2017年4月29日土曜日

「小さな巨人」第2話の感想:所轄と警視庁の戦い!! 敵の敵は味方か!?

自分を取り戻していく香坂の姿に感動!



警視庁本庁vs所轄という

男たちの戦いを描いたエンターテインメント。


警視庁捜査一課で課長を目指す

エリート刑事・香坂(長谷川博己)は

たったひとつのミスで上司の裏切りに遭い

所轄へ左遷されてしまう…



脚本は「半沢直樹」「流星ワゴン」

「下町ロケット」の八津弘幸と

「無痛」「TAKE5」の丑尾健太郎。




ゴーンバンク社長・中田和正(桂文枝)の

誘拐事件にはまだ裏があると感じた香坂は

捜査一課長・小野田(香川照之)に

戦う覚悟を宣言する。



中田は誘拐犯に屈しなかったことで

英雄扱いされ

犯人の風見康夫(長江秀和)は

5億円を狙った凶悪犯罪者として

世間の非難を浴びている…




渡部(安田顕)に「自首する」と

告げた瞬間の突入。

自分たちに失望して服毒したと考えた渡部は

組織に失望して、香坂に辞表を預ける。




勝手な行いで捜査を混乱させたが

何故か昇任試験を無断で欠席したことへの

注意のみ…



本来なら刑事課全員が停職ものの厳重処分を

三笠署長(春風亭昇太)が小野田一課長に

頭を下げて事を収めてくれたのだった。



しかしそれは

“これ以上の反抗は許されない”という

所轄の敗北宣言を意味していた。




“処分なし”に安堵する部下たち。

風見の娘・京子(富永沙織)の

事件を洗い直そうと張り切る

渡部の相棒・中村(竜星涼)だが、

香坂は全員に別の事件を割り振り

一人で調べ始める。



渡部も「あの事件は終わったんだ」と

やはり一人で捜査を続行する。




『ゴーンバンク社は

京子が開発したプログラムを

盗んだ可能性がある』



三笠署長に捜査二課への

手土産になるのではと進言するが

小野田が黙っていない、

事を荒立てるなと諭されてしまう。



捜査一課は殺人、強盗、凶悪犯罪を扱うが

二課は詐欺、脱税、企業犯罪を扱い、

両者は水と油でライバル関係にあった。


くだらない…



一課長の運転担当で、元部下の

山田春彦(岡田将生)は

香坂に張り付いて

動きを逐一報告していた。



「この件はお前に任せる」と

一任する小野田。

何を企んでいるのだろう…




香坂が、京子の自殺現場である

中田の息子・隆一(加藤晴彦)が経営する

ナカタエレクトロニクスのビルを訪ねると

そこには渡部の姿も…(^_^;)



辞表を預けてあるからクビにしろと

開き直る渡部に


相手はあの捜査一課長。

やみくもに挑むだけでは通用しない。


必要なのは自己満足の潔さではなく

無様でも生き残ること。

一課長の靴を舐めてでも。


我々には足がある。

所轄には所轄なりの戦い方がある



そう話しているところへ、又山田が現れる…

ウザい (-_-;)

個人的な興味だと言い、捜査に参加するが

香坂は信じたのだろうか?




防犯管理担当の池沢菜穂(吉田羊)に

自殺した日の映像を見せてもらう。


そこにはゴーンバンク社が新たに開発した

防犯カメラが使用されていた。


しかし、京子以外の姿は映っていなく

新たな発見は得られない。



映像のコピーと事件があった夜の

出退勤記録を要求する香坂。

やはりデキる奴!



京子の父が経営する風見エリックは

共同開発をしていた下請けだから

度々出入りをしていたし

不審な点はない。



前に捜査したとおりのことで

空振りだったと落胆する渡部だが

香坂は二課との捜査を考えていた。



何かが引っ掛かり

どうしても二課を動かしたい香坂は

頼みたいことがあると

山田に頭を下げるが

相手にしてもらえない。




理論に基づいた組織的な捜査で

凶悪事件を次々と片付けてきたが

今は勘を頼りに足で捜査をする香坂。



渡部も「警部殿」と呼ぶほど

一目置き、信頼しているようだ。



この誘拐事件、中田社長はヒーローで

風見元社長は凶悪な犯罪者。

実際はむしろ逆と言ってもいいのに

悔しいと思ったと…



「絶対的なものにも裏がある。

その裏にある真実を突き止めたいんです。」



池沢のカレンダーに

書きこまれていた数字から

あの日、彼女もビルに居たのではと考え

再度会いに行くが、急にガードが固くなり

今後は他の者が対応すると、会わせてもらえない。



そしてナカタエレクトロニクスを

捜査二課が極秘で調べ始めたことが

小野田や三笠の耳に入る…



小野田はそのことを山田に話し

「所轄が又勝手に動いたのかもな…

しかし任せると言ったからには

最後までお前に任せよう、頼んだよ。」



言葉の裏の真意を読み取れと

言わんばかりの会話…

面倒臭い世界だ (-。-;




二人が京子の事件を捜査していると

知った田中は、自分も手伝いと不満気。

労基関係の捜査を担当しいるが

面倒でやってられないらしい (^_^;)



労基がリストアップした企業の中に

ナカタエレクトロニクスもあり

社員に超過労働が目立ったことで

行政指導が入ったことがあると。



労基に保管された出退勤記録を

取り寄せ、照らし合わせると

京子以外にもう一人滞在者が

居たことが判明 (゚o゚;;



隠すということは

知られたくない何かがあるということ。

やはり自殺ではなく、殺人事件だったのだ。


もう一人の滞在者は池沢菜穂。



しかし、「これ以上の捜査は認めない。」

と署長命令を下されてしまう (>_<)



そこへ、捜査二課から得た

『確証となる情報』があると山田が登場。

三笠に、香坂の協力を依頼する。


もちろん依頼ではなく、「命令」らしい (^◇^;)



防犯システムへの新規参入において

インサイダー取引があったという疑惑。

そして株取引で多額の利益を得た

個人投資家のリストの中に池沢の名前が…



収益は1億円。

息子の心臓移植の手術費用も1億。



風見エリックの新システムの権利が

どうしても欲しかった隆一は

京子に近づき、恋人関係になったが

ガードが固く、特許のデータは手に入らない。



そこで多額の医療費と引き換えに

風見エリックから池沢を引き抜いた。



データを盗まれたことに気づいた京子が

あの日、返すよう抗議をしに来た。

映像データが加工されたことも

科捜研の調べで判明。



飴と鞭を交互に使い

自白に持っていく手腕は見事!



「あなた、何もわからなくなったんですね。

息子さんを人質にされて

どんどん追い詰められて。


自分でも何が正しいのか

判断できなくなってしまった。



今ならまだやり直せます。

息子さんの為に

本当に正しいと思うことを

してあげて下さい。


正しいかどうかは

胸を張れるかどうかです。


大切なものを守る為には

戦うしかないんです。」



自分が居たことを認めた池沢だが

突き飛ばしたのは自分ではない、

殺したのは私ではないと。



そこへゴーンバンク社の顧問弁護士と

隆一がやって来て

任意の取り調べだからと

彼女を連れて行ってしまう。



池沢への逮捕令状を出していいか

署長に確認するが

令状は既に出されたと聞かされる。



友人である捜査一課2係の

藤倉(駿河太郎)も

急に令状が出て驚いていると…


又しても山田が出し抜いたのだ。


「これからも我々の為に

一課長の為に

存分に働いて下さい。

ご苦労さまでした。」



納得がいかない中村に

「それでも構わん。

あの女の口から真相が聞ければな。

風見康夫が救われるならそれでいい。」

と渡部は言うが…



池沢は自分一人がやったことだと

自供を覆した。



ゴーンバンク社が5億出し

急遽アメリカでドナーが見つかりそうで

手術費用もその後の生活費も

すべて保障すると…



正義をとるか

息子の命をとるか

自分ならどうするだろう…


母として息子の命をとっても

仕方がないかも…

一生十字架を背負う覚悟で。





「同じ警察なのに

警視庁と所轄がこんなに対立していて

いいのでしょうか?」という

人事部の三島祐里(芳根京子)に



監察官の柳沢(手塚とおる)は

「警察は慣れ合いの場ではない。

全てにおいて正義を守ることが

優先されるんです。」


「それは誰にとっての

正義なんです?」


答えずに去って行く監察官。

腐ってる…




そして、ゴーンバンクの契約会社には

多くの警察官OBが天下りをしていた。

料亭で酒を酌み交わす

中田和正と小野田。

癒着の匂いがプンプンする…





結局、二課を動かしたのは山田だった。

彼の父は内閣官房副長官。



父は、東大を出たのに

キャリアの道を進まなかった

息子を軽蔑していた。



上司である一課長に

手柄を差し出す為なら

何だってすると言う山田。



「目的もなくただ出世したいわけじゃない。

何としてでも一課長に

ならなくてはいけないんです。


主人に逆らい、所轄に堕ちた

あなたとは覚悟が違うんですよ。」



「私が逆らったのは

自分自身を嫌悪したからだ。


一課長の手を借りてまで

出世しようとした自分をな。


私が目指すものは

最初から変わらない。


変わったのはその理由だよ。


その警察の組織体制を

誰かが変えなければいけないんだ。


その為には上に立つしかないんだ。


だが私は飼い主に尻尾を振るような

犬ではない。警察官だ。


お前とは違ったやり方で

私は捜査一課長になる。


その為にも私は真相を突き止める。


我々所轄がこの事件の真相を

突き止めてみせる!」



今度は山田に宣戦布告だ!



「踊る大捜査線」の

青島と室井の約束を思い出した。

どちらが上とか下とか関係ない。

所轄にしか出来ないことがあった…




所轄刑事であることにどこかで負い目を

感じていた香坂だったが

妻・美沙(市川実日子)の言葉で

再び自信を取り戻すのだった。



「半沢直樹」の妻も

夫の出世とかより

彼が彼らしくいられるよう

フォローしていたっけ。



二人とも、とても素敵な奥さん。

殺伐とした職場だけでなく

家庭での妻とのシーンが

何かホッとさせてくれるのも

魅力の一つだと思う。



香坂たち所轄は、どうやって

真相に辿り着くのだろうか?


そして失脚する小野田の顔が

早く見たい。

ただ今度は「半沢直樹」のような

後味の悪いものにはして欲しくないけど。


小さな巨人 日曜21時 TBS


2017年4月28日金曜日

「リバース」第2話の感想:罪の告白…十年前に起こった雪山の悲劇

罪はごまかしても罪!



冴えない会社員・深瀬和久(藤原竜也)は

大学4年の時にゼミ仲間で行った卒業旅行で

たった一人の親友

広沢由樹(小池徹平)を事故で失った。



そして10年後、なぜか彼の恋人

越智美穂子(戸田恵梨香)の元へ

「深瀬和久は人殺し」という怪文書が届く。

親友の死は事故ではなかったのか?



イヤミスの女王と呼ばれる湊かなえの原作を

「Nのために」のスタッフが手掛ける

ヒューマンサスペンス。



そして原作の結末後の世界も

オリジナルストーリーで描いてくれる

というから楽しみ。





怪文書を受け取った美穂子に

今まで誰にも話したことのなかった

10年前の事故について話す和久…




卒業旅行のスノボで

村井隆明(三浦貴大)の別荘に向かう日

村井が事故を起こしてしまい

仕方なく先に車で出発した深瀬、広沢、

浅見康介(玉森裕太)、谷原康生(市原隼人)。


免許を持っているのは広沢と浅見だが

広沢はまだ取り立てで慣れていない。



ようやく辿り着いた別荘には

上等な肉や酒も用意してあり

まずはビールで乾杯ということに…



深瀬がお酒を飲めないことを

カミングアウトすると

広沢もやめておくと言い出す。



つまらないと文句を言い出す谷原は

昼食時に別行動したことや

村井の妹の明日香(門脇麦)と

仲良くしていることなどで

広沢を責め始める (-。-; 

オヤジか?



飲むと眠くなるから勿体ないと思っただけと

飲み始める広沢…



村井、谷原、浅見の3人は

いつもつるんでいたが

深瀬と広沢は特に彼らと

親しいわけでもなく

気を遣っているのが、気の毒 (-_-;)




お酒も進み、肉も全て平らげたところへ

妹と駅に着いたから迎えに来いと

村井から連絡が入る。



迎えに行くのは無理だと伝えても

雪がひどく、タクシーもつかまらないと

聞く耳持たずに怒鳴り散らす村井…何様?


村井に対して頭が上がらないのか

明日香にいいところを見せたいのか

谷原は引き受けてしまう (゚o゚;;




浅見は夢だった教員に

採用が決まっていたので

未だ内定を貰っていない広沢に運転を頼む。



でも、コレって犯罪だよね (^_^;) 

電車で宿があるところまで引き返すよう

説得すればいいのに。



谷原も浅見も、何故そこまで村井に気を遣う?

友達というより、家来みたい。



深瀬は広沢を心配するが

結局珈琲を渡すことしか出来なかった。



人のいい広沢は一人で迎えに行くが

そのまま行方がわからなくなってしまう。



村井から連絡を受けて

谷原と浅見が探しに出るが…

カーブのガードレールに事故の跡があり

崖下で何かが燃えているのを発見。



半年後、遺体となって発見された広沢。



そこまで話を聞いた美穂子は

「それは事故って言わないんじゃないかな」と。



そう、飲酒運転の強要だよね。

人命に関わるかもしれないわけで、

「人殺し」と言われても仕方ないのでは…




「友達がお酒飲んでいたことも

運転に慣れていないことも

雪道だってことも分かってる上で

送り出したんだよね?」


「だけど人殺し呼ばわりされることじゃない。」


飲酒したことを言わなかったと聞いて


「隠し事があるのが

罪のある証拠なんじゃないかな。

深瀬くんが何も悪くないとは思えない。」

と出て行ってしまう。




広沢の両親に最初に土下座をして

謝ったのは谷原。

谷原も浅見もすごく泣いていた。




「由樹は最後の一日楽しく過ごせましたか?

何かうまいものでも食うたんならいいんだが…」

という広沢の父(志賀廣太郎)の問いかけに

泣きながら深瀬が

こと細かく報告するシーンは

胸が痛んだ。



飲酒運転のことは皆口を噤んだ。

示し合わせたわけではなく

怖くて言い出せなかったと

深瀬は思っている。




そして次は浅見の車に

「浅見康介は人殺し」という張り紙が…



あれ以来お酒はやめたという浅見。

飲酒疑惑を認めず、嘘をつく生徒に

「罪はごまかしても罪なんだよ。

今ちゃんと言わないと絶対後悔するぞ。」


3人の中で一番後悔している様子。




深瀬は美穂子に会いに行くが

「わからない。ごめなさい。」

と取り付く島がない。



もしかして彼女は広沢の関係者?

と疑ったが

深瀬の部屋に張り紙をした男に

襲われたので、違う?



美穂子を追いかける男の姿を見て

助けに入る深瀬。

男の顔が全く見えないのが残念 (>_<)


飲酒のことを隠そうとしたわけではなく

何となくみんな言い出せなかったと話す深瀬に

「深瀬くんだけ知らないことがあるんじゃない?」

と美穂子。

結局、元の関係には戻れない二人…




商社マンの谷原は

本社から物流サービスに左遷していたが


妻にも友達にも言えずにいた。




そして村井は女性議員と不倫。

ジャーナリストの小笠原(武田鉄矢)は

二人の浮気現場の写真を見せに来る。



10年前の事故を事件だと騒いだことで

刑事から運転免許センターへ異動させられ

人生が変わったことを告げる。



県議会員の父親が圧力をかけたのだろう。

あの一件を事故に見せかけることで

得をした人間が誰なのか

それを知りたいと言う小笠原。


元大臣の娘と結婚した

村井の家庭は荒んでいた。

議員活動で街の清掃はするのに

家はまるでゴミ屋敷…




今度は車に乗り込んできた小笠原に

「俺たちを脅迫しているのは

あなたですか?」と尋ねる深瀬。



「あんなことする奴だと思うかい?」


「広沢から送られてきたんじゃないかと

思いました。

広沢が俺たちを責めてると…」



今でも自分を責めているということは

10年前のあの時、何かがあったということ。


状況は不自然なのに

捜査は途中で打ち切りになった。


それは、どうしてもあれを

事故で片付けたいと

思った奴がいるということ。


「事故に見せかけた殺人事件の可能性がある」

と断言する小笠原。




隠すことは裏切ること、

ようやく10年間親友を裏切ってきたことに

気づいた深瀬。


更に浅見だけでなく

谷原や村井にも同じ怪文書が送られてくる。




「白夜行」で、武田鉄矢は

最初の嘘を見抜けなかったことを

後悔しながら、罪を重ねていく二人を

追いかける刑事を演じた。



「麒麟の翼」では、教師が生徒の過ちを

彼らの将来を考え、隠蔽した為に

更に悲劇が起きてしまう…



犯した罪は償わないと。

浅見の言葉が胸に刺さる。

罪は罪。

ごまかすと一生後悔する。



自分が深瀬の立場だったら

どうしただろう?

止めても、大丈夫と聞かない親友…



検問に引っ掛かったら

内定も無くなる…

もっと強く引き止めたら良かったのか…



とうとう次回

犠牲者が出てしまうようだ。



広沢は殺されたのか?

脅迫者は誰なのか?

原作を読みたい気持ちを抑え

推理を楽しもう♪


リバース 金曜22時 TBS



2017年4月26日水曜日

「母になる」第2話の感想:愛しいわが子と再び暮らせる!育てた母が送った衝撃の手紙

育ての母の手紙が酷過ぎる…



3歳の時に誘拐された息子・広と

9年ぶりに再会する結衣(沢尻エリカ)。

でも息子には9年間母と慕った女性、

麻子(小池栄子)がいた…



「家族になる」「母になる」とは

どんなことなのかを問う

水橋文美江が贈るヒューマンストーリー。




「息子がいなくなりました。

3歳の春でした。

時が止まるということが

どんなことか知りました。



何を食べても美味しくなく
 
いつまでたっても眠りが浅く

誰かと心を通わせることも出来なくなって



それでも信じていました。

いつか会える。

いつか必ずあなたに会えると。」




9年ぶりに再会した結衣と広(道枝駿佑)。

広の態度が不自然に明るく

すぐに母として受け入れたことに

違和感を感じたが…

育ての母・麻子からの手紙で納得。




児童福祉司の木野(中島裕翔)は

父親である柏崎陽一(藤木直人)や

祖母・里恵(風吹ジュン)のところへ赴くが

琴音(高橋メアリージュン)や

西原教授(浅野和之)から追い返されてしまう。



何故ちゃんと話を聞かないのか

バカなの?と思ってしまったが

西原の言葉で、占い師や新興宗教など

散々騙されてきたことがわかり

胸が痛くなった…(-_-;)




莉沙子(板谷由夏)とは

今でも時々食事をする結衣だったが

広と再会したことは、まだ言えずにいた。




木野は諦めずに陽一を待ち伏せ、

広が見つかったことを告げる。

DNA鑑定の結果からも、間違いないと。



2年前に施設に預けられたが

それ以前の7年間は現在、調査中。

調べてみようと思ったきっかけは

ある手紙だと陽一に話す。




その夜、結衣のアパートへ

広が泊まりに来る。

「お母さん」と何度も呼ぶ広。



陽一から電話が入り

翌日、施設で会うことにする二人。



結衣が出したものを

「こんなに美味しいもの

初めて食べた!」

とハイテンションなリアクション。




そして、欲しがっていたゲームを

買ってあげると言う結衣に


「そっか、お母さんって

こんな感じなんだ。


子どもの欲しい物

何でもすぐに買ってくれる…


いいよな~お母さんって。」




もうすぐ4歳になる時に

広が居なくなったこと。

4歳の誕生日に欲しがっていた

プレゼントを渡せなかったこと。



何でもすぐに買ってあげるわけじゃなく

誕生日やクリスマスなど特別な日に

欲しい物を買ってあげていたこと…



「だからゲームも誕生日プレゼントにします。

もうすぐだから待てるよね?」


「俺の誕生日って…

あ、そっか。わかりました。」



やっぱりどこか不自然な広。

麻子が決めた誕生日が別にあるのだろう…



9年ぶりの親子3人の再会。



「手紙を見せてくれないか。」と陽一。

一瞬戸惑うが、いずれわかることだからと

手紙を差し出す…



「とにかく、まだまだ子どもと

受け止めてもらって

その上でこれを読んで頂ければ…」

木野の前置きが、心をざわつかせる。



「コウへ」と書かれた封筒。



施設に来る前、門倉麻子という人と

暮らしていたが

彼女がどんな人で、どこにいるかは

まだ調査中で…と慎重に話す木野。



どういう経緯で一緒に暮らすように

なったかも、未だわかっていない。



何らかの事情で

一緒に暮らせなくなった麻子が

急いで書いた手紙…



繰り返し読んで下さいと

前置きした後…


「一つ、ママはママじゃなくなる時がきます。

あなたの前にいつか、新しいお母さんと

名乗る人が現れます。


一つ、その時はちゃんとご挨拶するのよ。

お母さん、会いたかったって。


出来たら涙ぐんだりするのも

いいかもしれない。」



広の不自然なリアクションは

手紙に書かれていたことを

忠実に守ったからだった (゚o゚;;



「一つ、一緒に暮らそうと

言ってくるかもしれない。


その時は、逆らったりすると

困ったことになると思うの。


だから黙って頷いておけば

いいと思います。


あなたの前に現れた新しいお母さんは

あなたをどう扱っていいか

わからないはずです。


とと坂のことも

ママとコウと二人で暮らした

西陽のあたる傾いたアパートのことも


そんなことも何も知らない人です。


コウが何が好きで

どんなことに興味があって

どんな風に大きくなったか



目の前に現れたその人は

何も知らない。


何も知らないおばさんが

いきなり現れて

お母さんだと言うの。


怖いね。

とても怖いことだと思うの。


でも笑ってあげなさい。

優しくしてあげなさい。



ママとコウだけの秘密、いっぱいあるよね。

忘れないでね。


いい子にして待っていて下さい。


コウが会いたいと願えば

ママは会いに行きます。


コウが望めば

ママが迎えに行きます。


だから、どうか忘れないで。

ママはいつだって

コウの傍にいます。


コウの心の中で生きています。


コウ、大好き。

大切な愛しいわが子。


あなたのママ、麻子より。」




酷過ぎる…

捨てたわけじゃないのに。

誘拐されて、突然目の前から

消えてしまった愛しいわが子。



麻子も、離れなければいけなくなった時に

母親として気持ちがわかったはず。



同じ母親として

どうしてこんな手紙を書けるのだろう?



こんな、自分からしかモノを見れない人に

育てられて大丈夫だったのか?



泣きながら手紙を読む結衣…

どんなに悲しく、悔しかったか。



「笑って吹き飛ばしましょうよ。

見つかったんだもの。

生きてたんだもの。


知らないおばさんでもいい。

お母さんって嘘で言われてもいい。


あの子と暮らします。


何も知らないかもしれないけど

たった一つだけ

大事なこと知ってる。


あの子の誕生日。

私は知ってる。


私が生んだから。

あの子を生んだのは私だから。」


母は強し!




琴音は里恵から頼まれて

廃人のようになった陽一の

世話をしていただけだった。



何故、二人が離婚したのかは

まだわからないが…。



「僕も一緒に。」

再び一緒に暮らすことを決めた二人。




そして、公衆電話から麻子に電話する広。

もう自由に動ける身なのか!



敵は手強い。

夫婦で立ち向かわないと!



9年という月日を

どうやって埋めていくのか。

本当の家族に戻ることが出来るのか。

しっかり見守っていきたいと思う。



廃人のようになった陽一を

演じる藤木直人の役者魂が凄い!

すごく痩せてやつれてしまって

別人のよう…



本気が伝わるドラマだからこそ

こっちもしっかり見なくては (*^^)v


母になる 水曜22時 日本テレビ





2017年4月25日火曜日

「あなたのことはそれほど」第1話の感想:優しすぎる夫×忘れられない運命の人

東出昌大に「冬彦さん」の予感?



“二番目に好きな人”と結婚した女性が

ずっと思い続けていた初恋の相手と偶然再会し

封印していた恋が目覚めてしまう…



原作は、いくえみ綾の同名コミック。

大人のいびつな四角関係を描く

ラブストーリー。



眼科クリニックで働く三好美都(波留)は

婚活や合コンではなく

自然に出会う「運命の人」を求めていた。




患者としてクリニックにやって来た

渡辺涼太(東出昌大)は

忘れ物を届けに追いかけてきた

美都に好意を抱き、デートに誘う。



「ときめかないが、嫌いじゃない。」

というのが美都の感想。

趣味が料理だという涼太は

手料理をご馳走してくれる。



小学校からの親友、香子(大政絢)も

今までのタイプとは違うが

いい人だし、安心だと応援する。



美都は、中学時代の初恋の相手

有島光軌(鈴木伸之)を忘れられず

似た人ばかりとつき合ってきたのだった。




4か月後、プロポーズされるが

やはりときめかない (^_^;)



占い師に相談にいくと

「二番目に好きな人と結婚すると

幸せになれる。」

中学の時にも同じことを言わた美都。



そして二人は結婚…



シングルマザーで、スナックを営む

母・悦子(麻生祐未)が贈った言葉

「子育てで一番大事なことは

結婚相手を選ぶ目を持たせること。」

深い~





10ヶ月後…

「有島くん…」という寝言を

聞いてしまった涼太は

美都のスマホを盗み見する。



内に秘めた狂気が垣間見える

涼太の表情と行動が不気味…



「結婚して良かった?」「幸せ?」

と連発したり

何度もメッセージを送ってくる。

かなりウザい (-_-メ)




そんな時に偶然、有島と再会!

指輪をしていないことを

すかさずチェックする。

その夜、誘われるままホテルへ…




何かあまりにも短絡的というか

いくら忘れられない相手だとしても

あり得なくない?



しかも光軌の妻、麗華(仲里依紗)は

妊娠していた…

光軌、最低 (-_-メ)




冒頭で、花嫁を奪いに来た男と

一緒に逃げる花嫁のシーンがあったのだが…


ドレスが引っ掛かったのを

手助けする美都。


花嫁を追いかけようとして転ぶ花婿を助け

「あなたは何も悪くありません。」

と励ます涼太。


街でその花嫁と男を見かけ

「頑張って!」と声をかける光軌。


今日まで決断出来なかったダメ男だと

評する麗華。


振り返ると4人の考え方を現していた。



後日偶然再会した花嫁に

結局うまくいかず別れたと

聞かされる美都。


これも彼らのラストを

示唆してるのだろうか?



涼太が壊れていく様が

話題を呼びそうな予感がする (^◇^;)


あなたのことはそれほど 火曜22時 TBS




2017年4月23日日曜日

「貴族探偵」第1話の感想:推理は雑事!破天荒なニューヒーロー登場!誰よりも優雅に悪を裁く!

亡霊と暮らす二流女探偵など…謎だらけのドラマ♪



“主人公が推理をせずに謎を解く”

前代未聞のミステリードラマ。


原作は麻耶雄嵩、脚本は「僕のヤバイ妻」

「ようこそ、わが家へ」の黒岩勉。



相葉雅紀演じる主人公は

年齢、家族、学歴、住所、本名、すべて不明。

自分のことを貴族と名乗り

探偵を趣味?にしている青年。

しかし、捜査や推理をするのは彼の召使たち…




女探偵・高徳愛香(武井咲)は

大口クライアントの玉村家の令嬢

依子(木南晴夏)から招待された

別荘で殺人事件に遭遇。



そこへ現れた「貴族探偵」と

名乗る謎の男。



実は愛香に探偵のいろはを教えた師匠

喜多見切子(井川遥)は

彼との推理対決に負けた後

謎の死を遂げたのだった。



事件の捜査を担当する

神奈川県警の鼻形刑事(生瀬勝久)は

貴族探偵の協力を拒否するが

上からの指示で渋々承諾 (^_^;)


しかも、出会ったことで

人生が一転していくらしい…



しかし、実際捜査をするのは

何故か貴族探偵の召使たち (^◇^;)



捜査をして情報を集める

執事の山本(松重豊)


情報を整理してまとめる

メイドの田中(中山美穂)


高い戦闘力をもつ

運転手の佐藤(滝藤賢一)


当の本人は女性たちと

遊んでばかり…




鼻形は推理が雑だし

今の情報についていけず

昭和ギャグ炸裂 (^_^;)



冷静に突っ込んだり、スル―したり

ゆとり世代の部下・常見(岡山天音)の

リアクションもナイス♪



意味のない会話やギャグ、

嫌いではないので

かなり笑わせてもらいました (^^♪



結局、解決したのは貴族探偵。

重要な証拠にいきつくのは

偶然なのか、彼の天性なのか…



推理ドラマとしても楽しめたが

Shiriをもじった『ギリ』として

仲間由紀恵が出演。



音声アシストサービスなので

顔も出なければ

声も言われなければ、わからない。



そして、愛香の部屋で

同居していると思われた切子は

既に亡くなっている訳で…



愛香にはその姿が

見えたり見えなかったり…



しかも、亡霊?が消えた先に

何故か貴族探偵の姿が…(゚o゚;;

愛香の部屋に居るってこと?



相葉君の『貴族』には

申し訳ないけど

織田裕二と同じく、違和感があるし…

(大野くんか櫻井くんの方が合っている?)

謎だらけだけど、ギャグが私世代には面白い。



「このドラマはフィクションです。

ありえないことがいっぱいの

ファンタジードラマですので、

適度にツッコミながらお楽しみください。」


と最後にテロップが出たので、

深く考えず、楽しもうと思います♪


貴族探偵 月曜21時 フジテレビ


気分を害した時の表情が可愛い♪

「小さな巨人」第1話の感想:新警察ヒーロー誕生 敵は味方のフリをする 裏切り上司を倒せ!!

組織の中でもがき奮闘する男たちの姿を描く、骨太ドラマ!



警視庁本庁vs所轄という

男たちの戦いを描いたエンターテインメント。


警視庁捜査一課で課長を目指す

エリート刑事・香坂(長谷川博己)は

たったひとつのミスで上司の裏切りに遭い

所轄へ左遷されてしまう…


「誰が味方で、誰が悪なのか?」


脚本は「半沢直樹」「流星ワゴン」「下町ロケット」の

八津弘幸と「無痛」「TAKE5」の丑尾健太郎。



東京にある102の所轄の頂点に立ち

殺人など凶悪犯罪を扱う捜査一課には

刑事の中でも精鋭達が集う。



その先頭に立ち、組織を率いるのが

トップ・オブ・トップ=捜査一課長。

警視庁4万人の現場警察官の頂点に立ち

捜査に関する全権力を掌握する最高指揮官である。




ノンキャリアの中では

警視庁史上、最年少で警部に昇進。

20件以上の警視総監賞を受賞した

捜査一課係長・香坂真一郎は

父の夢でもあった捜査一課長を目指している。




殺人犯の逮捕の際に出会った

芝警察署の渡部刑事(安田顕)は

自殺で処理された事件を

上の指示を無視して勝手に追っていた。



「臭ったんだよ。」と言う渡部に

「そんな感覚的なことを

捜査に持ち込まないで下さい。

捜査は理論です。」と言い放つ香坂。



渡部の相棒の若手刑事・中村(竜星涼)以外

「明日やれることは明日やる。

それが公務員というものだ。」と

定時に帰るやる気のない連中ばかり。




そんな芝警察署・署長で前捜査一課長の

三笠(春風亭昇太)は彼に目をかけ

捜査一課に引き上げてくれた恩人。



警務畑(管理部門)出身の三笠は

現場畑から異例の一課長に昇進した

小野田(香川照之)を

高卒上がりの叩き上げとバカにしていた。



料亭で三笠と会食中のところへ

突然入って来た小野田は

挨拶と称し、二人に酌をする…



将来を有望視される者が抜擢される

一課長の運転担当・山田春彦(岡田将生)が

香坂の居場所を教えたのだった。



優秀な部下の香坂を評価しているが

捜査理論の違いから腹の底では

いがみ合っている前一課長と現一課長。

狸の化かし合いのような表情が怖い…



上司だった父親が、小野田を引き上げ

今度はその息子が部下として支えている。



「気をつけろ、香坂。

敵は味方のふりをするからな。」

三笠の忠告の意味を

後に痛感することになろうとは…



「人のことをよーく観てると

匂いまで見えてくるようになるんだ。

勘というやつだ。

だからお父さんは

悪い奴を沢山捕まえられるんだよ。」

父の言葉が蘇える。



三笠を見送った直後、料亭の前で

渡部が追っていた男・中田隆一(加藤晴彦)を

見かけた香坂は、飲酒運転の疑いで取り調べるが

香坂の手を振り払った際に、隆一は持っていた

キーで自分の車に傷を付けてしまう。



翌朝、大手ニュースサイト・ゴーンバンクに

「宴会帰りの刑事、行き過ぎた捜査で車を破損」

という記事が掲載 (@_@。



監察官に呼び出され、日本酒を口にしたか

問いただされるが、黙秘を続ける香坂。

しかし、小野田が証言した為に

警察の名誉を傷つけたとして

芝署の刑事課課長代理へ降格。



優秀な部下を守ることも出来たのに

切り捨てた小野田。

それは嫉妬心からだろうか?




芝署管轄内で、経済界のトップに立つIT企業

ゴーンバンク社の社長・中田和正(桂文枝)の

誘拐事件が発生し、捜査本部が立てられる。



誘拐犯は、息子の中田隆一に身代金の

受け渡しを要求してくるが

本部は、隆一を犯人と疑っていた。



隆一を張り込んでいた渡部の証言から

香坂は、彼が犯人でないことを報告。

しかし「所轄は後方支援。

捜査は本部に任せておけばいい。」

と釘を刺され…(-_-;)



諦めず渡部と共に捜査を始め

犯人を突き止めるが

小野田の命令で張り付いていた

山田に出し抜かれてしまう (-_-メ)




犯人は、自殺で処理された

隆一の元恋人・風見京子の父親。



身代金とは別に

新システムの完成に基づいた

新規事業発表イベントの中止を

求めていた。



京子のUSBには、その新システムと

同じデータが保存されていた為

娘が恋人に利用され

データを盗まれたと考えたから。


その為に風見の会社は負債を抱え

倒産までしていたのだ。




小野田から呼び出され

ただの身代金目当ての誘拐事件で

終わらせるから

これ以上の介入は許さないと言われ



不正を隠ぺいするのかと

食い下がるが



「今回の件でお前を

手放したことを後悔している。



一課に呼び戻す為に

名前さえ書けば合格させるから

明日の管理職昇任試験を受けなさい。」

… (-。-;




そして、風見に自首をさせたいから

交渉役をさせて欲しいと申し出る渡部に

「ここから先は本部に任せましょう。」

と態度を一変させる香坂 (-_-;)



「やっぱりあんたは

向こうの人間だったってことか。


だったら、我々警察官は

何を守っているって言うんだ!?」



渡部だけでなく、私もガッカリ…





翌朝、試験会場に向かうが

場所が特定されたから

自分も現場へ向かうと

渡部から連絡が入る。



「認めるわけにはいかない。

待機と指示したはずだ。」

と一度は電話を切るが…



芝署に向かい、渡部を止める。

現場は捜査員が取り囲んでいて

行っても無駄だから

SNSで説得するように依頼 (^^)v


そして、本部へ向かう香坂。



犯人を説得するのが

ベストな方法だから

突入はしないで欲しいと

土下座までして小野田に頼むが…



風見から「わかった、自首する」と

電話を受けた途端に突入 (゚o゚;;

そして風見は毒を飲み、意識不明に。




結局昇任試験に行っていたとしても

合格しなかったことを悟る香坂。



「あなたに従うことで

組織で生きることが出来たとしても

警察官としての自分は

死ぬことになります。

それは絶対に出来ません。



所轄刑事として

捜査一課のあなたと闘ってみせる!」


宣戦布告する香坂。



「今回の誘拐事件には、まだ裏がある。」


捜査は理論だと馬鹿にしていたが

刑事としての勘を頼りに

足で捜査をする渡部を見て

父親の姿を思い出したのだろう。




銀行から警察に舞台を移して

己の正義を守る為に闘う

男たちの熱いドラマが始まる…


小さな巨人 日曜21時 TBS



2017年4月20日木曜日

「ボク、運命の人です。」第1話の感想:壁越しの運命。見知らぬ二人、奇跡の 恋開幕

山Pと亀梨の久々の共演が嬉しい♪


女運の悪い会社員・正木誠(亀梨和也)。

ある日、彼の前に「神」と名乗る

謎の男(山下智久)が現れ

「本当の運命の人」と結ばれないと

地球が滅亡すると告げる…



「世界一難しい恋」「プロポーズ大作戦」の

脚本家・金子茂樹が贈るラブ・コメディ。




誠が付き合う女性たちは

何故か大きな難があり

付き合って半年で30キロ太ったり

会う度に財布からお金を抜き取ったり。



最後は二人とも音信不通になり

結局フラれてしまったという過去が…

更に現在つき合っている女性は

詐欺・恐喝で逮捕されてしまう (>_<)



ある日、帰宅すると部屋に見知らぬ男が…

『神』と名乗る男は、女運が悪いのは

出会うべき運命の人がちゃんといるからだと言う。



運命の人とは、湖月晴子(木村文乃)。

年内には結婚して、来年には子どもを産まないと

地球が大変なことになるそうだ。



その子どもは、30年後に地球に接近する隕石の

軌道をずらし、地球を救う救世主になるとか (゚o゚;;




しかも晴子は、壁を挟んだ隣の会社に

居るという。

二人が出会う為に、誠は転属されてきたと。



翌日、隣の会社に営業をかけに行くと

『神』の言う通り、そこには晴子の姿が!

帰宅すると又『神』が居て

二人の出会いは5歳の夏だと教えられる。

その後も何度もすれ違っている二人…



とうとう晴子に

「あなたは僕の運命の人らしいんです。」

と告げ、そして『神』から聞いた話を始める。

あーあ (-。-;



超現実的な晴子は取り合わず

警備員を呼ぶ始末。

当前だよね…



その後も偶然出会ってしまう二人。

受験の時に借りた鉛筆を返し、

5歳の時の写真を見せ、

今までの恋愛が上手くいかなかったのは

運命の相手ではなかったからだと話すが…



「気持ち悪いです。

二度と話しかけてこないで下さい。」

と又しても激しく拒否されてしまう。




実は晴子も同じように上手くいかず

「運命の人と出会って結婚できますように」

と密かに願っていたのだった。




又してもコンサート会場で

偶然会ってしまい

高校時代のことを思い出す誠。



野球部最後の試合で負けてしまった時

「よく頑張った、お疲れ様!」と

声をかけてくれたことを。



次回はライバル登場。

晴子の同級生で、誠が負けた相手。

定岡(満島真之介)との再会に

晴子の心は動く…?




あり得ないストーリーだけど

実は気づかないだけで

こんなこと、あるのかも? (^◇^;)



やはり土曜の日テレは

軽い気持ちで観れて、笑えるドラマがいい♪


ボク、運命の人です。 土曜22時 日本テレビ


「リバース」第1話の感想:親友の死に隠された秘密…復讐は10年後に始まった

あの感動が再び!良質なサスペンス♪


読むと嫌な気分になる“イヤミスの女王”

湊かなえ原作。

若者の友情や葛藤を描いた

ヒューマンミステリー。



「Nのために」「砂の塔」の制作スタッフが

原作の結末後の世界も

オリジナルストーリーで描いてくれる

というから楽しみ♪




有名大学を卒業しながらも

事務機器メーカーで働く

冴えない主人公・深瀬和久(藤原竜也)。

彼の特技は美味しい珈琲を淹れること。




ある日、行きつけの珈琲店で

越智美穂子(戸田恵梨香)と出会い

店のママ・恭子(YOU)の計らいで

どんどん距離を縮めていくのだった…




そんな時、和久が帰宅すると

ドアには「人殺し」という張り紙が!

そして去って行く不審な人影。

10年前の事件が蘇える…



「俺にはうやむやにして

葬り去った罪が

たった一つだけど、ある。


新しい人生を始めようとしても

何度もそこへ引き戻される

決定的な一日が…」



それは10年前、ゼミ仲間で行った

スノボ旅行中に起きた

親友・広沢由樹(小池徹平)の事故死。



和久は、他のメンバーにも尋ねてみようと

欠席するつもりだった恩師の退官祝賀会へ向かう。



メンバーとは、事務用品を注文してくれ、

今も付き合いのある

高校教師の浅見康介(玉森裕太)。



県議会議員秘書の村井隆明(三浦貴大)、

村井の妹・明日香(門脇麦)の夫で

大手商社マンの谷原康生(市原隼人)。

二人とは8年ぶりの再会だった。



会場には広沢の母・昌子(片平なぎさ)も

訪れていた。

懐かしそうに声をかけて来た昌子に

気まずさを覚える村井達…



そして10年前の事件のことを

再び嗅ぎ回り、村井達に付き纏う

ジャーナリストの小笠原(武田鉄矢)。



彼らは覚えていないようだが

10年前の事件の捜査を担当した刑事で、

まずは村井の身辺を探り始める…



誰が昔のことを話したか

気にする村井は、谷原に

「あの件で俺にも

話してないことがあるんじゃないか?」

と問う…3人とも限りなく怪しい。




次に小笠原は、事件の後

見ていて気の毒になるくらい

心の底から自分を責めていた和久に近づき


口止めされていることを

思い出して話して欲しいと言うが

逃げられてしまう (-_-;)




同じ頃、正式に付き合うことになった

美穂子の元へ「深瀬和久は人殺し」

という差出人不明の手紙が届く。




事件について話し出す和久…

「大学4年の時に広沢っていう友達が

行方不明になった。

広沢は俺たちのせいで死んだんだ。」



和久と広沢は親友で

他の3人は和久の名前も把握していない

ゼミ仲間。



そんな彼らから、卒業旅行で

スノボに行こうと誘われる。

まだ内定をもらっていない二人だったが

広沢は乗り気で、渋々付き合うことにする和久…



当日、事故を起こした村井は

後から合流することになり、

村井の親の車を借りて、

浅見と広沢が交代で運転。



ランチも一人だけ別の店に入る

自由な広沢。



広沢が村井の妹の明日香と

よく一緒にいると聞いて

彼女のことを好きな谷原は面白くない。



そして、彼らが泊まった村井の別荘近辺では

窃盗事件が頻発していた…



「広沢由樹、彼は俺にとって

たった一人の親友だった。

あの時、引き止めていれば

彼は命を落とさずに済んだ。」




10年前の記憶を辿る和久…

だが、自分の記憶が正しいかどうか

自信がない。



何故、広沢は死んだのか?

告発文を送ってきたのは誰か?



どんな秘密が隠されているのか

とにかく続きが気になる (≧∇≦)


リバース 金曜22時 TBS


2017年4月18日火曜日

「母になる」第1話の感想:わが子が誘拐…涙の再会で始まる親子の愛しい絆

今後の展開が興味深いドラマ!


3歳の時に誘拐された息子・広と

9年ぶりに再会する結衣(沢尻エリカ)。

でも息子には9年間母と慕った女性、

麻子(小池栄子)がいた…



空白の9年を埋められるのか?

一度壊れた家族をもう一度

取り戻せるのか?


「家族になる」「母になる」とは

どんなことなのかを問う

水橋文美江が贈るヒューマンストーリー。




通勤バスの中で出会った書店員の結衣と

大学講師の柏崎陽一(藤木直人)。

話しかけるのに半年

名前を知るのに更に半年

ゆっくりと距離を縮めていく…



そして子どもが出来たことで

結婚を決める二人♪

陽一の母・里恵(風吹ジュン)も

結衣を温かく迎え入れてくれる。



同じ頃、陽一の上司の西原教授(浅野和之)も

ヘアメイクの莉沙子(板谷由夏)と

出来ちゃった結婚 (^◇^;)



結婚式直前の莉沙子の

言葉が印象的だった。


「この子が出来てから

私の世界はどんどん狭くなっていく…

楽しそうに笑っているみんなとは

違う場所に来たな~って。

もう戻れないのかな。」


「私が莉沙子さんと同じ場所に居ますよ。」


ママ友として友情を育んでいく

結衣と莉沙子。

お互いに心強い存在だったと思う。




幼稚園のお迎えで

一瞬目を離した隙に行方不明になった広。

犯人は陽一のゼミの生徒。



就活が上手くいかず

「自分を理解してくれるのは先生だけだから

先生の研究室へ置いてもらえないか」

と頼みに来るが


急いでいた陽一は「今度ゆっくり」と

その場を切り上げてしまったのだ (-_-;)



そして広の居場所を伝えないまま

飛び降り自殺をしてしまう。

その後、川で広の服や靴が見つかるが…



教え子が犯人だったことで

マスコミに追われる陽一。

「先生の指導法に問題があったのでは?」

とか、酷過ぎる (-_-メ)



結衣は結衣で

北海道で開かれる同窓会に

広を預けて参加した時に



「楽しい」と感じたことや

「子どもの居ない人生もいいかも」

「生むのが早過ぎたかも」って

思ったことで自分を責めていた。



自分が一瞬でもそんな風に考えたから

罰があたったんだと思う気持ち

よくわかる…(;;)



泣きながら訴える結衣を

後ろから抱きしめる

陽一が優しい。



そして孫を失くしたことで

壊れていく里恵…(-。-;





ある日、一人暮らしをしている

地味な女性(小池栄子)が

アパートの隣の部屋で

一人きりで泣いている子どもを

見つける…



その後、港町で別人のように

生き生きした女性を

「ママ」と呼ぶ広。



そして9年後。

ラーメン店で働く結衣。

汚いアパートで

何故か独り暮らしをしている。



陽一は以前のマンションで

実家が営む柏崎オートの従業員

琴音(高橋メアリージュン)と

暮らしていた。



そして児童養護施設では

広と思われる少年が発見され

児童福祉司の木野(中島裕翔)から

連絡を受けた結衣は13歳になった

広(道枝駿佑)と再会する。




お互いに相手のことが

わからないようだが

広の言葉で確信したのだろうか

抱き合う二人…




でも、何故、養護施設に居たのか?

広を育てていたと思われる

女性は何処へ行ったのか?

陽一と何故一緒に居ないのか?



2話で空白の9年間に

何があったのかわかるだろう。



ただ3歳の時の記憶なんて

殆どないに等しいので

思春期真っただ中の男子が

知らない「おばさん」と

親子になっていけるのだろうか…


とても興味深いドラマになりそう。


母になる 水曜22時 日本テレビ


2017年4月15日土曜日

「CRISIS」「人は見た目が100%」第1話の感想

CRISIS、アクション好きにはたまりません!


リアルタイムで観ることが

殆ど無理な環境にあるので

録画視聴しました。



まず「CRISIS」

のっけから派手なアクションシーンで

「SP」ファンにはたまらない!



警察庁警備局長・鍛冶(長塚京三)が

政治的事件を特命で捜査する為に

作った秘密部隊・公安機動捜査隊特捜班の

活躍を描くアクションドラマ。



元自衛隊員の稲見(小栗旬)と

元公安の田丸(西島秀俊)は

運動神経抜群で、とにかく強い。



班長の吉永(田中哲司)は取り調べのプロ。

元機動隊爆発物処理班だった

樫井(野間口徹)は爆発物に強く

紅一点の玲(新木優子)は

サイバー情報分析のスペシャリスト。




警視庁公安総務課長・青沼(飯田基佑)は

彼らの規格外れのやり方を心配するが


「今はもう、政治とテロの真っただ中にいる。

今までの公安の常識では計れない

規格外の事件が頻発するだろう。


その対応にあたっている連中が

規格から外れてなくて、どうする?」と鍛冶。



特捜班の面々はいずれも

何か傷を抱えているようで

彼らに何があったのだろうか…




「ウソをつき、私腹を肥やす

政治家や官僚に、我々は闘いを挑む。」

という『平成維新軍』を名乗るテロリスト集団の

今回のターゲットは、外務大臣の息子。



親の権力に守られて、数々の酷い犯罪を犯しながら

罪を免れてきたバカ息子。



「SP」の時にも感じたのだが

こんな奴でも守らなければいけないって

やり切れないだろうな…



彼らの見事な連携プレーで

バカ息子は無事に救われたが

全く反省していないところが憎たらしい (-_-メ)



このどうしようもないバカ息子を救う為に

命を落としたとしたら

その方が社会的な損失は大きいだろうに…





この第1話は、毎年4月にカンヌで開催される

世界最大級の国際映像コンテンツ見本市で上映され

「完成度が高く、アクションがかっこいい」

「今まで観た日本のドラマの中でも

クオリティーが一番高い」

など、海外から好評価を得ている。



TVerで無料で観られるので

見逃した方は是非!




そして残念ながら

「人は見た目が100%」は

とにかく退屈のひと言に尽きてしまう…



私は原作を読んでないが

原作通りに進めて欲しかったという

書き込みを多々目にしました。



まず桐谷美玲はメガネをかけてるだけで

断然可愛いし♪

水川あさみだって、地味なだけで

変わりなく綺麗。



ブルゾンちえみのクレオパトラのようなメイクが

浮いているといえば浮いていて…

とにかくリアリティが無さ過ぎ。



町田啓太と成瀬凌が出演するのが

楽しみだったけど

予告編で見た成瀬凌の髭が…(-。-;

こちらはとりあえず2話を観て決めます。


CRISIS 火曜21時 フジテレビ
人は見た目が100% 木曜22時 フジテレビ

何かこのチーム、可愛い♪


2017年4月11日火曜日

春ドラマ・ジャンル別、私のお勧め&もう一度観たい冬ドラマ

お勧めは「小さな巨人」と「リバース」



冬ドラマも終わり、いよいよ春ドラマがスタート。

「嘘の戦争」「カルテット」「精霊の守り人・シーズン2」は

かなり質の高い作品だったと思います。

是非もう一度観たいので、再放送を希望します♪


「精霊の守り人」はラストシーズンが11月に

放送されるので、今から楽しみ(*^_^*)



「大貧乏」「就活家族」「スーパーサラリーマン左江内氏」

「下剋上受験」も中々でした (^^♪




春と秋は力を入れていると聞いていますが

噂通り豪華なラインアップですね~

今回はジャンル別に紹介します。




■警察エンターテインメント

「CRisiS 公安機動捜査隊特捜班」 
4/11~火曜21時、フジテレビ


「SP」シリーズで有名な直木賞作家

金城一紀が手掛ける本格派アクションドラマ。


各分野のスペシャリスト5人で

構成された秘密部隊が

テロリストや国家を揺るがす

規格外の事件に立ち向かっていく

1話完結ストーリー。

西島秀俊と小栗旬の初共演が話題です。


「SP」のアクションシーンは

かなり高レベルで素晴らしかったので、楽しみ!




「小さな巨人」
4/16~日曜21時、TBS


警視庁本庁VS所轄という

男たちの戦いを描いたエンターテインメント。


警視庁捜査一課で課長を目指していた

エリート刑事・香坂(長谷川博己)は

ひとつのミスで上司の裏切りに遭い

所轄へ左遷されてしまう…


そこで目にしたのは、小さな事件でも

己の正義を信じ事件に挑む同僚たちの姿。

刑事としての使命、本当の正義に悩みつつ

自分の正義を信じ、悪と対峙していく…


「誰が味方で、誰が悪なのか?」


脚本は「半沢直樹」「下町ロケット」の八津弘幸と

「無痛」「TAKE5」の丑尾健太郎。


捜査一課長に香川照之、香坂と同じく一課長を目指す

エリート刑事に岡田将生、所轄の叩き上げ刑事に安田顕、

ヒロイン役を芳根京子が演じます。





■ミステリー

「リバース」
4/14~金曜22時、TBS


読むと嫌な気分になる“イヤミスの女王”

湊かなえ原作、若者の友情や葛藤を描いた

ヒューマンミステリー。


「心の奥底に封印した10年前の過去がリバースする」


主人公・深瀬和久(藤原竜也)の恋人の元へ届いた

差出人不明の「深瀬和久は人殺し」という告発文。

10年前の卒業旅行で事故死した親友の事件が蘇える…


共演は、戸田恵梨香、市原隼人、小池徹平、玉森裕太…

亡くなった親友の母に片平なぎさ、

事件を追うジャーナリストに武田鉄矢など。


事故に隠された罪と真相、告発犯の正体とは?

「Nのために」「砂の塔」の制作スタッフが

原作の結末後の世界も

オリジナルストーリーで描いてくれます♪




「貴族探偵」
4/17~月曜21時、フジテレビ


“主人公が推理をせずに謎を解く”

前代未聞のミステリードラマ。


原作は麻耶雄嵩、脚本は「僕のヤバイ妻」

「ようこそ、わが家へ」の黒岩勉。


相葉雅紀演じる主人公は

年齢、家族、学歴、住所、本名、すべて不明。

自分のことを貴族と名乗り、探偵を趣味にしている青年。

しかし、捜査や推理をするのは彼の召使たち…


召使役は、中山美穂、松重豊、滝藤賢一。

事件現場で度々鉢合わせする新米探偵に武井咲。

彼女の師匠である女探偵に井川遥。刑事役で生瀬勝久。

そして謎の人物として仲間由紀恵と豪華キャスト♪


見たことないほど個性的でインパクトのある登場人物と

事件のトリック、謎解きは常人の想像を超える

本格ミステリーと謳っているので、期待大です!




「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」
4/23~日曜21時、フジテレビ


「三度の飯より骨が好き」と言う美人標本士・櫻子が

法医学・自然人類学の豊富な知識

類まれなる観察眼と洞察力、人並み外れた想像力で

難事件を次々と解決へ導く痛快ミステリー。


原作は電子書籍大賞・ミステリー部門で

優秀賞を受賞した太田紫織の同名Web小説。


櫻子に観月ありさ。

バディ役に藤ヶ谷太輔、刑事役に高嶋政宏

植物オタクの学芸員を上川隆也が演じます。





■ラブストーリー

「人は見た目が100パーセント」
4/13~木曜22時、フジテレビ


原作は現代女性のリアルな心情を描いてきた

大久保ヒロミの同名コミック。


女子力ゼロの理系・研究員の主人公が

会社の合併をきっかけに

「女子」ではなく「女子モドキ」

かもしれないことに気づき


同僚と共に流行のメイク・ファッション・美容など

美の特別研究を始め、奮闘する姿を描く

ラブ・コメディー。


主人公に桐谷美鈴。

同僚役は水川あさみとブルゾンちえみ。

恋のお相手?を

町田啓太と成田凌が演じます♪




「ボク、運命の人です。」
4/15~土曜22時、日本テレビ


女運がなく、何故か付き合う女性たちには

大きな難があり、結局別れを告げられるような

恋愛をしてきた男(亀梨和也)。


ある日、彼の前に「神」と名乗る

謎の男(山下智久)が現れ

「本当の運命の人」だと

ある女性(木村文乃)の写真を見せる…


何故かその言葉を信じ、運命の女性に

フラれてもフラれても、アタックを続ける

アホ?な男のラブ・コメディ。


「世界一難しい恋」「プロポーズ大作戦」の

脚本家・金子茂樹の作品だから

面白いに違いない♪




「あなたのことはそれほど」
4/18~火曜22時、TBS


“二番目に好きな人”と結婚した女性が

ずっと思い続けていた初恋の相手と偶然再会し

封印していた恋が目覚めてしまう…


原作は、いくえみ綾の同名コミック。


偶然の再会に心を揺さぶられる主人公に波留。

不倫を知っても妻を責めず、愛す夫に

東出昌大。

その優しさの中に常軌を逸した狂気的な

愛が潜むというから怖い…


そして、軽い遊びのつもりが

抜けられらなくなる初恋相手に鈴木伸之。

浮気をしている夫を手のひらで転がす

妻に仲里依紗。


大人のいびつな四角関係を描く

ラブストーリー。


「忘れられない人」がいる

すべての大人たちへ問いかける…って

話題になりそうな予感がします。




「フランケンシュタインの恋」
4/23~22時半、日本テレビ


120年前、ある事件をきっかけに

生みだされた不老不死の怪物に綾野剛。


森の奥で、ラジオから流れる「人間の世界」に

憧れ、息を潜めて暮らしてきた怪物。


孤独に生きていた彼が

ある日人間の女性と出会い、恋に堕ちてしまう

歳の差100歳のラブストーリー。


ピュアな心の持ち主で

人間に触れることができない

ある秘密を体に持っているというから

切なさも倍増されそう…


ヒロイン役に二階堂ふみ、

怪物と生活を始める大学院生に柳楽優弥。


脚本を「精霊の守り人」の大森寿美男が

担当するので、楽しみです。





■ヒューマンドラマ

「母になる」
4/12~水曜22時、日本テレビ 


3歳の時に誘拐された息子・広と

9年ぶりに再会した結衣(沢尻エリカ)。


誘拐犯に放置された息子を

母として育ててきた麻子(小池栄子)。


結衣のママ友で

良い母になれないと悩む莉沙子(板谷由夏)。


そんな3人の女性が「母になる」までを描く

「ホタルノヒカリ」シリーズでお馴染みの

水橋文美江オリジナルストーリー。


誘拐事件をきっかけに離婚した

結衣の元・夫に藤木直人。

広の担当福祉士を中島裕翔が演じます。



2017年4月5日水曜日

「お母さん、娘をやめてもいいですか?」の感想

斉藤由貴の異常な母親役がとにかく怖かった!


仲良し親娘の早瀬顕子(斉藤由貴)と美月(波留)。

男性との付き合いに奥手な美月は

ママと一緒にいるのが一番楽で

楽しいと感じていた。



家を建てることになり

担当の松島(柳楽優弥)と出会ったことで

恋人関係になっていく…



友達親娘から自立していく

娘の姿を描いた

井上由美子脚本の「モンスターホームドラマ」



離れていく娘に動揺し

モンスター化していく斉藤由貴の怪演が

背筋をゾッとさせる…



デートの後を尾けたり

勝手に二人が暮らす部屋の合鍵を作り

留守に家事をする顕子。



いくら嫌だということを説明しても

通じない。

「私が悪いの?」って

いい悪いの問題じゃないのに…



見ていて「何でわからないの?」

とイライラした (-_-メ)



顕子は自分の母親とうまくいかず

妥協して結婚した浩司(寺脇康文)には

全く関心がないようで

夫婦仲は冷え切っていた。



「あなたの娘をやめてもいいですか?」

とうとう言い出す美月に


「だったら殺して。

みっちゃんの手で。


みっちゃんに要らないって

言われるくらいなら

死んだ方がいい。」



完全に狂ってる (-_-;)

しかも自殺しようとするなんて!

諦めて顕子の元へ戻る美月…



娘の気持ちなんてまるで無視。

何もなかったかのように、今まで通り

何でも一緒に行動しようとする母。


本当に怖い…



「お母さんの傍に居る限り

君は自分の気持ちを

後回しにするんだよ。」



松島が本当の自分の気持ちに

気づかせてくれて

本気で顕子にぶつかっていく美月。



「私は臆病でずるくて

ママに嫌われたくないから

ママの顔色ばっかり気にして。


ママの気に入ることだけして。

上手くいかないことがあったら

ママのせいにして自分をごまかして。


自分の好きな物もわからなくて

平気で嫌いなスムージー飲んで

ワンピースを着て

にこにこ教壇に立って。


でもそれでいいんだって。

私ってこんなもんだからって…」



「もうやめて!」

思わず手をあげる顕子。

取っ組み合いの喧嘩になるが…



「ママね、そんなにスムージー

好きじゃないの…」



ようやく自分の過ちに

気付いたのだろうか?

最後は、夫に付いて

海外で暮らすことを決める顕子。



「結婚なんて侘しいもの。

所詮、他人だから。

何でも言えて、わかり合えるのは

親子しかない。」


そういう親子ばかりとは限らない。


親子という続柄の上に胡坐をかいて

他人にならしている努力を怠っていないか?



「そんなはずはない。

みっちゃんのことは

ママが全部わかっているから。」


何をもって『わかっている』のか?

顕子が美月の言葉にきちんと

耳を傾けたシーンは一度もなかった。



まあ、母親って多かれ少なかれどこかで

そんな風に思っているところ

あるんじゃないかな?とは思うけど…



ただ顕子の場合、娘を自分と

同一視していることが異常。

ストーカーのような

付き纏いも怖かった。



自分の娘が逃げるのを

執拗に追いかけたり…

とにかく面倒臭い顕子。



今度は夫に対して

ストーカーにならないか

ちょっと心配になった…

お母さん、娘をやめてもいいですか? NHK


申し訳ないけど、ホント勘弁して欲しい…


イイ味出してました♪


顕子が作る人形が部屋にたくさん…恐い (T_T)