2017年6月16日金曜日

「リバース」第9話の感想:ついに明かされる真犯人!親友を殺したのはアイツ だ

衝撃的なラストが、原作のラストとは…



冴えない会社員だった深瀬和久(藤原竜也)は

大学4年の時にゼミ仲間で行った卒業旅行で

たった一人の親友

広沢由樹(小池徹平)を事故で失った。



そして10年後、なぜか彼らの元へ

「人殺し」という怪文書が届く。



告発文の犯人はわかったが

新たな犠牲者が!

親友の死には、まだ謎が残っていた…




何者かに刺された小笠原(武田鉄矢)。

幸い命に別条はなかった。

そして又深瀬にメールが届く。

「10年前の事件を追いかけるな

警告を無視すれば、次の犠牲者が出る」



告発文を送った美穂子(戸田恵梨香)の他に

まだあの事故に関係する

何者かが居る…




深瀬はみんなを集めて

美穂子から聞いた話と

小笠原が刺されたこと

脅迫メールが届いたことを伝える。



そこへ、病院を抜け出した

小笠原が (゚o゚;;



何故自分達をつけ回すのかと

尋ねる村井(三浦貴大)。



週刊誌の依頼で、ある県会議員の

不正献金を追っかけ回していた。

その議員の息子が村井だったと知り

運命だと思ったと。



「崖下で広沢君の車が爆発した時

君はどこに居た?」



あの時のことを正直に話す村井。

火をつけたのは、絶対に自分ではないと。

「信じよう。」と小笠原。



警告メールが届いたのは

10年前の事件の真相を

知られたくない奴が他に居るということ。

そしてそいつが自分を刺した犯人。



広沢君がお酒を飲んでいたこと。

君たちがあの夜見たこと。

それを、あの日あの時あの場所で

話していたら

こんなことにはならなかった。


君たちの証言さえあれば

捜査が打ち切りになることもなかった。


事実から目を反らして

何かごまかしたところで

必ずツケは回って来る。


「君たちは

ここからの人生の方が長いんだ。

もう、ごまかすのは止めよう。

ここでケリをつけよう。」



本当にその通りだ…



そして、警察から美穂子が出頭したと

連絡が入る。

告発文を送られた被害者に

話を聞きたいと呼び出される…



警察署で美穂子の姿を見つけ

声をかける深瀬。

「もう会いたくないの。

連絡もしてこないで。」

と冷たく言い放ち、立ち去る (;_;)



その様子を偶然見かける

浅見(玉森裕太)…




小笠原の言葉で、それぞれが

これからのことを考え始めた。




村井は

政治家に向いていると

広沢から言われたことを思い出す。


頼りがいあるし

人を引っ張っていく力もある。

誰にでも出来ることじゃない。


村井みたいな人こそ

政治家になるべきだと。



深瀬を訪ね、明日香(門脇麦)から

車を見つけた時に、警察でなく

父親(村井國夫)に連絡したことを

責められたと話し…



燃えてる火を

ただ呆然と見ていただけ。

自分が殺したも同然だ。



事件のことからも

自分自身の弱さからも

ずっと目を反らしてきた。



この10年で一番変わらなかったのは

自分だ。



「まだ間に合うと思うか?」



今の俺は自分のことしか

考えていない。

気づいたら

どうしようもない大人になっていた。



「間に合う」と深瀬。



そして村井は警告メールを出した人物に

心当たりがあると言う…




相変わらずサッカー部の連中は

浅見の授業をボイコットするが

下級生の部員達は謝りに来る。



深瀬に感謝している。

深瀬の言葉が頭から

離れなかったそうだ。



そのことを深瀬に伝え

更に美穂子とのことを

心配する浅見。



二人の会話を

偶然聞いてしまったが

あの後の彼女の辛そうな姿も

見ていたのだ。




そこへ小笠原から

自分を刺した犯人が見つかったと

連絡が入り、向かった先は

『村井あきまさを励ます会』



村井がお膳立てして

小笠原を呼んだのだ。



脅迫メールも

チンピラを雇って

小笠原を脅したのも

秘書の仕業だった。



どうしても探られたくない

村井の父親が揉み消した

10年前の一件があったから。



あの事故を香織(趣里)の

の力を借りて

捜査を打ち切りにさせた。



そしてその後二人は結婚…



秘書として先生を

守ろうとしただけ。

息子の隆明より自分の方が

後を継ぐには相応しいと。



自分は関係ない

秘書が勝手にやったこと。

恩を仇で返すなんてと

クビを言い渡すあきまさ。



二人とも醜く過ぎる (-。-;



秘書は逮捕されたが

謎はまだ残っている…



車を運転していて

崖から転落したのなら

道路に血痕が残っているのは

おかしいと小笠原は指摘する。



広沢は本当に車を運転していたのか?

他に誰か居たのではないか?



そしてキーホルダーの持ち主の

名簿が手に入ったと。




何か手伝えるならと言う深瀬に

「やることがあるだろう。」

美穂子の処分が『厳重注意』に

決まったと教えてくれる。



谷原(市原隼人)が、

ホームから落ちたのは

足を滑らせただけで、

彼女は関係ないと

言い張ったから。



告発文に関しては

親告罪だから

深瀬たちが訴えないと

罪にならない。



「良かった」と言う深瀬に



「それはそれで辛いぜ。

罪を犯して人を傷つけた。

だけどその罪を償わせてもらえない。

案外、しんどいことだぜ。」



確かにその通りだ。

「嘘の戦争」の晃を思い出した (^_^;)



谷原は、社内募集のあった

新規プロジェクトの企画書を

部長に渡すが


一緒にいた早期退職を勧める

嫌味な上司が

自分が預かると

持って行ってしまう (>_<)




そして相変わらず、浅見を恨む

キャプテンの相良。


「10年後にも、やっぱあの時

嘘ついてて良かったと、きっと思うよ。」


どうなんだろう…

自分の罪を棚に上げ、

逆恨みで嫌がらせまでする卑怯者に

明るい未来があるとは思えない。




村井は今までのことを謝り

香織に離婚届を渡す。


香織を自由にすることが

今の自分に出来ることだと。



「私と別れたら

あなた政治家になれないのよ。」


「もういいんだよ、そういうのは」



やっと自分の道を歩き出すんだ…




谷原も浅見に

「俺らもそろそろ

変わっていかないとな。


ちゃんと向き合って

戦っていかないとな。」



神様はちゃんと見ているのか

例の上司が企画書を捨てるところを

部長が目撃…

良い方向へいきますように。




浅見は、美穂子を呼び出す。

深瀬ともう会わないのか尋ねると


彼を騙していたから

会う資格はないと答える。


「嘘ついたまま別れるのって

辛くないですか?」


浅見も美穂子の気持ちに

気づいているみたいだ。




そして浅見と深瀬を誘って

娘を遊園地に連れて行く谷原。

明日香への“ママ感謝デー”



帰りに美穂子のマンションへ…

丁度、引っ越しの荷物を

積み終えたところ。



このまま会えなくなって

いいのか?と後押しする二人。



ようやく決心して追いかけ

通りの反対側から叫ぶ…



「俺、美穂ちゃんと居る時が

一番楽しくて。

一番幸せで。


だから騙されてても

憎まれてても

美穂ちゃんのことが好きだから!」



やっとこっちを向いてくれた (#^.^#)

そして二人で珈琲店へ。



もう一度ちゃんと会って

話したいと思っていたこと

会いたくないと言ったのは嘘で

酷いことを言ったと謝る美穂子。



広沢にも思っていないことを

言ってしまった。

又同じ間違いを

繰り返すところだった…



後で取り消したくても

謝りたくても

もう二度と会えない。



「私、本当は広沢君のこと

何も知らないのかもしれない。」



自分も同じだと

広沢のことを書きだした

ノートを見せる。



私も書かせてもらっていい?

「広沢由樹は蕎麦が食べれない」



蕎麦アレルギーだったことを

初めて知る深瀬。

だから、あの時一人だけ

カレーを食べに行ったのか…



言えばいいのにねと言う美穂子に

そうするとみんなも

カレーを食べに行くからと深瀬。


「広沢君らしいね。」



そこへママ(YOU)が

珈琲と蜂蜜を持って来る。



「高原ハチミツ」

その蜂蜜に見覚えのある深瀬。



そう、あの時途中で買った蜂蜜。

そして村井を迎えに行く広沢に

その蜂蜜を入れた珈琲を渡した。



ラベルを返すと

『原材料 国産はちみつ(蕎麦)』

(゚o゚;;(゚o゚;;(゚o゚;;



「広沢由樹を殺したのは、俺だった…」




原作はここで終わっている。

何という残酷な結末 (;_;)

もう読みたくなくなった。



ドラマはここから先の話を

作ってくれたので

深瀬が救われることを祈りたい。


リバース 金曜22時 TBS


ラストの藤原竜也の演技が素晴らしかった


0 件のコメント:

コメントを投稿