2017年4月1日土曜日

「就活家族」最終回の感想:それぞれの旅立ちの日 きっと、うまくいく

清々しいラスト(*^_^*)



平穏だった日常が

ふとしたきっかけで狂い始め

崩壊していく家族…

テーマは「就活」



家族全員が就活することで

自立し、成長していく姿を描いてきた

このドラマもいよいよ最終回。




最後の家族での食事会に

間に合わなかった洋輔(三浦友和)。

マンションには

洋輔の荷物と離婚届だけが残されていた。




バイト先の出版社で

悪徳就活塾のリポートを任された

光(工藤阿須加)は

国原(新井浩文)について調べ始めていた。



就活実績の偽装、募金の着服、

ブラック企業に就活生を送り込み

お金を貰っていたという噂まで…


(恐喝もしてたけどね >_< )


光が内定をもらったが断った

『アクアフラグ』という企業だ。




押しかけ同棲をした栞(前田敦子)だが

真壁(渡辺大)はどこかよそよそしく

すれ違いの生活が続いていた。

どうやら他に女性がいるみたいだ。




家族と離れたくなくて

インドの新会社の社長就任を断った洋輔だが

結局一人になってしまったことで

新居転売を天谷(段田安則)に依頼する。



「意地の張りどころを間違えた。

社長就任を断ったことも

早速後悔して、自分が情けない。」



そんな泣きごとを口にしている時に

的場社長から連絡が入る…



川村優子(木村多江)が、急な発熱と嘘をついて

返事を先延ばしにしてくれていたのだ (^^♪



的場に正直に一度断ったことを話すと

準備の為にインドへ行く時に

同行して欲しいと温かい言葉が…。




会社の寮に移った水希(黒木瞳)。

栞も光も、水希に相談に来るが

仕事が忙しく、話を聞いてあげれない。



次の休みの時にと約束するが

仕事が入ってしまい

結局会えない…



洋輔のこと責めていたけど

同じじゃない…(-。-;

仕事していたら仕方のないことだ。

教師の時は無かったのだろうか?




そんな中、東京労働局の過重労働特別班が

『アクアフラグ』の調査に乗り出すことになり

このタイミングで、就活塾との癒着を

記事にすることに決める編集長。



国原に世話になったことで

複雑な思いを抱く光に

「真実を追求できないなら

出版社で働く資格はない。」



丁度洋輔から

「国原のことで話したい」と連絡が…

国原から借りている部屋で会う二人。



インチキな福祉事業に

光を巻き込もうとしているから

国原とは縁を切るように言うが



福士事業に対しては本気だと

庇う光。



正体を暴こうと

家探しを始める洋輔。

そこへ入って来る国原…



でも、出て来たのは

障害をもった妹の写真。


これだけは本当だったのね。

実体験から必要性を感じて

施設を立ち上げようとしていたのか…



その為にお金を貯めていたらしいが

悪どいことをして貯めたお金って…

どれだけの人が傷つき、泣いてきたのだろう。



「最初から『金の亡者』と決めつけて

真実を何も見ようとしなかった。」と洋輔。



志には頭が下がるし、出来ることは協力するが

沢山の就活生を騙してきた罪は罪。

事業を始めるのは、罪を償ってからにしろと。



「騙されたかどうかお前の息子に聞いてみろ」

と開き直る国原に

(やっぱりこの男は根性が汚い…)

「感謝している」と光。



そして就活塾の記事を書いていることを明かすと

「部屋まで世話してやった恩人にすることかよ。

そこまでして出版社に入りたいのか!」



それとこれとは話が別。

自分の罪を棚に上げてよく言うよ。

あーあ、

こんな奴が運営する福祉施設ってどうよ?



「雑誌の売り上げの為に

大事な事業を潰す気か?」

更に脅しを続ける…(-_-メ)



「どうするかは、光が決めることだ!」

洋輔が居てくれて、良かった。




一方、自分の才能の無さに気づいた栞。

「ようやくスタート地点に立てたってことかな。」

と未華に言われ、泣きだしてしまう。



初めて自分の仕事の悩みに

ちゃんと応えてもらえたと感激したのだった。



「そう思えるのは、あなたが自分で

ここへ飛び込んできたからよ。」

いい上司?に巡りあえて、良かった。



結局、洋輔に相談に行く栞。

浮気をしている男性に

直接責めたりしたら感じ悪いか…



感じ悪いも何も

隠し事をそのままにしたら

ロクなことにならないと洋輔。




マンションの転売金のことで

水希を訪ねた天谷は

洋輔が本心では

離婚を避けたがっていることを伝える。


最後の食事会に行けなかったのは

入院している自分の代わりに

仕事をしてくれたからということや

家族と離れたくなくて

インドの新社長を断ったことなども。



優子からインド行きの話を

聞かされていた水希は複雑…




そして、国原がクロだったとわかった光は

自分が記事を出すことで、彼の夢を潰していいのか

洋輔に相談に行く。



「彼の福祉事業を潰したくないなら

それを何とかする方法を考えれば

いいんじゃないか?

人生は何度でもやり直せるんだから。」



光の迷い、吹っ切れたようだ (^^)v




栞は、嘘をついて女性と旅行に行こうとする

真壁を勇気を出して追いかける。

そこへ洋輔が現れ…



「本当は俺が口を挟むべき

じゃないのかもしれない。

でも栞はハッキリさせたいんだよな?」



真壁が女性と二人でいるところを見たこと

母親の病気も、結婚を諦めさせる為の

嘘だったことなどを責めると


「娘さんの面倒はちゃんとみてる。

娘さんが好きだからですよ。

旅行がご不満なら、キャンセルしますけど?」



「浮気もしてて、隠そうともしなければ

悪びれてもいない、一番最悪。

そんな人につきまとわなければ

やっていけなかった自分は、もっと最悪。」

別れを告げる栞。



栞のことを好きだと言いながら

追いかけても来ない…

別れて正解だと思う。




とうとう国原就活塾に強制捜査が入り

連行される国原。


「これがお前の答えか?」


洋輔の後輩の国会議員が

国原の意志を引き継いで

福祉事業に尽力することを伝える光。


「国原さんには

罪を償ってから参加して欲しいと。

俺も親父も応援します。」


「お前はいいよ。

お前はお前の道を進め。

もう俺みたいなのに引っかかるなよ。」




洋輔からの離婚届と手紙とプレゼントを

受け取った水希。


「自分は仕事を失い

家族は就活しながら

逞しく変わっていった。


みんな強くなった。

今はそんな家族のことを

誇らしく思っている。」



光と栞から報告の電話が入る。

二人ともお父さんがいてくれたから

大丈夫だったと。




結局、社長就任を断ってしまった洋輔。


「家族と遠く離れて、一体何の為に働くのか。

自分の力で生きていくと決めた時の

あの思いはどこにいくのか。」



清掃のバイトを続けているが

コンサルティングの方も

うまくいきそう♪




目覚めると、水希が庭に薔薇を植えている…

栞も正社員、光も出版社の内定をもらえそう♪

「家賃だってちゃんと入れるよ。」

新居で新しい生活がスタートする…




一流会社の部長昇進から

セクハラ疑惑でまさかのリストラ。

プライドとエリート意識が高く

家族のことは妻に任せっきりだった夫。



そんな夫に不満を抱えながらも

依存しきっていた妻と子ども達。



「就活」を通して家族全員が

本当に変わり、大きく成長して

素敵な家族になった (^^)



何で懲りないの?って

何度もイライラさせられたけど

「ジェットコースター・ホームドラマ」

と謳うだけあって

飽きることなく最後まで楽しめました (^^)v


就活家族 木曜21時 テレビ朝日


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