2017年6月30日金曜日

「リバース」最終回の感想:誰も知らない本当の結末…今夜すべてが明かされる

オリジナルストーリーに救われた (#^.^#)



冴えない会社員だった深瀬和久(藤原竜也)は

大学4年の時にゼミ仲間で行った卒業旅行で

たった一人の親友

広沢由樹(小池徹平)を事故で失った。



そして10年後、彼らの元へ届いた

「人殺し」という怪文書…

親友の死の真相がようやく明らかになる。




広沢が蕎麦アレルギーだったことを知り、

彼の死が自分のせいだったことに

気づいた深瀬は、

誰とも連絡を取らず引きこもってしまう…




心配してアパートを訪ねる美穂子(戸田恵梨香)は

谷原(市原隼人)とバッタリ。

動揺しながらも、

酷いことをしたと頭を下げる美穂子。



みんなにも謝りたいということで

谷原の家に浅見(玉森裕太)と

村井(三浦貴大)も集め

お互いに謝罪するが…



明日香(門脇麦)は

「娘は父親を奪われるところだった」

と責める。

当然のことだよね…



浅見は、

自分達が自分のしたことを認めて

打ち明けることが出来たのは

美穂子のおかげだと。

一度言いそびれたことを

打ち明けるのは

本当に難しいから。



美穂子も、どうして深瀬に近づいたのか

一度打ち明けようとしたが

会えなくなると思ったら

言えなくなってしまったことを告白。



そして、広沢の事故は

飲酒運転が原因ではなかったことを話す。





キーホルダーの持ち主の名簿から

独自に捜査を続ける小笠原(武田鉄矢)も

深瀬のアパートを訪ねる。



隣人から呻き声がしていたと聞き、

鍵を借りて部屋に入ると

深瀬が倒れていた (゚o゚;;



広沢がどれだけ苦しんで

死んだのかを考え、

自分も飲めないお酒を

大量に飲んだのだった (-。-;



小笠原の介抱のおかげで

意識を取り戻した深瀬に

捜査して行きついた3人の写真を見せ

君たちはおそらく会っていると言うが…

思い出せない。



君がいなければ、ここまでこれなかった。

「仲間だと思っている。

元気出してもうひと踏ん張りしよう。」

と励ます小笠原…優しく、温かい。





ようやく少し元気を取り戻した時

ドアの下からノートが…

「最後のページを見て。」と美穂子。



そこには

“深瀬和久は、広沢由樹の特別な友だちだった”

と書かれていた。



自分は空っぽで、

何を詰め込んでいいかわからない

と言っていた広沢。



夢中になれることや

どうしてもやりたいというものが無い

つまらない男だと。



でも深瀬から珈琲の由来と

「人は昔から何かを交換しながら生きている。」

と聞いて

今はやりたいことが見つからなくても

いいやと楽になった。



そんな言い方していないと言うが

広沢にはそう聞こえたのだろうと。



自分も何度も励まされ、

深瀬のことをもっと知りたいと

思うようになったと美穂子。



「取り柄なんかないと言うけど、

あなたは自分で思っているより、

ずっと素敵な人だよ。」



変わりたいと言ったのは嘘じゃないから、

「変われたら一緒に珈琲を飲んで下さい。」

と立ち去る。




そして携帯の電源を入れると、

みんなから沢山のメッセージが (#^.^#)



美穂子も好意をよせていたこと

心配してくれる友だちも居ること

深瀬の周りが賑やかになって

以前の彼とは別人!




浅見は、相変わらずボイコットする

相良に、「人殺し」の張り紙について

正直に話す。

教師として、とても勇気がいることだ。





そして、久しぶりに4人集合。


「アレルギーが原因だったとしても

俺らにも罪がある。」と浅見。


村井は「俺らみんな、間違えたんだ。

しかもその間違いを隠そうとした。

俺たち同罪だろ。」


谷原は、4人で広沢の両親に話に行こうと提案。

却って苦しめることになるのではと深瀬。



謝りきれないし、

償いたいけど償えないことってある。



結局、隠し続けるなんて出来ないし、

広沢の母・昌子(片平なぎさ)が

今も警察に話を聞きに行っていることを考え、

ちゃんと認めることを決める。





ようやく美穂子に連絡する深瀬。

美穂子が居たから

何をすればいいのかわかったことを

伝えたかったとお礼を言う。



「約束覚えてて。」と美穂子。





深瀬から4人で広沢の実家へ行くことを

聞いた小笠原は、

ようやく真相を突き止め、

彼らに報告に来る。



10年前、あの一帯で頻発していた窃盗事件。

犯人は逮捕されたが、

一つだけ余罪を隠していたのだ。



犯人は三人組。

その内の二人が管理事務所に

アルバイトとして潜り込み



深瀬達が焼肉を楽しんでいる時に

周辺のホテルで盗みを働き、

その日の内に遠くへ逃げる予定だった。



もう一人の仲間が

車で迎えに来る手はずが、

雪の為に来られなくなり



鍵を挿したままだった村井の車を見つけ

追いかけてきた広沢が

アナフィラキシーショックを起こしたのを

見捨てて逃亡。


その後、広沢は崖から転落。


そしてカーブでスリップ事故を

起こした窃盗犯は

血痕を隠す為に

火をつけて崖の下へ車を落としたのだ。



広沢は何故たった一人で追いかけたのか?


「広沢君は、楽しい旅行を守りたかったんだな。」



楽しかった思い出を噛み締める4人…

自分達の話を

広沢の両親がどんな思いで聞くのか

この選択はベストなのか

不安を抱えたまま愛媛へ向かう。




自分達全員が加害者だと話し出すと

許せないと途中で席を立つ昌子。



父・忠司(志賀廣太郎)は

「由樹がどう死んだかはもう、ええ。

どう生きとったか聞かせてくれ。」



泣きながら広沢の思い出を語る4人…


「また、おいで。」

何て優しい人なんだろう。

こっちまで涙が止まらなくなった。



「次の命日には又来ます。」


「拘らんでええけん。

由樹もあんたらに会えたら嬉しかろう。」





小笠原も、広沢のお墓で昌子と会う。

毎年小笠原にミカンを送っていたのは

お礼ではなく

由樹を忘れて欲しくなかったから。



自分も年をとるごとに忘れていってる…



今さら何を聞いても許せないと言う昌子に


「彼らは許しを求めて

此処へやって来たのではないと思います。


罪を償おうとする人間には、

罰が必要です。

許さなくていいんです。



でも彼らは、あなたのことも広沢君のことも

一生忘れないと思います。」





1週間後…

行きつけの珈琲店で小笠原と会う深瀬。



小笠原はジャーナリストを辞め

新しい道を探し始めたことを報告。



浅見の授業には、ようやく相良が出席。



村井は離婚が成立し、自由の身に。

政治家として終わった父(村井國夫)や

明日香と釣りに行き

自分の面倒は自分でみる、仕事も探すと宣言。



谷原も、例の上司のパワハラが

社内で問題になるが

自分の言動にも問題があったと反省。



そして、深瀬には内定のメールが (^^♪





1か月後、美穂子に会いに行く…



「最初からやり直せないかな?

二人で一緒に変わっていけないかな?」



「一緒に珈琲を飲みに行きませんか?」



微笑みあって歩き出す二人。





オリジナルストーリーを加えてくれたおかげで

爽やかな気持ちになり、救われた。



湊かなえ作品の彩香(杉咲花)や

成瀬くん(窪田正孝)が

登場する演出も嬉しい (#^.^#)



そして藤原竜也の演技力の高さも再認識。

本当に最後まで飽きさせることなく

楽しませてくれたことに

ただただ感謝です。



このチームの次回作が待ち遠しい!


リバース

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