2018年5月19日土曜日

「シグナル」第5話のあらすじと感想:刑事失踪の謎を追え!新たな事件発生!無線の悲劇

大山刑事が気の毒過ぎる(:_;)




現在の刑事・三枝健人(坂口健太郎)と

過去の刑事・大山剛志(北村一輝)が

謎の無線機を通じて繋がり

長期未解決事件に挑む

ヒューマンサスペンス。




城西署にいた岩田係長(甲本雅裕)に

大山という刑事を探していると

話す三枝。



「何の為に探している?」

動揺する岩田。



「個人的な理由です。」



すると大山は2000年に失踪し

その後、

汚職で懲戒免職になっていると (゚o゚;;

暴力団関係者から

多額の賄賂を受け取り

警務部が調査をしていることに気づき

失踪したというのだ。



信じられない!



桜井美咲(吉瀬美智子)は

大山の父が営む時計店を訪ねる。



「あいつのことをそうやって

気に掛けてくれる人がいるだけで

嬉しいよ。」

大山の腕時計を修理する父…




1998年4月1日

城西署・強行犯係に配属される美咲。

岩田は大山に教育係を命じる。



今と違い、ダサいしダメダメ… (^_^;) 



初めて遺体を見て泣いている美咲に

「一番辛いのは遺族だ。

涙が海になるほど…

だからこそ俺たちは

犯人を捕まえて罪を償わせる。」

励ます大山。



不器用な優しさを感じる。



お礼の缶コーヒーを大山の机に置き

古ぼけた無線機を手に取る美咲…



「それ、大山さんの

お守り代わりなんですよ。」

そう聞いて無線機の底に

ピースのシールをそっと貼る。




2000年5月1日

「先輩は絶対に

収賄なんてしていません。

私が必ず先輩を見つけ出します。」



大山の父にそう伝える美咲。



「そう言ってくれるのは

美咲ちゃんだけだ。


もしかしたらこの中に

手掛かりがあるかもしれない。」



そう言って美咲に

捜査ノートと腕時計を渡す…。





2018年

大山の汚職に関わっていた

元暴力団の男・岡本を訪ねる三枝。

今はもう堅気で自分は被害者だと…



「あいつは金の亡者ですよ。」



違法営業を元に賄賂を要求され

合計三百万も渡したとメモを見せる。





そして三枝が来たことを

岩田と中本刑事部長(渡部篤郎)に

報告する…



「話したのはそれだけか?」


「ああ、昔と同じこと言っただけだ。

どういうことだ?今頃…」


「お前はおとなしくしていればいい」



やはりこいつらの仕業か (-_-メ) 



二人はどういう知り合いかと中本。

失踪当時、三枝はまだ11歳で

接点は見当たらない…

「探りを入れてみます。」と岩田。



そして美咲に

まだ大山を探しているのか尋ねる。



「どうしてですか?」



三枝も彼を探していることを伝え

驚く美咲に



「部下のことを

把握できてないようだな。

部下の行動はしかり管理しろ。」




 収賄の証拠は完璧に揃っているが

違和感を拭えない三枝…



「もし収賄も失踪も

誰かが仕組んだものだとしたら…」



これほど完璧な証拠の偽造は

警察内部の人間が関わっていると

考える。



「失踪は2000年4月15日…

この日に何があった?

なぜ谷原記念病院に行った?」



三枝に初めて無線が繋がったのは

谷原記念病院からだった。

そして二度目に繋がった時には

銃声が聞こえ

無線が途切れたことを思い返す。



23時23分、無線は繋がらない。



「今日は無しか…

過去を変えれば未来も変わる。」




1998年5月7日

9歳の三枝は兄・亮太(神尾楓珠)の

バイトが終わるのを待っていた。



おんぶされた帰り道

兄にあれこれ質問を投げ掛ける。

優しく答える亮太。



「健人は将来、立派な大人になるな」

「何で?」

「何で、何でって

色んなことを聞くだろ。

好奇心が強いのはいいことだ。」



とても優しい兄…



1998年5月6日

連続窃盗事件の張り込みをする大山。

無線で指示された方向へ走るが

結局誰も逃走する犯人を見ていない…



窃盗の前歴者リストが配られ

今回の手口と似た者を探すよう

指示が出る。



大山は以前逮捕した

工藤(平田満)を訪ねる。



もうすっかり足を洗い

自分は犯人ではないと工藤。



工藤の娘・和美(吉川愛)は

父親が服役中

色々と面倒をみてくれた大山に

感謝していた。



工藤の家で和美の手料理を

ご馳走になる大山。



和やかな食卓で

連続窃盗事件の犯人は素人だと和美。



プロなら警戒されるから

あんなに近くの家を狙わないし

盗品が見つからないのも

換金ルートを知らないからだと。



工藤も、手口は素人なのに

セキュリティの高い家に

何なく侵入しているのは変だという。



帰り道、追いかけてきた和美は

「私を信用して。

お父さんは絶対やってない。

私が保証する。

だからお願い。」



そして、運転している時に聞いてと

自分がダビングした

カセットテープを渡す。



タイトルは

“心が落ち込んだときに

オススメの20曲”



みどりのように

和美も大山を慕っているのがわかる。




「応答せよ、犯人は誰だ」

無線機に話しかける大山…。



2018年4月14日

三枝の無線機が繋がる。



「大山巡査部長ですか?

連絡がなくて心配しました。

大丈夫ですか?」



「警部補こそ

この一年何をしてたんですか?」



三枝が大山と最後に話したのは

2018年4月7日。

まだ一週間しか経っていない (@_@)



本当に2018年なら

城ケ丘地区の連続窃盗事件の犯人を

知りたいという大山。



ファイルを取り出す三枝…

「この事件は未解決です。」



「未解決?

こんなに苦労してるのにですか?」



詳しい捜査資料は手に入らなかったが

プロファイリングしたことがあると

話す。



「犯人の情報を

何か教えてもらえませんか?」



過去を変えるのは危険だから

教えられないと答えるが

一週間殆ど家に帰らずに

捜査していると大山。



「何かヒントくらい

くれたっていいでしょう。」



被害者の身内と使用人に

アリバイがあることは

大山も確認済みだった。



「では外部の人間の犯行だと

仮定します。」

プロファイリングの結果を話し出す…



住人の情報を得る為に

郵便受けから郵便物をとって

調べた可能性があることを伝え


「あくまでも参考にして下さい。

どうか慎重にお願いします。

無線のせいで亡くなった人も

いますから…」



8度目の会話は1998年5月の大山と

2018年4月の三枝。

7度目の会話から二人の間には

一年という時差があった。



和美が炎に包まれる映像が流れる…



三枝がうたた寝から覚めると

連続窃盗事件のファイルから

文字が消えていく…


 すぐにネットで事件について検索。

すると『工藤容疑者を逮捕』とあった

…そして刑期を終えた工藤が出所。




大山に該当する遺体は

見つからない…




未解決班では次にどの事件を

解決するか山田勉(木村祐一)と

小嶋信也(池田鉄洋)が

会議を開いていた。



遅れてきた三枝が

城ケ丘地区の連続窃盗事件について

尋ねると

1998年に容疑者が逮捕されていると。



目撃証言と現場の郵便受けから出た

指紋が決め手になったと美咲。



「何故その事件に興味を持つの?」

「被告は無実を訴え続けています。

誤認逮捕だった可能性がある以上

未解決事件ということに…」



山田と小島は言っていることが

おかしいと相手にしないが

不思議そうに首を傾げる美咲…



「工藤は窃盗犯としては

伝説的存在だった。」

現場には指紋一つ残さなかったと。



「つまり工藤は慎重で計画的な性格。

この時だけ指紋を残すのは

違和感を感じる。」と三枝。





その頃…外出する両親を見送る女性。

電動シャッターが下りる寸前

黒い男の影が屋敷の中へ。



人が炎に包まれる光景を思い出し

パニックになり薬を飲むと

洗面台の鏡に男の姿が…

工藤だった!



女性を気絶させ

鏡に親指の指紋を付ける。





城西署管轄で誘拐事件が発生。

未解決班も捜査に加わることになる。



被害者は矢部香織(野崎萌香)。

帰宅した両親が

何者かが侵入した形跡と

娘の姿がないことで

警察へ通報したのだ。



防犯カメラの映像と鏡の指紋から

犯人は3日前に出所した

工藤と特定される。



金目当てに侵入したが見つかり

誘拐に切り替えたのだろうと中本。



「何か変です。」と三枝。



過去の犯行は窃盗のみで

人に危害を加えたことない。

それに対し今回の犯行は杜撰で

別の意図を感じると。



三枝に黙るよう、合図を送る美咲。



「誘拐は時間との戦いだ。
何としても工藤の身柄を押さえろ。」

と中本。



誰も三枝の言葉に耳を貸さない…

「ちょっと待って下さい。

工藤の動機は?

話を聞いて下さい。」



「事件を一つや二つ解決したからって

調子に乗るな!」

岩田に殴られる (>_<) 



「忘れてました。

警察に品位なんて無いんだった。」



今度は美咲に殴られる (>_<) 



「私からキツく言っておきます。」



不自然だから怨恨が目的かもしれない

被害者の命が危ないという三枝に


「だとしたら被害者が死んだら

あなたのせいよ。

そのやり方を変えないと

誰もあなたに耳を貸さない。

少しは学んで!」



どんな事情があるか知らないが

捜査員の苦難を知らずに

警察を批判して欲しくないと美咲。



今回の三枝の何が悪いのかが

わたしにはわからない (-。-;




工藤が収監されていた刑務所を

訪ねた三枝は

何度か脱走を試みて刑期が延びたこと

電気技術の資格を取る為に

勉強していたことを知る。



更に炎を見ると錯乱することも…

娘が事故で焼死したのだ (゚o゚;;



香織は冷凍庫に監禁されていた…

今度は和美が炎に包まれる姿が蘇り

パニックを起こす。



やはり和美の事故と

関係があったのか…



矢部家を捜査をする美咲は

洗面所で抗不安薬を見つける。


「お嬢さんはPTSDでも?」


「ええ、20年前…」




「俺のせいだ…」

無線を見つめる三枝。



1998年

「お前のせいだ!

お前のせいで和美が死んだんだ!」


手錠をかけられた工藤が

大山を責める。

悔しそうに涙を堪える大山…



車に乗り、

和美から貰ったテープをかける。



小泉今日子の

「あなたに会えて良かった」が流れ…

泣き出す大山。



その時、無線が繋がり


「大山巡査部長、聞こえますか?

…過去が変わりました。」


「みんな俺のせいです…

俺が間違えてました

警部補の言った通りでした

俺のせいで無茶苦茶になった

こんな無線機、始めなきゃ良かった」



涙声の大山。



「一体、何があったんですか?

教えて下さい!」



9度目の会話は1998年5月

工藤が送検された直後だった…。




過去が変わったせいで

新たな事件が起きてしまった。



大山は何を間違えたのか?

和美に一体何があったのだろうか?



原作が韓国ドラマだからか

どこか日本にない匂いを感じる。

特に大山が居る時代の警察に。



奇想天外な発想とテンポのいい展開…

今までにない面白さがあり

とても新鮮 (^o^)



逮捕した後も寄り添う

人のいい大山が

次々と悲しい思いをするのは

気の毒だが…。



美咲の教育係だったことはわかったが

大山にも恋愛感情は

あったのだろうか?



二人の関係がどう変化していくのかも

今後が楽しみ♪


シグナル 火曜21時 フジテレビ

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