2018年9月23日日曜日

「高嶺の花」最終回のあらすじと感想:今夜すべての哀しみと嘘と裏切りが愛に変わる…最後の一瞬まで衝撃&怒涛のラブストーリー涙の完結

私はお花って!?





美貌・才能・財力・キャリア

すべてを持ち合わせた女性

月島もも(石原さとみ)が

何も持たない平凡な自転車屋の店主

風間直人(峯田和伸)と出会い、

まさかの恋に落ちる…



そんな二人の前に次々現れる

愛の刺客と数々の試練とは?




頼まれて直人を誘惑する千秋(香里奈)。

携帯はスピーカーにしたまま。

会話を聞くのが辛くなったももは

オフにしようと手を伸ばすが…



「これ、ドキッリですよね?

俺なんかそんなにモテる筈がない。」



思わず手を止める。



「謙遜みたいに誤魔化さないで。

私が嫌いなら

もっと違う言い方して下さい。」



「嫌いだなんてとんでもない。

ほんとスミマセン…」



元カノをまだ想っているなら

黙っているからと言われ


「浮気なんてバレなければいい。

犯罪者の理屈ですかね。」



浮気というのは本当は後ろめたい。

酷いことだ。

なのに浮気する人が多いのは

顔がその時思い浮かばないからか?

そうではない、彼女や奥さんのこと

その時忘れているから。

ももの顔が今も浮かんでいる

自分には出来ないと…



「男というかオスとしては

情けないのかもしれないけど。」



「女が浮気を許さないのは

忘れられているのがわかるから

だから惨めに一緒にいるのが

耐えられない。」



でもそうじゃない女もいる。

男なんて浮気する、

デンと構えて許してあげる。



「そういう人が

大人の女っていう評価も…」



「俺はそういう女性には

惹かれないです。」



裏切られたら自分が

ぶっ壊れてしまう女性がいい。



蕎麦屋の分厚い湯呑みより

薄くて脆いティーカップの方が

大切にされるから割れにくいと。



「俺が大切にするからです。」


「ありがとう…」泣き出すもも。





月島の全財産を放棄すると

市松(小日向文世)に申し出る

なな(芳根京子)。



ルリ子(戸田菜穂)は怒るが

市松は驚きもせず受け入れ、

ななを破門する。






佳代子(笛木優子)たちに

正体を明かす千秋。

ハニートラップのことも。



私に魅力ないのかとイラっときたが

話を聞いていたももには良かったと。



会話を聞かせていたと知り驚く直人

(^◇^;)





一方、ななはももに

全てを投げ出してもいいと思えるほど

初めて人を好きになったと打ち明け

自分の中で華道はそれほど

大事ではなかったのだという。



そして破門にする時に見せた

市松の顔が優しかったのは

やはりももを家元にしたいのだと。



「まさか…私は…」


「血が繋がってない?

だったら何?

愛されてなかった?お父さんに」



子どもだった頃

優しく接してくれた父を思い出す…





ななが家元を辞退したことを

市松に謝罪する龍一(千葉雄大)。



だが、これで良かったのだと。

ももが実子でないと漏れた時に

ななが神輿として担がれ

必ずお家騒動が起こる。


家元に相応しいのはももで

ななには天分が無いという。



更に華道をビジネスの面から

支えてもらうのは大切だから

ももとの婚姻を進めるという。



本来のももは兵馬(大貫雄介)にも

勝る天分を持っている。



「兵馬様をもひれ伏させる

ももの天才をその眼で

見たいとは思わんかね?」



「兵馬がひれ伏す…」

龍一の目が変わり

笑いながら車を走らせる…



兵馬を見返したいという気持ちに

また火が点いたのか?




その後、
龍一と連絡が取れなくなり

慌てるなな。

姿を消してしまったのだ。





市松から『次期家元に』と告げられ

受け入れるもも。



直人を呼び出し

家元になることを報告する。



「今まで本当に

ありがとうございました。」

頭を下げる。



「人は支え合って生きていくと

いいます。

一人で立てない者同士が寄り添うのは

共依存です。」



直人は一人で立てる人。

一人で立てない自分は

寄りかかってしまう。



いつか直人も折れてしまい

共倒れになる。



一人で立てるようになりたい、

その為には芸術家としての

自信を取り戻すことが必要だから

これでさよならだと…



懸命に引き留める直人。

今までとは違うと感じたのだ。

二度と会えなくなると…



でも、ももの決心は固く…

泣きながらももの後ろ姿を見送る。



別れたことを仲間に報告し…

「まだ何かしてあげたい。

あんなに必死で生きてる人いない。」

また泣き出す (>_<)



そしていきなり

宗太(舘秀々輝)が摘もうとして

転落した花を摘みに行くと言い出す。



危ないと止める女性陣だが

幸平(袴田吉彦)たち男性陣は

直人を連れて山梨へ向かう。





母親の生け花の腕前について

金と銀(正司照枝・花江)に

尋ねるもも。



人望も才能もあったが

月島の華道ではないと

家元が嫌った為にやめたという。



家元を愛していたのだ。



母には最初からもう一人の自分など

存在しなかったと聞き


「家元にも嫉妬される位の腕前で

月島じゃない生け花って…?

もう一人の自分もいない、

ママはどういう生け花を?」


「私はお花。」


「なにそれ?」


「知らん。」





崖の上に咲く花を前にした幸平たちは

危ないと引き返すが、直人は諦めず

崖を登り手を伸ばすが…





「私はお花…」

そう繰り返し花を生けるもも。

帰宅するとエントランスに

一輪の花が置かれていた。



崖の上に咲いていた高嶺の花。



ななを呼び出すもも。

「いつか言ってたよね、

好きな人がいる方が勇気が湧くって。

そんなのおままごと

あの時そう言ったわ。


でも、わかった。

その思いを真っ直ぐに極限まで

昇華すればいい、迷わないで。

私なら出来る。」



「私たちはお花!」

声を揃え抱き合う二人。



やっぱりよくわからない (^◇^;)





「ママは最後まで

私はお家元の子だと言い張った。

お家元を愛してた。」


「はい。」


「残酷な話ね。」


「いえ。」



母が亡くなったあと

他に好きになった人はいないか

高井(升毅)に尋ねる。



いないと聞き、嬉しそうに微笑んで

「まるでプーさんね。」



協会理事たちの前で花を生けるが

全力で高井の人生を肯定してあげると

言い出す…

「お父さんの人生を。」



理事達の前で月島を離れ

新しい流派を起こしたいと

願い出るもも。



爼上など聞いていないと怒る市松に


「新流派が協会に属するなら

満場一致でなくてはなりません。

あなたが菊の花を置かなければ

それで済む。

お手並み拝見となりましょう。」


と兵馬。



「その方は私が悲しいと言えば

愛ある証と答えてくれました


その方は私が怒っていたら

もっと怒っていいと言ってくれました


その方は分け隔てなく

全ての土地を照らす太陽なのです


こんな時代に

いつでも優しくあり続けることが

どれほど困難か


自分の価値観を固定せず

人の価値観を全て受け入れる

聡明で高潔な魂


花はただその日差しに

顔を向けています

一番綺麗な顔を太陽に向けています

喜びに満ちて」



直人への想いを語りながら

楽しそうに花を生け始める。



「私もあの方に顔を向ければいい

暖かな日差しに感謝して

愛と喜びに満ちて…」



泣き出す高井。

ももの母親を思い出す市松。



「私はお花

私の花は何の邪鬼もない

ありのままの私

その求愛にございます」



たとえこの思いが叶わなくても

何の痛みもない。



「あなたこそが太陽だと

唯一無二の日差しであると

今、わかるのです

今になって

お慕い申し上げてます」



生け終わり、お辞儀をする。



「皆さんいかがですか?

私は言葉もない。」

菊の花を置く兵馬。



理事たちも後に続く。



「これは月島ではない。」


「はい。

ももは自分の足で立ちたいのです。」


「何ら格式のない

名もなき初代家元としてか?

ももよ、茨の道を行くのか?」


「一人ではありません。

支え合う人が…」


「見事ではあった。」



最後の菊の花を置く市松。





足を骨折して入院した直人は

宗太にメッセージを送る…



“君がいつか誰かに言うのを想像する

「大丈夫だから」


君がいつか誰かに言うのを想像する

「僕がついているから」”





牧場で働く龍一を見つけ出すなな。


「行くとこないの。」


「ここにいてくれ。」


抱き合う二人…





千秋の車で帰宅する直人。

店に入ると沢山の生け花が…

そして二階には三つ指をついたもも。



「お帰りなさいませ。

ふつつか者ですが

末永く宜しくお願い致します。」


「また誰かが聞いてます?

引っかかりませんから。」



月島の家元はやめて

この商店街で新しい教室を開くと。



元カレのことももう引きずってない。

子どもが生まれて

いいパパになっているらしい。



自分には高嶺の花だからと

直ぐには受け入れられない直人。



「高嶺の花よー

だけどいいじゃない、

あなたには十分資格あるでしょ、

その花を摘む。」


「こちらこそ宜しくお願いします。」



抱き合う二人…



「よし!」


携帯を取り出し窓を開けるもも。

窓の下では仲間たちが大喜び。

やはりスピーカーにしていた (^◇^;)



そして、もれなくついてくるからと

金と銀を紹介される。





高井は市松の元に残り

ルリ子が教室の為に動いていることを

報告する。



絶えることのない血筋のお家を

守ることが自分の務めだとルリ子。



「お花の事は何もわかりませんが…」



「それでよい。

だから愛したのだ。」



家元として息が詰まる日々の中、

ルリ子と結婚して初めて

呼吸が出来た気がしたと。

才能溢れるももの母は疎んじ遠ざけた


「信じられません。

なら、証明して下さい。

愛があるなら

私はもう一人産んでみせます。」


「何と」


笑い合う二人。



初めてこの夫婦にホッとした ^_^;





とうとう宗太が旅から帰って来る。

商店街の人たちやクラスメートが

出迎える中、坂東(華丸大吉)の姿も。

手術は成功したのだ ♪



そして母親から「お帰り」と言われ

「俺、もう大丈夫だから」

笑顔で応える。



その顔は明るく中学生らしく

以前の尖った彼とは大違い。

本当に良かった。





青空の下で生け花教室を開くもも。

「みんな、楽しんでお花を生けて。

一番大切な人を心に思い浮かべて。」



明るく生き生きと楽しそうな笑顔。

本当の幸せを手に入れられて

良かった。




ところどころ感動はしたけど

何だったのかな〜というのが感想。

最終回で色々と綺麗にまとめた感は

否めない。



見ていて恥ずかしくなるももに

全く共感出来ないし ^_^;

申し訳ないけど再放送しても

絶対に見ないドラマの一つだ。


高嶺の花 日本テレビ

2018年9月11日火曜日

「高嶺の花」第9話のあらすじと感想:愛と哀しみ、嘘と裏切りが激動する!出生の秘密、恋の裏側頂上決戦…

まさかのハニートラップ (゚o゚;;



美貌・才能・財力・キャリア

すべてを持ち合わせた女性

月島もも(石原さとみ)が

何も持たない平凡な自転車屋の店主

風間直人(峯田和伸)と出会い、

まさかの恋に落ちる…



そんな二人の前に次々現れる

愛の刺客と数々の試練とは?





「それにしても全然進展ないって

どうなってんの?」


「はぁ?赤の他人が偶然出会って

徐々に親しくなっているっていう

過程でしょ。」



ももの部屋に居たのは

千秋(香里奈)だった (゚o゚;;



直人を諦める為なのか何なのか

分からないし、分かりたくもないが

唯一の親友である千秋に

ハニートラップを依頼したのだ (-。-;



実は病院グループのお嬢様で

しかも看護師ではなく、脳外科医。

フったにも関わらず未練を残している

相手を見てみたいという興味半分、

友情半分で引き受けたという。



「で、感想は?彼の。」


「面白いね、チャーミングで。

惚れちゃいそう。」



ももの表情が曇る。



「冗談だよ。

ヨリを戻したらいいじゃん。」



芸術に色恋は最悪の組み合わせだから

ちゃんと誘惑してともも。



「自信ない?

心の中にまだ私がいるから。」


「私が本気出したら

ももなんか忘却の彼方だよ。」



直人が我を忘れてのしかかったら

やっぱりその程度の男だったって

嫌いになって思い出ごと消える。

今度こそ華道に向き合えると…



直人の好みはわかったと千秋。

『孤独な女を放っておけない』





兵馬(大貫勇輔)を訪ねたももは

“もう一人の自分とは子どもの頃の自分”

だと直人が言い当てたことを聞く。



「僕らのように感性を研ぎ澄まして

みた訳じゃない。

頭で考えて辿り着いたというのだから

凄い。

心が大人になった君には

二度と見えない。」



恋愛感情のない相手に抱かれれば

戻れると言ったのは

自分とももが子どもを作れば

とんでもない天才が生まれると

言われたからだと白状する。



子どもを作る気だったのか⁉︎

怖過ぎる (゚o゚;;



そんなことよりもう一人の自分が

もう見えないことがショックなもも。

それでは月島の家元にはなれないと。



兵馬は、なな(芳根京子)が選ばれた

意味がわからないという。



「私の自惚れを戒めようと。」


「それこそ意味不明だね。

底知れぬ自惚れこそが

我々を支えている。」





「姉が心配です。

情緒が不安定というか…」

市松(小日向文世)に相談するなな。



「情緒不安定。

あれの情緒が安定していたことが

あるか?」



確かに (^◇^;)



今回のことはももへの叱咤激励、

次のチャンスで挽回せよと捉えて

いいのかとなな。



次のチャンスなどない、

ななが家元になるのは決定事項だと

ルリ子(戸田菜穂)。



作品の出来から家元の裁定に

納得がいかないと説明を求める。



「他言するでないぞ。

ももは私の本当の娘ではないのだ。」





佳代子(笛木優子)の店に集まり

携帯をオンにして会話を聞かせる千秋

…ももが聞いているとは知らず

嫁にするなら千秋だとか

ももはヤバイ、人の世話など出来ない

と話す幸平(袴田吉彦)たち (^◇^;)



怒り、ショックを受けるもも。



まだももに未練があるか聞かれ

「あるわけないだろ。」と直人。



頭にきて電話を切る。





マンションに戻るとエントランスに

直人が生けた花が置かれていた。


“始めたてですが

なかなか楽しいです”


「初心に返れとでも言いたいのか?

ナメてんのか素人が!」


更にさっきの会話を思い出し

またヒステリーを起こす。



確かにいつも情緒不安定…(-。-;





兵馬と龍一(千葉雄大)、

神宮流次期家元を決める俎上が始まる


事前に4つの票を集めている龍一。

市松は体調不良だとかで

ももとななが代わりを務める。



神宮の家元も重篤な状態で

入院中だと兵馬。

その意思を確認する術はないが

心優しいお方ゆえ

不憫な弟に花を手向けるだろうと。



「父の票を龍一に。どなたか。」



ももが龍一の前に菊の花を置く。





婚活中というのは嘘だと

直人に話す千秋。



母親がすごい毒親で

自分の思い通りにならないと

ヒステリーを起こすような人。



子どもだから比較もできず

そんなものなのかと思っていたが

5歳の時に弟が生まれ

自分との接し方とまるで違った。



家業の後継ぎということも

あったのだろうが

親の愛情を目の前で見せつけられ

千秋には興味がなくなり、放置。



自分の子どもなのに

こんなに差別していいの?



時々子どもの頃を思い出して

どうしようもなく

怒りが込み上げてくる。



イライラ、ザワザワして

誰かを傷つけたくなる。



「すみません。」謝る千秋。

つい本音を話してしまったのだろう。



「心理学の本、

たくさん借りてましたよね?

最終的にどの本にも

書いてあるじゃないですか、

あなたが悪いんじゃないって。」



千秋を見て優しく微笑む。

「あなたが悪いんじゃない。」



別れ際、

「自分も母親のように

毒親になるんじゃないかって

だから子供を作るのが怖いって

そういうことですよね?」



「はい。」



「大丈夫です。

あなたごと守れる

あなたの父親にもなれる人と

出会えますよ。


それにあなたが子どもを

望まないなら

それはそれでいい。

構わないっていう男性にも。」



「そんな都合のいいこと

言ってくれる人いるかな。」



「都合いいわけじゃないですよ。

あなたを愛してるだけですよ。」



お辞儀をして去って行く。



「やっべえ、クマのぬいぐるみ。

マジ惚れそう…」





「何が空蝉だ、もう一人の自分だ?

ホラーかよ。

俺の生け花は3Dであらゆる流派を

解析し尽くした完璧な造形美を…」



兵馬に目をやると既に生け終わり

目をつむっていた。

素晴らしい出来栄えだ。

兵馬の前に菊の花が次々と置かれる。



「お気の毒ですが次元が違う。」


「この年になってこれ程の感動に

触れられようとは。」



完敗…



実は昨夜家元が亡くなり

この場をもって家元を襲名すると

発表する。



龍一の前に花を置くなな。

「かわいそう…」





神宮流にたてついたことで

花を卸してくれる花材屋はなく

宇都宮流を解散する龍一。



龍一を訪ねたももは

自分が市松の子ではないことを知る。



スキャンダルを恐れて

実子として育てられたと。

更に月島の俎上は体のいい

出来レースだったと。



「かわいそうに…」

憐れむ龍一。





“悪口を言う奴は無視していい”



宗太(舘秀々輝)にメッセージを送る。



“毒を吐く人は

自分も毒を吸っている。

そっち側に回ったら最後、

すべては色褪せてしまうんだ。


自分の中に芯を作ろう。

それが鉛筆みたいに細い芯でも。

それさえあれば描けるんだ。

やりたいことは全部。


世界で君は一人だけ。

超、激レア。

たった一人の君、

たった一人の俺”



「俺?

それって自分に書いてるんだね。」

と秋保(高橋ひかる)。



「立派な人の名言は

心に余裕のある奴にしか届かない。


だからお前が言うなって思いながら

ダメな俺がもう一人の

ダメな俺に言ってるんだ。」





龍一には信じないと言ったが

市松に真相を確かめるもも。



「私は咬ませ犬?

ななの力を引き出す為の…」


「どう思う?」


「どうも思わない、不思議に。」



家元の気持ちを考えたら

感謝の想いの方が強い。



裏切られたのに実子として

何不自由なく育ててくれた。



「ありがとうございました。」

頭を下げるもも。



又キャバクラ嬢になって飲んだくれ

直人を呼び出す。

生活がかかっているから

レギュラーで働くという。



相変わらず直人に絡み

「お嬢様じゃなかったの。

私の死んだ母親が

どこぞの男と浮気して

はらんじゃった子だったの。」

笑い出す。



「良かったんじゃない?

プーさん的にはハードル下がって。

高嶺の花なんかじゃなくて

道端の草ってわけだからさ。」



そんなことはない、

生い立ち関係なく優れた華道家だと

答える直人。



どんどんおかしくなるもも。

店を出ようという直人に絡み続け

とうとう別の客のところへ行き

今夜泊めてくれと言い出す始末 (-。-;



高井(升毅)に連絡したから帰ろうと

止めに入る直人のことを

ストーカー呼ばわり (>_<)



連れ出されボコボコにされるが

迎えに来た高井に助けられる。





高井にも家元の娘でなかったことを

話すもも…



翌日、直人の作品を

受け取りに来た高井に

ももの父親ではないかと尋ねる。



「分配しませんか?

彼女の痛みの分配です。

あなたと俺で。

お父さんですよね?」



バカなことをと認めない高井に

アイデンティティの危機だから

もし父親なら名乗り出た方がいいと…





龍一の部屋を訪ねるなな。

今夜は仲間と騒いで

明日にはここを出て行くと聞き、



「断って、私も断るから。

月島の家元にはならない。」



ももの方が相応しい、天才だと。



「私はあなたと行くと決めたの。」



利用したことも必死だったから

仕方ないと許していた。



ななを抱かなかったのは

汚したくなかったからと龍一。



「俺みたいな奴を

信じ切った目で見やがって

真っ直ぐな目で見やがって

バカなんじゃねえのか!」



泣き出す龍一。



「今も真っ直ぐに見てるよ。

今日は帰らない。

心配しないで汚れたりしない。

逆にあなたを戻してあげる。

元の綺麗なあなたに。」





直人の作品を置きに来た高井に

怪我の様子を尋ねるもも。



「酷いよね、最低よね私。」


「最低なのは私です。」



ももの母親のことを話す…

後ろ生けに悩んだ市松が

妻を愛したことが原因だと思い

辛く当たった…



ももが直人をどうしようもなく

痛めつけたように。



淋しく不安に思った母親が

当時の本部長である自分に相談…
  


「それでいつしか…」


「あなたなのね…」


「私はせめて娘の側にいたいと

本部長を辞して…」


「自分を正当化したいの?

ふざけないで。」



聞きたくない、出てって。

私の前に二度と現れないで。

「出てって!」





直人が怪我をしたと聞き

急な雨に振られびしょ濡れな状態で  

訪ねてきた千秋

ももに電話を架け、会話を聞かせる。



着替えるよう勧める直人。

部屋に戻るとスリップ姿の千秋が…



「何か煮え切らない関係って苦手で。

だからって深い意味とか

重く考えられたくないんですけど

私、あなたと居ると落ち着くの。

許されるならずっと傍に居られたら」



節子(十朱幸代)の言葉が蘇る…



“淋しいって感情は敵よね。

そういう時は魔がさしちゃう。


近くで優しくしてくれる相手に

流される。


ポッカリ空いて淋しいって”



「私ならプーさんのこと

わかってあげられる。

好きな人に意地悪したり

辛い思いなんかさせない。」


「千秋さん…」



会話を聞いていたももは

「そっか…別に責められないんだ。

だって私、優しくなかったもん。

酷いことして又甘えて…自業自得だ 」



「千秋さん、俺…」

千秋に近づく直人。



素直になりたいよ、私だって。」

電話を切ろうと手を伸ばすもも…




このドラマの華道界は

精神を病んでいる人ばかりで

「もういいよ」と言いたくなる。



母親が家元になることを望んだから

華道家として復帰を目指したのに

何故不倫相手との間に出来た子だと

知った後も直人の元へ行かないのか?

理解出来ない (-。-;



いよいよ次は最終回だが

ももの情緒は安定するのか?

直人とどうなるのか?


高嶺の花 水曜22時 日本テレビ

いい味、出してます♪