2017年1月30日月曜日

「カルテット」第2話の感想:片想いの始まり…明かされる秘密、新たな嘘

全員片想い、切ない…



カラオケBOXで偶然出会った

弦楽奏者の男女4人。

でもそれは偶然ではなく

4つの嘘が隠されていた。



彼らはカルテットを組み

ひと冬を軽井沢で過ごすことに…。

「Mother」「最高の離婚」の

坂元裕二が贈る大人のラブサスペンス。




カルテットのヴァイオリン奏者

巻真紀(松たか子)の見張り役を

真紀の姑・鏡子(もたいまさこ)から依頼された

チェリストのすずめ(満島ひかり)。




すずめからの報告を受けた鏡子は

別府(松田龍平)を夫殺しの共犯者と疑い

「かけがえのない友達になって

最後の最後で裏切ってくれればいい。」

と依頼…ホント恐い (>_<)




別府はカラオケに行ったり

泊めてもらったりする飲み仲間で同僚の

九條(菊池亜希子)から結婚の報告を受け

式でカルテットで演奏をして欲しいと

依頼されるが…




このドラマ、とにかく4人の会話が面白い。

例えば『行間案件』

言葉と気持ちは違う。

確かに!




別府が九条から言われた

「私、多分結婚する」は

実は「私の結婚止めて」だと

家森(高橋一生)達は言う (^_^;)




これ、女心としてすっごくわかる!

坂元さん、凄い!




すずめは別府に

「真紀さんのこと、好きですよね~?」

それに対して質問で返した別府。




「質問に質問で返す時は

正解らしいですよ」



そレに対して

「すずめちゃんだって

家森さんのこと好きでしょ?」


「何でですか?」


「ほら、急に聞かれたらびっくりするでしょ?」




そこですずめは

「絶対に言わないで下さいね、

家森さんのこと好きです。

片想いですけど。」




お互いの片想いのことは

二人の秘密にすると言うすずめに

真紀を好きなことを認めてしまう別府。




すずめが好きなのは別府なのに…



真紀と二人きりになった時に

出会いについて話し始める別府。



初めて真紀と会ったのは

大学生の時で

その後も偶然2回、彼女を見かけたこと。



4回目は「運命」だから

もし会えたら声をかけてみようと

決めていた。



そしたら3年前

自分が勤めていた結婚式場で

式を挙げる真紀を見た。



その時初めて後悔したと…

何で2回目、3回目で声を掛けなかったのか。

偶然を運命に変えるチャンスを3回も逃した。



カラオケBOXは偶然ではない。

5回目は会いに行ったんだと。

そして、ずっと好きですと告白。



「あなたを捨てて居なくなった男なんかより

僕の方がずっとあなたのこと…」




それに対し、真紀は

「悲しいより悲しいのは、ぬか喜びです。


カルテットが偶然揃うなんて

おかしいと思っていたが

この4人、いいメンバーだな。


落ち込んでいたから

神様が届けてくれたんだな。


…でもそれが嘘だった。」



「今ならおちると思ったんですか?

捨てられた女、なめんな!」



別府、かわいそう…(-_-;)



失恋のショックからか

九條と一線を超え

プロポーズまでするが



「別府君のことは好きだけど

結婚とかはもうないよ。」



そして式で演奏するカルテット。

新郎新婦退場の時に

「アヴェマリア」から

二人でよく歌っていた

曲へと変わり

一瞬足を止める新婦。



でも振り返らず

また歩き出す…



この演出にはやられた。



今回、別府の嘘が明らかになったが

まだまだ謎だらけの4人。

次はすずめの嘘が明らかに?



家森の片想いの相手は

『ノクターン』の有朱(吉岡里帆)?

真紀は失踪した夫?



主役の4人が歌う

エンディングもお洒落で

最後まで惹き込まれてしまう。



「最高の離婚」や「逃げ恥」など

エンディングまで楽しませてくれる作品には

作り手の愛情を感じます (*^_^*)


カルテット 火曜22時 TBS





「嘘の戦争」第3話の感想:嘘の強要刑事に30年分の復讐

初めて復讐される側に同情…泣けます!


30年前に両親と5歳の弟を

何者かに殺害された

主人公・千葉陽一(草彅剛)。




犯人を見たという彼を警察は

子どもの記憶違いだと責めたて

事件は父親による無理心中で

処理されてしまった。





一ノ瀬浩一と名前を変え

天才詐欺師になった彼が

事件の関係者に罠を仕掛け

次々に失脚させていく復讐劇。




今回のターゲットは嘘の証言を強要した刑事。

回想シーンでは一番嫌な奴だったのに

再会した刑事・三輪(六平直政)は

真面目で夫婦仲も良く

つけ入る隙が全くない清廉潔白な人柄。




浩一が一番憎いという気持ちもすごくわかるが

本当に素晴らしい人物なのだ。

だから初めて見ていて辛くなった (T_T)




英雄として世間から注目を浴びさせ

次はスキャンダルで奈落の底へ落とす…




三輪を尾行して、1歳で亡くなった沙織という

娘の存在を知った浩一とハルカ(水原希子)は

離婚問題で揉めている夫婦を演じ

一色祐一として彼に近づいていく…




1歳になった娘、沙織を連れて出て行く妻。

娘が同じ名前、同じ年ということに

親近感をもつ三輪。




公園で爆弾を見つけ

身を呈してみんなを守った英雄と

マスコミで取り上げられたが

今度は盗撮疑惑で叩かれることに…




爆弾事件すら自作自演ではないかと

マスコミは言い出す始末 (-_-;)




五十嵐(甲本雅裕)、六反田(飯田基祐)と

30年前の事件関係者が次々に失脚したことに

疑問をもった隆(藤木直人)は

ニュースを見て、三輪を訪ねる。




「二科家とは二度と関わりたくない。」と

拒絶する三輪。

丁度、浩一も三輪の家に居たのだが

玄関にあった靴を見た隆は



「一瞬、一ノ瀬が来てるのかと思ったが

汚れた安物の靴を履くような男じゃない。」

と疑惑を打ち消してしまう (>_<)




盗撮騒動は恨みがある誰かが

仕組んだことだと思うから

犯人を探そうと持ちかけ

行動を共にする浩一。



「一日も早く犯人を見つけ

報いを受けさせないと。


実は俺、子どもの頃

酷い嘘をついたことがあるんです。

絶対についちゃいけない嘘だったのに。


今、妻子に逃げられて一人なのは

あの時の報いなんじゃないかなって。」



すごく重たい荷物を背負っているように

「報い」という言葉を噛みしめる三輪。



連夜の張り込みで睡眠不足と

体力を消耗した三輪は

浩一の罠にはまっていく…



エスカレーターで前にいた女性(ハルカ)から

盗撮犯だと騒がれた時に

その女性が一色の妻だったこと。

そして冷やかに遠くから見つめる

一色を見て、すべてを理解した三輪は

自殺をしようとして隆に止められる。



社長を引き継ぐ時に事件のことを

すべて聞かされたと言う隆。

「許せたのか?」と聞かれ



「人には背負わなければいけない

業があると思う。

父の罪は社長の座と共に

全部自分が引き受けました。」



理解不能…(-_-;)



そして「こういう男が近づかなかったか?」

と浩一の写真を見せる。



浩一と楓(山本美月)を呼び出し

三輪と会わせる隆。




でも三輪は

「この人には会ったことがない。」と…

盗撮は認めないが

この騒動は自分自身が招いたもので

過去に起こした罪の「報い」だと。




娘に心臓移植手術を受けさせる為に

罪を犯したが

結局、手術は間に合わなくて

娘は命を落としてしまった。



そして浩一向かって

「悪かったね、人違いで呼び出されて。

本当に申し訳なかった。

申し訳なかった!」

と深々と頭を下げる…

もう涙が止まらない (T_T)



三輪を見る浩一の目が優しく

お互いに救われたのだと感じた。



三輪は大丈夫だと思う。

素敵な奥さんもいるし

マスコミに踊らされる人ばかりではない。

わかる人にはわかるから (*^_^*)




その一方で着実に二科家に

近づいていく浩一…



浩一の気持ちがわからず

晃(安田顕)に相談をする楓。



心配してデートについて来た晃に

結婚までちゃんと考えて付き合いたいと告げ

晃や楓と信頼関係を築くことに成功。




そんな様子を複雑な気持ちで見守るハルカ。

ハルカは浩一の詐欺の被害者だった。



タイでお金を騙し取られた彼女は

浩一を探し出し

「お金は返さなくていい。

だから教えて、プロの騙し方を。



父親が投資話しで騙され

母親は何度も色んな男に騙された。

だから嫌なの、騙される人生なんて。

そっち側に連れてって、騙す側の人生に。」



そうして詐欺師になったのだった。

本当は好きなのに気持ちを抑えて

協力する姿がいじらしい。



隆の浩一に対する不信感は

どんどん大きくなっていくし

晃も楓もいい人なのが辛い。



五十嵐や六反田と違って

今回は見ていて本当に辛かったが

最後に「赦し」があったことに救われた。



「復讐」って、する側も傷だらけ。

その心の痛みを剛が見事に演じている。

ある脚本家が、剛の「怒り」の表現力が

素晴らしいと絶賛していたっけ。

このドラマを観ていて、確かに頷ける。




今期、一番楽しみなドラマです (*^^)v


嘘の戦争 火曜21時 フジテレビ


三輪を見つめる浩一…切な過ぎる


2017年1月28日土曜日

「大貧乏」第3話の感想:ママが入院!? 2人きりの夜に大事件 裏金奪還の結末

次の展開で見続けるかを決めます (^_^;)


幼い子ども二人を育てるシングルマザー

七草ゆず子(小雪)。

13年勤めた会社の突然の倒産で

社内預金も消え、無一文に!

しかもその倒産には不審な点が…



ゆず子に憧れる元同級生で

エリート敏腕弁護士の柿原(伊藤淳史)は

彼女に近づきたい一心で

ゆず子を巻き込み調査を始める。



お金と愛をテーマにした

ヒューマンコメディ&ちょっぴりサスペンス。




浅岡に(滝藤賢一)に戦線布告したゆず子は

危険を顧みない行動を

カッキー(柿原)から叱られる。




天満社長(奥田瑛二)は

浅岡がそんなことをする筈がないと否定するが

本当に何も知らないのだろうか?



キャスティングで判断してはいけないかもしれないが

奥田瑛二がそんなマヌケな役をやるとは思えなくて (^◇^;)




田淵(田山涼成)の事務所にあった30億は

引っ越しの際に何処かで積み替えられたはず。

海外に運ばれたら、もう手が出せないので

防犯カメラでトラックの行き先を追うが

ひと足違いで30億を積んだ貨物船は出てしまう (-。-;




仕方なく柿原もこの件から手を引くが

さすが敏腕弁護士!情報漏えいの賠償金250億が

そもそもおかしかったことに気づく (*^^)v

漏えい自体が初めから仕組まれたものらしい。




毎回ゆず子の子ども達の

ワガママで行儀の悪い行動にイラッとしていたが

今回加瀬(成田凌)がビシッと言ってくれて

スカッとした。



子ども達も彼の言葉が響いたようで

一生懸命料理を作ったり

ちゃんと留守番もして、偉かった (*^^*)



ずっと誰かに頼ったり

甘えたり出来なかったゆず子も

カッキ―の存在に安心したのか

過労で倒れてしまう。



ひと晩中手を握り、傍に居てくれた彼に

少し気持ちが動いたみたい (^^♪

もしかして、カッキーの片想いも報われるのか?




次回は情報漏えい被害を受けた企業に

ゆず子が潜入。



2、3話は何か盛り上がりに欠けた

退屈な展開だったので、ここから挽回して欲しい。

1話のラストのような

「危険な匂い」が濃くなることに期待しよう。



でないと何か、ウルサイ子ども達と

初恋を引きずったウザい男の恋物語を

見てるだけのドラマになってしまう (^_^;)



4話がつまらなければ、私もリタイアかな〜


大貧乏 日曜21時 フジテレビ





2017年1月25日水曜日

「就活家族」第2話の感想:リストラ浪人家を買う!! 妻の秘密…娘の反乱!?

見ていて痛々しい展開…(-_-;)



平穏だった日常がふとしたきっかけで狂い始め

崩壊していく家族…

テーマは「就活」



家族全員が就活することになってしまう姿を

ユーモラスに、時にはミステリアスに描く

ジェットコースター・ホームドラマ。




大手鉄鋼会社の人事部長

富川洋輔(三浦友和)は

真面目で正義感が強く

上司からも部下からも信頼が

厚かったのに



早期退職について相談に乗っていた

川村優子(木村多江)から

身に覚えのないセクハラで訴えられ

自宅待機を命じらる (>_<)




優子に連絡をしても

「もうそういう関係は終わりにさせて下さい。

傷ついてるのは私の方なんですよ!」

と訳がわからない (-_-;)




意図的に陥れようとしてるのか

頭がおかしいのか…




結局、訴訟を恐れた社長から

今の給料は保障するから

子会社への出向を受け入れて欲しいと

頼まれるが




納得のいかない洋輔は

“自分の道は自分で切り拓く”と

退職してしまう…




家を買うことで動き出しているのに

大丈夫なのか?




案の定

今までの付き合いを頼りに就活するが

会社の看板を背負っていたから

自分に価値があったことを思い知らされる (-_-;)




見ていて辛くなるほど惨め…

一流企業に勤める人にありがちな

大きな勘違いだ。




更に、固い信頼で結ばれていたはずの

部下たちが噂を信じて

裏切られたと陰口をたたくのも、悲しい。




就活がうまくいかない中

優子から呼び出しの電話が…

「人事担当が変われば

社に残れると言われたんです…」




同期で総務本部長の

綿引(神保悟)の罠だったのだ。




洋輔に想いを寄せていた優子は

自分の気持ちを受け入れてくれない

洋輔に意地悪をしたくなったと。




結婚が破談になって

会社に残りたいと言い出したり

訳がわからない (-_-メ)

絶対に関わりたくない人物だ。




バカなことをしてしまったと謝り

結局自分も会社を辞め

叔父が経営する会社で

働くことにしたと…



だったら破談になった時に

みっともない真似しないで

さっさと叔父の会社に行けばいいのに (-_-;)



罪滅ぼしの為に

洋輔のことを叔父に話したら

管理職として迎えてもいいと

言っているだって…ふざけるな。



「バカにしないで欲しい。」

と思わず断ってしまうが

最終的には頭を下げて

再就職を頼む洋輔。



あんな女性に頭を下げるなら

社長に頭を下げて

お願いすればいいのに…




中学教師の妻・水希(黒木瞳)も

校長(矢島健一)から

2年前に同姓同名の生徒の

内申書が入れ替わってしまい



素行不良の生徒が進学校へ入り

成績優秀の生徒が三流校へ行き

いじめに遭って引きこもりになったことを

報告される。



その時の学年主任が水希だったことで

自分の責任で何とか納めて欲しいと…

この問題が解決しないと

雇用延長の話も危ない (-_-;)





商品開発部でセクハラに悩んでいた

長女・栞(前田敦子)は

先輩・真壁(渡辺大)の仲介で

外商部に異動出来たが

営業成績が上がらず…




課長の中原(山本末來)に

婚活パーティへ連れて行かれ

「枕営業する覚悟で

私はやってきたわよ。」

と、詐欺紛いな営業を勧められる。




この会社自体、ブラックだから

もう辞めた方がいいかも (^_^;)





30万も払って「就活塾」に入塾した

長男・光(工藤阿須加)。

でも、早速教材費として1万円を請求される。




就職に有利だから、今から福祉活動をして

実績を作れと言う塾長の国原(新井浩文)。

募金活動を始める塾生たちだが

集まった募金を自分の財布に入れる塾長…

限りなく怪しい (-_-;)




洋輔と栞はちょっぴり自業自得的な

ところもあるけど

水希は本当に気の毒。

そして世間知らずで真面目な光も…




この家族、これからどうなるんだろう。

ちょっとイライラするけどつい見てしまう。


就活家族 木曜21時 テレビ朝日





2017年1月24日火曜日

「カルテット」第1話の感想:偶然の出会いに隠された4つの嘘…大人のラブサスペンス!!

30代実力派俳優の競演もみどころ♪



カラオケBOXで偶然出会った

弦楽奏者の男女4人。

でもそれは偶然ではなく

4つの嘘が隠されていた。



彼らはカルテットを組み

ひと冬を軽井沢で過ごすことに…。

「Mother」「最高の離婚」の

坂元裕二が贈る大人のラブサスペンス。



チェリストの世吹すずめ(満島ひかり)は

路上ライブをしている時に

怪しい老婆(もたいまさこ)から

仕事を依頼される。



それは、ある女性=巻真紀(松たか子)と

友達になるというものだった。



そこから物語は

ヴァイオリン奏者の別府司(松田龍平)が

同じくヴァイオリン奏者の真紀を

車で迎えに行くシーンへ…



カラオケBOXで偶然出会ったことを

「運命」だと言う別府。

しかも全員弦楽奏者なので

カルテットを組むしかないと♪



途中でヴィオラ奏者の

家森諭高(高橋一生)を拾い

軽井沢の別府の別荘へ。

そこではすずめが待っていた。



家森はずっと別荘で暮らすことを提案。

既婚者の真紀だけ週末に合流することに。

プロの経験があるのは真紀だけ。

そして彼らはスーパーで演奏を始める。



音楽で食べて行けない4人…

別府は世界的に有名な音楽家の孫で

ドーナッツ会社に勤めながら

ヴァイオリンを弾いている。



家森は美容室でアシスタントとして

働いていた。

でも怪しい男に「見つけた」と言われていたから

借金でも抱えているのだろうか?




ある日ピアノ奏者だと言う男(イッセー尾形)から

演奏を聴きに来て欲しいと声をかけられる。



丁度、『ノクターン』というライブレストランの

土日の枠が空きそうということで訪ねると

現在契約しているピアニストが

辞めないと言っていると…(-_-;)



それは先日の男性だった。

「余命9ヶ月のピアニスト」ベンジャミン瀧田。



店員の有朱(吉岡里帆)曰く

最初は感動したが、既に1年が過ぎていて

土日は暇になってしまった。

でも病気なので辞めさせることが出来ないと。



真紀は、5年前に東京のライブハウスで

彼を見たが、その時も余命9ヶ月だったと。

病気というのはデタラメで

名前を変えて全国を回っているらしい。



みんなに相談せず

彼の嘘を店のオーナーの

谷村多可美(八木亜希子)に教え

代わりに自分達が演奏をする契約を結んだ真紀。



クビになった瀧田を見て

複雑な表情の3人…

もっと他にやり方があったのでは?と

別府と家森。



真紀は彼の姿に自分達を見たからだと。

私たちはアリとキリギリスのキリギリス。

音楽で食べて行きたいって言うけど

もう答えは出ている。



好きなことで食べていける人には

なれなかった。



仕事に出来なかった人は

決めなきゃいけないと思う。

趣味にするのか

それでもまだ夢にするのか。



趣味に出来たアリは幸せだけど

夢にしちゃったキリギリスは泥沼。



彼は夢の沼に沈んだキリギリス。

だから嘘をつくしかなかった。



「そしたらこっちだって

奪い取るしかなかったんじゃないですか?」



せっかくいい仕事が決まったのに

グズグズ言ったことを謝る別府。



でも何故か真紀に夫のことを

追求し始めるすずめ。



最初は相手にしなかったが

夫のことを話し始める真紀。

一年前夫が失踪したことをみんなに告白。

ちょっとコンビニに行った間に消えてしまった…



行方不明になる前

偶然入った居酒屋に夫が友達と来ていて

真紀のことを「愛しているけど、好きじゃない。」

と話すのを聞いてしまった真紀。



私的には『愛している』方がずっと大きく感じるから

「好きだけど、愛していない。」はわかるが

逆が良く分からない (-。-;

どちらにしても、とても傷つく言葉だ…



「そんなわけで帰るところがないんです。

ここでみんなと一緒に

音楽と一緒に暮らしたいです。」




『カルテット・ドーナッツホール』として

舞台に立った4人。



「音楽というのはドーナッツの穴のようなものだ。

何かが欠けてる奴が奏でるから、音楽になるんだよね。」

瀧田の言葉から命名したようだ (^^♪

彼らの音楽生活が本格的にスタート。




まだまだ謎だらけの4人…



結局、カラオケBOXで真紀を見ていた3人。

別府はファンだったようだが、家森は?



そしてすずめに依頼した怪しい老婆は

実は姑で、真紀が息子を殺したと思っていた。



遺体発見のニュースに

反応するところを見ると

もしかして夫を殺害してしまったのか?



「夫婦とは別れられる家族」という

真紀の言葉が印象的だった。



続きが楽しみなドラマである (*^^)v


カルテット 火曜22時 TBS


「嘘の戦争」第2話の感想:詐欺で復讐…30年前の嘘と真実

陰湿さのない復讐劇でスカッ (^^)v



30年前に両親と5歳の弟を

何者かに殺害された

主人公・千葉陽一(草彅剛)。




犯人を見たという彼を警察は

子どもの記憶違いだと責めたて

事件は父親による無理心中で

処理されてしまった。





一ノ瀬浩一と名前を変え

天才詐欺師になった彼が

事件の関係者に罠を仕掛け

次々に失脚させていく復讐劇。




事件の背後に二科興三(市村正親)の

存在を突き止めた浩一は

二科家に近づいていく…




次男・隆(藤木直人)には警戒されるが

長男・晃(安田顕)と長女・楓(山本美月)の

信頼を得ることに成功。




興三を庇って

五十嵐(甲本雅裕)に

刺された浩一を

ニシナコーポレーションの顧問弁護士

六反田(飯田基祐)が訪ねて来る。




五十嵐は、二科家とは何の関係も無く

逮捕後も意味不明なことを口走り、入院した為

責任能力がないから

「事故」として済ませたいと。




今回のターゲットは、この弁護士。

事件当時新聞配達をしていた彼は

朝方、浩一の父の声を聞いたと

一家無理心中を裏付ける嘘の証言をしたのだ。




苦学生で、自分で学費を稼ぐしかなかったが

30年前にパトロンが現れ

その12年後にニシナコーポレーションの

顧問弁護士になった六反田。




一方、二科家では

「会ったばかりの自分を庇って刺されるとは

単なるバカか、余程の魂胆があるのか…」

と怪しむ興三に

「何か企んでいるのは間違いない。」

と、晃や楓に近づいたことを隆が報告。




二科コーポレーションは

今や崩壊の危機にさらされていた。

そのせいか異常に浩一を

警戒する隆…




五十嵐に金を貸した金融屋に成りすまし

30年前の嘘の証言をチラつかせて

六反田を揺さぶる浩一。



不安にさせたところで

次は隆に成りすまし

「30年前の偽証の件ですが

二科家では一切の責任を持てません。」

とメールを送ると…



30年前の罪を会長が自ら語った

会話を録音したものがあると

返事が返ってくる (゚o゚;;




浩一に事務所を荒らされ

疑心暗鬼に陥った六反田は

『身の安全の保証を約束しなければ

テープを公表する』と隆に連絡する。




何のことだかわからない隆だが

とりあえずテープを聞く為に

会う約束をするが…




ハルカ(水原希子)、百田(マギー)

カズキ(菊池風磨)の連携プレーで

テープはすり替えられ、浩一の手に。




着手金詐欺及び詐欺集団との共謀の疑いで

六反田の事務所に警察の捜査が入る。

充分な報酬を得ていたのに

詐欺集団から金を受けっとていたのかと

呆れる隆に




「金はいくらあっても足りない。

増えるほど不安になる。

無かった頃の辛さを思い出すから。」

…って、恐い (-_-;)




事件の真相は。。。

若いOLを無理やり連れ込もうとした

馬鹿な大学生達が

誤って彼女を死なせてしまった。



その親たちに頼まれて興三が

事故として処理する為に

警察と解剖医に手を回したが



助手をした浩一の父が

複数の抵抗した跡を見つけ

事件性があると判断し



警察に伝えようとしたから

口を封じた。



酷過ぎる…(-_-メ)



当の大学生達は

その為に人が殺害されたことは

知らないらしい。




テープを聞いた浩一の様子から

復讐の目的を知ったハルカ。



興三に近づく為に

楓と結婚して身内になることを

提案するが

「それもアリだな」と言う浩一に

複雑な表情を見せる…




そしてどんどん浩一に

惹かれていく楓。




詐欺師は

偶然を必然だったと思わせる。

もっと優秀な詐欺師は

これは運命だったと思わせる。




浩一はニ科家に入り込めるのか?

相変わらず隆の追及は厳しく

核心をついてくる (-_-;)

大体、隆は興三の罪を知っているのだろうか?




毎回リアリティのない部分があり

ちょっと気になるが

ドラマだから仕方ないのかな (^_^;)



その辺りを改善すれば

もっといい作品になると思う (^^♪



お金の為に魂を売るような奴らが

失脚していく様はスカッとする。

陥れ方に陰湿さがないのがイイ♪




テンポ良く進んでいくし

今のところ一番面白いドラマです!


嘘の戦争 火曜21時 フジテレビ



2017年1月22日日曜日

「大貧乏」第2話の感想:今夜は少しサスペンス?大逆転!?手にした30億

裏金の黒幕は誰?



幼い子ども二人を育てるシングルマザー

七草ゆず子(小雪)。

13年勤めた会社の突然の倒産で

社内預金も消え、無一文に!

しかもその倒産には不審な点が…



ゆず子に憧れる元同級生で

エリート敏腕弁護士の柿原(伊藤淳史)は

彼女に近づきたい一心で

ゆず子を巻き込み調査を始める。



お金と愛をテーマにした

ヒューマンコメディ&ちょっぴりサスペンス。




倒産したDOHには30億という

不正なお金がプールされていて

その送金先を掴んだ

経理の理沙(仲里依紗)が

ホームで突き飛ばされたことで

不安になったゆず子。



子ども達に危害が及ぶことを心配して

この件から手を引くと柿原に告げる。




「悪い奴に搾取される世の中でいいの?」


「世の中なんて目の前に無いじゃない。

目の前にいる子ども達がすべてなの。」


「僕はやる。一人でもやる。

僕は正義を貫く法律家だ!」



本当に正義のため?

ゆず子が目的なのでは (^_^;)

実は検事になりたかったらしい。



お弁当屋で働くゆず子は

配達先で久しぶりに

元社員の田淵(田山涼成)と出会う。



同じ時に理沙から送金先を

聞きだした柿原と加瀬(成田凌)は

田淵が営む「みなみまち不動産」へ。



バッタリゆず子と会った彼らは

田淵のビルのどこかに

現金化された30億が

隠されていると告げる。



柿原に子どもを預け

就職の面接に行ったゆず子は

帰り道で田淵夫婦にバッタリ会い

家に招かれるが…



そこで現金の入った段ボールを

いくつも見つけてしまうのだった (゚o゚;;



思わず証拠写真を撮り

柿原に見せ

「みんなのお金を取り戻したいから

助けて欲しい。」と協力を依頼。



不法に得た証拠は認められない為

国税にリークして

正当な機関に見つけてもらう策をとるが

ひと足違いで、田淵は行方をくらましてしまう。



ゆず子は経理部長の浅岡(滝藤賢一)を

呼び出し、写真を見せる。

そこには浅岡の筆跡が残っていたのだ。



「私たちが正当に受け取れるはずだった

お金を返してもらいます。

私はあなたから30億円取り返します。」

と宣戦布告。



裏金のことを一見人の良さそうな

天満社長(奥田瑛二)は知っているのか?

正義は勝つのだろうか?



続きが楽しみ♪という程では

まだないけど

どうやってお金を取り戻すのか

気になるので続けます (*^_^*)


大貧乏 日曜21時 フジテレビ


成田凌、かっこいいですネ

2017年1月18日水曜日

「下剋上受験」第1話の感想:親子の愛と努力の500日 人生大逆転を賭けた夢への挑戦

奇跡の実話がついにドラマ化!



中卒の父と偏差値41の娘が、塾にも行かず

二人三脚で最難関中学受験を目指した

奇跡の実話をドラマ化。



原作は父親である桜井信一。

日々の葛藤を書き留めていた

記録が本となり、ついにドラマ化。

脚本は「味いちもんめ」「ナースのお仕事」の

両沢和幸。



不動産会社に勤める桜井信一(阿部サダヲ)と

妻の香夏子(深田恭子)の小学5年生になる娘

佳織(山田美紅羽)が受験した「全日本統一小学生テスト」



「全部書けた」と自信満々だったが

結果は後ろから数えた方が早い順位で

偏差値は何と41 (>_<)



信一も香夏子も、そして信一の父・一夫(小林薫)も

全員中卒という家系故か…



そんな時に信一の職場に

名門大学出身の新入社員

楢崎哲也(風間俊介)が配属されてくる。



穏やかな性格の彼に

先輩風を吹かし指導するが

高級物件を求める顧客が

指名したのは楢崎で

信一は担当から外されてしまう…





学歴の問題だけでは無いと思うが (^_^;)

学歴が与える将来への影響を感じ始め

佳織を塾に通わそうと

入塾テストを受けさせる信一。



でも結果は惨憺たるもので (-_-;)

最下位のクラスなら入塾出来るし

それなりの大学にも行けるだろうと

言われるが…



入塾料が目的だから

塾に行くことは無いと言う信一に

「そしたら佳織、中卒なのかな…」と。




佳織が稼ぎの悪い夫に苦労させられる

悪夢を見た信一は、塾に頼らず

二人で中学受験を目指すことを決意。




「人生は途中からじゃ変えられない。

しまった!と思っても

途中からじゃ無理なんだ。



中学卒業して仕事を始めた時

男は頑張れば何でも出来ると

親父に言われた。



学歴なんて関係ない。

早く社会に出て

色んなこと経験した方がいいんだって。



みんなが学校でつまらない授業を

受けている間に

自分の力で金を稼いだ。

みんなより早く大人になったって思ってた。



でも違っていた。

見えない天井がある。

頑張って階段を上がっても

そこから上に行けない。



もっと素敵な人生があると

わかっているのに、見えているのに

そこには行けない。



見えない天井の下でじたばたしている間に

みんなどんどん追い越して行くんだ。



どこか別の入口があって

それは人生のもっと早い時期に

選ばないといけないんだ。」



佳織はまだ間に合うという

信一の言葉に

佳織も考えたのだろう。

「私、勉強する。中学、受験する!」





父娘二人三脚で、偏差値72の

難関中学の受験を目指す

奇跡の物語の幕開けだ (*^^)v



一夫が敵視するトクガワ開発社長の

徳川直康(要潤)とその娘が

今後どう絡んでくるのか?



信一のキャラがウザいが

香夏子と佳織が可愛いので

観ていられる感じ (^_^;)



「ビリギャル」のように

実話というところに説得力があり

多くの人に希望を与える

ドラマになるだろう (*^_^*)


下剋上受験 金曜22時 TBS




「就活家族」第1話の感想:父のリストラ、母の熟年離婚…家族に仕事下さい!!

先が思いやられる展開…



平穏だった日常がふとしたきっかけで狂い始め

崩壊していく家族…

テーマは「就活」



家族全員が就活することになってしまう姿を

ユーモラスに、時にはミステリアスに描く

ジェットコースター・ホームドラマ。



脚本は「華麗なる一族」「ウォーターボーイズ」の

橋本裕志。




大手鉄鋼会社の人事部長・富川洋輔(三浦友和)は

上司からも部下からも信頼が厚く

新卒採用とリストラ勧告という

責任の重い仕事を任されていた。



妻で中学校教師の水希(黒木瞳)も

生徒や保護者からの信頼が厚く

定年を控えていたが

雇用を延長したいと言われる。



長女の栞(前田敦子)はOLで

毎晩のように職場の飲み会につき合わされ

セクハラに悩んでいる。



そして長男の光(工藤阿須加)。

三流大学の4年生だが

未だ内定をもらえず焦っていた。





新卒の採用試験が続く中

面接で落とされた学生が洋輔を訪ねて来る。

「君のような人間はどんな会社も必要としない。」

と言われたが、5つの会社から内定をもらったので

もう一度面談を受けさせて欲しいと。




もちろん無理な話で

「どうしても入社したいなら、又来年受けに来るように。」

と取り合わなかったが、これが大変なことに (>_<)



後日、メインバンクの頭取の息子だったことが判明!

息子を落とされたことで心証を害しているから

もう一度面談をするようにと社長命令が下るが

とにかくこの息子が酷い (-_-メ)



大人を馬鹿にして、弱みに付け込み

無理な条件を提示してくる。

最初は我慢する洋輔だが、とうとう爆発!



「クズはお前だ。

お前みたいな人間は会社をダメにするだけだ!

こっちから願い下げだ!」

と説教。



「僕にはそういう正直な言葉が響くんですよ。

僕は音楽の道に進みます。

きっと僕はこの答えを出す為に

ずっと悪あがきをしてたんだと思います。

あなたのおかげで迷いが吹っ切れました。」



そういうことだったのか…

親の機嫌をとる為

ちやほやしてくる大人に

囲まれて育ったのだろう。



一人の人間としてぶつかってくれて

本当は嬉しかったのかな (^_^;)




相変わらず内定がもらえない光は

街で国原(新井浩文)という就活塾の

塾長から声をかけられる。



実績も素晴らしく

入塾すれば希望の就職先に

送り込む自信があると勧誘されるが

費用は30万。



親に相談してみるが、多分難しいと言う光に

「だからダメなんだ。

親に頼らないと何も出来ないのかよ。」

バイトを斡旋するし

就職してからのローン返済も出来ると言う。



「就職先によって生涯年収が何千万円も変わるのに

たった30万の投資が出来ないのかよ。」

痛いところをついてくる (>_<)



結局、純粋な光はローン契約をしてしまうが

何も即断即決しなくても、少し調べればいいのに…

塾長自ら街で勧誘するのもおかしいし

契約を急がせること自体、とても怪しい。

どうなるのか心配だ (-_-;)



そんな時に富川家では、法事用に分けておいた

30万円の封筒が無くなってしまう。

入塾したことで光が疑われるが

実は栞の仕業。



社の外商部で働く真壁(渡辺大)に

異動の相談をしている栞は

そのお金で高級な店へ

真壁を呼び出す…



栞の行動も意味不明。





一方、頭取の息子が

洋輔にとても世話になったと

父親に報告したおかげで

無事に融資を引き受けてくれることも決まり

一件落着に思えたが

今度はセクハラで訴えられてしまう (>_<)




頭取の息子の件で奔走する中

寿退社をするはずだった女子社員の

川村優子(木村多江)から

破談になったので社に残りたいと

相談を受けていた洋輔。



リストラを行っている中で残すことは厳しく

元々自分の部下だったこともあり

飲みに誘った時に求められるまま

ツーショットの写真を撮ってしまったのだ。



優子は洋輔の子どもを堕胎したとまで

言っている。

何故、そんなでたらめを…



とにかく優子の口から

嘘だと言わせる以外、方法はない。





洋輔の役員昇格への内定と

水希の雇用延長で

念願のマイホーム購入へ向けて

動きだしていた富川家。



どうなってしまうのだろう (@_@。



主演の黒木瞳も

「幸せと不幸の振り幅が

ジェットコースターのように大きくて

喜んだかと思うと

奈落の底に突き落とされる。」

と言うくらい不幸が襲ってくる。




深刻さ一辺倒ではなく

実は身近で起こっているかもしれない事柄を

ユーモアも交えて描くらしいけど

初回はユーモアのカケラも無かった (・・;)


就活家族 木曜21時 テレビ朝日




2017年1月15日日曜日

「嘘の戦争」第1話の感想:天才詐欺師の復讐劇 仕組まれた殺人事件…愛する家族の仇を討て 巧みな嘘と罠で因縁の宿敵に地獄を見せろ

剛がかっこいい!今後の展開が楽しみドラマ♪



30年前に両親と5歳の弟を

何者かに殺害された主人公・千葉陽一(草彅剛)。



犯人を見たという彼を警察は

子どもの記憶違いだと責めたて

父親による無理心中で処理されてしまった。



真実を訴えても相手にされず

「父親に刺された」と嘘の証言をさせられた9歳の少年。

「どうせ嘘ばかりの世界なら、だます方になってやろう。」

こうして天才詐欺師は生まれた。




一ノ瀬浩一と名前を変えて

タイで相棒のハルカ(水原希子)と

詐欺師として暮らしていたが

偶然犯人と同じ痣をもつ男を見つけ

復讐を果たす為に帰国する。




浩一に詐欺のいろはを教えた百田(マギー)

その甥で見習いのカズキ(菊池風磨)

そしてハルカの協力を得て

男を調べ始める…




男は五十嵐(甲本雅裕)という

慶明医科大学の医師だった。

浩一の父も医者。




父の後輩だった五十嵐は

借金をチャラにしてもらう約束で協力しただけ。

主犯はニシナコーポレーション会長の

二科興三(市村正親)。




30年前倒産寸前だったにも拘らず

翌年から業績を伸ばし

今や押しも押されぬトップ企業に成長。



五十嵐は詳しい事は聞かされておらず

ただ浩一の父親が気づいてはいけないことに

気づいてしまったと。



みんなにとって都合の悪い事で

警察に行くと言い出した為

家族が留守の時に口を封じようとしたが

運悪くそこへ家族が帰宅してしまった…




殺害したのは二科の部下らしい。

奇跡的に命を取り留めた浩一が

いくら犯人を見たと言っても

担当の三輪刑事(六平直政)は、

「嘘を言ってはいけない」と咎めるばかり。

警察もグルなのか?



そして陽一の主治医の三瓶(大杉漣)も?

今は浩一が育った児童養護施設の経営者となっていた。

彼も父親の後輩で、助けられなかったことを悔やんでいた。

事実を捻じ曲げたのは、誰か?




興三に会う為に、まず娘で慶明の医師の

楓(山本美月)に近づき、顔見知りに。



そして次は次男で現社長の隆(藤木直人)指示により

子会社に飛ばされた長男・晃(安田顕)に

経営コンサルタントとして近づき

彼の信頼を得ることに成功。




騙しを仕掛ける時は

出来るだけ相手に考える時間を与えない。

冷静に考える時間を奪えば、

相手はこちらの期待通りに動く。

騙しに必要なのは、リアリティとユーティリティ。

現実味があり、役に立つと思わせることが大事。




晃という人材の本当の価値を

直接会長に訴えたいという希望を伝え

晃と共に会いに行くが、待っていたのは隆。




かなり手強く、はなから疑いの眼を向けられ

会長には会わせてもらえない (-。-;




晃と楓の話だと、隆は社長になってから

変わってしまったらしい。

それには晃が関係しているようだが

晃自身に心当たりはない。




晃は会長に会わせると

興三の誕生日のパーティーに

浩一を招待する。




一方ハルカは

色々視えてしまう弁護士として

五十嵐に近づき

やはりパーティーへ。




興三を見て、五十嵐に囁くハルカ…

「嫌な予感がする。

彼はあなたに全ての罪をきせようとしている。

このままではあなたは完全に破滅する。

悪魔をこの世から消し去らないと。」




浩一に秘密を暴かれ、医師として失脚し

酒に溺れていた五十嵐は

衝動的にナイフを握り

興三を刺そうと走り出す。




そして興三を庇って刺された

浩一はそのままプールへ…




テンポがよく、集中して観ることが出来るし

まだ見えない敵もいそうで、面白い♪

今後の展開が楽しみなドラマ。




ただ雨の中、病院の前で楓を浩一が待つシーン。

近くに屋根があるのに何故わざわざ?

リアリティが無さ過ぎの演出は

ちょっと現実に引き戻されて残念 (>_<)


嘘の戦争 火曜22時 フジテレビ



2017年1月9日月曜日

「大貧乏」第1話の感想:謎秘めた倒産で一文無し!? 子持ちママ七草ゆず子悪を斬る!

ヒューマンコメディ、時々サスペンスって?



幼い子ども二人を育てるシングルマザー

七草ゆず子(小雪)。

13年勤めた会社の突然の倒産で

社内預金も消え、無一文に!

しかもその倒産には不審な点が…



ゆず子に憧れる元同級生で

エリート敏腕弁護士の柿原(伊藤淳史)は

彼女に近づきたい一心で

ゆず子を巻き込み調査を始める…



お金と愛をテーマにした

ヒューマンコメディ&時々サスペンス?




年が明け、初出勤の日。

ゆず子の勤める人材派遣会社DOHが

いきなりの倒産宣言 (ーー゛)




社内説明会では13年貯めた社内預金も

返金されないと発表。

元日に水漏れ騒動を起こし

230万を払ったばかり…残金数千円で

明日のご飯もままならない状態 (>_<)




再就職先を見つけるには

知り合いを頼るのが一番と

ママ友のまりえ(内田理央)の勧めで

高校の同窓会に出席するが

もちろん収穫はゼロ。




ゆず子の同級生で

年商100億の弁護士事務所を営む柿原は

ゆず子に近づくチャンスと

DOHの倒産について調べる始める。




派遣社員による機密情報漏洩問題で

賠償金250億。

資金繰りが悪化したとのことだが

一括清算するのはおかしい…




DOHでは、営業部社員の加瀬(成田凌)が

社内資料をUSBにコピーしているところに

経理部長の浅岡(滝藤賢一)が現れ

偶然通りかかったゆず子に救われる。




ゆず子と加瀬に疑問をぶつけた柿原は

探ってみようと提案する。

子ども達に全うな生活をさせることが先で

会社の破産の裏とかに関わっている

時間は無いと言うゆず子に



「3人の穏やかな生活が奪われたんだよ。

一番大事なものだよね?

それを壊されたのに疑問を持たないのは

どうして?


何も理解しようとせずに

ただ不利益を被るの?」


だとしたら、子ども達を守るべき

立場にある者として

君は愚か過ぎる!」



「疑問を持つなんて

ご立派なことしている余裕

こっちには無いの。

あなたと私は住む世界が違うの。」

と反論したものの




自分を気遣う子ども達の姿をみて

強い母になり、戦おうと決心する。




15年分の決算報告書と

会計帳簿と事業報告書

在籍した社員の名前と住所

派遣先の企業リストを

柿原に売る加瀬。



テナント料の不正操作で

30億円がプールされている

可能性があることに

辿り着いた柿原は

社員預金を取り返すことが

出来るかもしれないと

加瀬とゆず子に協力を求める。




社内を調べてみると

無くなっているファイルが1冊。

経理の人間に聞くが

全員知らないと言う。




翌日、社内説明会で隣合わせだった

経理の野村理沙(仲里依紗)から

実はファイルを持っていると

連絡が入る。



彼女も、会社が不正なお金を

送金していたと思うから

証拠になるだろうファイルを預けたいと…



しかし、待ち合わせした駅のホームで

何者かに突き飛ばされる理沙。



ゆず子が駆けつけると

ファイルを手にした浅岡の姿が…



そして理沙からは

「ファイルは渡せない、忘れて下さい。」

とメールが…




やはり倒産は、社長をはじめとした

上層部の自作自演なのか?




伊藤淳史の軽いキャラに

まだ馴染めないけど

展開としては面白い (#^.^#)

次回が楽しみです。


「大貧乏」 日曜21時 フジテレビ




2017年1月8日日曜日

冬ドラマ予想&もう一度観たい秋ドラマ

秋ドラマは「恋ダンス」がかなり話題になりましたね。

「逃げ恥ロス」や、星野源に屈しないという方たちまで…(^_^;)

これ、わかります。



私も初め、星野源?って思っていたけど

どんどん可愛く見えてきたので♪

でも最終回がちょっと残念…



もう一度観たい作品は、何と言っても

「三ツ星の給食」

ヒロイン光子の生き方が素晴らしいし

台詞の数々が心に響きました。

物語の展開やキャスティング

笑いのツボなど、まさにパーフェクト!

見逃した方は是非 (*^^)v




「砂の塔」は犯人がわかった上で

もう一度見直したいですね。

そして「レンタル救世主」

藤井流星のアクションシーンを又観たい (^^♪




「カインとアベル」は見逃した方には

是非、観て頂きたい作品です。

私も再放送したら観てしまうかな♪

織田裕二に違和感があったけど

ストーリーは面白かった「IQ246」など

今期のフジテレビはホント素晴らしかった。

“ドラマのフジ”復活の兆しです。




そして今日からスタートする冬ドラマ。

簡単にドラマのみどころを紹介します。



「大貧乏」 1/8(日)21時~フジテレビ


小雪演じるシングルマザーが

会社の倒産で職なしに。

しかも倒産の裏には何か陰謀の影が…

元同級生のエリート敏腕弁護士の

伊藤淳史と共に秘密を暴いていく!

脚本は「失恋ショコラティエ」の安達奈緒子。

期待度 ○



「嘘の戦争」 1/10(火)21時~フジテレビ


韓流ドラマをリメイクした「銭の戦争」の

スタッフが制作したオリジナル作品。

30年前に家族を殺され、天才詐欺師となった

草彅剛が偶然、真犯人と再会し

復讐を果たしていく。

激しい頭脳戦を繰り広げる相手に藤木直人。

期待度 ◎



「嫌われる勇気」 1/12(木)22時~フジテレビ


心理学会の三大巨匠、アルフレッド・アドラー心理学を

わかりやすく解説してヒットした「嫌われる勇気」が原案。

他者から嫌われることを恐れない

女刑事役の香里奈が、心理学教授の椎名桔平の

協力を得ながら事件を解決していく中で

アドラー心理学が学べてしまう異色の刑事ドラマ。

期待度 ◎



「お母さん、娘をやめていいですか?」 1/13(金)22時~NHK


一卵性親子とも言われる親友のような恋人のような

濃密な関係の母子。

娘に恋人が出来たことがきっかけで

関係が崩れはじめ、母はとんでもない行動に出る…

母役に斉藤由貴。娘には波留。

「白い巨塔」の井上由美子が描くホームサスペンス。

期待度 ◎



「下剋上受験」 1/13(金)22時~TBS


父も母も祖父も中卒。そして偏差値41の娘。

このままでは娘も中卒か?

塾にも行かず最難関中学受験を目指す

実話を元にしたお受験ホームコメディ。

父役に阿部サダヲ、母役に深田恭子。

期待度 △



「A LIFE~愛しき人~」 1/15(日)21時~TBS


決して諦めず、一途に患者と向き合う職人外科医に

木村拓哉。

そんな彼と対立する若手外科医に松山ケンイチ。

木村の元恋人の小児外科医に竹内結子。

「本当の医療とは何か」を問いかける

橋部敦子脚本のヒューマンラブストーリー。

キャスティング、設定など正直興味が持てないけど

「僕の生きる道」シリーズの橋部敦子なので

とりあえず観てみます。

期待度 △



「カルテット」 1/17(火)22時~TBS


偶然出会った弦楽奏者の男女4人が

カルテットを組み、ひと冬を共に軽井沢で過ごすことになる。

でも「偶然」には大きな秘密が隠されていた。

そして4人もそれぞれに秘密が…

「最高の離婚」など人間ドラマの名手・坂元裕二が贈る

大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンス。

カルテットには30代を代表する実力派俳優陣

松たか子、松田龍平、満島ひかり、高橋一生。

期待度◎



他に「東京タラレバ娘」「スーパーサラリーマン左江内氏」など

コミックが原作の作品も要チェックかな♪





2017年1月5日木曜日

「Chef~三ツ星の給食~」最終回の感想:三ツ星給食が起こす奇跡

バカになれるほど楽しいことを見つける♪



世界中から注目される天才女性シェフ

星野光子(天海祐希)。

総料理長を務める三ツ星レストランの

オーナー・篠田(小泉孝太郎)の陰謀で

「食中毒シェフ」の汚名をきせられ

解雇されてしまう。




フランス料理業界からも追放され

どこにも行き場のない光子を

テレビ・プロデューサーの矢口(友近)が

番組で取り上げ

学校給食を作ることに (^◇^;)




番組は大成功で

光子自身も子ども達に

「最高に美味しい!」と言わせ

大満足 (^^♪




自分の屋台まで開くが

そちらも大盛況♪

何があっても諦めず前に進む光子を

天海祐希がパワフルに演じたドラマです。





ラ・レーヌに戻って来て欲しいと

頭を下げに来た篠田。



子どもの頃、料理人になるのが夢だった。

初めて光子の料理を食べた時に

こんな料理を作れる最高のシェフに

なりたかったことを思い出したと。




彼女をスカウトして2年で三ツ星を獲得。

でも採算度外視で経営が成り立たない。

光子を店から追い出すと決めた時に

絶対にこの世界に戻れないようにしようと思った。




光子以上のシェフは居ない。

最高のシェフが自分以外の店の厨房で

料理を作る姿を見たくなかった。




星野光子という料理人を経営者として憎み

一人の客として誰よりも愛していた。




「すまなかった。

もし許してくれるなら戻って来てくれないか?

君が居ないと、いくらビジネスが成功しても

ワクワクしないんだ。」



こういうことだったのか!

何か今までのこと全て許せてしまう…




その様子を見ていたひかり(川口春奈)は

自分が一番ワクワクする場所を選ぶべきだと。




そして光子が出した答えは…



「ラ・レーヌに居た頃は

誰に出すかなんて問題じゃない。

問題なのは作ってるのはこの私だってこと。



でも今は誰が作るかではなく、誰が食べるか。

それをいつも考えてる。

どうやったら私の料理で

子ども達や屋台のお客様を喜ばすことが出来るか。



ルールだらけの中で

私のお客様を私の料理で笑顔にしたいって思うと

次々にアイデアが浮かんで、楽しくて仕方がない。

三ツ星の店よりこっちの方がワクワクするの🎵」





星の発表が近づく中、奥寺(豊原功補)は

ようやく光子の「三種の神器のトゥルト」を

完璧に再現することに成功するが

「これを作っていて、ワクワクしましたか?」

篠田は自分のオリジナルで勝負するよう提案する。





三つ葉小学校では、給食を残す為に考えた

『地産地消の給食イベント』の準備が進んでいた。

PRする野菜は、しいたけ、ねぎ、ピーマン、セロリ。

残食四天王と呼ばれ、どれも子ども達が苦手な物ばかり (-。-;

荒木(遠藤憲一)はメニュー作りに頭を抱える…




一方、多くの人に来てもらう為には宣伝が必要だと

ネットでカウントダウン動画を流すことに決まり

他のメンバーはその制作と撮影に大忙し (^◇^;)




とにかく、ゆるキャラを使ったこの動画が

超笑えた~ (^○^)

荒川良々の本領発揮!




レッドスターの覆面調査員(丸山智己)達も

光子の屋台へ度々訪れ

給食イベントにも誘われる (^^♪




ようやくメニューも完成。

残食四天王の宝袋包み♪

本当に美味しそうで、是非食べてみたい (*^_^*)




イベントに参加した市長は

個人的には残したいが

他の学校のこともあるので特別扱いは出来ない為

給食センター委託は免れないと発表する (-。-;

意気消沈するみんなの姿…




そんな中、いよいよ星の審査が発表。

注目のラ・レーヌは

惜しくも星2つと格付けは下がってしまったが

ここからが新生「ラ・レーヌ」のスタートだと

篠田はみんなを労い、みんなのヤル気もアップ (*^^)v




光子の呪縛?から自分を解放した笑顔は清々しいし

奥寺も代役ではなく主役として

これからは輝いていくのだろう (#^.^#)




そして、何故かレストラン以外で初めて

三つ葉小学校の給食が星1つを獲得 (゚o゚;;

給食が星を受賞という前代未聞の快挙に

市も残さざるを得ないと、存続を決定!




素敵な大どんでん返しに、気分も最高 (*^^)v

更にサッカー少年達への最後のメッセージも最高!

「どんな厳しい状況でも

それが楽しんでやれることなら

乗り切れる。」




このドラマは私にとって今期のベスト1です。

光子から多くのことを学びました。




もう一度観たいので、再放送を希望。

光子のその後も是非観てみたい(#^.^#)

そして多くの方に観て欲しいドラマです。




素敵なドラマをありがとうございました。

今期のフジテレビ、最高でした!


三ツ星の給食 フジテレビ