2017年2月28日火曜日

「嘘の戦争」第7話の感想:宿敵長男に復讐!一族崩壊へ

六車登場に「死」の予感…(T_T)


30年前に家族を殺害された

主人公・千葉陽一(草彅剛)。



犯人を見たという彼を警察は

子どもの記憶違いだと責めたて

事件は父親による無理心中で

処理されてしまった。



一ノ瀬浩一と名前を変え

天才詐欺師になった彼が

事件の関係者に罠を仕掛け

次々に失脚させていく復讐劇。



今回の標的は長男の晃(安田顕)

すべての元凶は、30年前彼が起こした

事件を揉み消す為だった…



浩一の心臓マッサージのおかげで

一命をとりとめた興三(市村正親)だが

まだ意識は戻らない。



助けるなんてバカだという仲間達に


「死んだら見せられない、この世の地獄。

あいつの口から懺悔の言葉を聞きたい。


泣いて後悔させて

大事なものを壊して奪って


会長の目に焼き付けたいんだ

本物の絶望を。」




録音テープの所在を一ノ瀬が知っていると

考える隆(藤木直人)は

六車(神保悟志)に

引き続き監視を頼むが…



「録音ごと持っている人間も

この世から抹消するのが確実だ」

物騒なこと、極まりない (-_-;)




浩一は2千万の工場改修工事を晃に勧め

隆も快く承諾するが

それは“その時”を待っていたから。



2千万は尻尾を掴む為の

投資だと考えてのこと。





意識を取り戻した興三は

浩一の顔を見た途端

彼の言葉を思い出し


恐怖に顔をおののかせる…



その様子を見た隆は

次は晃に災難が降りかかると

楓(山本美月)に告げる…




工事業者に成りすまし

2千万円を騙しとった浩一たち。



隆から子会社の社長を解任され

本社の役員もおろされてしまう (>_<)



「本当に俺ってツイてない…昔からそう。

トラブルに巻き込まれたり、騙されたり…

俺が悪い訳じゃないのに。」


「2千万騙し取られたのに

自分は悪くない?

いや、そうですね。

晃さんは今日もツイてなかっただけだ。」


「これからも相談にのってくれるよね?」


「傍に居ながらこんな詐欺も防げなかった。

経営コンサル失格です。

残念ですが、もうあなたの力にはなれない。」


「君にまで見捨てられたら、俺どうしたら…

一人でどうしたらいいんだよ!」



「地獄に堕ちろ…」

聞こえない様に呟く顔が悲しそう (:_;)

晃のこと、気に入っていたんだと思う。



飲んだくれ、チンピラに絡まれ

ボコボコにされてしまう晃に

声をかけるハルカ(水原希子)



これで兄妹3人に、別人として関わるわけだけど

目立つ顔なのに大丈夫か (^◇^;)



傷心の晃は

会社が粉飾決算していたことまで

話してしまう。




隆は、自分と晃のPCが遠隔操作出来る状態に

なっていたことを突きとめていた。

感染源は浩一から受け取ったUSBであることも。


「ここからは一ノ瀬との騙し合いだ!」


それには晃も騙さなくてはいけない。

この件が片付いたら、元の役職に戻すつもりらしい。




そして、この先何があっても受け入れるから

隠していることがあったら

話して欲しいと言う楓。


この事実を知ったら

どうなるのだろう (@_@。




2千万を手に入れ

百田(マギー)は

更に設計データを盗んで

アメリカのライバル会社に売ろうと言い出す。



晃から免許証と社員証を盗んだハルカが

役員としてアクセスすれば盗みだせるかもと

乗り気になるが



「会長が進めた開発なら別だけど

そうでないから止めておこう。」と浩一。

やはり晃や楓に情が移っているのだろう。



「それよりも、次は六車を何とかしないと…

昔から興三の下で働き、やくざにも顔がきく。

30年前の実行犯は彼かもしれない。」



危険だと百田。

「俺達の命だって危ないかもしれない。

そろそろ落とし所を考えよう。

死んじまったら復讐もクソもないだろ。」


本当にその通りだ。



カズキ(菊池風磨)とひと芝居うち

盗聴している六車に罠を仕掛ける。

拘束して30年前のことを聞きだすつもりだ。



うまくいくとは思えない。

六車登場で、誰かが死ぬのではないかという

恐怖でいっぱい (>_<)



ハルカも心配して

「録音テープをネットにあげれば

もう十分でしょ?

一緒にタイに戻ろう。」


「いいぞ、戻って。

確かにこのままだとハルカも危ない。」


「私一人だと意味ない。」


「何が不満だよ。

金ならさっき渡したろ。」


「そういうこと言ってるんじゃない。

死ぬとこなんて見たくない。

浩一が好きだから…」



その時、六車が事務所に…

防犯カメラ越しに睨み合う二人。



思い切って告白したのに (T_T)



浩一が大切なものを再び失うのではないか…

それはハルカなのか?

自分の命なのか?



「復讐」って本当に辛い。

復讐の為に近づいた相手がいい人なら、尚更。

その心の葛藤、悲しみ、怒り…


草彅剛が揺れ動く心情を

悲しく、切なく演じていて

毎回胸が痛む。



そして協力しながら

傍らで見守る水原希子の演技にも。



浩一とハルカには

幸せになって欲しい…


嘘の戦争 火曜21時 フジテレビ




「カルテット」第6話の感想:第二章開幕‼︎夫の告白、妻の涙…迎える衝撃の結末

夫婦は何故壊れたのか…家族をつくりたかった妻、恋人でいたかった夫


カラオケBOXで偶然出会った

弦楽奏者の男女4人。

でもそれは偶然ではなく

4つの嘘が隠されていた。



彼らはカルテットを組み

ひと冬を軽井沢で過ごすことに…。

「Mother」「最高の離婚」の

坂元裕二が贈る大人のラブサスペンス。



4人が出会った謎は解明され

物語は第二章へ…




鏡子(もたいまさこ)に会いに

教会へ向かう真紀(松たか子)。



家森(高橋一生)は

楽に素早く10万円を貰えるバイトがあると

出かけて行く。

逃げ出した“青いフグリを持つ猿”を

捕獲する仕事 (^◇^;)



そして別府(松田龍平)は仕事へ。



別荘を飛び出したすずめ(満島ひかり)は

カルテットのチラシを持っていた男(宮藤官九郎)と

行動を共にしていた。



どうやら真紀の夫・幹生だと

気づいているようだ。

別荘に連れて帰るが、誰も居ない…



配達の人が幹生の靴を見て

「カラーボールを投げられたみたいになってますね(笑)」

問いただすと

コンビニでレジからお金を盗んだと (-。-;




警戒しながら真紀とのことを尋ねるすずめ。

「失踪した人って

残してきた人のことを考えて楽しむらしいですね。」


申し訳ないといつも思っていると言う幹生に

「思っているならどうして?」

「あ、好きじゃなくなったからです。」



そして、鏡子は真紀に

「幹生を殺したの?」


「どうしてこうなったのか

私にもわからないんです。」


結婚して2年、喧嘩はしたことがない。


「気づいた時には無くなっていたんです。

彼の私に対する恋愛感情。」



ここからは

二人の話が交互に展開していく…

(大和ハウスのCMを思い出した)



仕事の関係で知り合った時に

幹生は一目惚れ。

真紀は仕事先の人としか考えなかったが

何度か食事をする内に

好きなのかなって思い始めた。



「彼と居ると飾らなくて済んで。」


「彼女と居ると何かドキドキして。」



自分の好きな詩集を渡す幹生。

そしてプロポーズ。



「結婚して彼と家族になりたかった。」


「結婚しても恋人同士のようでいたかった。」



ヴァイオリンを続けなよと言う彼に

帰って来て誰も居なかったら淋しいでしょと

専業主婦になった真紀。



「好きにした方がいいよ。

真紀ちゃんは、真紀ちゃんらしく。」

「じゃあ、家に居る。」



渡した詩集は、9ページ目に栞。



夕食が唐揚げで、喜ぶ幹生。

何も聞かず当然のようにレモンをかける真紀。

実は幹生はレモンが嫌い…



異動になり、制作の現場から外れ

夫婦の時間が増えたけれど

調べてもらったら、子どもは難しいと…



ちょっと残念だったけど

「いつまでも恋人同士でいたいって思っていたし。」


「二人でも家族は家族だからって。」



幹生が“人生ベストワン”だというDVDを

借りて来て一緒に観るが

「この人って悪い人?それとも、いい人?」

おかしな質問ばかりしてくる真紀。

なのに途中で寝てしまう…



新しく出来たカフェに行こうと誘われても

外は寒いし、コーヒーなら家にあるよって。



「一緒に居る内に無理しない関係になって。

嘘もない、隠し事もない素直な自分でいられて。」


「一緒に居てわかってきたのは

彼女も普通の人だったんだなって。」



「私、家族を手に入れたんだなって思えたの。」


「恋をしている頃は特別な人だなって思えたけど

最初の頃の秘密めいた彼女は、もうどこにも居なくて。」




詩集はまだ9ページのまま。



ヴァイオリンをやめてしまい

家のことだけをする真紀を

退屈に感じ始める。



生活している場所が狭いから

話題もテレビや近所の話ばかり。



聞いてあげなきゃと思いながら

少しづつ距離が出来ていく。



価値観が同じか、器が大きいか

どちらかないと続かない…



「結婚してからも彼女は変わらず

ずっと好きでいてくれて…」



実は妻に内緒で会社を辞めていた夫…



ある日の夕食。

鍋敷きの代わりに、咄嗟に詩集を差し出す真紀。

これは致命的だったかも…(-。-;



「次の日、気がついたらベランダの柵に足をかけていて…」



そこで家森と出会った二人。

顔中包帯だらけだから

真紀も覚えてないのだろう。



「優しそうで、品があって

完璧な1億点の妻じゃないですか?」と言う家森に

悔しくて言い返したくなり

『妻に突き落とされた』と嘘をついた。



後輩と飲んでいる店へ

偶然入って来た真紀。


本当はレモンが嫌いということや

「愛しているけど、好きじゃない。

それが結婚ってもんだ。」

と話しているのを聞いてしまい

店を出て行く。


聞かれたことに気づく幹生…



「私は家族が欲しくて結婚して。」


「結婚しても恋人のように思っていたくて。」


「気がついたら彼は家族ではなくて

片思いの相手になってて。」


「彼女は恋人じゃなくて、家族の一人になってて。

欲しかったものがお互い逆さになってて。」



お互いにちゃんと話そうと思っていた日。

涙が溢れてしまうから

買い忘れたものがあると

出かける真紀。




その後、衝動的に家を出て

泣いている真紀の後ろ姿を見ながら

反対方向へ駆けだす幹生。




「私が探します。

必ずあなたの元へ連れ戻します。」と鏡子。

疑いは晴れ、真紀に申し訳ない気持ちでいっぱい…



でも、離婚届を出したいと思っていると

頭を下げる真紀。



一方

「退職金を使い果たし、凍死しちゃうなって

マンションに戻って来て

近所の人からカルテットのチラシを貰った。」

と言う幹生。


(ふざけるな…)



会社の倉庫に閉じ込めらる別府。

スマホの電池は残り1% (-_-;)

そこへ雪山で猿を捜索中の家森から電話が…


倉庫に閉じ込められたことを

真紀に伝える家森。

そして真紀は別荘へ向かう。



別荘では、すずめが2階で縛られていて (@_@。

そこへ何故か有朱(吉岡里帆)が鍵を開けて侵入。

真紀のヴァイオリンを愛おしそうに抱き締め

物音が聞こえたのか2階へ上がろうとしたところで

幹生と遭遇。



鍋で殴り倒し、ベランダから逃げようとするが

ヴァイオリンを返せと追いかけて来た

幹生と揉み合いになり、転落!




次回は『終わりの始まり』

有朱は死んでいるようで…

「俺、この人と沈んでくる」

「逃げよう」



えっ!? まさかの展開 (゚o゚;;



夫婦が壊れていく過程が、丁寧に描かれていて

それぞれの心情が手に取るようにわかる

素晴らしい演出と演技。



松たか子はもちろんのこと

クドカンは脚本家だけでなく

俳優としても凄い才能!



夫がとった行動は許せないが

好きじゃなくなった気持ちは

すごく理解出来る。



自分と結婚して夢を捨て

つまらない人になっていく…。



妻は一生懸命家庭を守り

家族を作りたかっただけで

何も間違ったことをしていない。



だから尚更、切なかった。辛かった。



「結婚」「夫婦」について

あらためて考えさせらた。

そして、感想を誰かと語り合いたくなった。

こんなドラマは久しぶりかもしれない。


カルテット 火曜22時 TBS 

ちゃんと話し合わなきゃ…


2017年2月25日土曜日

「大貧乏」第7話の感想:ドキドキ旅行 幸せなひと時襲う真実 裏切り者は隣に

又々どんでん返しで、大ピンチ!


幼い子ども二人を育てるシングルマザー

七草ゆず子(小雪)。

13年勤めた会社の突然の倒産で

社内預金も消え、無一文に!

しかもその倒産には不審な点が…



ゆず子に憧れる元同級生で

エリート敏腕弁護士の柿原(伊藤淳史)は

彼女に近づきたい一心で

ゆず子を巻き込み調査を始める。



お金と愛をテーマにした



ヒューマンコメディ&サスペンス。



ようやく世間に濱中電子工業の悪事を

知らしめることが出来たゆず子たちは、

『被害者の会』の説明会を開く。

濱中の罪はバッテリーの開発失敗の隠蔽と

意図的な情報漏洩の2点。

大企業の弱点は『世間の目』だから

声を挙げ続けることが重要だと説明。



濱中に派遣社員で潜入捜査していたゆず子は

同僚だったレイコ達の進退を心配し

柿原は和解交渉に切り替えることにするが…



さすが大企業、やることがえげつない。

賠償金は40億、しかもバッテリーの不具合と

意図的な情報漏洩は公開しないというのが条件 (゚o゚;;



それでは又誰かが怪我をするかもしれない。

この条件では和解できないという柿原たちに

濱中とグルである天満元社長(奥田暎二)は



「原告団にとって一番怖いのは

訴訟の長期化。

40億あれば正当に受け取るはずだった分は

取り戻せるから妥当な額だ。」



それでは濱中は無傷だし

不具合の公表だけは譲れないという柿原。

しかし、40億という金額に不審を抱き

内通者の存在を疑う。



そんな時に柿原のPCに勝手に

アクセスしようとしていた

春木(成田凌)を見つけ



「君の目的は何?

そもそもDOHから

情報を抜いていたのは何故?」


「金になるかなぁと思って。」


「こっちの情報が濱中に流れてるのも君の仕業?

いくらで売ってるの?」


疑うなら他にもいる、浅岡(滝藤賢一)の方が

怪しいだろうと言う春木。


「そうだね。

ここに居るのは、僕らを監視する為だろう。」

最初から彼のことは信用していないそうだ。


「君だけなんだよ。

何故僕らと一緒に居るのか、わからない。」


「天満社長は?

人の良さそうな元社長のことは丸っと信用して

原告団の取りまとめから

和解案の方針まで言いなりですか?」


彼は一番の被害者だから

濱中につく理由がないと。


「辞めさせてもらいます。

あんた何もわかってないな…」




春木の足取りを調べると、意外な事実が…

DOHの前身は椿人材派遣会社で

春木の父親が社長。

天満はそこの従業員で社長の右腕だった。



地元で現状維持を望む社長と

事業拡大を狙う天満は衝突。

結局社長を追放して会社を乗っ取ったのだ。

だから天満を見る目が恐かったのね…




そして、柿原の留守中に

勝手に和解を勧める天満と浅岡。


「正義なんてこの際、いい。

お金が戻ってくればいい。」

と原告団も和解を支持し

柿原は解任されてしまう (>_<)



ようやく春木と会えた柿原。

まだ渡していないデータがあると…

それで逆転出来るのか?




濱中も許せないが、自分の会社を潰し

大事な社員に大きな損失を与えた天満は

もっと許せない (-_-メ)



正義が勝つところを見せて

最後はスカッとさせて欲しい!



逆転に次ぐ逆転でこのドラマ、ホント面白い。

2〜3話がつまらなかったので

リタイアした人も多かったと思うのが、残念。



予想外の展開で

不正が暴かれていく過程もすごくしっかりしている。

ヒューマンコメディなんて、番宣の仕方が悪い。

騙されずに見続けて良かった (^^♪


大貧乏 日曜21時 フジテレビ





やはり悪役が似合う…

2017年2月23日木曜日

「就活家族」第6話の放送:妻VS愛人!! 家庭内別居の始まり

やりたいことを見つけた夫、その時妻は?



平穏だった日常がふとしたきっかけで狂い始め

崩壊していく家族…

テーマは「就活」



家族全員が就活することになってしまう姿を

シビアに描いた

ジェットコースター・ホームドラマ。




日鉄鋼を辞めたことを家族に

カミングアウトした富川洋輔(三浦友和)。

妻・水希(黒木瞳)は騙されていたと怒り

家事を放棄、新居も転売すると言いだす (-_-;)



洋輔は久美(キムラ緑子)から

経営拡大の相談にのってもらったお礼として

「コンサルタント料」を渡される。



そのことを天谷(段田安則)に話すと

自営の経営コンサルティングを

始めることを提案。



問題は…

「成功の保証のないリスクを背負えるのか

一人でやっていく勇気と熱意があるのかどうか」

さすが元銀行マン、彼のアドバイスはいつも的確だ。



しかし

「今のあなたに失うものは何もない。」

背中を押してくれ、再就職先の社長が

コンサルタントを探していると

紹介までしてくれる (*^_^*)



やりたいことを見つけた洋輔。

とりあえず、新居を事務所として動きだすが

水希は反対する…




ファッション業界で再就職先を探す

栞(前田敦子)だが、前途多難。

いざとなれば結婚という逃げ道もあると

真壁(渡辺大)に話すが…



こういう考えの甘さが

面接官に伝わってる気がする (-_-;)




ある日、自宅のポストに封筒を入れる

川村優子(木村多江)を見かけた水希。



声をかけると

洋輔にお世話になったので

叔父の会社を紹介したがうまくいかず

経験豊富な管理職の求人がある

企業のリストを届けに来たと。



部屋に通し

ホストクラブに通ったことや

怒った洋輔が花瓶を投げつけたことなど

話してしまう (-_-;)



終いには

コンサルタントをやめて

家族の為にちゃんと就職するよう

優子からも言ってくれと頼む始末 (-_-;)



そして仕事を決めてくると塾を回るが

年齢制限があると言われたり

自分なりに戦略をたててきたと

上から目線でアピールすると



「教師というのは

教室では絶対的な存在なのかもしれませんが

社会はそんなに甘くないですよ。」



ようやく再就職の大変さを実感する。

何かこの夫婦、よく似てる。

プライドと自信…勘違いだらけで

見ていて胸が痛くなる。



傷つき、再びホストクラブへ。

また現実逃避か…

でも真咲(長田成哉)に冷たくあしらわれ

後をつけてきた光(工藤阿須加)が

彼をなじるが、逆に痛いところをつかれ…



こんな惨めな姿を息子に見られたら

私なら死にたくなりそう。

水希は口で言うほど申し訳ないと

思っていないところが凄いし

光はとにかく優しい。



息子の軽蔑する顔を想像してしまった (^◇^;)




洋輔を見習ってバイトを始めようと思うと

言い出す水希。


「嫌な目にあったのか?」


「年寄りは要らないとか。

先生は狭い教室の中で勘違いしている

お山の大将とか…そんなこと。」


「母さんは立派な先生だから、気にするな。

校長にはむかってまで

引きこもりの生徒と向き合った…

それは凄いことだよ。」



家族って、やはりいいものだ。

色々ぶつかるけれども

他から攻撃された時には

一番の味方になってくれる。


優しい言葉に、反省する水希。


「俺たちは毎日年をとっていく。

今が一番若い瞬間なんだよ。

だから今ある時間を大切にしたいんだ。


自分で事業を始めるのも

これがラストチャンスだと思っている。


俺だってまだまだ捨てたもんじゃないと

思いたい。


だから少しは俺にも

夢を追わせてくれよ。」


わかる!

そして不安を訴える水希の気持ちも。


期限を決め、何とかならないなら

事業も新居も諦めようと言う水希。




食事をしながら、あれこれ会話する姿に

前より家族っぽくなったと言う光。

確かに洋輔は変わった。




しかし国原(新井浩文)の報復はしつこく

今度は洋輔の後輩の議員を紹介しろと

優子が渡した写真をネタに脅してくる。



障害を持つ子どもの保育施設を創るそうだ。

認可されれば沢山の補助金が引き出せ

おいしい仕事になるかもしれないから。

(どこまでもクズ野郎!)



『事実でないとしても

セクハラで退社したと知れば

家族や世間はどう思うか?』

週刊誌にも記事を流すと言われ

結局、後輩の議員に連絡してしまう洋輔…



「もう秘密はないわよね?」と

水希から念を押された時に

言ってしまえば良かったのに (-_-;)




そして「又迷惑をかけてしまった」と

泣きながら新居に訪ねて来る優子。

「自分の不注意だから気にしないで欲しい。

でも君と会うのは終わりにしたい。」



自分の方が洋輔を幸せに出来ると

抱きついてくる…恐い。

優しく拒絶され、家を後にしたところで

水希と鉢合わせ。



自分が原因で会社を辞め、

お詫びを込めてお揃いで

腕時計を買ったと話す (@_@。



「安心して下さい。

ご主人は私より

ご家族を選びましたので。」



更に郵便受けには二人の写真と

「セクハラで辞職した」という怪文書が (゚o゚;;



全部でたらめで、陥れられたと

説明する洋輔に

「自分を陥れた女と隠れて会っては

再就職の相談をしてたの?」

まだ秘密があったと責める水希。



もう少し冷静に話し合うことは

この家族には出来ないのだろうか?

とにかく夫も妻も娘も幼稚過ぎる。



時にコミカルに描くとあったが

コミカルというよりは

滑稽というか、ブラックというか…



学習しない面々に

イライラしながらも

つい先が気になって見てしまうのは

野次馬根性なのか?(^◇^;)


就活家族 木曜21時 テレビ朝日

優しい息子…


ストーカー化する優子

2017年2月21日火曜日

「カルテット」第5話の感想:第2章開幕!? 女の戦い、涙、告白…夫失踪の真相!!

真紀の夫がまさかのあの人!(^◇^;)


カラオケBOXで偶然出会った

弦楽奏者の男女4人。

でもそれは偶然ではなく

4つの嘘が隠されていた。



彼らはカルテットを組み

ひと冬を軽井沢で過ごすことに…。

「Mother」「最高の離婚」の

坂元裕二が贈る大人のラブサスペンス。




マンションに入って来たのは

鏡子(もたいまさこ)だった。

真紀(松たか子)を可愛がっているようなのに

怖い人だ…(ー ー;)


そして、すずめ(満島ひかり)といつものように

教会で密会するが、すずめが帰った後

教会へ入って行く有朱(吉岡里帆)…

こちらも何を企んでいるのかホント怖い (-。-;




別府(松田龍平)が一人で

メンバーの生活をみていることを心配した弟が

仕事を紹介してくれるのだが…


コスプレをさせられ

「地球外生命体の戦闘型カルテット」として

ピアニストの後ろで演奏をする仕事 (^◇^;)


当日、ピアニストの入りが遅れ

音合わせが出来なくなり、音源を流すから

演奏する振りをするよう言われてしまう(ー ー;)


絶対に嫌だと言うすずめに

帰ろうと言う家森(高橋一生)。

みんなに謝る別府。


だが真紀はやろうと言う。

奏者として全然なのに

大きなホールで演奏出来るなんて嘘みたいだと

信じられないことだったと…


「これが私達の実力、現実なんだと思います。

しっかり三流の自覚をもって、精一杯全力だして

演奏している振りをしてやりましょう。


プロの仕事を

カルテット・ドーナツホールとしての夢を

見せつけてやりましょう。」


賛成!

ここで放り出すのは、やはりどうかと思う。


「お願いします」と頭をさげる別府。


不本意だった4人は、帰りに街頭で演奏をする。

息もぴったりで楽しそう(#^.^#)

やはり音楽っていいな~



「志のある三流は、四流だからね…」

プロデューサーのひと言が印象的だった。




偵察の仕事をすずめから有朱に乗り換えた鏡子…

要らなくなったステージ衣装を持って来て

執拗に真紀の夫のことを聞く有朱。

懸命に話題を変えようとするすずめ。



『夫が何故出て行ったと思うか』聞かれ

「わからないけど、

夫とは多分私の片思いだったのかなって。

夫はきっともう恋愛感情がないってことを

隠してたんだと思う。」



夫婦に恋愛感情を持ち込むなんて、

おかしいと反論する有朱。


自分が持って来たドレスも

実は真紀は気に入っていない。

真紀も嘘つきだと…

これ以上聞きたくないくらい、

有朱の言葉は不愉快だ (-_-;)



「みんな嘘つきでしょ。

この世で一番の内緒話って

正義は大抵負けるってこと。


夢は大抵叶わない、努力は大抵報われないし、

愛は大抵消えるってことでしょ。


そんな耳触りのいいことを口にしている人って

現実から目を背けてるだけじゃないですか。」


何とネガティブな!


夫婦間に恋愛持ち込むから

夫婦間に殺人事件が起こるんだとも (-。-;


「ご主人、もう生きてないかもしれませんね。」

席を立つ真紀。

「ご主人に裏切られたと思ったから

真紀さんが…」

すずめが、追いかけようとした有朱を止めた途端

有朱のポケットからレコーダーが

飛び出してしまう (>_<)



再生する真紀。

別荘での会話が流れてくる…

ここからの女優二人の演技が凄かった。

台詞は一切ないが

真紀とすずめの表情で

心の声が聞こえる…



鏡子から頼まれ

自分達は真紀の無実を晴らそうと

調べてあげていたと有朱。


「そうなんだ、ありがとう」


泣きながら出て行くすずめ。



そして街で男(宮藤官九郎)とぶつかるが

男はカルテットのチラシを持っていた!

同じ頃、別府と家森に夫の写真を見せる真紀。

ああ、生きていたんだ。



いよいよ第2幕がスタート。

夫婦はいかにして結びつき

壊れていったのか…

真紀と夫のこれまでが描かれるが

夫婦にとっては

かなりしんどい内容になるとか…?



4人の片思いの結末は?

カルテットに迫る新たな危機とは?


カルテット 火曜22時 TBS


カルテット美剣王子「愛死天ROO」…何じゃそりゃ(^_^;)