2018年10月31日水曜日

「獣になれない私たち」第2話のあらすじと感想:反撃開始!!仕事も恋も、私変わりたい

晶がグレた!?




クラフトビールBAR『5tap』の常連客

常に笑顔で仕事は完璧、

NOと言えない深海晶(新垣結衣)と

会計士・税理士事務所を営む

一見感じが良さそうな毒舌男の

根元恒星(松田龍平)。

そんな二人が言葉を交わすようになり

本音をぶつけ合う関係に…

ラブかもしれないストーリー。




ECサイトの制作会社で

営業アシスタントを務める晶は

社長秘書の代わりから営業まで

全ての仕事を押し付けられることに

業を煮やし

社長の九十九(山内圭哉)に

業務分担の改善要求書を突きつける。



今までとは真逆なファッションに

「深海がグレた~」と九十九は動揺。

出張明けに回答すると約束する。




一方、恒星の事務所では

勝俣(八嶋智人)という社長が

粉飾した税務申告書に判を押してくれと

土下座をしていた。



不正に手を貸すことは出来ないと断る。

「でも、ここならって…」

誰かから聞いて来たらしい。



出前を届けに来た

三郎(一ノ瀬ワタル)に

「この人、捨てて来て」と頼む。




その夜『5tap』に入るのを躊躇う晶に

声をかける恒星。

マスターの斎藤(松尾貴史)は

いつもと違う晶の服装を見て


「何か感じが違う、イメチェン?」


「少し色々あって…」


「あ、確かに!」



初めて気づく恒星。



「恒星ちゃんが興味あるのは

服の中身だけだもんね」



軽蔑した眼差しを向ける晶。



「誰だって服より中身じゃないの?

やらしいみたいな目で

見ないでもらえます?

やらしいと思う方がやらしいからね。

中身ってハートって意味もあるから」


「あなたの場合は無いと思う」



「このブーツは?

これもわかりませんか?」



呉羽(菊地凛子)が履いていたものだが

やはりわからないようだ。



「ホントに関心ないんだ」





「その呉羽ちゃんみたいな格好は

社長に対する覚悟の表れだったんだ」


「はい、だったんですけど…」



九十九がSEの佐久間(近藤公園)に

泣きついたことにより社内に

『速報 

営業部の深海さん、グレる』

と流れてしまったのだ (^_^;)



「そっか、グレたのか~」

と営業の松任谷(伊藤沙莉)も納得。




「グレたという言葉一つで

夏休み明けに不良になった

残念な中学生みたいな扱いに」



晶、本当に気の毒 (-_-;)




そこへ勝俣を捨ててきた三郎が来て

晶に一目惚れ。

恒星から晶が恋をしたいと聞き

近づき、迫る (@_@)



恒星に「近い」と叱られ落ち着くが

そこから恋談議に…



恋とは落ちるものだとマスター。


そう言える人は

簡単に人を好きになれる人だと思う、

一目惚れをしたことがない自分には

難しいと晶。



呉羽は運命の人に出会った瞬間

鐘の音が聞こえたらしいと恒星。



「恋に落ちた瞬間の鐘…

どんな音なんだろう」



(私はここで『離婚弁護士』での

アバの曲が流れた)



京谷(田中圭)の母・千春(田中美佐子)に

どんな服を買ったか返事を送る晶。



「強そうな服です」


「私は、人に強く言えなくて

負けてしまうところがあるので

ひとつでも変われたら」




千春から京谷にメッセージが届く。



「晶さん、仕事大変そうだね。

しっかり支えてあげるのよ~」



勝手にスマホを開いて

メッセージを読む朱里(黒木華)…

スマホを取り上げる京谷。



「彼女、仕事大変なんだ。

辞めちゃえばいいのに」


「簡単に辞められる人

じゃないんだよ」


「私だって好きで辞めたんじゃない!」



クッションを投げつけ部屋を出て行く





社長が出張中の3日間、

晶も休みをもらえることになったが

松任谷からの電話で起こされる…



(電源切っておけばいいのに…)



契約書が来ていないというのだ。

担当は上野(犬飼貴丈)だが

会社に来ていないし

自分一人ではどうしたらいいか

わからないと泣きつかれ出社する晶。



契約書を持ったまま無断欠勤の上野を

訪ねる羽目に…(-_-;)



担当だから自分で持って行くように

説得すると…



「社長に気に入られ

バリバリ仕事できている人に

僕がどんなに辛いか、わからない」


「じゃあ、辞めるんだね」


「簡単に言わないで下さい!

辞めたい訳じゃない、

続けたくもなくて」



自分もどっちにいったらいいのか

わからないことがあると、晶。




「深海さん、

好きになってもいいですか?」(◎_◎;)



上野での好意ではなく仕方なく

仕事で来ていると説明すると…



「わかってます。

ただ希望が欲しいんです」



恋愛は贅沢品。

もし奇跡的に誰かとつき合えても

結婚できる経済力が無ければ

いずれ破局する。

余裕がある人間のすることだと。



余裕のない自分には何もないが

もし会社に好きな人がいれば

毎朝電車に乗るのが辛くても

活力になるというのだ。



つき合いたいとかじゃなく

そういう存在が欲しいと訴える。





翌朝も松任谷の電話で起こされる。

上野が会社に来たと報告。

「今日から深海さんは僕の女神だ」

と言っているらしい (^_^;)



(そんな報告、どうでもいいわ!)





担当企業を訪問する恒星。

業績がいいからフェラーリを買おうか

という社長に


「実態が私用なら

会社の経費に出来ませんよ」


少しくらいならという社長に


「危ない橋を渡りたいなら

他の税理士を探してください」



社を出ると勝俣が近づいて来る…



申告期限まで時間がなく

顧問税理士の名前と印鑑がないと

会社は倒産すると再び土下座。



「卑怯でしょう、

まるでこっちが悪人みたいに。

俺はね、土下座するような人が

一番嫌いなんですよ」

と、立ち去る。





京谷の会社のバーベキューパーティー

に参加する晶。

以前、派遣で働いていたのだ。



ここでも焼き手に回って

笑顔でサービスする晶。



6年前の忘年会でお酒を作る晶に

そんなことしなくていいと

声をかけた京谷。

その後、晶の部署に異動になり

一緒に仕事をするようになる。



その頃から仕事が出来た晶を

頼りにする京谷。

二人で飲みに行くことも多くなり

お互いの恋人についても話すように。



同じ社内にいる彼女が職場で孤立し

毎日会社を辞めたいと言っていると。

人づき合いが得意でないらしい。



「辞めたらいいのに…」と晶。


「そう、で、そう言ったら

貯金無くて会社辞めたら

家賃が払えないって言うから

ウチに来る?って」



それで辞められるならその方がいいし

自分に合った仕事を

ゆっくり探せばいいと。



「すごい、尊敬する。

絶対彼女幸せだと思う」と晶。




彼が直ぐにバイトを辞め

続かないことを話す晶。

京谷の彼女も面接をすっぽかし

無職を続行中で

何か言うと逆ギレするし

どうしていいかわからないと。



「お互い、苦労するね~」


「ホントだよ、今や仕事が息抜きだよ」


共感し合う二人。



派遣の契約が切れて退社する晶。

部長の紹介でECサイトの正社員として

働くことになる。



晶の送別会の後、

追いかけて来た京谷と

二人でカフェへ行く…

他愛ないお喋りに花が咲き

閉店時間になってしまう。



突然降り出した雨に

雨宿りをする二人。

会話が途切れ見つめ合い…

京谷から唇を重ねる。



お互い恋人がいたのか…

朱里としたら裏切られた気持ちが

強いことだろう (-_-;)



「花井(京谷)さんのどこに

惚れたんですか?」

と部下の筧(吉村界人)に訊かれ


「一緒に働いた時間が長かったのが

大きいと思います。

惚れにくい質なんで」


「惚れにくくて歴史があって

同棲までしてるんですから

この先安泰ですね。

何で結婚しないんですか?」


「同棲しているのか?

早く言ってくれよ~」と部長。



以前、同居人のせいで家の電気代が

すごくかかったと京谷から聞き

同棲していると思ったのだ。



気まずい空気が流れる…



「そうなんです、すみません」

仕事が忙しく結婚はまだ先だから

誰にも言わなかったとフォロー。



「電気つけっぱ、なんですか?」


「そう。あんまり暑くて

冷房つけっ放しで出かけちゃって」

話を合わす。



「ごめん」二人になって謝る京谷。


「何のごめん?」


「俺を庇ってみんなの前で

嘘をつかせたこと。

ずっと待たせてること。ごめん」


「…他の人、好きになりたい。

なんて」



晶を抱きしめる京谷。





呉羽の事務所を訪ねる恒星。



晶が呉羽のデザインした服を

欲しがっていると伝える。

そして恋に落ちた時聴こえた

鐘の音について尋ねると

『聖アンデレ教会の鐘の音』が

一番近いという。



音声があるか検索する恒星に

「そうじゃない、

スマホで聴いてもわからない」

頭の中で周囲サラウンドで鳴る感じ?



「俺の時は?」


「鳴ってないね、そういえば。

恒星のことはふんわり好きだったよ」





朱里に物件をいくつか見せ

どれか選んで今月中に出て行くよう

伝える京谷。

引っ越し代と1カ月分の家賃も出すと…



「その先は?

どうやって暮らせばいいの?

仕事が決まるまで

ここにいていいって言った」



探す気がないことを指摘されると



「だったら初めからウチに来いなんて

言わなきゃ良かったじゃん!」



そしたら会社も辞めなかったし

引っ越してもこなかったという。



「あの時は朱里が

精神的に苦しそうだったから」


「今だって苦しい!」


「朱里だって納得して

別れるって決めて4年だよ」


「だからいいって言ってるじゃん!」



とっくに別れているし、

京谷は彼女と幸せそうなんだから

それでいいじゃないかと。



(いいわけないだろ!)



「勝手なのは自分じゃん。

京ちゃんが悪いんだから

仕事が決まるの待ってくれたって

いいじゃん!」



話にならない (>_<)





『5tap』を通り過ぎる恒星。

また勝俣が待ち伏せていたのだ。

後ろから丁度晶も歩いてきていた…



「待ってください!」

家族の写真を見せ

「私にはこの家族を守る

責任があるんです!」



また土下座…



「責任って…

会社も家族も自分が好きで

背負ったんでしょ。

ロクに甲斐性もなく背負って

今度は背負えないから助けろ?

勝手な話です」



「そんな言い方、ないと思う」

割り込んでくる晶。

「その時そうするしかなくて

それがベストだと思って

背負っちゃうことだってあります。

土下座だってしたくてする人は

いません」



「何で晶さんが怒ってるの?


俺はね、相応な人間なんで

背負えないものは背負わないし

口先だけで大丈夫何とかなるとか

言ってる奴が一番嫌いなんだよ。


同情で引き受けて裁判沙汰になっても

責任とれるんですか?」



不正をしないと残せない会社なんて

潰した方がいい、と。



「これまでの人生を賭けた

会社なんです!」

再び土下座。



「あのね、悪事を働くにも

甲斐性が必要なんですよ。」



今年度粉飾決済をして

一年で黒字にできるのか?

できなかったらこの先ずっと

粉飾を続けなくてはいけない。


大事な妻子を抱えていつバレるか

怯えて暮らすのか?


「その方が地獄だと思いません?」


会社を畳む手伝いならやってもいいと

言い残し、立ち去る。




「どうするんだろう…」

心配する晶。


「どっちか選ぶなんて

簡単なことだろう」


「選べないことだって

あると思う」


「選べない奴は

選ぶ気がないんだよ」


「選びたくても

選べないこともあると思う」



京谷のことがあるからか

ムキになる晶…




別れ際、呉羽が言っていた鐘の音が

白楽の教会の鐘の音と同じらしいと

教える恒星。



「ググれば聞けるかな」

スマホを取り出す晶。

恒星と同じだ (^-^;




翌日、二人で教会へ向かう。

5時になったら鳴るはずが鳴らない…

近隣からうるさいと苦情がきて

日曜の礼拝と特別な日しか

鳴らさなくしたのだった。




『5tap』で呉羽と合流。

「聞きに行った?

イメージの話でしょうが。

そうやって頭で考えるからダメなの」



二人ともバカだと笑われる (^_^;)





出張から戻った九十九は晶に

「ごっつい、反省したわ。」


営業アシスタントなのに何でもやらせ

本当に悪かったと。


「ほんでな、決めたわ。

深海晶を営業部の

特別チーフクリエイターに任命する!


喜べや、昇進や。

給料アップ、ボーナスアップやで!」



「仕事の内容の方は?」



「内容はおいおい、

臨機応変にやっていこうやないか」



「おめでとう!」

みんな拍手喝采 (>_<)





「先日はああ言いましたが

破産以外にも道はあります」

勝俣に伝える恒星。

民事再生の特定調停など

他の方法があるという。



最初にあたった弁護士からは

破産しかないと言われたと…

破産処理の方が楽だかららしい。



企業再生に詳しく悪どくない

弁護士のリストを渡す。



「二度と足を踏み外さないように。

一度足を滑らせたらおしまいです」



(いいとこ、あるじゃん♪)



お礼をいう勝俣。

「でも聞いてた話と違ったな。

ここに来ればどんなブラックな

書類にも判子押してくれるって」



複雑な表情の恒星…




「今年も宜しくお願いします」

男が3百万入った封筒を渡す。


「安っ、どうしましょうね」

と恒星。


噂は本当だったのか?




勇気をふり絞って

社長に抗議する晶がおかしかった。

そして社長の「深海がグレた~」も。



京谷の元カノ・朱里は

一体どういう人物なのか?

なぜ二人はつき合ったのか?

とても疑問。



自分を家に住まわせてくれて

その間に新しい彼女ができて

裏切られたことは気の毒だが

4年も居座るとは…(◎_◎;)



京谷の優しさか優柔不断さか

とにかく彼のだらしなさに

腹が立つ。



こういう男と結婚しても

幸せにはなれないだろう…



晶と恒星のやりとりが楽しい。

二人に恋は始まるのか?


獣になれない私たち 水曜22時 日本テレビ





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