2020年1月26日日曜日

「テセウスの船」第1話のあらすじと感想:父は本当に殺人犯なのか?

やはり一番のお勧めです!




平成元年に起きた『音臼小無差別殺人事件』で

逮捕された元警察官・佐野文吾(鈴木亮平)の

次男・心(竹内涼真)は

31年間父を憎んで生きてきた。



宮城県音臼村の音臼小学校で

青酸カリが混入されたジュースを飲んだ

児童や職員21名が死亡。

逮捕された文吾は死刑が確定した今も

冤罪を訴えている。



加害者家族として世間から非難を浴び

教師になる夢も諦め下を向いて生きてきた心…



「私たちは他人様の前で

笑顔や涙を見せられる立場じゃないからね。

外では絶対に笑ったり泣いちゃいけないよ」



母・和子(榮倉奈々)は

子ども達にそう言い聞かせてきたのだ…




そんな心ももう直ぐ父親になろうとしていた。

良き理解者である妻・由紀(上野樹里)は

文吾の事件のことを調べていた…



事件が起きたのは3月14日。

でもその前にも音臼村では

不可解な事件や事故が起きていたと心に

新聞記事をスクラップしたノートを見せる。



当時はどれも事故として扱われていたが

こんなに集中するのは不自然だというのだ。



文吾の有罪の決め手となったのは

自宅から青酸カリが見つかったことだが

証拠はそれだけ…

誰かが罪をきせたのではないかと…



そんな話はやめようという心に

由紀は真相を知りたいと訴えるが

自分に父親はいないと思っていると言われ

それ以上何も言えなくなってしまう。




突然、腹痛を訴える由紀。

救急車で病院に運ばれ

赤ちゃんは無事に産まれたが

妊娠中毒症を起こした由紀は危険な状態…



心の手を握り


「お父さんに会いに行こう…

私、信じてみたいの、心のお父さんだから…

心、もう下を見ないで。

真実から逃げないで。

この子と一緒に未来に向かって生きて…」


そう言い残し、息をひきとってしまう…





葬儀の後、由紀の父は孫を引きとると言い出す。

心と結婚したことで後ろ指をさされ

心労で死んだというのだ。

娘が命懸けで産んだ孫まで

不幸にさせられないというのだ。



言い返そうとする心を制し

申し訳ないと頭を下げる和子。



こうやって色んなことを諦めて

生きてきたのだろう…





“この子の父親は自分しかないんだ。

何が何でも守っていく、由紀の分まで”



そう決心した心は和子に

自分の父親は本当に殺人鬼なのか

事件は何故起きたのか

会いに行き直接聞いてくると伝える。



“もし佐野が冤罪なら

この子は俺と同じ思いをしなくて済む…”



子どもに未来(みく)と名付け


「由紀、見ててね。

俺、必ずこの子を幸せにしてみせる」


そう誓い未来を和子に預け宮城に向かう。





事件の後、廃村になった音臼村に立ち寄り

音臼小学校に向かった心。

小学校の跡地には慰霊碑だけが立っていた。



すると突然辺りに霧が立ち込め

気がつくとさっきまで無かった校舎が現れ

村の様子も全く異なっていた。



高い場所から村全体を確認しようと

山の上の神社に向かった心は

雪の中に倒れている少女を発見する。



『三島病院』へ少女を運んだ心は

今が1989年1月7日だと知る。

何と31年前にタイムスリップしたのだ!



そこへ少女の父親だと文吾が駆けつける。

何と少女は心の姉・鈴(白鳥玉季)だった。

お礼を言い、送ろうと手を差し出す文吾に

「触るな!」と叫び、病院を飛び出す心…



外には一人の少女が立っていた。



由紀のノートを確認すると

今日、三島医院の次女・千夏が

自宅倉庫にあった除草剤パラコートを

誤飲して死亡すると書かれていた。



千夏に頼み、倉庫を見せてもらった心は

パラコートを見つけ、持ち出す。



「泥棒!」と叫ぶ千夏の声で

心が走り去るところを

新聞配達員・長谷川(竜星涼)が目撃。



雪山にパラコートを撒き空の容器を埋めた心は

文吾が千夏の手を引いて歩くのを見かけ

後を追うが見失ってしまう。



「ちょっとあんたー

そんなとこで突っ立ってどうしたの?

危ないからこっちに来なさい」



心に声を掛けたのは母、和子だった。

隣には兄・慎吾(番家天嵩)がいた。

そして和子と一緒に再び三島医院へ向かう…



発見が早かったので

鈴の頬の凍傷の痕は残らないという。

心が知っている鈴(貫地谷しほり)には

くっきりと痕が残っていた…

つまり過去が変わったのだ!



過去を変えられると知った心は

事件を止められるかもしれないと希望を持つ。



だが…文吾の呼ぶ声で倉庫へ向かうと

意識を失った千夏が横たわっていた。



ここで倒れているのを見つけたという文吾に

なぜ嘘をつくのかと責める心。

千夏を連れて歩いているのを見たと言うが

署に連絡を入れるからと行ってしまう。



不審な男が倉庫から何かを盗んで逃げたという

目撃談を報告する文吾。

背格好から心に疑いの目を向ける…



結局、千夏は助からなかった…



話を聞きたいから待ってるように言われるが

病院を出て神社で一夜を明かす心。



「パラコートは確実に捨てた。

間違って飲む訳がない。

なのに何故千夏ちゃんは死んだんだ?

誰かが意図的に

飲ませたってことじゃないのか…」



文吾を怪しいと感じていた…





ワープロの画面が映し出される…



パラコートは予想外に時間がかかった。

やはり『本番』は、あの薬でいこう。

計画通り、次はもっと大きい人間で試してみる。



犯人は心が捨てる前に飲ませたのだろうか?





翌朝、文吾のいる駐在所を訪ねる心。

文吾はワープロを打っていた。



「あなたと話がしたくて来ました」


「逃げたのかと思いましたよ」


笑顔を見せる文吾。



そこへ長谷川が新聞を届けに来る。

心を見て昨日の男だと掴みかかるのを

文吾が自分に任せて仕事に戻るよう宥め

心に質問を始める…



名前は田村心、住まいは東京。

身分証明書はないと答え

今度は千夏の死因が何だったか逆に質問。



まだわからないと答える文吾に


「毒、ですか?」


「なぜ毒だと?」


「佐野さん、俺は昨日見たんですよ」



雪の中、千夏を連れてどこに行ったのか?

その後、千夏が倒れたのは不自然だと。



だがそれには答えず

この村に何をしに来たのか

倉庫から何を持ち去ったのか尋ねる文吾。



すると和子がいきなり後ろから文吾の頭を叩き


「あんた、

なに事情聴取みたいなことやってんの!

鈴の命の恩人に対して失礼でしょうが」


とりあえず朝ご飯を食べて行ってと

心を家にあげる。



初めて和子の笑った顔を目にする心…



もうすぐ3人目の子ども=心が生まれるので

名前を考える鈴と慎吾。

みな笑顔でとても幸せそう。



“俺の家族はこんなに明るく

笑える人たちだったんだ…”



3人の笑顔を見て感動する心…





仙南署では検死結果から千夏の死因が

パラコート中毒だと判明した。



父親は自宅倉庫にあったパラコートの誤飲と

言っているが

現場にその容器は無かった。

倉庫から何か盗んで行った男の情報もあると

金丸刑事(ユースケ・サンタマリア)。



文吾は旅行者だという男が家にいると報告、

大至急身元を調べるよう命じられる。





子ども達に勉強を教える心に

どうしてこの村へ来たのか尋ねる和子。

何年も会っていない父を探しに来たと答える。



手掛かりが見つかるまでいるという心に

この家で過ごせばいいと和子。

勉強を見てもらえると鈴たちも大賛成。





千夏の葬儀に向かう三人を見送っていると

音臼小学校の教師・さつき(麻生祐未)と

石坂校長(笹野高史)がやって来る…



彼らの会話から

千夏の死因が倉庫にあったパラコートと知り

文吾の机を調べる心。

そこにはパラコートの空の容器があった!



「やっぱりあの男じゃねぇか!」



由紀のノートを見返し事件を確認する。

明日、男性が雪崩に巻き込まれ死亡。

更に8日後には

千夏の姉・明音の失踪事件が起こる…

何がどう繋がっているのかはわからない。



ノートにある全部の事件を防げたら

音臼小事件も阻止できるはずだと考え

この手で文吾を殺してでも

家族の未来を守る為に過去を変えると

決心する…





心が入浴している隙に持ち物を調べる文吾。

財布からは見たこともないお札と

平成32年まで有効の運転免許証があった。

そしてワープロを開く文吾。



再びワープロの画面が映し出される…



あの薬は手配した。

『本番』に向け、まずは準備だ。

念入りに、慎重に。

誰にも邪魔はさせない。





平成元年1月9日

雪崩に遭う男性の元に向かう心。

男はさつきの父で木村メッキ工場の工場長

木村敏行(不破万作)だった。



この後、音臼岳の荒川橋で雪崩が起きるから

行かないでくれと声を掛けるが

敏行もさつきも相手にしてくれない…



車で出掛けて行く敏行を懸命に追う心。

そこへ文吾がパトカーで通り掛かる。



荒川橋に行ってくれと

パトカーに乗り込む心に続き

心配したさつきも乗って来る。



荒川橋にさしかかる手前で

「止まれ!」と窓から乗り出し何度も叫ぶ心。



「もう、うるせえな」

うんざりした敏行が車を止めた瞬間、雪崩が!



呆然と立ち尽くす4人…



「すごい!あなた未来が見えるの?

超能力なの?」とさつき。



「びっくりだな!」笑い出す文吾。





文吾が駐在所に戻ると

商店主の井沢(六平直政)と

農家の徳本(今野浩喜)が

不審者だという男を取り押さえていた。



男を見た文吾は不審者などではなく

田中家の長男・正志(せいや)だと説明する。

父親の調子が悪い為

最近は休みの日に仙台から来ているという。



三人が帰った後

引き出しのパラコートを確認し

どこかへ電話を架ける文吾…





その夜、金丸が森刑事(加治将樹)を伴い

心に千夏のことで話を聞きたいから

署まで同行して欲しいと訪ねて来る。



文吾から心を調べて欲しいと

電話をもらったというのだ。



パラコートを盗んだのか

千夏を殺したのかと問い詰める二人。



文吾がパラコートの容器を持っていることを

話せば自分は釈放されるが

和子たちが犯罪者の家族になってしまうと

否定し続ける心…



再びワープロの画面が映し出される…



超能力?笑える。

誰だろうと邪魔はさせない。

計画は完璧だ。





平成元年1月10日

拳銃に弾が入っていることを確認する文吾。



一方、朝まで否定し続けた心に金丸は


「今日はもうお帰り下さい。

確かにあんたがやったという物証もないからな。

但し、あんたの指紋がついた

パラコートの容器が見つかれば

あんた、終わりだから」



パラコートを捨てた雪山へ急ぐ心。

だが見つからない…

その様子を金丸と森が陰から見ていた。



そこで鈴の姿を見かけた心が

何があったのかと声を掛けると

明音が居なくなり探していると言う。



明音が失踪するのは6日後のはず…



自分が探すから先に家に帰るようにと

鈴を帰し、雪山へ入って行く。



村人総出で明音の捜索にあたっていた。



その頃、明音を背負い雪山を歩く文吾の姿が…



銃声を耳にした心が音がした方へ向かうと

崖に向かって血の付いた足跡が続いていた。



崖から下を覗くと明音と文吾の姿があった。

森で迷ってしまったところに

文吾が助けに来てくれたと明音。

銃声は熊が出た為だった。



弾が当たったのにまだ追いかけて来て

逃げている内に落ちてしまい

足を痛めてしまったと。



明音は寒さでかなり弱っているから

村まで連れて帰って欲しいと心に頼む。



明音を引き上げた後、

もう一度手を差し出す心に

足を痛めてしまいまともに歩けない、

自分はいいから明音を早く送り届けて欲しいと。



この吹雪の中、残してはいけないと言う心に


「つべこべ言わずに早く行け!

子どもが弱ってんだろ!

子どもを守るのが大人の使命だろ。

頼んだぞ…ほら」


笑顔を見せる文吾。



明音を背負い走り出す心…



“あの人は命の危険を冒してまで

子どもを助けようと…”



途中で会った井沢に明音を託し

文吾の元へ向かう心。

寒さで気を失う文吾…



心の呼びかけで意識を取り戻した文吾は


「明音ちゃんは無事か…?」


村人に託したと聞き


「ありがとな…よくやってくれた」


笑顔を見せる。



「次は佐野さんの番です、帰りましょう」



手を差し出す心。

だが足をやられているから心一人では無理だと

起き上がろうとしない…



待っている家族の為に帰らないとと

必死で説得する心。

そして…


「俺はあなたに生きてて欲しいんだー!」


「わかった…じゃ、頼むわ」



何とか崖から引き上げることができ

雪の上に倒れ込む二人。



「良かったです、生きててくれて」


「ありがとう、田村さん…いや心さん」



“今、俺はようやく信じることが出来た。

この人は、俺の父さんは殺人犯なんかじゃない”



無事に家に帰り温泉に入る二人…



文吾は心の免許証を見てしまったことを謝り

どういうことか正直に話して欲しいと言う。



「信じてもらえないかもしれないけど

俺、未来から来たんです。

2020年の未来から」


「そっかそっか、未来か。

心さん未来から来たのか」


と笑い出す。


「信じてくれるんですか?」



雪崩とかパラコートとか

そうでないと説明がつかないと文吾。

そしてパラコートは自分が回収したと話す。



2020年には車は飛んでいるのかと

尋ねる文吾。

車は飛んでいないが

人工知能で勝手に運転してくれる車は

出来ていると答える心。



「まあ何がどうあろうと俺は

未来でも家族とやかましくしてたいねー。

それさえあれば後はおまけみたいなもんだ」



そう笑って口笛を吹く文吾。

それは心が子どもの頃から耳に残っている

曲名もわからないメロディーだった。



その曲について尋ねると

昭和の名曲でお腹の中の子どもにも

よく歌ってやっていると答える。



メロディーは多少違うが

心もまたお腹の子どもにハーモニカで

聞かせていたのだ。



“これだったのか!

俺はずっと繋がってたんだ、父さんと…

由紀、俺の理想の父親は

どんな時でも家族と向き合える男。

世界で一番家族と向き合える男だよ。

この人だ。

佐野文吾が俺の父さんで良かった”



生まれる前に逮捕されてしまった為

文吾のことを全く知らずに育った心。

タイムスリップしたことで会うことが出来て

本当に良かった。





最後に再びワープロの画面が映し出される…



次のモルモットを決めた。

いよいよ『本番』に向けてカウントダウンだ。

ワクワクする。



次のモルモットとは?

1月16日に失踪する明音?

心は阻止することが出来るのだろうか?





まるでワープロを打っているのが文吾のような

演出が続き、犯人なのかと思わせたが

違っていたのでホッとした。



パラコートは時間がかかるとあったので

心が破棄する前に飲ませたのだろう…

いつ、どうやって?



そして不可解なのは

事件前の和子と今の和子のギャップ。

あんなに仲の良い夫婦だったのに

冤罪だと信じてあげなかったのだろうか?

子ども達を連れて面会に行かないのは何故?



メイクもあまりにも酷すぎる。

いっていたとしても60代の筈なのに…



とにかく鈴木亮平の笑顔がいい♪

心が温かくなる素敵な笑顔だ。



2話ではもう少し真犯人の情報が得られるのか

今後の展開が楽しみである。












テセウスの船 日曜21時~TBS

2020年1月18日土曜日

冬ドラマ1話を見て・2

イチ押しは「10の秘密」



14日から新たに4本のドラマが始まりました。

1話完結のドラマが多い中

「10の秘密」というサスペンスが面白い。

草彅剛主演でヒットした

「銭の戦争」「嘘の戦争」の脚本・演出コンビで

関テレ制作なので間違いなしです♪



「10の秘密」

火曜21時~フジテレビ



上昇志向の強い弁護士・由貴子(仲間由紀恵)と

9年前に離婚した白河圭太(向井理)は

一人娘・瞳(山田杏奈)を育てる為に

一級建築士の夢を諦め

建築確認検査員として働いていた。



瞳の夢を叶える為に節約の日々を送り

父娘関係はとても良好に見えたのだが…



ある日、圭太の元へ男の声で

「娘は預かった。

3日以内に娘の母親を探せ。

警察に行ったら娘は殺す」

という誘拐を仄めかす電話が架ってくる。



瞳の携帯からで瞳の声も聞こえたが

その後、連絡が取れないことに不安を覚え

由貴子の所在を確認するが

数日前に突然勤めていた弁護士事務所を辞め

彼女もまた行方不明になっていた。



冒頭で手帳とUSBを手にした矢吹という男性が

由貴子の「私が何とかします」というのも聞かず

建設中のビルの屋上から飛び降りたので

失踪の原因はそこにあるのだろう…



幼馴染・菜七子(仲里依紗)の協力の元

手掛かりを探し始める圭太だが…



瞳が塾をやめていたことや

学校も休みがちで

圭太に不信感を持っていたことを知り

ショックを受ける。



更に由貴子のクライアントで恋人の

宇都宮(渡部篤郎)から

彼女が多額の借金を抱えていること

十年前のことで脅されていることを聞く。



飛び降りた矢吹という男は

宇都宮が勤める帝東建設の人間で

社長の長沼(佐野史郎)は由貴子を危険視し

彼女の行方を探していた。



約束の3日目、圭太の前に由貴子が現れ

犯人に心当たりがあるから自分が行くと…



瞳は絶対に助け出すが

その為に由貴子を犠牲にしたくない。

だから何が起きているのか全部話せ

自分が何とかすると言ったところで次回へ…



由貴子に何が起きているのか?

圭太と由貴子が抱える十年前の秘密とは?

今後どんな秘密が明らかになるのか?

展開のテンポが良く面白い♪
















「恋はつづくよどこまでも」

火曜22時~TBS



高校の修学旅行で東京を訪れた

七瀬(上白石萌音)は

初老の女性が意識を失い倒れたところに遭遇。

助けを求めて叫ぶと

偶然通りかかった医師・天堂(佐藤健)が

手際よく介抱し女性は意識を取り戻す。



大声で助けを呼んだことを褒められ

天堂に一目惚れした七瀬は看護士を目指す。



5年後…

天堂のいる病院の看護士になった七瀬は

再会した天堂にいきなり告白。

すると頭をわし摑みされ

「身の程を知れ」と…



天堂は『魔王』と呼ばれる

患者には優しいが身内には厳しい医師だった。



失敗しては天堂にコテンパンにやられ

落ち込んでは立ち直るの繰り返し…

思わず応援したくなる女の子だ。



原作がコミックのコメディだが

それ程ふざけていないので見ていられる。

以前はもっと笑顔が多かったという天堂に

何があったのかが気になるところ。



録画視聴の優先順位としては低そうだが

暫く見てみようかという感じかな…
















「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」

木曜21時~テレビ朝日



交番勤務から刑事に昇格した

仲井戸豪太(桐谷健太)は元高校の体育教師。

横浜桜木署に配属され

通勤に便利だからと

妹・みなみ(比嘉愛未)の部屋に転り込む。



みなみは横浜地検の検事・真島修平(東出昌大)の

事務官を務めていた。



みなみに好意を寄せる修平は

ピント外れのアプローチを繰り返し片想い中。

検事としても大きな事件を任せてもらえず

焦っていた。



熱血で暑苦しい豪太と

上から目線だがどこか間抜けな修平

そんな二人を冷ややかに見ているみなみ。



そして豪太と修平に悩まされる

それぞれの上司(風間杜夫、柳葉敏郎)の

反応も面白い。



1話完結なので軽い感じで見られるのと

福田靖の脚本なので期待しています♪

















「病室で念仏を唱えないでください」

金曜22時~TBS



病院付きの僧侶でありながら

救命救急医としても働く松本(伊藤英明)は

10連勤もへっちゃらなタフで熱い男。



救命センターで読経したり

僧衣で治療にあたったりと

周囲から顰蹙を買うことも多々あるが

どこか憎めない。



救命センターのスタッフに

中谷美紀、萩原聖人、片寄涼太

理事長に余貴美子

そして松本に敵意を持つ有名心臓外科医に

ムロツヨシなど共演陣も豪華。

今後、二人の対立が見ものになるとか…?



涙あり笑いありで

医療ものだが暗くなり過ぎずないところがイイ♪





2020年1月13日月曜日

冬ドラマ1話を見て

今回はお勧めが揃ってます♪



先週月曜日から連ドラが5本スタートしました。

中々面白い作品が揃っています。

まだ間に合いますのでチェックしてみて下さい♪



「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」

月曜21時~フジテレビ



未犯シリーズの続編です。

法務省からやってきた

統括責任者の香坂(水野美紀)を

井沢(沢村一樹)が射殺してしまった?

と思えるような64日後のシーンからスタート。



自分が担当した事件のせいで

妻と娘を殺害されたという過去をもつ井沢。

今も二人の幻影と暮らしていて

怒りを秘めている井沢は時に暴走する危険人物。



そして井沢の家族を殺害した実行犯に

なぜか度々面会に行く香坂…

井沢もそのことは知っていた。



香坂と殺人犯との関係も気になるし

更に事件に関与していた

元警察庁次長の町田(中村育三)が保釈された後

遺体で発見されたことも…。



直前に井沢が会いに行ったので

彼が殺したのでは?と思わせるような演出…

もう最後まで観るしかない!という展開だ。



前作から引き続き登場のアクション担当

小田切(本田翼)と山内(横山裕)に

天才子役出身で演技の上手い吉岡(森永悠希)と

伝説のハッカー加賀美(柄本明)が加わり

潜入捜査シーンもパワーアップ。

やはりこのシリーズは面白い (^^)v












「知らなくていいコト」

水曜22時~日本テレビ



一流週刊誌の特集班記者ケイト(吉高由里子)は

仕事に恋に充実した日を送っていた。



ある日、映画翻訳家として活躍する

シングルマザーの杏南(秋吉久美子)が倒れ

駆けつけたケイトに

父親はキアヌ・リーヴスだと告げて

息を引きとる…



母の遺品から新人時代のキアヌとの

ツーショット写真も出て来て

もしかしたら?と一瞬思わせるが…

そんなことはある筈も無かった (^-^;



『T to A 1985』と彫られた指輪から

自分の父親が無差別殺人犯の元大学教授

乃十阿(小林薫)かもしれないと思い始め

そのことを同じ職場で働く恋人の

野中(重岡大毅)に打ち明けると

プロポーズを撤回し

別れを告げられてしまう…



結婚したら二人の子どもが欲しいし

殺人者のDNAを引き継ぐことに抵抗があると

…辛いけどわかる気もする。



ケイトは本当に乃十阿の娘なのだろうか?

ケイトの元カレでカメラマンの尾高(柄本佑)が

何か知っているようだが…



毎回、特集記事の取材対象として

豪華ゲストが登場するのも見どころの一つ。

大石静のオリジナル脚本なので

ハズレはないと思います♪


















「アライブ がん専門医のカルテ」

木曜22時~フジテレビ



日本ではまだ珍しい腫瘍内科で働く

内科医の心(松下奈緒)。

3カ月前に事故に遭った夫・匠(中村俊介)は

未だに意識を取り戻さないでいた…



『やどりぎの会』という患者会に参加して

とても楽しかったと担当患者から聞いた心は

自分も参加してみるが…



意識障害の家族を抱える人たちが

今の状況を語り、励まし合う姿に思わず

「こんなことして意味ありますか?」

と言ってしまい、会場を後にする。



自転車がパンクしていた為

仕方なく押して歩いていると

ボランティアをしていた女性・薫(木村佳乃)に

声を掛けられ、車に乗せてもらうことに。



自己嫌悪に陥っていた心は

自分の正直な想いを薫に打ち明ける…



後日、勤務する病院で再会する二人。

薫は別の病院から転籍してきた外科医だった。



何かと心の手助けをしてくれる薫だったが

実は匠の状態は薫の医療ミスによるもので

心が患者会に行くように仕向け

自転車をパンクさせたのも薫だった。



贖罪の気持ちで近づいたのだろうか?

薫の真意はまだわからない。



1話は抗がん剤治療を行う患者の苦痛を

目の当たりにして見ていて辛かった。

感動的な展開にはなるのだが正直しんどい…



とても良かったという感想もある中

私は録画だけして消してしまうかも…


















「トップナイフ―天才脳外科医の条件―」

土曜22時~日本テレビ



女帝と呼ばれる脳神経外科医の瑤子(天海祐希)は

脳外部長(三浦友和)から

新しいスタッフのまとめ役を命じられ

ストレスを感じていた。



オペの腕は超一流の世界的名医だが

人間としてはクズ中のクズと噂の

黒岩(椎名桔平)。



外科とカテーテルの二刀流で

瑤子にため口をきく生意気な西郡(永山絢斗)。



医学部を首席で卒業したことが自慢だが

実力の伴わないことに自覚のない

研修医・幸子(広瀬アリス)という個性的な三人。



今回の患者は脳腫瘍により人格が変わり

穏やかになった父親で

手術の成功で元の暴力的な人間に戻るのではと

心配する家族の姿を描いたもの。



脳の神秘にアプローチする新しい試みと

クセのある登場人物たちに

今後の展開が楽しみだ。



相変わらずの天海祐希お似合いのキャラで

笑いもあり、重くならないのが有難い。


















「シロでもクロでもない世界でパンダは笑う」

日曜22時半~日本テレビ



巷では『ミスパンダ』と名乗る謎の女性が

陰で甘い汁を吸う悪人たちを懲らしめ

その動画を世間に配信することが

話題になっていた…



囲碁棋士のレン(清野菜名)は

かつて天才少女と呼ばれる程の腕だったが

ネガティブな性格により負け続きで

大学病院の精神科医・門田(山崎樹範)の

カウンセリングを受けていた。



そこで会う医学生の直輝(横浜流星)から

時折パンケーキを食べに行こうと誘われるが

何故か直輝と会うとその後の記憶がなかった。



一方、直輝はテレビ局で報道記者として働く

恋人のあずさ(白石聖)から頼まれて

『メンタリストN』として番組に出演。

人の思考を操るパフォーマンスを披露する。



そして『Mrノーコンプライアンス』と名乗る

現役の法務大臣・佐島(佐藤二朗)は

直輝にある事件の真相を暴くことを命じる。



直輝からパンケーキ屋に誘われたレン。

パンケーキにシロップをかける直輝。

流れ落ちるシロップを見ている内に

レンの意識は遠のいていく…



ミスパンダの正体はレンだった。

変身したレンは直輝を『飼育員さん』と呼ぶ。

見事に事件の真相を暴く二人。

だが自分のベッドで目覚めたレンに

その記憶はない…



佐島から褒められた直輝は

子どもの頃に父(田中圭)からもらった

パンダのぬいぐるみを抱き締める。



高校生の時に白骨化遺体で発見された父は

捜査一課の刑事だった。



ぬいぐるみに隠されていたUSBには

コアラのマスクを被った男が

縛られた女学生の頭に銃を突きつけ

「この子の命が惜しければ1億円を用意しろ」

という動画があった…



父はなぜ亡くなったのか?



そして母(山口紗弥加)の見舞いに行くレン。

病室にはレンの部屋と同じ母と二人の少女の

写真が飾られている。



レンの部屋の写真は母の右側の少女が

黒く塗りつぶしてあるが

病室の写真は左側の少女が塗りつぶされている。



この写真は何を意味するのだろうか?



結局、佐島の真の目的は何なのか?

なぜ直輝に指令を出すのか?

二人の関係は?



このドラマ枠はサスペンスが続いていて

途中は面白いのだが

毎回、最後にガッカリさせられている。

今度こそ納得のいく終わり方を期待します♪









2020年1月2日木曜日

冬ドラマスタート♪

「テセウスの船」に期待してます!




明けましておめでとうございます。

ドラマ感想読んで頂いて有難うございます。

今年も宜しくお願い致します。



秋ドラマはいかがでしたか?

私のベスト5は…

1位 グランメゾン東京

面白くて毎回2度見してました♪

2位 まだ結婚できない男

3位 いだてん

4位 時効警察はじめました

5位 シャーロック



「ミス・ジコチョー」「G線上のあなたと私」

「チート」も中々面白かったです。

「ニッポンノワール」も面白かったのですが

最終回の謎解きでガックリって感じ。

奇をてらい過ぎるのもいかがなものかと…



そして6日から冬ドラマが始まります♪

あなたはどれを観ますか?




ミハンの第二シリーズ

「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」

10/6 月曜21時~フジテレビ



主人公が沢村一樹にバトンタッチしてからの

シリーズ2作目。

AIが予測する犯罪を未然に防ぐことを目的に

結成されたチームの活躍を描きます。



前作からの横山裕、本田翼に加えて

水野美紀、柄本明が新たに参加。

このシリーズはハズレ無しなので期待大です♪















実話を基にした病院の再生物語

「病院の治しかた」

1/20 月曜22時~テレビ東京



ドラマBizの8作目。

実家の病院の再建の為

大学病院でのキャリアを捨て

奮闘する医師を小泉孝太郎が熱演。



多額の借金を抱え倒産の危機から

奇跡の復活を遂げるまでを描きます。



このドラマ枠もたまに地味ですが

基本的にハズレはありません。

中村雅俊、高嶋政伸、小西真奈美など

共演陣も豪華!











本格的ヒューマンミステリー

「10の秘密」

1/14 火曜21時~フジテレビ



草彅剛主演「嘘の戦争」「銭の戦争」の

脚本&演出コンビが贈るオリジナル作品。

シングルファーザーとして娘第一で生きてきた

真面目な男を向井理が演じます。



14歳の娘の誘拐事件をきっかけに

元妻や娘、自身が抱える過去の『秘密』に

翻弄されていくばかりか

登場人物たちの様々な『秘密』まで明らかに…



家族、お金、権力、愛の為に守り抜いてきた

それぞれの秘密が暴かれた時

想像を絶する展開が待っている!



元妻に仲間由紀恵、その恋人に渡部篤郎など。

どんな秘密が暴かれるのか、楽しみです。















胸キュンラブストーリー

「恋はつづくよどこまでも」

1/14 火曜22時~TBS



原作は女性から圧倒的支持を得ている

円城寺マキの同名コミック。



運命の男性となる医師と出会ったヒロインが

5年後、彼の後を追いかけて看護師に…

だが再会した彼は思い描いた人物とはほど遠い

ドSドクターだった!



そんな彼に憤慨しながらも

仕事に恋に真っ直ぐに突き進む彼女を

思わず応援したくなる

そんな元気になれるストーリーだとか…



ヒロインに上白石萌音、ドS医師に佐藤健。

共演者に山本耕史、香里奈など。

お子ちゃまドラマでないといいのだけど…

2話まで観てから決める感じかなー












お仕事系ヒューマンドラマ

「知らなくていいコト」

1/8 水曜22時~日本テレビ



数々のスクープを世に送り出す週刊誌。

壮絶な職場で日々スクープを狙う

女性記者を吉高由里子が演じます。



仕事も恋も絶好調の毎日を送っていた彼女が

シングルマザーとして自分を育ててくれた

母の死をきっかけに自分の真実を知ってしまう…



母が最期に告げた父の名は…ハリウッドスター!

出生の謎と父の秘密に迫り

『知らなくていいこと』にぶち当たり

人生が大きく狂わされていく…



共演は秋吉久美子、小林薫、佐々木蔵之介など。

ハリウッドスターが誰かはまだ謎!

大石静のオリジナル脚本に期待大です♪














ニュータイプの事件解決バディもの

「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」

1/16 木曜21時~テレビ朝日



桐谷健太演じる刑事と東出昌大演じる検事が

仲良くケンカしながら?事件を解決していく…

体育教師から刑事に転職した男と

刑事を検事の駒としか思っていない男が

ぶつかり合いながらも共鳴していくことに。

半人前の二人の上司役に風間杜夫、柳葉敏郎。

「先に生まれただけの僕」「まんぷく」の

福田靖が脚本を手掛けます♪












癌をテーマにした医療ドラマ

「アライブ がん専門医のカルテ」

1/9 木曜22時~フジテレビ



腫瘍内科医の松下奈緒と

消化器外科医の木村佳乃が

タッグを組んで癌に立ち向かう…



癌のスペシャリストたちの苦悩と戦いを描く

メディカルヒューマンストーリー。



患者たちの生き様や二人の女医がそれぞれに

痛みと秘密を抱えながら絆を深め合い

人生を生き抜く姿を

「スキャンダル専門弁護士」の脚本家

倉光泰子が繊細でユーモラスに描きます。



欧米と比べ日本ではまだ歴史の浅い腫瘍内科に

スポットを当てていることも興味深いですね。













僧侶でありながら救命医の活躍を描く

「病室で念仏を唱えないでください」

1/17 金曜22時~TBS



生臭坊主で救命救急医という

異色の主人公を伊藤英明が演じます。

原作は現在も連載中の同名コミック。



幼少期、目の前で溺れている幼馴染みを

救えなかったことで仏門に入り

更に大切な人の死を前にして

命を救いたいという思いから医者になった。

そんな彼の奮闘を通して

『生きることとは、そして死ぬとは何か』

を問う一話完結の医療ヒューマンドラマ。



共演は中谷美紀、ムロツヨシ、松本穂香、

余貴美子、片寄涼太など。

救急医VS専門医の対決もみどころです。












女探偵・葉村晶シリーズ初のドラマ化

「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵」

1/24 金曜22時~NHK



ミステリー作家・若竹七海が20年以上に渡り

描いてきたシリーズを初のドラマ化。

ミステリー好き34歳独身、

訳アリの転職&転居は数十回の葉村晶を

シシドカフカが演じます。



ミステリー専門の書店のバイト兼

オーナーが冗談で始めた探偵社の調査員として

働く晶。



何かと災難に巻き込まれる為

周囲からは『最も不運な探偵』として

面白がられているというのも興味深い。



晶がその知性に一目置く警視(間宮祥太朗)は

ドラマオリジナルのキャラクターとのこと。

NHKのドラマ10枠もハズレがないので

期待してます♪












脳外科を舞台にした医療ドラマ

「トップナイフ‐天才脳外科医の条件‐」

1/11 土曜22時~日本テレビ



脳という神の領域に踏み込むゴッドハンドたち…

超一流の技術と誇りを持ちながらも

どこか不器用でいびつな彼らが

患者を救うために手放したものとは?



「医龍」「コードブルー」の林宏司が

10年前から脳外科の医師たちと話をして

構想を練った

神の技術と人間の苦悩・葛藤を描く

リアル・ドクターストーリー。



主演は天海祐希。

彼女に反発する医師に椎名桔平、

心を開かない医師を永山絢斗が演じます。












本格謎解きミステリー

「アリバイ崩し承ります」

2/1 土曜23時15分~テレビ朝日



2013年に本格ミステリ大賞を受賞した

大山誠一郎の同名小説を初のドラマ化。

本格派にも関わらず気軽に謎解きを楽しめる

『新感覚ミステリー』と呼び声の高い名作です。



祖父の跡を継いで時計店を営む主人公が

"時計店で働く者こそ

時間に纏わるアリバイ崩しに適任"

という信念の基に真相を解明していく…



ヒロインに浜辺美波、

不本意ながら彼女にアリバイ崩しの依頼をする

左遷された警察キャリアに安田顕、

彼に敵意を燃やす捜査一課の刑事を

成田凌が演じます。












時代を超えて繋がる父と子の絆

「テセウスの船」

1/19 日曜21時~TBS



平成元年に起きた連続毒殺事件の犯人は父?

事件直前にタイムスリップした息子は

驚愕の真実にぶちあたる!



原作は東元俊哉の同名コミック。

家族の笑顔を取り戻す為

父の無実を信じて立ち上がる

主人公に竹内涼真。

殺人犯となる警察官の父を鈴木亮平、

母親役を榮倉奈々が演じます。



父はなぜ事件を起こしたのか?

本当に犯人なのか?

家族の未来の為に

事件を止めて過去を変えることが出来るのか?



日曜劇場は毎クール2回観てしまうほど

良い作品ばかりで期待しています。












新時代のシニカルミステリー

「シロでもクロでもない世界でパンダは笑う」

1/12 日曜22時半~日本テレビ



巷に溢れる悪質な事件…

真相はグレーのまま闇に消えていくことも多い。

そんな目に見えない壁に阻まれた事件の真相を

驚異的な身体能力を持つ謎の女・パンダと

大学で精神医学を学ぶメンタリストの飼育員が

容赦なく大胆に暴いていく!



飼育員が真相を暴く理由は正義感ではなく

愛する父を殺し真実を闇に葬った者たちへの

復讐の為だった…



飼育員・直輝に横浜流星、謎の女に清野菜名、

直輝に指令を出すMrノーコンプライアンスを

佐藤二朗が演じます。



「あなたの番です」「ニッポンノワール」と

最終的に何だかな~というドラマが続いたので

今回は大丈夫かとちょっぴり不安も… (^-^;