2018年4月29日日曜日

「シグナル」第3話のあらすじと感想:変化する過去!殺人の連鎖!再び動き出した凶悪犯

未来は変えられる!




現在の刑事・三枝健人(坂口健太郎)と

過去の刑事・大山剛志(北村一輝)が

謎の無線機を通じて繋がり

長期未解決事件に挑む

ヒューマンサスペンス。



2018年4月

大山が5人目の被害者・

中島亮子を助けたことによって

「遺体発見」が「未遂」に変わった。



三枝がそれを指摘すると

小島信也(池田鉄洋)は

「襲われたけど偶然通りかかった

刑事に救出されたんですよね。」

当然のように答える。

桜井美咲(吉瀬美智子)も同じ。



過去が変わっているが

気づいているのは三枝だけ。




1997年4月17日

救急車を手配した直後

犯人に襲われる大山。



逃げる犯人を追いかけるが

バス通りに出たところで

犯人と似た服装の木村直也という

大学生を逮捕する。



その時バスが発進…。

明らかに人違いなのに

気づかないのだろうか (-_-;) 




2018年

23時23分、無線が繋がる。



「大山です。

警部補の言った通りでした。」

三枝のおかげで

犯人の木村直也を逮捕したという。



「これで事件は解決しました。」


「そこは本当に1997年なんですか?

もしそうなら木村は死ぬ。」



木村は犯人ではない。

取り調べ中に死亡し

同時刻に大沢1丁目にある

銭湯の裏路地で

6人目の犠牲者が出ると伝え



「もしあんたが本当に

1997年にいるなら、防いでみろ。

時間がないんだ!」

そこで無線は切れてしまう。



4度目の会話。

2018年4月の三枝と

1997年4月17日の大山。

大山にとっては2度目の会話だ。



大山が急いで取調室へ向かうと

取り調べというよりリンチに近く…

発作を起こして倒れる木村。

酷い (>_<)



そこへ

「今、通報がありました。

また犠牲者です。」

そして6人目の遺体を発見…。




2018年

当時の新聞記事で中島亮子の救出と

木村の死亡を確認する三枝。



更に週刊誌には

「救出された主婦、無事出産!」

という記事もあった。



再捜査の協力を求め

亮子の夫の店を訪ねる美咲。

だが、いきなり水をぶっかけられ

早死にしたのは事件後も何度も

警察がやって来たせいだとなじられる


「すみません、

あらためてお伺いします。」

店を出ると三枝の姿があった。



追いかけてきた亮子の娘は謝罪し

母はすべて警察に話したから

新しい情報はないという。



「ただこの写真を

見て頂きたかったんです。」



家族三人で撮った写真…



「この写真があるのは

あの人のおかげなんだよって

母がいつも言っていました。


…もしあの刑事さんが来るのが

少しでも遅れていたら

母も私もこの世にはいませんでした」



深々と頭を下げる。

良かった…。



無線で過去と繋がっているなら

やり方次第で被害者を救うことが

出来ると考えた三枝。



そして大山が亮子を助けたことで

被害者の数は変わらないが

犯行日時は早まり、場所も変わった。



6人目の被害者・島田弥生は

5月26日から4月17日へ

7人目の北野みどりは

6月7日から4月19日へ。



何故、この二人は人気のない場所から

人目に触れやすい場所に変わったのか

…亮子が助かったことで

犯行を早めなければいけない

何かが起きたのだ。




1997年

誤認逮捕で責められる大山。

上層部は三枝警部補という人物は

存在しないという。



上司の伊藤は責任をとって異動。

大山本人は処分が決まるまで

謹慎を命じられる。



行きつけのラーメン屋を覗くが満員、

公園へ行く大山…。



大山の姿に気づいたみどりが

公園へやって来る…

元気のない大山を心配したのだ。



大山に対し感謝以上の気持ちを

抱いているようだが

気づいてもらえず淋しそう…。




2018年

三枝は犯行が早まった理由に

解決の鍵があると考えていた。



被害者の共通点は

帰宅途中に襲われたということだけ。



同じ駅で降りた訳ではなく

犯行場所はバラバラ…



地図を見ていた美咲は

バス利用の可能性に気づく。



調べた結果、被害者の二人が

同じ98番線の定期を

購入していたことが判明。




1997年

大山は犯人を追いかけた経路を

辿っていた。



「どうして間違えた?

奴はどこに消えた?」



木村を取り押さえた場所まで来ると

バス停があった…

「あの時もバスがいた。」




2018年

98番の路線図を調べた三枝たちは

犯人はバスの中で目を付けた被害者を

尾行し襲っていたことに気づく。



中島亮子の殺害に失敗した犯人は

一時間後に次の犯行を起こし

更にその二日後に北野みどりを殺害。



「普通、犯行に失敗したら

用心して次の犯行まで

間を置くものだが

この犯人はかえって

暴走しているように見える。」

と三枝。



「もし暴走する理由が

あったとしたら…」



刑事が間違えて別の男を逮捕している

間にバスに飛び乗った。

そこにいたのは次の犠牲者。



「6番目と7番目の殺人は

目撃者の口封じだったってこと?」

と美咲。



すると山田が

事件当時も同じことを言った刑事が

いたらしいと…

「中島亮子を助けた刑事や」




1997年4月19日

城西バスの事務所を訪れた大山は

事件当日の98番線の運転手・

田中修一(モロ師岡)に

相生橋のバス停から

誰か乗って来なかったか尋ねる。



「いえ、誰も…」

その言葉に反応する女事務員。

怪しい…。



終点が近いから降りる人はいても

乗る人は殆どいないという。




2018年

「その説が正しいなら運転手も

殺されてる筈じゃないでしょうか」

と小島。



三枝と美咲は城西バスの事務所を訪れ

当時の運転手・田中が

既に退職していることを知る。



転居したようで

どこにいるかわからないと。



田中と親しくしていた

八代という事務員が

定期券の問い合わせを受けた後

早退したと聞き彼女の自宅へ向かう。



「犯人は今どうしてるんでしょうね。

…何故ピタリとやめたのか。」


「もう死んだのかも。

それとも他の罪で刑務所にいるのか」



八代の部屋の玄関横の窓が開いていて

争ったような形跡が…

ドアには鍵が掛かっていない。



中に入った二人は事件と同じ

拘束の仕方で縛られた遺体を見つける


犯行が再開されたと岩田(甲本雅裕)から

報告を受ける中本刑事部長(渡部篤郎)。



「未解決班を直ぐに

この件から手を引かせろ。」



未解決班の動きを知った犯人が

また殺人を始めた可能性があると…

現場から撤収させられる三枝たち。



無線が繋がる23時23分を 

待つことにする…。




1997年4月19日

謹慎中なのにバス会社へ行ったことで

同僚から責められる大山。

あのバスに犯人が乗っていたからだと

言っても

証拠がないと信じてもらえない。



会議が始まるからと

手錠で繋がれ置いて行かれる…



すると机の上の無線機から

「大山刑事、聞こえますか?

三枝です。」



繋がれていて出ることが出来ない。



「また犠牲者が出ました。

もしそこが1997年なら

次の事件を防いで下さい。


俺がいるのは2018年です。

今も犯人は捕まっていません。

でもまだチャンスがあります。」



この事件の犠牲者はもう一人。

北野みどり、23歳、飲食店勤務。

4月19日21時に

大沢6丁目で殺害される。



「北野みどり…今日じゃねえかよ」

腕時計を見る大山。18時55分。

叫んでも誰も来てくれない (>_<)



「犯人を捕まえて下さい。

あなたしか事態を変えられないんだ!

聞こえてんのか?おい!」

無線は切れてしまう。



5度目の会話。

1997年4月19日の大山と

2018年4月5日の三枝。




「聞こえてんのかよ…」

ホワイトボードの7人目の被害者は

変わらない…。




1997年4月19日

誰かに後を尾けられるみどり。



会議から戻ると手錠が引きちぎられ

大山の姿はない。



大山はラーメン屋に走るが

みどりはもう帰ったと。

電話をしてもみどりは出ない。



犯行現場付近を走り回る大山…

21時まであと10分もない (>_<)



尾つけられてる気配に気づくみどり。

女性の悲鳴を聞き走り出す大山。




そして

「どうして変わらない…」

ホワイトボードを見つめる三枝。




手に汗握るラスト…

大山は間に合うのか?

運転手は何を隠しているのか?

本当に犯人が事件を再開したのか?



大山も無線機が2018年と

繋がっていることを知り

これからは協力し合って

事件を解決していくのだろう。


シグナル 火曜21時 フジテレビ


2018年4月28日土曜日

「シグナル」第2話のあらすじと感想:時効成立20分前!極限の攻防戦 新たな未解決事件!

長谷川京子が怖い!




現在の刑事・三枝健人(坂口健太郎)と

過去の刑事・大山剛志(北村一輝)が

謎の無線機を通じて繋がり

長期未解決事件に挑む

ヒューマンサスペンス。




2010年4月10日

1995年に起きた女児誘拐殺人事件…

時効まであと20分。



桜井美咲(吉瀬美智子)による

吉本圭子(長谷川京子)容疑者の

取り調べが始まる。



不敵な笑みを浮かべ

自分のロッカーを見せたのは

警察を試したかったからだという。



「だって刑事さん達が

素人の嘘も見抜けないせいで

犯人が捕まらなかったら

殺された女の子が

可哀そうじゃないですか。」(-_-;) 



挑発に乗らず冷静に

ロッカーが圭子の物か念を押す美咲。



「ありがとう、

これでDNA鑑定が出来るわ。」

取調室を出て行こうとする。



「DNA鑑定?」動揺する圭子。



橋本の首に掛かっていたロープには

犯人のものと思われる血液が

残っていたことを教える。



「科学は被害者の味方なの。

もう逃げられないわ。」



時効まで8分を切った…

しかし顔を上げた圭子は

再び不敵な笑みを浮かべ



「証拠はないんでしょ、

だから私に自白させようとしている」



それを聞いて鑑識に走る三枝。

でも科捜研からの連絡はまだないと…



三枝は偽のファイルを持って

圭子に迫るが

「私は殺してません。」



とうとう時効成立。



「残念でした、

もうちょっとだったのに。

警察ってやっぱり

大したことないんですね。

お疲れさまでした。」



勝ち誇った笑顔で取調室を出て行く…

何とふてぶてしい (-_-メ) 



そこへ鑑識から

DNAが一致したと連絡が…遅かった。



しかしポケットから出た

別の証拠により

橋本の殺害容疑で逮捕される圭子。



いい気味だが

綾香殺害では裁けない

…刑はどうなるのだろう?



「警察はどっちの味方なのよ…」

母親の気持ちを思うとやりきれない。



綾香の事件に関してはここまで。

その後どういう判決を受けたのか、

何故、綾香だったのか…?



小学校へ花を供えに行く三枝。

その後、立ち寄った場所で

「加藤亮太 平成12年2月10日没」

と書かれた木札を手にする。



「お兄ちゃんは犯人じゃない!」

叫ぶ三枝少年、

護送車に乗り込む兄(神尾楓珠)…

冤罪で逮捕され死亡したのだろうか…



圭子に面会に行った美咲は

大山の写真を見せ

事件当時訪ねて来なかったか尋ねる。

「バカね、警官が訪ねて来たら

私は捕まってたわよ。」(-。-;




2010年4月27日

殺人罪の時効廃止が決まる。

それに合わせて本庁に

長期未解決事件の専門チームが作られ

責任者は岩田一夫(甲本雅裕)。

メンバーは美咲と山田勉(木村祐一)、

鑑識の小島信也(池田鉄洋)。



世論が収まれば

自然消滅する部署だから

お荷物の寄せ集めにしたと

刑事部長の中本慎之助(渡部篤郎)。



美咲が今でも大山を探していることを

気にしていた。



「岩田、部下をしっかり管理しろよ」

何があったのだろうか?



そして23時23分。再び無線が繋がる。

「大山さんですか?

城西署の三枝です。」



苦しそうな息遣いが聞こえる…



「これが最後の通信に

なるかもしれません。」



森の中で血を流している大山。



「でも終わりじゃありません。

また無線は繋がります。

その相手は3年前の私です。


過去は変えられます。

諦めないで下さい。」



「どういうことですか?」

銃声が聞こえ、無線は切れてしまう。



二度目の会話。三枝は2010年だが、大山は不明。




8年後…2018年4月2日

アメリカでプロファイリングの

研修を終えた三枝が

チームに配属されてくる。

階級は警部補。



「人数も増えたことだし

いい加減成果を出せ。

世間を騒がせた大きな事件でも

解決してみせるんだな。」



『城西地域女性連続殺人事件』

の解決を提案する岩田。



20年以上も前の事件だと

ひるむメンバーに

「やりましょうよ。

難しい事件ほどやり甲斐がある。」

と三枝。



1997年1月27日最初の事件が発生。

その後も犯行は続き

半年の間に被害者は合計7人。



殺害方法と独特な拘束方法で

同一犯と断定された。



捜査員延べ千人を動員しながらも

物証が乏しく、未解決のまま…。

警察にとって不名誉な事件だった。



毛髪など犯人に繋がる証拠が無い為、

DNA鑑定は出来ない (>_<) 




相変わらず慶明大学医学部を

訪ねる美咲。

未だに大山と思われる遺体は

発見されていなかった。

生きていたら50過ぎ…。



そして23時23分。また無線が繋がる。

「大山巡査部長ですか?」



無線の声に気づき

大山が無線に出る。



「警視庁の三枝です、心配しました。

無事だったんですね。」



「本庁が俺に何の用だ?」

…不思議そうな大山。



「こちら城西署の大山です。

只今、大上崎にて

失踪者の捜索中ですが…」



失踪者は連続殺人事件、

4人目の被害者だった。



「近藤美香さんですか?

大上崎5丁目の潮まち橋で

発見されてますよね?


…5人目は本郷1丁目の相生橋の下。

6人目は…」

そこで無線は切れてしまう。



三度目の会話は大山が1997年4月16日

三枝は2018年4月。

大山にとっては初めての会話だ。




当時の捜査員をあたった三枝は

大山の存在を確認する。

でも現在はどこにも彼の名前はない。



そして三枝に大山の資料の中にあった

写真を渡す美咲。

三枝はプロファイリングで

犯人は20代前半の男性と分析する…

今は40代前半ということだ。




1997年4月17日

大山は行きつけのラーメン店にいた。



そこで働く北野みどり(佐久間由衣)は

かつて大山が更生させた少女だった。



「薬はもうやらない。

あいつから連絡もないし。」


「何かあったらすぐ俺に言えよ。」



ラーメン屋を出た大山は

三枝の言葉を頼りに

相生橋へ向かう…



そこでブルーシートの下に

拘束され倒れている5人目の被害者

中島亮子を発見 (゚o゚;;

息を吹き返したので、救急車を手配。



すると2018年現在では

三枝の元で異変が…

ホワイトボードに書かれた文字が

動き出し、

写真からは中島亮子の姿が消えていく


「5人目中島亮子 遺体で発見」が

「未遂」に変わっていた (゚o゚;;(゚o゚;;



美咲が持っていた大山のメモも

同じように変わるが

美咲は変化に反応しない (・_・;



「過去は変えられる」

と言った大山の言葉は

こういうことだったのか!



過去と現在が混在して

混乱してしまうが

テンポもよく、面白い。



韓国独特のホラー感も

いいスパイスになっている。



前半の長谷キョンとの攻防戦も

見応えがあったし

やはり関テレ作品はイイ♪


シグナル 火曜21時 フジテレビ