2018年5月28日月曜日

「シグナル」第7話のあらすじと感想:連続窃盗 衝撃の真相!刑事の死 最悪の 事件が始まる

過去が変わり、蘇った命!




現在の刑事・三枝健人(坂口健太郎)と

過去の刑事・大山剛志(北村一輝)が

謎の無線機を通じて繋がり

長期未解決事件に挑む

ヒューマンサスペンス。




1998年5月22日の大山と

連続窃盗事件・真犯人である白石智弘

(白石隼也)の逮捕を誓った三枝。



2018年

白石と工藤(平田満)の接点を見つける為

取調室で工藤と向き合う…



「あなたは復讐する相手を

間違えてます。」



工藤の娘・和美が

バスの事故で亡くなったのは

矢部(小須田康人)が

自分の娘・香織の救助を

優先させたからだと恨んでいた。



「あなたも同じ立場だったら

同じことをしたんじゃないんですか」


「しかもあなたは

桜井刑事(吉瀬美智子)のことまで

殺害してしまった。

あの人は警察の中では唯一

あなたのことを理解できる人だった」



「バカなことを言うな!

俺を理解できる奴なんて

この世の中に一人もいない!」

逆上する工藤。



「真犯人を放っておいて

いいんですか!」

嘘の証言で無実の罪をなすりつけた

男は今、何の不自由もなく

幸せな生活を送っている。

「今からでも遅くはない、

罪を償わせるべきだ!」



微動だにしない工藤…。



”そのやり方を変えないと

誰もあなたに耳を貸さない”

美咲の言葉が蘇る…



「工藤さん、お願いします。

どうしてもあなたの協力が

必要なんです。力を貸して下さい。」



頭を下げる。

やっと三枝に目を向ける工藤。



「20年も前のことなんて

思い出せるか…」



当時、自分の車で

配送の仕事をしていたが

城ケ丘地区は担当ではなかった。



事件が起きたのは3月末から5月

この辺りに手掛かりがあると三枝。



1998年

大山は白石が盗んだ物の

隠し場所を探していた。

質屋を片っ端から回るが

手掛かりはない。



白石が所有するクルーザーを

調べた大山は

小さな空き瓶を見つける…



鑑識の結果、コカインが検出され

岩田係長(甲本雅裕)に令状を請求するが

指紋が出ないことで却下。



経済界で発言力のある

白石重工の社長の息子ということで

簡単に手は出せない。

絶対的な証拠が必要なのだ。




2018年

一日一日を振り返る三枝と工藤。

ゴールデンウイークと聞き

同僚が家族旅行に出かける為

担当地区を引き受けたことを思い出す



「そうだ…凄い門構えの家で

そこの息子と揉めた。」



繋がった!



白石の家を張り込む大山と

無線が繋がる。



「工藤と白石智弘の

接点が見つかりました。」



配達に行った時

青い車で帰宅した白石から

直ぐに車を動かせと言われ

荷物を渡そうとして

突き飛ばされたのだ (-_-メ) 



その時、郵便受けに

指紋が付いた (>_<)



「たったそれだけのことで白石は

工藤を身代わりにしたんですか!

ふざけんなよ。」



「許せないのは俺も同じです。」



三枝も又、白石を張っていた。



「そっちも一緒ですか?

金と権力さえあれば

何でも許される社会なんですか?

20年も経てば変わりましたよね?」



「変えればいいんですよ。」



そこへ白石が車で戻って来る。



「確か工藤は、青色の車って

言ってましたよね?

…捕まえらるかも。」



11回目の会話。

大山はまだ証拠を探していた。




1998年

車の手入れをする使用人に近づき

「これ智弘さんの車ですか?

もう一台ありますよね、

それは今どこに?」



智弘の車はこれ一台だけだと。



「おかしいな、

青い車があるはずなんだけどな…」

立ち去る大山。



白石から指示を受け

使用人が向かった先には

シートで覆われた車があった。



後を尾けてきた大山がシートを外すと

やはり青い車。

そして盗品も見つかる。



証拠と証人が揃い、逮捕状を請求。

岩田も嬉しそう。

だが、中本刑事部長(渡部篤郎)だけは

頭を抱えていた…。




2018年

三枝の資料の中の被疑者が

工藤雅之から白石智弘へ変わる。



翌朝出勤すると…美咲の机があった!

過去が変わり、美咲の殉職も

無かったことになったのだ。



もちろん矢部香織・誘拐事件も

起こっていない。



風邪で休んでいたという美咲の

快気祝いをしようと提案する三枝。



とにかく良かった (#^^#) 




1998年

盗品を調べていた大山は

白石家のネックレスの箱から

フロッピーディスクを発見。

だが盗品リストには載っていない。



そこには衆議院議員

野沢義男(西岡徳馬)の収賄の証拠が…。



ディスクを自分の机の引き出しに入れ

鍵をかける。



その夜、中本を呼び出した野沢は

「白石重工は我が国の

東南アジア再開発事業に

なくてはならない企業なんだ。」



自分が建設省の政務次官を務めていた

時から注目していると。



何とかしろということか…(-。-;




2018年

美咲の快気祝いで飲みに行く

未解決班の面々。



次はどの未解決事件を

再捜査するかという話題になり

「被疑者を挙げたのに

不起訴で逃げ切られた事件も

気になる。」と美咲。



「白石重工のボンボンが起こした

連続窃盗事件か…」と山田(木村祐一)。



不起訴になったと知り、驚く三枝。




1998年

被害届けが取り下げられ

不起訴処分で釈放される白石。



更に工藤が矢部を殺害して

逮捕される (-_-;) 



罪を償わせたという工藤に

「こんなことになるなら

お前の無実を晴らさなければ

良かった。」と大山。



「それなら出所した後にやるだけだ。

何も変わらない。」 



やり切れない…。



「世の中、不公平だよな。

本物の悪党の方は

簡単に野放しにされた…

そんなこと、俺が絶対に許さない。」



引き出しにしまった

フロッピーディスクを探すが

見つからない。

中本が持って行ったという。



抗議しに行くと

押収品を個人的に保管するのは

おかしいという。



「どこでその情報を?

フロッピーに関しては

被害届のリストには

載ってなかった筈…


管理官はフロッピーの中身を

ご存知なんですね?」



「そもそもお前の手には

負えない事件だ、忘れろ。」



腐っている (-_-;) 



あんたと野沢の癒着の証拠、

必ず突き止めてやる。

俺は諦めないぞ。」



そう言い放つ。

熱い男だ。




2018年

工藤が収監されていた刑務所を訪れ

病気で亡くなったていたことを知る。

遺品も遺骨も引き取り手がなく、

淋しい最期だったと…。



「例え過去が変わっても

世の中の不公平さは変わらないのか」

署に戻った三枝。



そこへ無線機が繋がる。

白石のことを報告する大山に

「俺たちがやっていることに

意味はあるのでしょうか?

この無線も混乱を招くだけなんじゃ

ないでしょうか。」



「そんなことはありません。

金持ちでも権力者でも

法を犯したら償わせるべきなんです。


それが出来るのは

我々警察官だけです。」



世の中を変えることは簡単ではないが

この無線には可能性がある。

だからこの先何があっても

捜査を諦める気はないという。



「何もしないで後悔するより

やって後悔した方がマシです。」



美咲がよく言う台詞だ。

美咲のことを話す三枝。



「後輩ですよ、俺が教育係なんです」

班長だと聞いて驚くが、嬉しそう。



「あいつ、ちゃんとやってますか?」


「ええ。人の痛みがわかる、

立派な班長です。」


「大山巡査部長は

気にならないんですか?

2018年のあなたが何をしているのか」



少し動揺した後

「知る必要はありません。

でも、2018年の俺が

バカなことをしていたら

一発ぶん殴って下さい。


俺が信頼できるのは

あなただけですから。

頼みましたよ三枝警部補。」



その時、部屋に近づいてきた岩田は

大山の声に驚き、足を止める。



「大山巡査部長、実は…」

そこで無線が切れてしまう。



12回目の会話は

白石が不起訴になった後だった。



フロッピーディスクは

中本から野沢の手に渡った。




2018年

慶明大学医学部を訪ねる三枝。



准教授の安西理香(青野楓)は

死亡推定時期が2000年4月から5月と

思われる身元不明白骨遺体の中に

『身長178、肩に手術痕がある男性』

はいないという。



銃で撃たれた痕がある遺体も

見ていないと断言。



「何、やってるの?」

美咲が入って来る。



大山のことを正義感が強く

権力に屈しない人で

命令を無視してよく

単独行動をとっていたという美咲。



「2000年4月15日に失踪した時も

一人で事件を追ってた。

武蔵野市で起きた

集団暴行事件だと思う。」



応援で呼ばれ、捜査に加わったのだ。



「先輩が暴力団に

賄賂を要求していたなんて

絶対にあり得ない。

もちろん、それで失踪したことも。」



別の理由があったと思っていると。

そしてどうして大山に執着しているか

話して欲しいと言われた三枝は…



「俺自身が疑っていることを

話したところで

あなたが信じる訳がない。」




入院していた岩田の娘が亡くなった…

そこへ中本から呼び出しがかかり

駆け付ける。



「どういうことだ!

三枝健人は加藤亮太(神尾楓珠)の

実の弟じゃないか!」



驚く岩田。



「俺をハメる気で黙っていたのか?

今後は三枝健人の行動を

徹底的に監視しろ。


この事件の真相がバレて

一番困るのは岩田、お前だろ。」



どういうこと?



娘が亡くなったと聞き

「そうか、もう治療費は

必要なくなるということか。」


「終わりにしましょう。」


「俺からの援助が必要なくなった

俺を裏切るつもりか?」



もう指示には従わない、

終わりにすると部屋を出て行く。



集団暴行事件は三枝の兄の事件だった

…その夜、1999年5月26日の大山と

無線が繋がる。



近い内に武蔵野市で起こる

集団暴行事件の捜査を

担当することになるから

その事件の真相を教えて欲しいと頼み



「兄が関わった事件なんです。」


「兄?」



そこで無線は切れてしまう。



13回目の会話は2018年と1999年…

大山の失踪まであと一年だ。




2018年

三枝に岩田から電話が入る。



「お前、武蔵野市で起きた

女子高生集団暴行事件の主犯、

加藤亮太の弟だったんだな。」



亡くなったことは本当に残念に思うが

あの事件を調べることは危険だと。



「真実を知れば

お前も兄貴と同じ目に遭う。」



「それでも俺は知りたいんです。

命と引き換えにしても

真実を明らかにしたい。

明らかにしてみせます。」



そこまで覚悟が出来ているなら

三時間後に城西病院へ来るように

言われ…



「岩田係長は

どこまで知っているんですか?」



「お前が知りたいと思っていること

全てだ。

兄貴のことも

お前が探している大山のことも。」

(゚o゚;;




城西病院に到着すると

物凄い勢いで走り去る車が…



嫌な予感…(-。-;



駐車場に車を停め、

岩田に電話をすると、

近くから呼び出し音が聞こえ…



音の方へ近づいて行くと

そこには何者かに刺され

血を流す岩田の姿が!



口封じか…何て卑劣な!




過去が変わり、

美咲が生き返ったのは良かったが

工藤の人生を考えるとやり切れない。

理不尽過ぎる。

更に新たな殺人も起きてしまた (>_<)



そして政治家と警察幹部の癒着 (-。-;



三枝の兄が主犯とされた事件の真相、

更に大山の失踪の真相など

いよいよ全ての謎が

明らかになってくる。

ホント、火曜日が待ち遠しい。


シグナル 火曜21時 フジテレビ