2017年2月12日日曜日

「カルテット」第4話の感想:妻はピラニア、婚姻届は呪いを叶えるデスノート

4つ目の嘘が語る、波乱の幕開け…



カラオケBOXで偶然出会った

弦楽奏者の男女4人。

でもそれは偶然ではなく

4つの嘘が隠されていた。



彼らはカルテットを組み

ひと冬を軽井沢で過ごすことに…。

「Mother」「最高の離婚」の

坂元裕二が贈る大人のラブサスペンス。



別府(松田龍平)の別荘で暮らす4人。

ある朝、ゴミ問題で揉めているところへ

家森(高橋一生)を追いかけていた

怪しい男たちが訪ねて来る。



男たちが行方を探している女性は

家森の別れた妻・茶馬子(高橋メアリージュン)。



“結婚はこの世の地獄

妻はピラニア

婚姻届は呪いを叶えるデスノート

人生であんなに憎んだ人はいない”



息子と離れたくなかったから

離婚に抵抗したが

駅の階段から落ちて入院した時に

見舞いに来た息子を見て

こんな自分が傍に居てはいけないと

離婚届に判を押した家森。



妻が離婚後すぐに付き合いだした男が

金持ちの息子で、夜逃げをしたことで

父親の部下が彼を連れ戻す為に

二人の行方を捜しているらしい。



居場所に心当たりのある家森は

結局息子を誘拐同然に連れ帰り

後を尾けていた部下たちは

無事に任務を果たすことに成功 (^^)v



カルテットを辞めて定職につき

やり直して3人で暮らそうかと思うと

話しているところへ

茶馬子がやって来る。



“人生であんなに愛した女はいない

結婚って天国

妻ってノドグロ

婚姻届は夢を叶えるドラゴンボール”


と家森の言葉を変換して

茶馬子に伝える真紀(松たか子)。

素晴らしい (^_^;)


そして「やり直そう」と家森。


「20代の夢は男を輝かせるが

30代の夢はくすませるだけ。」


「言われた、された。

それしか言わないから

離婚されたんと違うか?」


「子をかすがいにしたら夫婦は終わり。」


「夫に、もし結婚してなかったら…って

思い浮かべられることほど悲しことはない。」



なるほど…確かに!

昔、家森が言ったひと言が忘れられない茶馬子。

復縁は無いと帰って行く (T_T)



そして別荘では又ゴミ問題が…

そこへマンションのベランダに放置したゴミで

異臭問題が起きていると連絡を受けた真紀は

別府と共に

別荘のゴミを持ってマンションへ向かう…

留守番はすずめと風邪をひいた家森。



スーパーで鏡子(もたいまさこ)から

声をかけられた後

有朱(吉岡里帆)にバッタリ会うすずめ。

二人の会話を聞いていたのだろう

「お金を貸して。」と言う有朱の顔が恐い…



更に家森からは重大な告白が…(゚o゚;;


階段から落ちて入院していた時に

隣のベッドに居たのが真紀の夫。



息子を取り戻す為に

真紀にお金を借りようとして

カラオケボックスへ行ったんだと話す。



ベランダから転落した夫は

本当は妻に突き落とされと (@_@。




マンションでは

夫が脱いだままの靴下を

そのままにしている真紀に

彼女に想いを寄せる別府が



「いつまで夫を待っている

つもりなんですか?」

そして意地悪なことを言い出す…



あなたといると二つの気持ちが混ざります。

楽しいは、切ない。

嬉しいは、淋しい。

優しいは、冷たい。

愛しいは、虚しい。


愛しくて愛しくて虚しくなります。

語りかけても触っても

そこには何もない。


僕は一体何からあなたを

奪えばいいんですか?



切ない愛の告白…

その時、マンションの扉が開く!



夫が帰って来たのか?

それとも姑の鏡子?



そして真紀は夫を殺したのか?

カラオケBOXの偶然が

全て明らかになったが

謎はまだまだ続く…



主役4人の演技と

坂元脚本独特の掛け合いと

いくつかの謎…


3つの魅力的な要素が織りなす

独特な世界に惹き込まれてしまう。

まさに「大人のラブサスペンス」

面白い!


カルテット 火曜22時 TBS

 やはりカッコいい…


傷心の家森を励ます3人 (^_^;)

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