2018年6月3日日曜日

「シグナル」第8話のあらすじと感想:最終章!18年の時を超えて今明かされ る 失踪の謎

大山との悲しい対面…




現在の刑事・三枝健人(坂口健太郎)と

過去の刑事・大山剛志(北村一輝)が

謎の無線機を通じて繋がり

長期未解決事件に挑む

ヒューマンサスペンス。




兄・加藤亮太(神尾楓珠)の

事件の真相を教えると

岩田(甲本雅裕)に呼び出された三枝は

腹部を刺され瀕死状態の岩田を発見。



人を呼びに行こうとする三枝を止め

「大山の声が聞こえたんだ…

そんな筈はない…

俺があいつを殺した」(゚o゚;;



三枝との無線を聞いた後

直ぐに確認に行ったが

ちゃんと『あの裏庭』にあったと…



「今でも後悔してる。

全ての始まりは武蔵野集団暴行事件」

…息を引き取る。




1999年5月

武蔵野市の東条高校では

井口奈々(山田愛奈)という女生徒が

屋上から飛び降りようとしていた。



そこへ亮太が駆けつける。

「バカなことはやめろ。

あんなの嘘なんだろ、わかってる。」


「嘘じゃない。ごめんね…」




大山は美咲(吉瀬美智子)から

女子高生が10人以上から暴行され

誰とでも寝る女という噂までたてられ

屋上から飛び降りたが

一命を取りとめたことを聞く。



親が気づき、被害届を出したのだ。



加害者が多人数な為、

城西署にも応援要請があり

三枝からこの事件の真相を

教えて欲しいと頼まれていた大山は

志願する。



一方、

野沢議員(西岡徳馬)から

面倒なことが起きたからと

処理を頼まれる中本(渡部篤郎)。



嫌な予感しかしない (-。-;



奈々の意識が戻り

大山と武蔵野西署の刑事は

事情を聴きに行くが

何故か取り合わない父親。



大山が奈々に渡した名刺を握り潰し

投げつける (-。-;



被害届けを出したのに何故?

昼間からお酒を飲んでるし

この父親、絶対におかしい。



お見舞いに来た亮太が名刺を拾う…




犯行現場である廃屋を訪れた大山達は

近くに住む奈々の同級生・斉藤裕也

(瀬戸利樹)と出会う。



事件の時は留守で、何も知らない。

真面目な優等生で今回の事件とは

無関係だと言うが…

裕也の様子が気になる大山。




2018年

岩田の死因について説明を受ける

捜査員たち…

鋭利な刃物で肝臓を刺されたという。



そこへ中本が登場し三枝に

現場に居た理由を尋ねる。



1999年に起きた武蔵野市の

集団暴行事件について話があるからと

岩田から電話をもらったことを話す。



「何故そんな事件のことを?」


「あの事件について調べるのは

危険だと言われました。」



「危険。具体的には?」



自分が着いた時にはもう襲われた後で

そこまではわからないと答える。



ホッとした様子が憎々しい。



そして、怪しい人物も見ていない

凶器や証人もわからないという三枝に

「それでも刑事か。」



更に岩田の死を悲しむという

名演技は続き…



「必ず犯人を捕まえて

俺の前に連れて来い!」

捜査員たちの士気を扇ぐ (-。-;



「未解決班はこの件から外れろ。

容疑者の仲間を捜査に

参加させる訳にはいかない。」



三枝が人殺しをする訳がないという

山田(木村祐一)に

「そう願っている。

だが、無実がハッキリするまでは

容疑者だ。」



三枝に疑いの目を向ける捜査員たち…




岩田の通話記録から元暴力団の岡本

(高橋努)に事情を聴く捜査員。



岩田とはある事件で知り合い

情報がある時だけ連絡をしていたと。



殺害された4月28日も

ただ世間話をしただけ。



それよりもつい最近

三枝という刑事が来て

岩田のことをあれこれ聞いてきたと…



「かなり岩田さんのこと

恨んでるみたいだったな。」



中本に報告する捜査員。

三枝が何を調べようとしていたか

突き止めるよう指示を出す。



取り調べを受ける三枝だが

岩田のことを調べていた訳ではないと

答えるしかなく… (-。-;




岩田の娘が白血病で先日亡くなったと

三枝に教える美咲。



「何を一人で考え込んでるの?

私はあなたを助けたいの。」



大山の収賄事件は仕組まれたものだと

話し出す…



「え?誰に?」


「岩田係長です。

多分、その上には黒幕がいます。」


「あなたが何故そんなことを?」


「俺には桜井さんしかいないんです。

警察の中で信用出来るのは

桜井さんしか。」



「係長だという証拠は?」



岩田が死ぬ直前に

大山を殺したと告白したことを話す。

動揺する美咲…



「理由は?」


「武蔵野です。

全てが始まったのは武蔵野だったと

言ってました。」



大山も岩田も口封じの為に

殺されたと…




1999年5月

武蔵野西署で裕也から

事情を聴く大山。



取り調べの様子を見に来た中本は

「大山…またこの男が

出しゃばっているのか。」



自分から参加を申し出て

この事件に積極的だと答える岩田。

不審そうな顔の中本。



奈々と話したことがあるか聞かれ

亮太が奈々に勉強を教える為に

週に一度部屋を貸して欲しいと

頼みに来たことを話し出す裕也…



「かとうりょうた」メモをとる大山。



そこへ裕也の父親が現れ

連れ帰ってしまった為

それ以上の話は聞けず…



中本は岩田に

「ことを穏便に済ませるには

風除けが必要だ。」



意味がわからないという岩田に



「さっきの生徒が

いいヒントをくれた。

金もコネもなく

何があっても誰も味方をしない。

生け贄だ。

そういう生徒が一人いればいい。」

(゚o゚;;



「真相を隠すために生け贄を用意する

ということですか?」


「そうだ。」



動揺する岩田。

「真犯人をご存知なんですか?」


「俺が何の為にわざわざ本庁から

来たと思う?それぐらい察しろ。」



そして娘のことはすべて

自分に任せろと…



「すぐ手配しろ。

大山に先を越されるな。」



何と卑劣な!

でも大山が捜査に加わらなければ、

亮太の名前も挙がってこなかった?




2018年

三枝の部屋で彼が集めた資料を見る

美咲…

「俺の兄が関わった事件なんです。」




三枝が11歳のある晩

家に刑事がやって来て

亮太を連れて行った。



「あの頃の俺はまだ子どもで、

なぜ兄が捕まったのかも

わからなかった。」



レイプ犯の家と落書きされ、

学校でもイジメにあい…

母親が親戚に預けることにして

苗字も母親の旧姓に変えたのだ。



8か月後、少年院を出たと聞き、

急いで家に戻ると

亮太はカッターで手首を切り

亡くなっていた。



「なぜ兄は自殺をしなければ

ならなかったのか、

その時の俺には何もわからなかった」




2006年7月、高校生の時に

隠された真実があることを知ったと。



飲み屋で亮太を嵌めてやったと

自慢していた男に会いに行ったのだ。



「誰に言われて兄を陥れた?」

「知ってどうする?」

見つけ出して復讐するという三枝に

「なぜ亮太だったか、わかるか?

金もコネもなくて潰し易いからだ。

お前も自分の立場をわきまえて

おとなしく生きろ。」



…「誰かを守る為に

兄は生け贄に選ばれた。」

誰を守る為だったのか、

誰の指示なのか、必ず真相を暴くと。



「辛かったのね。」と美咲…




1999年

加藤亮太にやれと言われたと

次々に証言する生徒たちに大山は

「誰かにそう言えと言われたのか?」


「事実を言っているっだけです。」



そして亮太の取り調べでは

「本当にお前が主犯なのか?」

「僕はやってません。」



誰が主犯かわからないが、

みんなが嘘をついているのは確かだと

…調書を見て亮太が三枝の兄だと

気づく大山。




小川都市開発の設立30周年

記念パーティに参列する野島。



小川社長から息子・陽一を紹介され

「君か…」

「色々とお世話になります。」

「まあ、若者は元気が一番だ。」



こいつが主犯か!



証言した生徒たちの調書を読み返す

大山は、通りかかった中本を呼び止め

「どうしてここにいるんですか?

何か指示を出しに来たんですか?」


「何が言いたい?」



今日になって、みんな一斉に

『加藤亮太に言われてやった』

と証言をし始めたと。




「証言した子ども達の親はみな、

小川都市開発で働いてます。」



武蔵野市で一番の大手企業なのだ。



「管理官、どういうことですか?」

「ちょっと来い。」



取調室へ行くと、奈々が岩田から

事情聴取を受けていた。



「主犯は加藤亮太で間違いないね?

みんなそう言ってる。」



「そうです。加藤君がやったんです。」

涙を流しそう答える。



「よく考えてくれ、

彼の人生かかってるんだよ!」

飛び込む大山。

「他に真犯人いるんだろ?

本当のことを言ってくれ。」



「加藤君が犯人です。」



取調室を出た大山は中本に

「幾ら使ったんですか?

井口奈々の父親も

金で動かしたんですか?」



何のことかわからないが、

あちこちに名前を知られた奈々が

新しい人生を始めるには

金が必要だと惚けたことを言う (-。-;



「主犯は誰なんですか?

他の生徒に罪をなすりつけてまで、

そこまでして庇うほどの

実力者の息子なんですか?」



「主犯は加藤亮太だ。」




2018年

岩田殺害の捜査は進んでいなかった。

このままだと三枝が

犯人にされてしまうと心配する山田。



岡本が嘘の証言をしたのは

自分を犯人に仕立て上げたい

理由があると三枝はみていた。



美咲は山田と小島(池田鉄洋)、

それぞれに指示を出し

自分は岡本の自宅に行き

直接本人と話すと言い出かける。



また一人で大丈夫だろうか?



三枝は岡本の事務所前で

あの夜、病院から走り去った車を

見かける。

そして事務所から出てきた岡本が

車に乗り込み、走り去る。



美咲と合流した三枝は

岡本は簡単に人を信用しない

タイプだから

裏切りに備えて対策をしていると話し

凶器や通話記録を

自宅や事務所ではなく

どこか別の場所に隠している筈だと…



岩田の行動を洗っていた山田から

殺害される前日に

岩田が御殿場へ行ったと報告が…

更に岡本を調べていた小島は

彼の母親の別荘が御殿場にあると!



三枝と美咲は別荘へ向かうが

家の中からは何も見つからない。



岩田の言葉を思い出した三枝は

裏庭へ向かい、土を掘り返す…

そこには人骨と大山の手帳が!(゚o゚;;



泣き出す美咲。

残酷過ぎる…(;_;) 




今回無線は一度も繋がらなかった。

真実を明らかにすることが出来たら

大山が生きている現在が

くるのだろうか?



真相解明の為にも

美咲が生き返ってくれたのは心強い。



正義感の強い大山にも

ずっと生きていて欲しい。



おそらく亮太は自殺ではなく

殺されたのだろう。



三枝たちは巨悪に勝つことが

出来るのだろうか?



このドラマもいよいよ

クライマックスを迎える。


シグナル 火曜21時 フジテレビ



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