2018年9月11日火曜日

「高嶺の花」第9話のあらすじと感想:愛と哀しみ、嘘と裏切りが激動する!出生の秘密、恋の裏側頂上決戦…

まさかのハニートラップ (゚o゚;;



美貌・才能・財力・キャリア

すべてを持ち合わせた女性

月島もも(石原さとみ)が

何も持たない平凡な自転車屋の店主

風間直人(峯田和伸)と出会い、

まさかの恋に落ちる…



そんな二人の前に次々現れる

愛の刺客と数々の試練とは?





「それにしても全然進展ないって

どうなってんの?」


「はぁ?赤の他人が偶然出会って

徐々に親しくなっているっていう

過程でしょ。」



ももの部屋に居たのは

千秋(香里奈)だった (゚o゚;;



直人を諦める為なのか何なのか

分からないし、分かりたくもないが

唯一の親友である千秋に

ハニートラップを依頼したのだ (-。-;



実は病院グループのお嬢様で

しかも看護師ではなく、脳外科医。

フったにも関わらず未練を残している

相手を見てみたいという興味半分、

友情半分で引き受けたという。



「で、感想は?彼の。」


「面白いね、チャーミングで。

惚れちゃいそう。」



ももの表情が曇る。



「冗談だよ。

ヨリを戻したらいいじゃん。」



芸術に色恋は最悪の組み合わせだから

ちゃんと誘惑してともも。



「自信ない?

心の中にまだ私がいるから。」


「私が本気出したら

ももなんか忘却の彼方だよ。」



直人が我を忘れてのしかかったら

やっぱりその程度の男だったって

嫌いになって思い出ごと消える。

今度こそ華道に向き合えると…



直人の好みはわかったと千秋。

『孤独な女を放っておけない』





兵馬(大貫勇輔)を訪ねたももは

“もう一人の自分とは子どもの頃の自分”

だと直人が言い当てたことを聞く。



「僕らのように感性を研ぎ澄まして

みた訳じゃない。

頭で考えて辿り着いたというのだから

凄い。

心が大人になった君には

二度と見えない。」



恋愛感情のない相手に抱かれれば

戻れると言ったのは

自分とももが子どもを作れば

とんでもない天才が生まれると

言われたからだと白状する。



子どもを作る気だったのか⁉︎

怖過ぎる (゚o゚;;



そんなことよりもう一人の自分が

もう見えないことがショックなもも。

それでは月島の家元にはなれないと。



兵馬は、なな(芳根京子)が選ばれた

意味がわからないという。



「私の自惚れを戒めようと。」


「それこそ意味不明だね。

底知れぬ自惚れこそが

我々を支えている。」





「姉が心配です。

情緒が不安定というか…」

市松(小日向文世)に相談するなな。



「情緒不安定。

あれの情緒が安定していたことが

あるか?」



確かに (^◇^;)



今回のことはももへの叱咤激励、

次のチャンスで挽回せよと捉えて

いいのかとなな。



次のチャンスなどない、

ななが家元になるのは決定事項だと

ルリ子(戸田菜穂)。



作品の出来から家元の裁定に

納得がいかないと説明を求める。



「他言するでないぞ。

ももは私の本当の娘ではないのだ。」





佳代子(笛木優子)の店に集まり

携帯をオンにして会話を聞かせる千秋

…ももが聞いているとは知らず

嫁にするなら千秋だとか

ももはヤバイ、人の世話など出来ない

と話す幸平(袴田吉彦)たち (^◇^;)



怒り、ショックを受けるもも。



まだももに未練があるか聞かれ

「あるわけないだろ。」と直人。



頭にきて電話を切る。





マンションに戻るとエントランスに

直人が生けた花が置かれていた。


“始めたてですが

なかなか楽しいです”


「初心に返れとでも言いたいのか?

ナメてんのか素人が!」


更にさっきの会話を思い出し

またヒステリーを起こす。



確かにいつも情緒不安定…(-。-;





兵馬と龍一(千葉雄大)、

神宮流次期家元を決める俎上が始まる


事前に4つの票を集めている龍一。

市松は体調不良だとかで

ももとななが代わりを務める。



神宮の家元も重篤な状態で

入院中だと兵馬。

その意思を確認する術はないが

心優しいお方ゆえ

不憫な弟に花を手向けるだろうと。



「父の票を龍一に。どなたか。」



ももが龍一の前に菊の花を置く。





婚活中というのは嘘だと

直人に話す千秋。



母親がすごい毒親で

自分の思い通りにならないと

ヒステリーを起こすような人。



子どもだから比較もできず

そんなものなのかと思っていたが

5歳の時に弟が生まれ

自分との接し方とまるで違った。



家業の後継ぎということも

あったのだろうが

親の愛情を目の前で見せつけられ

千秋には興味がなくなり、放置。



自分の子どもなのに

こんなに差別していいの?



時々子どもの頃を思い出して

どうしようもなく

怒りが込み上げてくる。



イライラ、ザワザワして

誰かを傷つけたくなる。



「すみません。」謝る千秋。

つい本音を話してしまったのだろう。



「心理学の本、

たくさん借りてましたよね?

最終的にどの本にも

書いてあるじゃないですか、

あなたが悪いんじゃないって。」



千秋を見て優しく微笑む。

「あなたが悪いんじゃない。」



別れ際、

「自分も母親のように

毒親になるんじゃないかって

だから子供を作るのが怖いって

そういうことですよね?」



「はい。」



「大丈夫です。

あなたごと守れる

あなたの父親にもなれる人と

出会えますよ。


それにあなたが子どもを

望まないなら

それはそれでいい。

構わないっていう男性にも。」



「そんな都合のいいこと

言ってくれる人いるかな。」



「都合いいわけじゃないですよ。

あなたを愛してるだけですよ。」



お辞儀をして去って行く。



「やっべえ、クマのぬいぐるみ。

マジ惚れそう…」





「何が空蝉だ、もう一人の自分だ?

ホラーかよ。

俺の生け花は3Dであらゆる流派を

解析し尽くした完璧な造形美を…」



兵馬に目をやると既に生け終わり

目をつむっていた。

素晴らしい出来栄えだ。

兵馬の前に菊の花が次々と置かれる。



「お気の毒ですが次元が違う。」


「この年になってこれ程の感動に

触れられようとは。」



完敗…



実は昨夜家元が亡くなり

この場をもって家元を襲名すると

発表する。



龍一の前に花を置くなな。

「かわいそう…」





神宮流にたてついたことで

花を卸してくれる花材屋はなく

宇都宮流を解散する龍一。



龍一を訪ねたももは

自分が市松の子ではないことを知る。



スキャンダルを恐れて

実子として育てられたと。

更に月島の俎上は体のいい

出来レースだったと。



「かわいそうに…」

憐れむ龍一。





“悪口を言う奴は無視していい”



宗太(舘秀々輝)にメッセージを送る。



“毒を吐く人は

自分も毒を吸っている。

そっち側に回ったら最後、

すべては色褪せてしまうんだ。


自分の中に芯を作ろう。

それが鉛筆みたいに細い芯でも。

それさえあれば描けるんだ。

やりたいことは全部。


世界で君は一人だけ。

超、激レア。

たった一人の君、

たった一人の俺”



「俺?

それって自分に書いてるんだね。」

と秋保(高橋ひかる)。



「立派な人の名言は

心に余裕のある奴にしか届かない。


だからお前が言うなって思いながら

ダメな俺がもう一人の

ダメな俺に言ってるんだ。」





龍一には信じないと言ったが

市松に真相を確かめるもも。



「私は咬ませ犬?

ななの力を引き出す為の…」


「どう思う?」


「どうも思わない、不思議に。」



家元の気持ちを考えたら

感謝の想いの方が強い。



裏切られたのに実子として

何不自由なく育ててくれた。



「ありがとうございました。」

頭を下げるもも。



又キャバクラ嬢になって飲んだくれ

直人を呼び出す。

生活がかかっているから

レギュラーで働くという。



相変わらず直人に絡み

「お嬢様じゃなかったの。

私の死んだ母親が

どこぞの男と浮気して

はらんじゃった子だったの。」

笑い出す。



「良かったんじゃない?

プーさん的にはハードル下がって。

高嶺の花なんかじゃなくて

道端の草ってわけだからさ。」



そんなことはない、

生い立ち関係なく優れた華道家だと

答える直人。



どんどんおかしくなるもも。

店を出ようという直人に絡み続け

とうとう別の客のところへ行き

今夜泊めてくれと言い出す始末 (-。-;



高井(升毅)に連絡したから帰ろうと

止めに入る直人のことを

ストーカー呼ばわり (>_<)



連れ出されボコボコにされるが

迎えに来た高井に助けられる。





高井にも家元の娘でなかったことを

話すもも…



翌日、直人の作品を

受け取りに来た高井に

ももの父親ではないかと尋ねる。



「分配しませんか?

彼女の痛みの分配です。

あなたと俺で。

お父さんですよね?」



バカなことをと認めない高井に

アイデンティティの危機だから

もし父親なら名乗り出た方がいいと…





龍一の部屋を訪ねるなな。

今夜は仲間と騒いで

明日にはここを出て行くと聞き、



「断って、私も断るから。

月島の家元にはならない。」



ももの方が相応しい、天才だと。



「私はあなたと行くと決めたの。」



利用したことも必死だったから

仕方ないと許していた。



ななを抱かなかったのは

汚したくなかったからと龍一。



「俺みたいな奴を

信じ切った目で見やがって

真っ直ぐな目で見やがって

バカなんじゃねえのか!」



泣き出す龍一。



「今も真っ直ぐに見てるよ。

今日は帰らない。

心配しないで汚れたりしない。

逆にあなたを戻してあげる。

元の綺麗なあなたに。」





直人の作品を置きに来た高井に

怪我の様子を尋ねるもも。



「酷いよね、最低よね私。」


「最低なのは私です。」



ももの母親のことを話す…

後ろ生けに悩んだ市松が

妻を愛したことが原因だと思い

辛く当たった…



ももが直人をどうしようもなく

痛めつけたように。



淋しく不安に思った母親が

当時の本部長である自分に相談…
  


「それでいつしか…」


「あなたなのね…」


「私はせめて娘の側にいたいと

本部長を辞して…」


「自分を正当化したいの?

ふざけないで。」



聞きたくない、出てって。

私の前に二度と現れないで。

「出てって!」





直人が怪我をしたと聞き

急な雨に振られびしょ濡れな状態で  

訪ねてきた千秋

ももに電話を架け、会話を聞かせる。



着替えるよう勧める直人。

部屋に戻るとスリップ姿の千秋が…



「何か煮え切らない関係って苦手で。

だからって深い意味とか

重く考えられたくないんですけど

私、あなたと居ると落ち着くの。

許されるならずっと傍に居られたら」



節子(十朱幸代)の言葉が蘇る…



“淋しいって感情は敵よね。

そういう時は魔がさしちゃう。


近くで優しくしてくれる相手に

流される。


ポッカリ空いて淋しいって”



「私ならプーさんのこと

わかってあげられる。

好きな人に意地悪したり

辛い思いなんかさせない。」


「千秋さん…」



会話を聞いていたももは

「そっか…別に責められないんだ。

だって私、優しくなかったもん。

酷いことして又甘えて…自業自得だ 」



「千秋さん、俺…」

千秋に近づく直人。



素直になりたいよ、私だって。」

電話を切ろうと手を伸ばすもも…




このドラマの華道界は

精神を病んでいる人ばかりで

「もういいよ」と言いたくなる。



母親が家元になることを望んだから

華道家として復帰を目指したのに

何故不倫相手との間に出来た子だと

知った後も直人の元へ行かないのか?

理解出来ない (-。-;



いよいよ次は最終回だが

ももの情緒は安定するのか?

直人とどうなるのか?


高嶺の花 水曜22時 日本テレビ

いい味、出してます♪

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