2016年6月19日日曜日

「ラヴソング」最終回の感想:希望という名の最後の歌

こんな終わり方もアリかな♪



夢に破れ、音楽を捨てた元ミュージシャンで

現在は臨床心理士として働く

神代広平(福山雅治)と




吃音症で上手く人と

コミュニケーションがとれない

佐野さくら(藤原さくら)が

音楽を通して心を通わせていく

ヒューマンラブストーリー。




結婚式のスピーチという試練を

ちゃんと乗り越えたさくら。

だからこそこのシーンはもう少し丁寧に

時間をとって描いて欲しかった。




結婚式から一転して、病院のシーン。

手術の説明を受けて、怖くなったのか

同意書にサインをしないさくら。




病室を訪ねた広平は

ギターを弾きながら「500マイル」を歌う…

「歌いたい!私、歌いたいです。」と泣き出すさくら。



ようやく気持ちを言葉にして

思いっきり泣けて良かった。




「歌う為に手術を受けるんだ。

明日受ける手術は、歌う為なんだから。」




そして手術は成功!

声帯を取らずに無事に終わったと

広平にも空一(菅田将暉)にも知らせが入る (o^^o)




リハビリシーンは、さくらに又笑顔が戻り

すごく可愛かった。

でも退院した後、姿を消してしまう。




親友の真美(夏帆)に宛てた手紙には

「好きな人と一緒にいるだけで楽しいなんて嘘だよ。

すごく苦しい。」と。

真美は「ちゃんと失恋させてあげなかったからだ!」

と広平を責めるが…




私にはよくわからなかった。

広平はちゃんと振ったと思ったから。

「好き」だと告白して

「音楽を一緒にやりたい」と返ってきたら

それは恋愛感情は無いということで。

さくらも失恋したとちゃんとわかっていたはず。




私だったら、いつか女性として見てくれるかもしれないし

好きな人と一緒に、好きなことが出来る環境に感謝だけど…

もちろん辛いのはわかる。

もし彼に好きな人やパートナーが出来たら

多分辛くて側に居られなくなるかもしれないけど。




広平は、自分が音楽をやり直すには

さくらの歌声が必要だったと夏希(水野美紀)に話す。

「こんな年で、大した才能もない癖に

まだ夢の続きを見ちゃっているのか、俺は!

でも違っていた。

佐野さんがいたから音楽をやっていたことに気づいた。」




そして、さくらに恋をしていたことを認めた広平…

本当にそうなのかな…?

恋愛感情とはどうしても違うと思ってしまう。




「音楽は逃げていかない。音楽さえ続けていたら

さくらちゃんに届くかもしれないよ。」と励ます夏希。




2年後、音楽プロデューサーとして活躍する広平に

シェリル(Leola)が、さくらの曲をカバーしたいと持ちかける。

承諾を得る為にさくらを訪ねていく広平。




そこには路上ライブをするさくらと空一の姿が。

空一に気づいた広平は声をかけずにその場を立ち去り

エンドロール。




空一宛には

「優しすぎて、私には応えられそうにないよ。」

という手紙が残されており、一度は諦めるのだが

涼子(山口紗弥加)から




「諦めるなんて、らしくない、追いかけなきゃ。

人生は諦めるか、諦めないかで差が出るんだって。」

と言われ、ちゃんと追いかけて行ったようだ(#^.^#)




何か物足りない気持ちもなくは無いのだが

二人が結ばれるのには違和感を感じるし…。

過去を乗り越えて、夢を叶えた広平。




そして吃音というハンデを乗り越え

更に喉の癌という病も乗り越えて、再び歌い出したさくら。

人前で喋るのが苦手だった女の子が

一人で歌えるようになった。

彼女のCDは地味に50位という順位をキープしている。




何か素敵な未来が予測できる終わり方で

私はとても良かった (#^.^#)

藤原さくら、また女優として出て欲しいな〜


ラヴソング 月曜21時 フジテレビ


500マイルもいい曲でした


竜童が渋くて、ホントかっこ良かった!


この大人たち、好きだわ~。音楽出来る人、羨ましい♪


声を失わずに済んで本当に良かった、幸せになって欲しい。

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