2018年4月28日土曜日

「シグナル」第1話のあらすじと感想:過去とつながる無線 15年前の誘拐の 謎!

23時23分に過去と繋がる…



現在の刑事・三枝健人(坂口健太郎)と

過去の刑事・大山剛志(北村一輝)が

謎の無線機を通じて繋がり

長期未解決事件に挑む

ヒューマンサスペンス。




「あの時、俺が傘を差し出していれば

あの子は死なずに済んだ。

過去は変えられない…」



2010年4月…

15年前に起きた女児誘拐殺人事件が

あと4日で時効を迎えようとしていた。



当時小学一年生だった三枝は

下校時雨の中佇む田代綾香(10歳)に

傘を差し出すことが出来ず…



一人の女が綾香に近づき

二人で歩き出すところを目撃。

そのまま行方不明に…。



そして警察が容疑者として

指名手配したのは橋本という男性。

ニュースを見て犯人は女だと訴えるが

子どもだから相手にされず

結局、綾香は遺体で発見。




時は流れ…

交番勤務の警察官になった三枝は

アイドルのスキャンダルネタを

週刊誌に流したことで

強行犯係の刑事・桜井美咲(吉瀬美智子)

山田勉(木村祐一)から目を付けられる。




1995年4月13日

事件発生から3日…



母親が警察に黙って身代金を

支払ったのに

遺体で発見された綾香…



捜査本部では

管理官の中本慎之助(渡部篤郎)が

「市民には信用されない、

人質は殺される…

何やってるんだ、お前らは!」

部下たちを怒鳴りつけていた。



橋本は事件のあった4/10を最後に

職場を無断欠勤、

その後の足取りは掴めていなかった。



大山は発見された指紋が親指だけ

というのは不自然だから

橋本の犯行と断定するのは早いと

中本に食いつくが

岩田一夫(甲本雅裕)に止められる。




2010年4月…

慶明大学医学部を訪ねる美咲。

身長178センチ、肩に手術痕ありの

ご遺体ではないと

准教授・安西理香(青野楓)から

告げられ、ホッとする。




2000年4月…事件から5年後。

「先輩、この前私が言ったこと…」

はにかみながら声を掛ける美咲。

「今週末にはすべて解決する。

そしたらゆっくり話そう。」と大山。

二人は恋人同士なのか?



美咲と別れた大山は

「谷原記念病院 4月15日」

と書かれたメモを取り出し

1994年12月に閉院した谷原記念病院へ




2010年4月8日23時23分

城西署を出た三枝は

廃棄処分されるはずの無線機から

「三枝警部補」

と呼びかける声が…



「三枝警部補、大山です。

今、警部補に言われた

谷原記念病院へ来ています。」



裏の通風口で首つり遺体を発見、

右手親指が欠損しているという。



「もしかしてこれ、

5年前の田代綾香誘拐殺人事件の

容疑者ですか?

警部補はこれを

伝えたかったのですか?」


「俺、警部補じゃないし…」

恐る恐る無線機を手にする三枝。

「あなた誰ですか?

谷原記念病院ってどこですか?」



「何言ってるんですか、

警部補の情報ですよ。

警部補はどうして俺に

ここへ来るなと言ったんですか?

ここで何か起こるんですか?」



その瞬間、何者かに殴られ倒れる大山

…そして無線は切れてしまう。



2000年の大山と

2010年の三枝の会話。

三枝にとっては初めてだが

大山は既に三枝を知っている。



電池も入っていないのに何故?

不思議に思いながら

谷原記念病院跡地へ向かった三枝は

白骨化した遺体を発見。



翌朝、現場検証が行われ…

遺体発見を不審に思う美咲。



DNAは橋本と一致。

岩田は親指が鋭利な刃物で

切断されていたことから

やはり利用された可能性を指摘するが

刑事部長の中本は

あと一日で時効を迎える為

自殺で片付けるよう指示する。



美咲は納得がいかず抗議するが

この後、記者会見を開くと…



「あなたはそれでいいんですか?

そうやって真相をうやむやにして

警察はたくさんの冤罪を

生んできたんじゃないんですか?」

美咲に詰め寄る三枝。



「どうしてこの件に

クビ突っ込むの?」



「真犯人を知っているからです。

犯人は女です。」



そう証言しても

相手にしてもらえなかったが

いつかは警察が捕まえてくれると

思っていたが何も変わらなかった。



「今やっと真相が見えかけてきたのに

面子の為に見なかったことにする、

それが警察だ!」



未解決のままより

容疑者の自殺がわかれば

遺族の気持ちも少しは晴れると美咲。



「それは詭弁だ!

真実が明らかにされなければ

遺族の気持ちが

晴れることなんかない!」




記者会見で橋本の自殺を発表する中本

…綾香の母の姿を見つけ謝罪する。



「橋本は自殺じゃない、他殺です!

犯人は別にいます!」

報道陣の前で叫ぶ三枝。

「犯人は女。

谷原記念病院に勤務していた看護士で

年齢は30代後半、身長は165センチ。

証拠もあります。

これを見てたら

早く自首した方がいい!」



会場は大騒ぎ。

駆けつけた美咲らに

連れ出される三枝…



「逮捕するにはこれしかない、

これが最後のチャンスだ。」



時効まであと29時間。



優れたプロファイリング技術をもつ

三枝は、服装が派手なのに

爪が地味だったことから

看護士と判断したのだ。



更に自己顕示欲が強く

他人を信用しないから

共犯者はいないと分析。

橋本は利用され殺されたと。



筋は通るが憶測に過ぎないという

岩田…だが説得力はあると美咲。



対象者一人一人あたるには

時間がないが

犯人はニュースを見て

必ず行動を起こすはずだと。

その為に証拠があると言ったのだ。



思惑通り情報提供者からの電話が

次々と入る…。



時効成立まで8時間。



吉本圭子(長谷川京子)という

看護士からの情報で

彼女の同僚である前川穂波の

ロッカーの写真を見た三枝は

穂波を犯人と断定。



報道陣が押し寄せる中

函館を旅行中の穂波が

事情聴取の為に

連行されて来る…



時効まであと1時間20分。



だが、穂波を見た三枝は

「この人じゃない。人違いです。

…この人のことを通報したのは?」



穂波にロッカーの写真を見せると

それは圭子のロッカーだと (゚o゚;;



“犯人は逃亡するはずだ”という

警察の思い込みを利用し

同僚を囮にする為に

自ら連絡をしたのだ。



人違いで解放される穂波を

報道陣が囲み、

更に野次馬も押し寄せ、

城西署前は大騒ぎになっていた。



自らの安全を確保した上で

自分が関わっていることを

表に出してきたということから

危険を冒してでもこの騒ぎの中心に

身を置きたくなると予想した三枝は



「彼女は今まさにここで見ている!」


…見ていた!



このシーン、ゾッとした!

映画館で観たいと感じる位の演出。

事件の日と同じ雨の中

顔は見えない犯人の脚線美は同じ…

派手な口紅を纏った唇が笑う…




三枝は圭子の姿を見つけるが

マスコミに囲まれ動きが取れない (>_<)



車を発進させる圭子…

逃げられてしまうのかと思った瞬間、

車は急停止。

美咲が止めたのだ。



時効まで残り40分…




「セシルのもくろみ」の

ハマユカと舞子、同じ正と悪の対決…

何か悪女役が続く長谷キョン

ちょっと気の毒 (^_^;)



それに比べ相変わらずの

吉瀬美智子のカッコ良さ!

好きです (#^.^#)



廃病院を探索するシーンは

まるでホラー映画。

音響効果もあり、本当に怖かった~



「お兄ちゃんは犯人じゃない!」

と叫ぶ子ども時代の回想シーン、

兄が冤罪で逮捕され死亡したようだ。

その事件が今後どう展開するのか?



韓国で実際に起きた事件を

扱っているようだが

三枝の兄の事件は?



時系列を整理しながら

あらすじ&感想を書きたいと思います。


シグナル 火曜21時 フジテレビ


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