2017年4月18日火曜日

「母になる」第1話の感想:わが子が誘拐…涙の再会で始まる親子の愛しい絆

今後の展開が興味深いドラマ!


3歳の時に誘拐された息子・広と

9年ぶりに再会する結衣(沢尻エリカ)。

でも息子には9年間母と慕った女性、

麻子(小池栄子)がいた…



空白の9年を埋められるのか?

一度壊れた家族をもう一度

取り戻せるのか?


「家族になる」「母になる」とは

どんなことなのかを問う

水橋文美江が贈るヒューマンストーリー。




通勤バスの中で出会った書店員の結衣と

大学講師の柏崎陽一(藤木直人)。

話しかけるのに半年

名前を知るのに更に半年

ゆっくりと距離を縮めていく…



そして子どもが出来たことで

結婚を決める二人♪

陽一の母・里恵(風吹ジュン)も

結衣を温かく迎え入れてくれる。



同じ頃、陽一の上司の西原教授(浅野和之)も

ヘアメイクの莉沙子(板谷由夏)と

出来ちゃった結婚 (^◇^;)



結婚式直前の莉沙子の

言葉が印象的だった。


「この子が出来てから

私の世界はどんどん狭くなっていく…

楽しそうに笑っているみんなとは

違う場所に来たな~って。

もう戻れないのかな。」


「私が莉沙子さんと同じ場所に居ますよ。」


ママ友として友情を育んでいく

結衣と莉沙子。

お互いに心強い存在だったと思う。




幼稚園のお迎えで

一瞬目を離した隙に行方不明になった広。

犯人は陽一のゼミの生徒。



就活が上手くいかず

「自分を理解してくれるのは先生だけだから

先生の研究室へ置いてもらえないか」

と頼みに来るが


急いでいた陽一は「今度ゆっくり」と

その場を切り上げてしまったのだ (-_-;)



そして広の居場所を伝えないまま

飛び降り自殺をしてしまう。

その後、川で広の服や靴が見つかるが…



教え子が犯人だったことで

マスコミに追われる陽一。

「先生の指導法に問題があったのでは?」

とか、酷過ぎる (-_-メ)



結衣は結衣で

北海道で開かれる同窓会に

広を預けて参加した時に



「楽しい」と感じたことや

「子どもの居ない人生もいいかも」

「生むのが早過ぎたかも」って

思ったことで自分を責めていた。



自分が一瞬でもそんな風に考えたから

罰があたったんだと思う気持ち

よくわかる…(;;)



泣きながら訴える結衣を

後ろから抱きしめる

陽一が優しい。



そして孫を失くしたことで

壊れていく里恵…(-。-;





ある日、一人暮らしをしている

地味な女性(小池栄子)が

アパートの隣の部屋で

一人きりで泣いている子どもを

見つける…



その後、港町で別人のように

生き生きした女性を

「ママ」と呼ぶ広。



そして9年後。

ラーメン店で働く結衣。

汚いアパートで

何故か独り暮らしをしている。



陽一は以前のマンションで

実家が営む柏崎オートの従業員

琴音(高橋メアリージュン)と

暮らしていた。



そして児童養護施設では

広と思われる少年が発見され

児童福祉司の木野(中島裕翔)から

連絡を受けた結衣は13歳になった

広(道枝駿佑)と再会する。




お互いに相手のことが

わからないようだが

広の言葉で確信したのだろうか

抱き合う二人…




でも、何故、養護施設に居たのか?

広を育てていたと思われる

女性は何処へ行ったのか?

陽一と何故一緒に居ないのか?



2話で空白の9年間に

何があったのかわかるだろう。



ただ3歳の時の記憶なんて

殆どないに等しいので

思春期真っただ中の男子が

知らない「おばさん」と

親子になっていけるのだろうか…


とても興味深いドラマになりそう。


母になる 水曜22時 日本テレビ


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