2017年5月17日水曜日

「母になる」第5話の感想:わが子の意外な返信メール…産んでくれた意味を探す旅の答え

やっと「家族」に戻れたのに…



3歳の時に誘拐された息子・広と

9年ぶりに再会する柏崎結衣(沢尻エリカ)。

でも息子には9年間母と慕った女性、

門倉麻子(小池栄子)がいた…



「家族になる」「母になる」とは

どんなことなのかを問う

水橋文美江が贈るヒューマンストーリー。




ようやく家族3人で暮らし始めたのに

施設に帰りたいと言い出す広(道枝駿佑)。

でも、施設に戻る途中で

木野(中島裕翔)をまいて姿を消してしまう。



今偉(望月歩)と落ち合った広は、

ネットカフェに居た。

木更津の駐車場で、

男性と一緒に居た母親の姿を探す為。



行方不明になったことで、

麻子が関係しているのかと連絡した為、

広が施設に戻ることを知ることに…



今偉からの連絡で、二人と合流する木野。

結衣にも居場所を伝え、

麻子が関係していないことを伝える。




気の遠くなる作業だが、

ようやく居場所を特定することが出来、

会いに行く3人。



男の人と暮らす為に

施設に預けられた今偉だったが

母親は別の男といた…



男に子どもがいたことを

知られたくなかったのか

好きだったケーキを渡すと

「知らないわよ!」と

ケーキも花束も放り投げてしまう。



「それでも母親かよ?」と詰め寄る広。


「生んだからって

誰もが素晴らしい母親になると

思ったら大間違い。


私みたいに最低な人間だって

いるの。


子どもを手離さなきゃ

生きづらくて耐えられなくて

どうしようもない人間だっているの!」


男と車で去って行く母…


いつか結婚したら、

家族はいくらでも作れる。

でも、生んでくれた母親は別。

世界でたった一人しかいない。



「どんな母親でも、

自分を生んでくれた

かけがえのない

たった一人の母親だから。


わかるか?

広にとっても、生みの親っていうのは…」



「泣いていいんだよ。」と木野。



二人の母親から愛されている

広の方が、幸せだろう。

結衣の愛情溢れる行動を思い返す…


「俺、あの家へ帰ります!」




彼らがネットカフェに居る時に

広が好きだというヘビメタバンドの

メイクをして、写真を送った結衣。


既読スルーされ、後悔して

「ごめんなさい」スタンプを送信 (^◇^;)


やっと広から返信が、

「バーカ、バーカ、バーカ」

「ウザッ、ウザッ、ウザッ」

動揺した結衣は、陽一にも見せる…

その後に続く

「ごめん」「帰るぜ!」



やっと親子に戻れた感じで、

こっちまで嬉しくなった (#^.^#)




莉沙子(板谷由夏)曰く、

結衣は広が連れ去られた

3歳の時で止まっている。


「ママ、ママ」ってママのことが大好きで、

「うっさー」とか「ウザいな」

なんて悪態つかない、

無垢で純粋なまま…


娘に、だから24時間母親をやれると

言いたかったようだ (-。-;



「追い越されちゃうね、広くんのママに。」

と返されてしまう (^◇^;) 


そんな莉沙子はママ友の

グループメールから外され、

イジメにあっていた。

ホントくだらない (-。-;





結局施設には行かず、

そのまま帰って来た広は

照れくさそうに「どうも」と言って

花束を渡す。



幸せそうな結衣を見て

少し淋しそうに微笑む今偉。

切ない…



「広を連れて、釣りに行くのが夢だった。

いつかその日が来るのを

ずっと待ってた。お帰り。」

と陽一。





井下のところで偶然麻子と出会った

琴音(高橋メアリージュン)は、

意気投合して泥酔し、

里江(風吹ジュン)のマンションへ

送り届けてもらう。



里江も気に入り、柏崎オートを

手伝ってもらうことにするが、

名前と孫の写真を見てビックリ!



でも、広が施設へ戻ろうとしたことで

心配していた麻子は、

引き受けることにする。


麻子の過去は色々あったようだ…



あの時と違い、

今は麻子のことを許せない結衣は、

新しい社員として訪れた麻子に

掴みかかろうとする。



そこへ、井下から麻子の服役の理由を聞いた

琴音が駆けつけ、

「待って!その人、人殺し!」 (゚o゚;;



一方、麻子について聞かせて欲しいと、

ジャーナリストが広に近づいてくる…





ようやく陽一に、

「子どもの為でなく、

一緒に居て欲しかった。

あなたじゃなきゃダメなの、私。」

と素直になれた結衣。



せっかく親子三人の生活が、

本当の意味で始まったばかりだというのに…



殺人で2年は短かすぎるし、

一体何があったのだろう?



広を保護した後、直ぐに届けてくれれば、

こんな悲劇は起きなかったわけだし…

恨まれても仕方ない。



生みの母と育ての母。

過ごした時間は育ての母の方が長い…

しかも考え方など

形成される時期なので、

影響力も大きい。



心を鬼にして別れたのだから、

やはり最後まで遠くから見守る道を

貫いて欲しいな…


母になる 水曜22時 日本テレビ

帰るぜ!


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