2016年12月12日月曜日

「カインとアベル」第8話の感想:忍び寄る悪魔の誘い 一瞬で奪われる幸せ

まさかの展開に言葉が出ない…


大手ディベロッパー経営者一族の

兄と弟の確執と複雑な恋愛模様を描いた

ヒューマンラブストーリー。




リゾート開発を有利な条件で

契約成立し

会社の英雄になった優(山田涼介)。




弟に次期社長の椅子も奪われそうと

焦る隆一(桐谷健太)。




取締役に任命された優。

内心面白くない隆一は

叔母・桃子(南果歩)の婚約者で

多額の融資をしてくれた

黒沢(竹中直人)に呼び出される。





「このままいけば、お前の知らないところで、

親父と弟はどんどん結束を固めてくる。

お前1人が弾き飛ばされるのは時間の問題だ。

親父と弟の間になんとか割って入るんだな。」


そして面白い話があると言う…




仕事を辞めて家庭に入ると決めた梓(倉科カナ)に

本当にそれでいいのかと詰め寄る優。

でも自分がそうしたいと思ったと。

多分、隆一のことが心配で支えたくなったのだろう。




仲間だと言っていたのに

取締役になってから

上からものを言うようになった優。





「自分だけが楽しければいいでは

済まないと思ってる。

社員の幸せのために

高田は常に盤石であらねばならない。




もしそれを妨害するものがあれば

排除しなくてはいけないと思う。」




父・貴行(高嶋政伸)と

どんどん親密になっていく優をみて

隆一は二人の部屋に盗聴器を仕掛ける。

完全に壊れている (>_<)





そして対立していく兄と弟…

地方空港プロジェクトに参入するか否かで

空港建設はリスクが高いからと反対する隆一。

優は今、高田は勢いがあるから攻めるべきだと。




今は自分が副社長だから

自分の意見を通させてもらうという兄。




そんな時に盗聴器を見つけてしまう弟。

もちろん防犯カメラから

誰が仕掛けたかは明白。





悩んだ末、貴行に友人の話として

相談すると…



「経営者にとって大事なことが

何よりも会社を守ること。

社員の生活を守る義務を

最優先しなければならない。




会社の不利益になるのであれば…

役員だろうと血縁者だろうと

すぐに解任すべきだ。」





優の変わりようを心配して

会長・宗一郎(寺尾聰)を訪ねる梓。




「仕事には人を虜にする

魔力みたいなものがある。


その魔力に取り込まれると

あるものは友を忘れ、

あるものは家族を捨て

全てを犠牲にして

仕事に注ぎ込んでしまう。」




自分はギリギリのところで

踏みとどまったと言う。

大切なものを思い出したから。

大切なもの、それは家族。





役員会で副社長の解任を提議する優。

あちこちに仕掛けられた盗聴器…

言いがかりだと反論するが

「防犯カメラに映っていることすら

気づいてないじゃないですか!」





「今のお前はせめて招待客に粗相なく

式を挙げることだけ考えるんだ。」


「父さん、僕にガッカリしましたか?」


「お前の育て方

間違えたかもしれない。」





優には「後悔することはない。

お前は正しいと思うことをしたんだ。

自分を責める必要はない。」




とにかくいつも優しい父。

すごく素敵。





隆一を解任させたことを責める梓。

「今のあなたはどこにでもいる

優秀なビジネスマン。

魅力なんてかけらもない。」




後ろから抱きしめ、愛を告白する優。

でも受け入れてもらえない…





兄の結婚式よりも仕事を優先する優。

そして式に来ない隆一。

「こうなったのは私のせいです。

こんな思いをさせてしまって

本当に申し訳ない。」と

涙ながらに頭を下げる貴行。



父としての苦悩に涙が出る (T_T)




隆一はどうなるのだろう?

黒沢の面白い話とは?

優は本来の自分を取り戻せるのか?


カインとアベル 月曜21時 フジテレビ


まるで別人のよう…


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