2017年5月24日水曜日

「母になる」第6話の感想:この子を育てる!母になれなかった女の壮絶な告白

麻子の壮絶な過去…でもリアリティ無さ過ぎ (-。-;



3歳の時に誘拐された息子・広と

9年ぶりに再会する柏崎結衣(沢尻エリカ)。

でも息子には9年間母と慕った女性、

門倉麻子(小池栄子)がいた…



「家族になる」「母になる」とは

どんなことなのかを問う



水橋文美江が贈るヒューマンストーリー。




雇って頂くことになったと

柏崎オートを訪れた麻子。



そこへ「その人、人殺し!」

と駆け付けた琴音(高橋メアリージュン)に

里恵(風吹ジュン)の元へ連れて行かれる。




木野(中島裕翔)を呼び

これまでの経緯について

尋ねる結衣と陽一(藤木直人)は



麻子が2年前に知人の男性を

ナイフで刺し、殺人未遂の疑いで

逮捕されたことを知る。



誘いを断った男に付きまとわれ

徐々にエスカレートしていく被害が

広(道枝駿佑)に向かう前に

何とかしなければと

広を施設に預けてから犯行に及んだと。



「自分の子どもじゃないのに、どうして?」



一方、麻子から直接事情を聴く里恵と琴音。



「母親なら当然じゃないですか。」


一緒に暮らしていただけで

あなたは母親じゃないと里恵。



「母親って何ですか?

母になるってどういうことですか?」




「何で、そこまで…」

どういう人なのか教えて欲しいと

木野に尋ねる結衣たち…



麻子からの手紙を見て

刑務所に会いに行った木野は

広が生まれた時のことや

手紙の内容について尋ねるが

話をそらされてしまう。



麻子を担当した女弁護士にも会いに行く。

広の父親がDVで

暴力から逃げる為に転々としていたから

出生届けも戸籍も無いのだと。



「私は同じ母親として

彼女の子どもに対する思いは

確かだったってわかったわ。」



本当に一人で一生懸命子育てして

立派な母親だっと弁護士は言う。



施設では戸籍がないことも珍しくないが

どうしても腑に落ちなかった木野。



母子関係を証明する為に

麻子が提出した書類は写真だけ。

しかも生まれてから3歳までのものが

ないことを問いただすと


産んだのは自分ではなく

虐待された子どもを救ったと言う…



調べた結果、辿り着いたのが誘拐事件。

そして結衣に連絡したのだった。



DNA鑑定の結果を麻子に伝え

今後、広とは関わらないことを

納得、了承してもらったと思ったが…

その直後、広と電話で話す麻子。



木野が責めるとキレて攻撃。

そして「ごめんなさい、ごめんなさい。」

と今度は怯える…病んでいる…



その後も何度か麻子と会う木野。

ようやく気持ちの整理をつけたようで

打ち解けてくれるようになり

過去のことを話しだす…



自分の母親のことを

立派で完璧だと。

そして間違ってしまったのは自分。



社内恋愛をしていた麻子は妊娠。

何度か彼の子どもを堕ろした為

これが最後になるかもしれないから

産みたいと言うが

彼は上司の娘との結婚を選択。




母親からは結婚はどうなったかと

度々手紙が届く。



「女性の幸せは何と言っても

結婚、出産です。

早く結婚して出産して

可愛い赤ちゃんを、孫を見せて下さい。」



母親の為に、一人で子どもを産むことを

選んだが、流産してしまう (>_<)



出産にはタイムリミットがあるから

早く孫を抱かせて欲しいと

入院先から度々手紙が届く。



「いつになったら孫が抱けますか?」

一生懸命育てたんだから

せめてもの親孝行をと…



「女性として生まれたからには

一度は産まなきゃ。」



この母親、『毒親』だ。



「どうしてあなたは

お母さんの望む人生を

歩いてくれなかったの?


あなたって子は何一つ

お母さんの望むことを

叶えてくれなかった。」



でも、麻子も彼女の周りもおかしい。

まず、妊婦なのに何故ハイヒール?

転んだら困るから、ハイヒールは履かない。



会社でヒステリーを起こした麻子を

「子どもがいないからな~

やっぱり女は子どもがいないとな~。」

と陰で話す男たち。



もうすぐ30歳だという麻子に

「結婚は勧めないけど

子どもは居た方がいいわよ。

門倉さんも産みなさいよ。」

と言う同僚の女性たち。



そんなこと聞いたことないし

今の世の中、30歳で出産って…

しかもシングルマザーを

勧める周囲はおかしい (-。-;




絶望のどん底にいた時に

広と出会ったのだった。



熱を出した麻子をいたわり

看病してくれた広。

久しぶりに笑顔になり

「まだ笑えるんだ、私…」

と思ったと話す。



「ママは僕を置いて

居なくなったの。」と広。



連れ去った犯人が

そう言い含めたのだろうが

置き去りにされたと思ったと。



母親が危篤だと知らせを受け

迷子として交番に届けようと

連れて出たが

手離すことが出来なかった。



「私の居場所だ。私の世界だ。

世界がここにある。

私がこの子の母になる。」



母親の死に目には会えなかった。



自分がどんなに間違ったことをしてきたか、

誰かに聞いてもらいたかったの

かもしれないと麻子。



「確かに門倉さんのやったことは

間違っています。

でも、あなたは悪くない。


門倉さんだけが

悪いわけじゃない。


僕はそう思います。」




誰かがそう言ってあげなきゃ

いけないと思ったと木野。

その後、もう会わないと

決意してくれたが

又、気持ちが揺れてしまったようだ。



施設へ戻ると聞いたからだろう。



結衣は麻子を雇うことに決める。

その前にわかり合いたから

二人で話しをすると木野に報告。



心配する木野に

「広のためです。

広のことを考えて決めたんです。


私もあの子のためなら

何だって出来ます。」




何かズレてる…

広のため?

混乱させるだけでしょ?



たまに会うだけならともかく

毎日一緒だなんて…

あり得ない (-。-;

広が可哀想だ。



いくらドラマだからって

リアリティ無さ過ぎの展開に

ちょっとガッカリ…


母になる 水曜22時 日本テレビ


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