてきた!

査問委員会でまずは謝れ、土下座をしろと

スマホを撮影しながら迫ってくる。許せん!




正和が渡したサービス券で、毎晩まりぶ(柳楽優弥)が

焼き鳥2本とビール1杯を飲みにやって来るので

謹慎中だけど仕方なく焼き鳥を焼きに行く…なぜ?




何とまりぶはレンタルおじさん・麻生(吉田鋼太郎)の息子だった。

山路(松坂桃李)と一緒にまりぶが店に忘れた財布を届けに行く。

まりぶは結婚していて子どももいて、しかも受験生。

更に11浪!行きたい大学があり、そこだけを受けているそうだ。

まりぶ、面白い (#^.^#)




正和の実家・造り酒屋の後を継いだ兄(高橋洋)が

地ビールを作ったのだが、雑巾を絞ったような味で

飲めたものじゃない (>_<) 名付けて「雑巾搾り」

このエピソード、クドカンらしいな~




3人の友情と山岸の訴訟がどうなっていくのか。

正和が諮問委員会をどう乗り切るのか。

山岸の言い分がもし通ったら、そんな世の中、もうやってらんない!


ゆとりですがなにか 日曜22時半 日本テレビ


















「お迎えデス。」第1話の感想:幽霊の願いを叶えろ 頑固オヤジと娘の絆


イケメンだけど型物で面白味のない男を福士蒼汰が好演


感情希薄で理系オタクの堤円(福士蒼汰)と

感情むき出しの猪突猛進女子の阿熊幸(土屋太鳳)。

互いに相手の思考回路が理解できない水と油の相性の二人が

「霊をあの世に送る」という不思議なバイトで協力し合ううちに

お互いに無いものを補いながら

「生きていく」とは何かを学び、成長していく物語。




高校時代の同級生・千里(門脇麦)の訃報を聞いて

通夜に参列した円は、その帰り道でウサギの着ぐるみ男と

大工姿の初老の男・陽造(伊藤四朗)が揉めているのを目撃。

実は陽造は幽霊で、着ぐるみの男はナベシマ(鈴木亮平)という死神だった。




何故か霊が見えるようになってしまった円。

亡くなった人に強く会いたいと思ったりすると、

見えるようになることがあるらしい。

霊が見える人は貴重なので、霊を送るバイトにスカウトされる。

先輩バイトの幸と協力して霊を送るバイトを始めることに…




死神の世界には送迎1課と2課があり、

1課のシノザキ(野間口徹)は

「駄々をこねる霊は、とっとと消滅させればいい」という考えだが、

2課のナベシマはさまよっている霊を納得して成仏させたいと思っている。

ただ四十九日を過ぎると怨霊化するらしく、

1課の除霊隊が悪霊を消滅しに来るそうだ。




説得に失敗した幸は、目の前で霊が消滅させられるところを見て

しばらく落ち込んでいたが、やっと立ち直り

陽造の説得が久しぶりの仕事。




陽造は娘・玲子(菅野美穂)の結婚に反対をし、

親子喧嘩をして出て行ってしまった娘を心配して成仏出来ないでいた。

3人で玲子のところを訪ねた時に、突然陽三が円に憑依してしまい

玲子に抱きついてしまう。

それを見た玲子の恋人は誤解して出て行ってしまう。

円は、霊を憑依させることが出来る特異体質だったのだ (゜o゜)




二人の活躍で、玲子もハッピーエンド。

陽造も誤解がとけて、玲子の結婚を応援する気持ちになり

無事に成仏、やった~ \(~o~)/

成仏するところは泣けます…




1話完結で毎回ターゲットが変わるが、

幸は内緒で千里の霊をかくまっている…千里が怨霊化しそうなのが怖い (-_-;)

円の両親の大杉漣や石野真子がほんわかとした良い味を出しているし

ナベシマが連れているゆずこ(濱田ここね)も可愛い。


土曜の夜に家族で楽しめるドラマだと思います♪


お迎えデス。 土曜21時 日本テレビ









2016年4月29日金曜日

「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」第2話の感想:男を虜にする秘策

「教えてやろう」を連発する藤木直人の上から目線が心地良い♪


地位と美貌を兼ね備えた橘みやび(中谷美紀)は

実は結婚市場から取り残されていたという現実を知り

超毒舌で自称恋愛アドバイザーの料理店主・十倉(藤木直人)から

「好きな男性と結婚する方法」について学ぶというラブコメディ。




原作は水野敬也の「スパルタ婚活塾」

男目線の恋愛攻略の秘策が学べるという女性必見のドラマ?

中谷美紀が美人だけど3枚目なところがある役をキュートに演じているし

藤木直人の俺様キャラも痛快!すごく合っている。

俺様キャラを嫌みなく出来るのは、彼と玉木宏くらいかな~




今回は「仮氏」を作れという。

どんな男でもいいから、まず彼氏を作る仮の彼氏だそうだ。

人は何かを強く求めると緊張し、焦り、余裕を失うので、

余裕を保つ為に最悪あいつがいるからいいやという

「心の保険」だって (>_<) 昔でいう「キープ君」

うーん、これは厳しいな。




「趣味活」や「婚活パーティ」などに

頑張って出かけるみやびだが…

今は出会いの場ってたくさんあるんですね。

「趣味活」は面白そう (#^.^#)

長い夫婦生活、同じ趣味があるのはいいと思う。




十倉はいずれ本を出版する為に

「恋愛の極意」の書をしたためている…

ベストセラーになるという野望を持っているようだ (^_^;)




「彼氏いる?」と聞かれた時の正しい答え方

男が10人いたとしたら、その10人から好かれる方法である

3つの「ション」…その1つが男好みのファッション




実践したみやびは、パーティで年齢のハンデをものともせず大人気。

でも医者であることをひけらかす、いけすかない男(井上芳雄)と

口論になり、会場を後にする。

やはり、みやびはカッコいい。




十倉はみやびと同じマンションの住人だと気付いているのか?

彼の妻(長谷川京子)と娘は亡くなったのか?

それとも離婚したのか?





そしてみやびの初恋の相手・桜井(徳井義実)の「通知不能」の

電話相手とは?

趣味活で出会い、母親の紹介状を書いて欲しいと頼んできた

石田(鈴木浩介)から結婚を前提に付き合って欲しいと言われたが

仮氏にするのか?

第3話が楽しみ!


私結婚できないんじゃなくて、しないんです 金曜22時 TBS


今回の書

「理想の男性と結婚するために必要なのは、

容姿や若さではない。

真実と向き合う勇気である。」





「ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~の感想


医療事故の闇に巣くった悪意に正義の鉄槌を下す者たちの物語


医療事故調査委員会とは、厚生労働省管轄で

医療事故の原因究明と再発防止を目的として設立された第三者機関。




統括管理官・遠山晃代(高畑淳子)は二コリともしないことから、

鉄仮面と呼ばれている。

冬ドラマの中国人社長と同じ人間とは思えない (^_^;)

本当に演技の幅が広く、さすがだ~




第7班班長の華岡慧(谷原章介)は、元消化器外科医。

部下は岩崎佐和(中越典子)、忍成修吾、藤井美菜、田山涼成。

潜入捜査を認められた彼らチームの活躍を描く。




潜入捜査のドラマは、捜査員が色々と化けるので面白い。

1話完結で、今回のゲストは西村雅彦と福士誠治。

オペ看護士として潜入していた華岡が、

患者を救う為に手術中に執刀医からメスを奪うところが

あり得ないけどカッコ良かった。




慧は結婚を約束した女性の子どもを引き取り、

やはり医者である母と3人暮らし。

女性は2年前に癌で亡くなり、身寄りがなかったので里親になったとか。

そして彼が管理官の夫を死なせてしまった医者だというのも

気になるところ。

1話完結なので、気軽に観れるところがいい (#^.^#)


ドクター調査班 金曜20時 テレビ東京








2016年4月28日木曜日

「グッドパートナー 無敵の弁護士」第1話の感想:諦めない元夫婦の最強コンビ 掟破りの勝利の裏技

コメディ竹野内豊にまた会えて、嬉しいです (#^.^#)



企業法務専門の元夫婦弁護士が、企業の為に奮闘する姿を描く

リーガルエンターテイメント。



超負けず嫌いでナルシストな咲坂健人(竹野内豊)と

完全主義者でプライドが高い夏目佳恵(松雪泰子)は、

企業の法律業務専門の神宮寺法律事務所で働く元夫婦。

張り合って常に言い合いをしている (^_^;)

佳恵は何故かいつも所長室にノックをせずにし入って来て、

所長から注意されるがスルー。何てマイペース!




そこへ新人の熱海優作(賀来賢人)が入所。

所長の神宮寺((國村隼人)から「ビジネスロイヤー」と言われ、テンションアップ!

賀来くん、今回は明るく軽いキャラみたい♪




この事務所はパートナー弁護士とアソシエイト弁護士の2種類あって、

パートナー弁護士はボスのパートナーで主力選手たち。

そのパートナー弁護士をサポートするのがアソシエイト弁護士。

熱海は咲坂のアソシエイトを命じられる。




今回のゲストは鈴木杏樹。

大手企業の帝国広告から著作権侵害で1億円もの賠償金を請求され

相談に来たスタッフ3人のデザイン事務所の社長(重田)。

先方の弁護士は、所長が大嫌いな大手法律事務所の

岬&マッキンリー法律事務所。何故か6人態勢で臨んでいる。




こちら側には不利な書類が残っており、

法律上では起訴されても仕方ないのだが、

20万の契約に対して1億の請求は、余りにも非常識な額である。

帝都広告法務部部長の前園が、自分達に逆らったデザイン事務所を

潰したいだけ。弱い者いじめの様な、理不尽な訴訟。




咲坂は示談交渉はせずに勝訴することを決める。

書類が残っている以上、かなり無理なことなのだが

所長も私的感情から、ビジネスパートナー全員で協力して勝てと言う。

大人げない人たちの集まりの様な事務所である (^_^;)

でも、好きだな~




帝都広告側も値下げには応じないという。

咲坂は、反訴を繰り返す作戦にでる。

要はその度に、先方の弁護士報酬が膨らんでいくことを計算したのである。

外資系の法律事務所はタイムチャージ制だからだ。

とうとう1200万円になり、大手企業も手を引くことに!

やはり、この手のドラマは正義の弱者が最後には勝って、

スカッとしないとね🎵




元夫婦の言い合いは、仕事のことから何故か家事分担のことまで発展。

間に入って聞いている優作が気の毒 (^^;;

挙句の果てに二人して優作のことを「面倒臭い」と意気投合。

娘がどうして父を選んだのかは、まだ不明だが、復縁もあるのかな?




婚活に忙しく、人間が小さいパートナー弁護士の猫田(杉本哲太)や

個性豊かなパラリーガルなど、脇を固める俳優陣も充実しているので、

楽しいドラマになると思います。

何より夏目のアソシエイト弁護士の赤星((山崎育三郎)が、

砂清水のようなチャラい役なのが嬉しい (*^_^*)


グッドパートナー 木曜21時 朝日テレビ










「重版出来!」第3話の感想:天才VSド新人編集!先生の信頼を守りたい

副編集長・オダギリジョーの大人の男もイイ感じ (*^_^*)


週刊コミック誌の編集部に配属された新人・心(黒木華)の活躍を描く

お仕事ドラマ。

本気で仕事を頑張る人にエールを贈ると謳うだけあって、

観ていて元気になる清々しいドラマです♪




3話で初めて担当をもった心。

アニメ化もされている人気漫画「ツノひめさま」

作者は高畑一寸(滝藤賢一)、無類の女好きだとか…

この漫画、本当にあったら是非読んでみたい。




先輩の壬生(荒川良々)から「編集道」を学ぶ心。

でも、壬生は初心を忘れて、読者を置き去りにしている…

担当する成田メロンヌ(要潤)の漫画は打ち切りが決まってしまうのだ。

「いつから信頼関係を失くしてしまったのだろう…」

悩み始める壬生…




「あおり」という作品の扉や最後のページに入れる短い文章が、

担当の編集者が書いているものだと初めて知りました。

副編曰く「あおりは編集者から作家へのメッセージでもある」

これから注意して見てみようっと♪




それと漫画を入稿するまでの過程がわかったが、

小泉(坂口健太郎)が「毎週繰り返すんだから相当な気力が必要だね。」

そして女将も「そういうの聞いちゃうと気軽に読むのが申し訳なく

なっちゃうわ~」

同感です…




私も週刊ジャンプを読んでますが

漫画家という仕事がこんなに大変だったとは…

小泉が「売る側も考えないとダメだよね、

漫画家さんが苦労して作った大切な作品を、どう売っていくか…。」

すごい進歩 (#^.^#)




恋人が出て行ってしまい、仕事が手につかない高畑は

手抜きのネームをあげてきて、ジャンプの前の屈伸だと心を

言いくるめるが、副編は

「漫画家に自由に書かせるのはいいが、楽はさせるな。

書く側の苦しみは作品の出来に比例するんだ。」




更に「俺たち編集者は、誰に給料もらっていると思う?」

「会社?」

「読者だよ、

読者の喜びの為に作品を最も高いクオリティにまで引き上げる。

お前がそれをしないんだったら、何の為にここにいるんだよ。」




オダギリジョーが、クールで熱い大人の男を素敵に演じている。

この副編、好きだな~




作家を甘やかして、編集者が妥協したら

読者の信頼を失ってしまう。

作品を守ることは、作家を守ること。

新人でも言うべきことははっきり言う。あっぱれだ!




壬生も初心を思い出して、

メロンヌとまた二人三脚で新しいスタートを。

めでたし、めでたし。




そして次回は安井(安田顕)が主役?

「編集者残酷物語」というアカウントで

小熊(心のあだ名)のことを呟いているのが不気味。

現在のところ、何か人をバカにした冷めた感じの嫌な奴。

安顕さん、嫌な奴も上手いです (^_^;)


重版出来! 火曜22時 TBS



壬生、怖過ぎ…

2016年4月27日水曜日

「重版出来!」第2話の感想:これが僕の仕事だ!幽霊社員の本気の営業!

坂口健太郎がいい味を出してます! 


週刊コミック誌の編集部に配属された新人・心(黒木華)の活躍を描く

お仕事ドラマ。

本気で仕事を頑張る人にエールを贈ると謳うだけあって、

観ていて元気になる清々しいドラマです♪




2話の主役は書店員の間で、「幽霊」と呼ばれる営業の小泉(坂口健太郎)。

希望の部署ではないからか、「やる気」も「存在感」もない。

「生氣」が無いから「幽霊」なのか…




営業部で「タンポポ鉄道」の第3巻発売に向けてフェアを組むことになり

心が勉強の為に営業部の手伝いにやって来る。

小泉とペアを組んで、本を売る為に120もの書店を回ることに…




小泉は「頑張りましょう!」という心に対し

「頑張れ」と言われるのは嫌いだと言う。

頑張れのインフレがおこってゲンナリするそうだ(何じゃそりゃ…)




でも、諦めずに何ごとにも一生懸命向かっていく心と

行動を共にする内にどんどん変化していく姿が、

見ていて気持ち良かった (#^.^#)




「タンポポ鉄道」は、編集者の菊地(永岡佑)が、異動を命じられた時に

どうしても担当を外れたくなくて、会社を辞めてフリーになり

担当を続けるくらい大事に育ててきた作品。




営業部長の岡(生瀬勝久)は常々言っているそうだ。

「面白い漫画が必ず売れるとは限らない。

自らアイディアを出し、動く営業。

協力的な担当編集者。

作品を愛してくれて推してくれる書店員さん。

この3者がしっかりと手をつなげば

作品が大化けする可能性がある。

勝手に売れる作品なんてない。

売れた作品の裏には必ず売った人間がいる。」


 

小泉は自らアイディアを出して動く営業マンになったのだ。

もう彼は「幽霊」ではない。

靴の底も見事にすり減っている。

そして「タンポポ鉄道」は重版出来!

重版出来! 火曜22時 TBS





2016年4月25日月曜日

「僕のヤバイ妻」第1話の感想:僕が殺そうとした妻が確かに誘拐された!? 不倫 夫vs美しくも恐ろしい妻! 日常に潜む壮絶心理サスペンス

木村佳乃が不気味過ぎる(o_o)


妻との生活に息苦しさを感じ、愛人と妻殺害計画をたてるが

殺害を実行しようとして帰宅した日に妻が何者かに誘拐されてしまう…

「ストロベリーナイト」や「ようこそ、わが家へ」を手掛けた

黒岩勉が書き下ろす大人の男と女の心理サスペンス。




妻・真理亜(木村佳乃)が親から莫大な遺産を相続したことで

脱サラをしてカフェをオープンさせた幸平(伊藤英明)。

献身的に異常なまで世話をやく妻に嫌気がさしていた。

(観ていてかなりウザい…)

妻とキスをするとじん麻疹が出るほど拒否反応が…(ーー;)





ある日、カフェの料理長で愛人の杏南(相武紗季)から

毒薬を渡され、真理亜の殺害を決意する。

毒薬をワインに混入して帰宅すると、血痕があり妻の姿がない!

そしてテーブルには誘拐犯からの手紙が残されていた。




警察に通報して、犯人からの連絡を待つが

妻の薬指の爪が送られてくる (@_@;) 怖い~!




お向かいに住む年の差カップルの妻・鯨井有希(キムラ緑子)が

テレビで真理亜が夫の浮気に悩んでいたと暴露。

警察も幸平の様子や、経営に行き詰まりお金が必要だったこと

愛人がいることなどから、疑いの目を向け始める。




毒薬を仕込んだワインも杏南の指示で浴室に流したものの、

洗わずに空き瓶を放置しておくものだから、

証拠として押収されてしまう (>_<)

しかも毒薬を入手したのが杏南だということも突き止められ

彼女も警察に連行されてしまうのだ。

何故、ここまで次々と明るみに?




逃げ切れないと覚悟した幸平は自室で首を吊るが

相馬刑事(佐藤隆太)に助けられる。

そんな時、真理亜が無事に保護され、救急車で搬送されるのだが、

傷だらけの姿で薄ら笑いを浮かべるのだ!怖過ぎる~!




誘拐劇は自作自演?

だとして爪まで剥いだの (+o+)

バーのマスターの佐々木蔵之介との関係は?




妹の元夫で興信所を経営する元刑事の横路(宮迫博之)や

お向かいの主婦・有希、

真理亜の美大時代の後輩だという謎の男・緒方(眞島秀和)など

怪しい人だらけ。




実家で妹から、真理亜がちょくちょく顔を出し

母や姪っ子の面倒などもみてくれていたことを聞き、

愛おしく思う幸平だが…




優しく、理想の妻である真理亜の恐ろしい正体とは?

知られざる妻の恐るべき素顔に翻弄される夫…

1話は飽きさせない展開で、引き込まれました。

イケメンなだけで中味がない幸平が、

これからどう変化していくのかも楽しみなドラマです。


僕のヤバイ妻 火曜日22時 フジテレビ







   











救急車に運び込まれてからの薄笑い…怖過ぎる

2016年4月24日日曜日

「ラヴソング」第2話の感想:7秒の勇気で世界が変わる

新人・藤原さくらの演技が光る!


夢に破れ,音楽を捨てた元ミュージシャンで

現在は臨床心理士の広平(福山雅治)と

吃音症から人とコミュニケーションが上手くとれない

さくら(藤原さくら)が

音楽を通して心を通わせていくヒューマンラブストーリー。




広平は、元バンド仲間で音楽療法士の夏希(水野美紀)の処へ

もう一度さくらを連れて行く。

夏希は、今日の出来事をさくらに書かせ

広平のギターと夏希のピアノで、そのまま歌うよう提案。

この歌が何とも言えずイイ感じ (o^^o)




もしかして中島美嘉が「傷だらけのラブソング」でデビューしたように

藤原さくらも歌手としてメジャーになっていくのかな♪




夏希はさくらに新人バンド募集への応募を勧める。

さくらは出てみたいけど一人では不安なので

広平に一緒に出て欲しいとお願いするが

過去に何があったのか、首を縦に振らない…




夏希はさくらの為だけではなく

広平にも又音楽をやらせたい感じなのに…




そして広平の先輩でライブハウスを営む笹(宇崎竜童)は

ダイヤの原石のようなミュージシャンを探していた。

竜童が渋いんだよね~ (ドラマの中で「身も心も」を唄って欲しい。)

彼とさくらが早く出会わないかな ♫

二人の初シーンがすっごく楽しみ (^v^)





吃音の為に上手く言葉が出ないさくらが

一生懸命オーディションに出たいという思いをぶつけたり

幼馴染の真美(夏帆)の為に救急車を呼ぼうとする姿に

胸が痛くなります。





さくらは言葉に出来ない分、すごく表情豊かで

可愛くて、何か愛おしくて、泣けてきちゃう…

新人の藤原さくらが、そんな心の葛藤を上手に演じていると思う。




彼女の思いを受け入れ

ようやくオーディションで演奏することを決めた広平。

練習する二人の姿が微笑ましい (#^.^#)




「7秒の奇跡」とは、

さくらが立ち食いそば屋で

本当に食べたかった物を言葉にするのにかかった時間のこと。

親友の真美や空一(菅田将暉)とは、もっと普通に話せるのに…

メンタル的なものも多いのだろう。




再び音楽に触れて、広平自身もかつての夢を取り戻していくのかな。

もう一度夢を掴む姿を早く見たいですね (*^_^*)


ラヴソング 月曜21時 フジテレビ













「ゆとりですがなにか」第1話の感想:会社辞めまぁす

久しぶりのクドカンの連ドラ&初めての社会派ドラマに期待大!


「野心なし」「競争心なし」「協調性なし」と言われるゆとり世代。

ゆとり第一世代と言われる1987年生まれのアラサー男子3人が、

理不尽な世の中に立ち向かう姿を描いたクドカン初の社会派ドラマ。

「ごめんね、青春」以来のクドカンの連ドラなので、とても楽しみでした (o^^o)




食品メーカー入社7年目の正和(岡田将生)が異動になったことで、

レンタルおじさんの麻生(吉田鋼太郎)に愚痴をこぼすシーンから始まり、

そこへおじさんの常連?の小学校教師・一豊(松坂桃李)が次の依頼人で登場。

生徒からバカにされていて、かなりストレスが溜まっている様子。




レンタル彼氏は聞いたことあるけど、

レンタルおじさんって何?と思ってググッてみたら、

本当に存在してビックリ!

その記事ではおじさんの本業がファッション関係とかで、

スタイリングをお願いしたとか…便利屋みたいなもの?




ゆとり世代ということで、何となく友達になる二人。

そんな二人に客引きのまりぶ(柳楽優弥)が同級生を装い、

声をかけてきて、二人はぼったくりバーの餌食に (´Д` )




正和の会社の後輩・山岸(大賀)は、ゆとり第二世代なのか?

ゆとり世代とは関係ない、ただの非常識なわがまま坊やに見えるんだけど…

ゆとり世代と、ひとくくりにされるのは嫌だろうな〜

しかも、ゆとりゆとりって、勝手に政府がそういう政策を行って、

失敗だったとか…冗談じゃないよ!って感じだと思う (♯`∧´)





「あまちゃん」から「ごめんね、青春」までのクドカンのテーマは

「謝罪」だったと思うんだけど…

今回はいつもの作風を封印して、社会派ドラマに初挑戦。

描きたかったテーマは何かな?

世代ごとに括られる理不尽なレッテル(差別?)的なものだろうか…




岡田将生は若手の中でとても好きな俳優の一人。

秋ドラマの「掟上今日子の備忘録」もすごく良かった (#^.^#)

「ST」のキャップ役など、人が良くて損ばかりしてる役を演じさせたら

右に出る者はないかも!と思います。

その反面、クドカンの「謝罪の王様」の沼田のような下衆野郎、

「リーガルハイ」のゆとりの国の王子様を気どった野心家。

嫌みなく演じられるのも彼の魅力 (^v^)




1話の最後で、まりぶもレンタルおじさんの麻生と…

もしかして親子?

そして正和に叱られた山岸は

LINEで「会社辞めまーす」そして「死ぬ」と (@_@;)



同世代ということもあって、何となく交友が始まる3人が、

今後どういう付き合いに変化していくのかを見守りたいと思います♪


ゆとりですがなにか 日曜22時半 日本テレビ




2016年4月22日金曜日

私結婚できないんじゃなくて、しないんです」第1話の感想:スパルタ恋愛術で幸せをつかみ取る!

中谷美紀のコメディ、なかなかです!婚活中の方は必見 (#^.^#)


地位と美貌を兼ね備えた39歳独身のヒロインが、

実は恋愛・結婚市場から取り残されている現実を知り、

超毒舌で自称恋愛アドバイザーから「理想の男と結婚する方法」を学ぶことに…

水野敬也の「スパルタ婚活塾」を金子ありさが脚本のラブコメディ。

男目線の恋愛攻略の秘策が、これでもかと登場するそうです♪




美容皮膚科クリニックを開業し、美貌も兼ね備えた橘みやび(中谷美紀)は、

同窓会で注目を浴びるが、独身で現在彼氏がいないことにみんなドン引き…

その後グルメ女子会のメンバーと完全紹介性の割烹料理店「とくら」で

店主(藤木直人)が勧める食べ方を無視して、同窓会の男性達の悪口で盛り上がり、

店主から説教を受ける羽目に…




「無駄かつ不毛な会話で食事の大切なプロセスを飛ばすな!」から始まり

「結婚できない女の典型」とまで言われ、

「結婚できないんじゃなくて、しないんです!」と叫んでも、

「出来ないんだ」と言い切られてしまう (-_-;)




「美人・キャリア・アラフォー」の3重苦を背負った恋愛弱者で、

恋愛においては全てがデメリットだとか。

「鼻息荒く男をバカにする気なら、その鼻にマカロンでも詰めて喘いでいろ!」

「いくら美人で自立してて、俺に気があったとしても、俺はお前にはおちない。

他の男もだ。勝ち組気どり、常に値踏みを繰り返す女を男は選ばない。

つまりお前は負け組だ。」




藤木直人が「好感度なんて元々ないけど、このドラマで地の底まで

堕ちていくだろう」と言うほど、十倉は毒舌で、

俺様的な恋愛理論を展開していく。

このテンポの良さが、すごく面白い (^O^)




同窓会では再会出来なかった初恋の相手の桜井洋介(徳井義実)と

再会したみやびは、婚活中の部下・野村梨花(大政絢)から

渡された恋愛マニュアルで勉強して、何故か「とくら」へ…。




マニュアル本の通り、不自然なほど男に媚びた女を演じてしまう(>_<)

十倉からは「終わったな」とひと言。

十倉の言葉通り、桜井から「橘とは友達でいたい」と言われてしまう。

「変な期待っていうか、お互いにしないように、友達としてこれからも

たまに飯食いに行くぐらいだったら…」とフラレてしまう。

十倉からは「ほーらな、俺の言った通りだろ」と…憎たらしい (-_-メ)




そして後日再び「とくら」へ自分の何がいけなかったかを聞きに行く。

「教えてやろう、プレ更年期の自惚れドクター、

あの夜お前は確かに頑張った…だが恋愛においてはその頑張りは

何の意味もなさない。なぜなら頑張っているお前を見て、

男はこの女必死じゃね?と思うからだ。

はっきり言ってキモい。そのひと言に尽きる。

男のニーズを無視してエゴ丸出しで頑張って見せただけ。」

なるほど~




男のニーズを満たす行動とは何か、それには「ツッコミマスター」であること。

恋愛本に書いてあることは20代の女性に向けたもので、

アラフォーがやってはいけない。

そしてあの夜どうすれば良かったかを具体的に伝授。



「ツッコミマスター」だとか「吊り橋トーク」だとか

様々な恋愛術を披露。

そして言われたとおりに桜井にメールを送ると、

何と「また飲みに行きましょう」と返事が返ってきた!




実は高校時代も桜井にラブレターを出したが、返事がもらえず、

フラレたと思っていたのだが、

実は間違えて先生の鞄にラブレターを入れてしまった為、

桜井の方も失恋したと思っていたわけで、

この二人、両想いだったのだ (^^)v

その事実をみやびに告げる戸倉。本当は優しいのね ~




「これからどうしたらいいか教えて下さい」と

十倉にお願いすると

「まずは仮氏を作れ」と。

仮氏については次回へ…

次が観たくなる演出はさすがです!


私結婚できないんじゃなくて、しないんです 金曜22時 TBS











「世界一難しい恋」第2話の感想:ひねくれ社長の初恋は難関続出…目指せ器の大きい男! 犬の散歩で求愛

大野くん演じる若社長がすごく可愛い (#^.^#)


人としてどこか欠落しているワンマン若社長の鮫島(大野智)は

新入社員の美咲(波留)に一目惚れ。

いつもバカにするライバル会社の和田社長(北村一輝)を見返す為、

2ヶ月後のパーティに彼女をパートナーとして連れて行こうと奮闘する

ラブコメディ。




前回のテーマは「嘘をつく」こと。嘘のつけない男はモテないと

秘書の村沖(小池栄子)から課題を出され、

牛乳好きな彼女の前で、嫌いな牛乳を美味しそうに飲むことでクリア。

そして今回は「器の大きい男になる」こと。




鮫島がどういう育ち方をして、ああなったのか…

自宅に一人でいる時の淋しそうな姿。

親から愛情を受けて育ったように思えない。

孤独を感じる。




そんな彼が村沖のアドバイスは何故かちゃんと受け入れる。

母と息子のような関係で可愛い (^_^;)

恋愛成就にかこつけて、社長の器になるよう教育している感じ。

運転手の石神(杉本哲太)は、影から見守る良き理解者。




器が大きいところを美咲に見せる為、

迷子の仔犬を拾ったり、解雇した社員を呼び戻したり。

子どもからアドバイスを受ける始末…

不器用でホント可愛い (*^_^*)




戻ってきた社員が心の底から感謝して喜ぶ姿を見て、

何か感じたみたい。

少しづつ成長していく姿や、

社員の見る目が変わっていくところなど

何か癒されるドラマです。


世界一難しい恋 水曜22時 日本テレビ





2016年4月18日月曜日

「99.9-刑事専門弁護士-」第1話の感想:0.1%にこだわる型破りな男登場‼ 逆転不可能な事件に挑め

型破りな弁護士を嵐・松潤が好演!小ネタも満載 (^O^)



日本の裁判における刑事事件の有罪率は99.9%。

起訴されるとほぼ有罪が確定してしまう。

それは検察が有罪確実な案件だけを起訴するから。

そうした絶対的不利な条件の中、残りの0.1%に隠された事実に

辿り着く為、難事件に挑む弁護士たちの物語。




業界大手の斑目法律事務所が新しく作った刑事事件専門部署に

ヘッドハンティングされた深山大翔(松本潤)。

企業法務から渋々異動して来たリーダーの佐田篤弘(香川照之)、

エリート弁護士の立花彩乃(榮倉奈々)とチームを組むことに。




1話のゲストは赤井秀和。

凶器の指紋と、防犯カメラの映像から衣服が彼の物と判断された。

でも顔は映っていない…。




顔が映っていないことに疑問をもった深山は、

証拠から彼の犯行で、真実は明らかだと言う彩乃に

「真実は100人いたら100通りあるが、起こった事実は1つだけ。」

と現場検証へ向かう。




赤井秀和の事務所へも聞き込みに行くが、

このドラマ、小ネタが満載で…

壁に貼ってある目標?が可笑しかった (^○^)



「今年の三つ。

一つ、安全運転を心掛けます。

二つ、丁寧なサービスを心掛けます。

三つ、特にありません。」

特にありませんって…



更に何故か聞き込みでは相手が皆、

深山には一瞥もくれず、彼の質問に対して

彩乃を見て答えるのも不自然。

検事の丸川(青木崇高)に至っては、深山の名刺だけ放り投げる始末。



そして、深山は何故かしょっちゅう耳を触り、

まるで号泣議員のような「聞こえません」ポーズを連発。

斑目所長(岸部一徳)が、眉を掻くのも気になるし…

何か意味があるのかな~。




見事無罪を勝ち取り、スカッとさせてくれました!

法廷シーンはやはり面白いですね。



深山が検事正の大友(奥田瑛二)に対して

何かあるようなのも、気になります。

テンポの良さや、ギャグなどこれからが楽しみなドラマです♪

99.9 日曜21時 TBS





2016年4月14日木曜日

「世界一難しい恋」第1話の感想:恋愛偏差値最低のセレブ社長が一目惚れ!優しい嘘で彼女にプロポーズ

嵐・大野くんのダメ男っぷりが笑えて、そして切ないドラマです



人間力ゼロ(言い過ぎ?)の若社長が、新入社員に一目惚れ。

彼女をパートナーにすべく奮闘し、成長していく姿を描くラブコメディ。




大手ホテルチェーンの若社長・鮫島零冶(大野智)は、

気難しく、ちょっとしたことで社員をクビにする冷酷な男。

でも、業績もプライベートも充実しているライバルホテルの

和田社長(北村一輝)からいつもおちょくられている。




和田に対抗してパートナーを見つけるべくお見合いを繰り返すが、

人間力の無さから連戦連敗中 (ーー;)




本当に嫌な奴なんだけど、

自分が社員から嫌われていることを知って傷つく姿や

見合い相手が陰口を言っているのを聞いて怒る姿が

切なくて、とても哀愁を感じる。




そんな彼がある日、新入社員の美咲(波留)に一目惚れ!

「丁度いい相手」と言い訳しているが、

何とか彼女の気を引こうと奮闘する姿が、かなりズレているし、

可笑しい (#^.^#)




父親の代から仕えているのだろうか、

秘書の村沖(小池栄子)と運転手の石神(杉本哲太)だけは、

零冶を保護者のように守り、よき理解者のようだ。

村沖からはかなり辛辣なことを言われても

零冶もきちんと受け入れている。




彼が美咲の為に苦手な牛乳を飲む姿を

影から見守り、「泣けてくる」と…。

完全に親。




初恋を通して、人間的に成長していく姿もみどころ。

初めて社員に「おはよう」と挨拶をしたり…

って、どんだけ性格歪んでいるんだか!




脚本は「プロポーズ大作戦」「きょうは会社休みます」の金子茂樹。

「プロポーズ…」はとても好きなドラマで、

思いを寄せていたが、告白出来なかった幼馴染の結婚式から、

妖精の力を借りて過去に戻り、やり直すという話。

笑えて泣けるラブコメディだったので、今回も期待しています♪




でも…どうしても大野君と波留の2ショットには違和感が…

旬な女優さんだけど、キャスティングミスな感じが否めない。


世界一難しい恋 水曜22時 日本テレビ





2016年4月13日水曜日

「重版出来!」第1話の感想:夢を描いて感動を売れ!涙と勇気がわきだす新人 編集者奮闘記!

清々しいドラマでした(*^_^*) 黒木華の新しい顔に注目!


週刊コミック誌の編集部に配属された新入社員の心(黒木華)の奮闘を通して、

本気で仕事を頑張る人たちにエールを贈るお仕事ヒューマンドラマです。

私の好きなジャンルです (^v^)





重版出来(じゅうはんしゅったい)とは、コミックスや書籍の単行本がヒットして、

増刷をするという業界用語。

編集者にとって目標であり、この上なく嬉しいことでしょう (*^^*)




昨年映画化された「バクマン」という漫画で、

コミック業界の大変さや仕組み?について知りましたが、

このドラマで副編集長・五百旗頭(オダギリジョー)の

「週刊連載って、ゴールのない駅伝みたいなもの」という言葉が

心に刺さりました。

本当にハードな世界だと思います。




話は逸れますが、「バクマン」は連載開始からジャンプで読んでいて、

調べたら2003年にスタート…その前からずっと毎週ジャンプを読んでますが、

「こち亀」だけが私の記憶では、一度も休んだことがないんです。

すごいことです! 

秋本治先生、尊敬します!




今回はベテラン漫画家の三蔵山先生(小日向文世)に

スポットをあてたお話。

彼も同じように休載無し!

3週分を常に入稿し、しかもキチンと若手を育てる人格者。




心が初めて挨拶に行った時の、

先生の漫画を描く姿勢があまりにも爺臭く、気になったのですが、

なるほど!って感じでした。




小日向文世はやはり凄い役者さんですね。

「いつ恋」でのやり手社長の時と同い年には見えません (^^;;

さすがです!




心ないアシスタントからの嫌がらせで、

自分の存在価値を失い、筆を折る決意をする…

何とも切ない展開でした。

(ネタバレになるのでここまで (^^)v)




黒木華は「リーガルハイ」で初めて拝見した女優さんで、

陰と陽の差が激しい役がとても印象に残っていたのですが、

「天皇の料理番」の妻役の、健気な演技に魅せられ、

大好きになりました。




今回の役は元柔道少女で、暑苦しいくらい元気な役どころ。

又新たな一面が見れて楽しみです(#^.^#)




編集部や漫画家、その他心を取り巻く個性的な俳優陣も大物揃い。

チームで頑張る話は大好きなので、これから楽しみなドラマです。

元気が欲しい方にお勧めです🎵


重版出来! 火曜22時 TBS










2016年4月12日火曜日

「ラヴソング」第1話の感想:あなたにこの声を届けたい!! たった一つの恋と歌が人生を変えていく!

3年ぶりの福山の月9…初回は面白かった (*^_^*)


元ミュージシャンの神代広平(福山雅治)は、音楽で自身の限界を感じ、

現在は企業で臨床心理士として働いている。

ある日神代の元に、女子社員のさくら(藤原さくら)がコミュニケーション障害として

連れて来られるのだが…




彼女は吃音の為に人と上手く話すことが出来ないという悩みを抱えていた。

広平は昔のバンド仲間で、今は言語聴覚士・音楽療法士の夏希(水野美紀)に

さくらを託すが、彼女の歌声に思わずギターを手に取ってしまう。

この出会いによって再び音楽と向き合い、失いかけた人生を取り戻していく

ヒューマン&ラブストーリー (*^_^*)




福山雅治は相変わらずカッコイイ。

でも広平の先輩役の宇崎竜童が渋くて超カッコイイ~!

バンドのボーカルをしていた夏希の姉・春乃(新山詩織)が

何故亡くなったのか、広平の恋人だったのか?など、

まだまだわからないことだらけ。




人生の折り返し地点で、もう一度夢を取り戻していく。

好きなテーマなので、来週も観ます♪

ラヴソング 月曜21時 フジテレビ








2016年4月10日日曜日

春ドラマ・わたしのお勧め

久しぶりの投稿です。

冬ドラマではお勧めを絞ってご紹介出来たのですが、

4月スタートの春ドラマは、びっくりするくらい素晴らしい脚本家の作品が

揃っていて、予測できません (@_@;)

こんなの初めてかも!

なので今回は参考にして頂ければと思うポイントをお伝えしますネ。

私も2回目までは観て、続報をお届けしようと思います。

ダブル録画を出来るTVを購入していて良かったです。

スペシャルドラマ他、最終回の感想などツィッターでも呟いてますので、

良かったらみて下さいね (^.^)/





「ラヴソング」 
4/11~月曜21時 フジテレビ


今クールの月9は久しぶりの福山雅治 (*^_^*)

元プロミュージシャンの福山は、音楽での限界を感じ、

企業カウンセラーとして働いている。

ある日コミュニケーションがうまくとれず、孤独を抱えているヒロイン・

藤原さくらと出会い、彼女の歌声に魅かれ、再び音楽で人生を輝かせる

ヒューマンラブストーリー。

脚本は「隣のレジの梅木さん」で第26回フジテレビヤングシナリオ大賞を

受賞した倉光泰子。ごめんなさい、知らないです。

福山が主役なので、とりあえず観てみます♪ 



「重版出来!」 
4/12~火曜22時 TBS


週刊コミック誌の編集部が舞台の「頑張って働く人たちに贈る」お仕事ヒューマンドラマ。

本気で働く人たちの熱い思いがこもった、元気の出るドラマです。

原作は仕事漫画ランキング第1位、2014 この漫画を読め!第2位で、

今も連載中の松田奈緒子のコミック。それを「掟上今日子の備忘録」の

野木亜紀子が脚本します。「掟上…」すごく良かったな~

主人公は黒木華。連続ドラマ初主演で、脇をオダギリジョー、松重豊、安田顕、

小日向文世、ムロツヨシなど個性的なベテラン俳優が固めます。

チームで奮闘するドラマって、すごく面白いので期待大です (*^_^*)

出版業界やコミック誌の裏側がのぞけるのも楽しみのひとつですね。



「世界一難しい恋」 
4/13~水曜22時 日本テレビ


一流ホテルチェーンの敏腕若社長だが、恋愛音痴で女性を喜ばせる能力が

欠如している為、お見合いは連戦連敗中という主人公を嵐の大野くんが

演じるラブコメディ。ヒロインは「あさが来た」でブレイクした波留。

新入社員の波留に惹かれ、彼女にすべく健気に奮闘し、成長していく主人公の姿を描く。

脚本は「プロボーズ大作戦」「VOICE」の金子茂樹。

「プロポーズ大作戦」はかなりハマったドラマだったので、こちらも楽しみです。

 

「早子先生、結婚するって本当ですか?」 
4/14~木曜22時 フジテレビ



松下奈緒演じる体育会系でちょっと残念な小学校教師が、

婚活を通して、傷つきながらも運命の人と出会うべく奮闘する姿を描くコメディ。

ブログで連載されていた実話を元にした4コマ漫画を

「ホタルノヒカリ」の水橋文美江が脚本。

「ホタルノヒカリ」がとても面白かったので、とりあえず観てみます。



「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」
4/15~金曜22時 TBS


結婚できない女・中谷美紀と超毒舌男・藤木直人が送る婚活ドラマ。

美貌と社会的地位を兼ね備え、「勝ち組」だと確信していた39歳独身の

ヒロインが、実は恋愛・結婚市場から取り残されていた現実を知り、

恋愛スペシャリストから「結婚できる方法」を学ぶというラブコメディ。

水野敬也の著書「スパルタ婚活塾」が原案。完全に男目線で本音が赤裸々に

描かれているので、楽しみながら恋愛テクニックが学べる作品だとか。

婚活中の女性は必見かな♪

脚本は「恋愛結婚の法則」の金子ありさ。

キョンキョンと柳葉敏郎が主演で、もう一度観たいドラマの一つです。



「お迎えデス。」
4/16~土曜21時 日本テレビ



霊を憑依させる能力を持つ福士蒼汰と、素手で幽霊を捕まえる力を持つ土屋太鳳が

幽霊を成仏させるという不思議なバイトを通して、

生きていくことの意味を知り成長していく、奇想天外なラブコメディ。

田中メカの原作を、「結婚できない男」「オトナ女子」の尾崎将也が脚本する。

彼の作品は飄々とした笑いを誘うところが好き。

「結婚できない男」は何故か再放送する度に観てしまいました。



「99.9-刑事専門弁護士ー」
4/17~日曜21時 TBS


嵐の松潤が型破りな弁護士を熱演。

日本の刑事事件の裁判有罪率は何と99.9%。逆転不可能な0.1%にこだわり、

事実を追求する主人公と、彼が所属する刑事事件専門チームリーダーの香川照之、

松潤とチームを組む優等生弁護士の榮倉奈々。

奈々ちゃんの役どころはプ女子とか…プ女子って何?

捜査権利もない弁護士が、不利な状況で検察と闘う逆転劇の末に

辿り着く事件の真相。

利益至上主義の個性派弁護士とのぶつかり合いを痛快に描く

リーガルエンターテインメント。

「ラッキーセブン」の脚本も書いた宇田学なので、ワクワクします。



「ゆとりですがなにか」
4/17~日曜22時半 日本テレビ


大好きな宮藤官九郎の脚本なので、とても楽しみにしています。

社会から「野心なし」「競争意識なし」「協調性なし」というレッテルを

貼られている「ゆとり世代」をテーマにしたヒューマンドラマ。

ゆとり第一世代と言われながらも、全くゆとりのない人生を送ってきた

87年生まれのアラサー3人(岡田将生・松坂桃李・柳楽優弥)が、

理不尽な世の中に立ち向かう姿を描くヒューマンドラマ。

クドカンが描くゆとり世代って…

岡田君を「謝罪の神様」で描いたような下衆野郎に又仕立てるのかな?

魅力的な3人の俳優を、クドカンがどう演出するのかに

非常に興味があります。



「僕のヤバイ妻」 
4/19~火曜22時 フジテレビ


夫への気遣いからくる妻の束縛に疲れ、不倫相手と妻の殺害を企てるが、

妻には恐ろしい素顔があった…知られざる妻の恐るべき素顔に追い詰められる

夫に伊藤英明。妻に木村佳乃。

「ライアーゲーム」「ストロベリーナイト」「ようこそ、わが家へ」を手掛けた

黒岩勉オリジナル脚本、大人の男と女の心理サスペンス。そそられます。

1話は夫目線、2話は妻目線でストーリが展開するというのも興味深い。

どんな秘密があるのか、今から楽しみです!



「グッドパートナー 無敵の弁護士」 
4/21~木曜21時 テレビ朝日


竹野内豊と松雪泰子演じる弁護士はライバルであり元夫婦。

企業法務を専門とする二人が時に対立し、時にタッグを組み、

窮地に陥った企業の為に奮闘するビジネスドラマであり、

ひとり娘を介して家族の問題も描くホームドラマでもあります。

脚本は「HERO」「海猿」「DOCTORS~最後の名医~」など

専門分野を描いてヒットを飛ばしてきた福田靖。

コミカルな部分も多い彼の作品で、しかも法廷もの大好きなので、

すっごく楽しみです!



ゆとりですがなにか