2019年9月12日木曜日

「あなたの番です 反撃編」最終回のあらすじと感想

そして新たな謎が…




マンションの住民会で行われた

「交換殺人ゲーム」

死んで欲しい人の名前を紙に書いて交換。

参加した住民は13名。

その後、紙に書かれた人が次々と死んでいき

書いた人の元へは「あなたの番です」と

脅迫状が届く…



『キウンクエ蔵前』302に越してきた

年の差15歳の新婚夫婦

手塚菜奈(原田知世)と翔太(田中圭)。



ゲームに参加した菜奈も何者かに殺害され

翔太は304の新しい住人で

AIの研究をしている大学院生

二階堂(横浜流星)に協力を依頼し

犯人を捜し始める。





沙和(西野七瀬)が部屋にいることを確認し

再びマンションで見張りを続ける南(田中哲司)。

そこへ幹葉(奈緒)が戻って来る。





取引先へ向かった西村(和田聰宏)の前に

再びあかね(山田真歩)が現れる。





二階堂に締め落とされた翔太が目を覚ますと…

ベッドの上で両手足をガムテープで固定され

腕には点滴の針が…

そして隣のベッドには同じ状態の沙和が!

点滴の袋の中味は塩化カリウム。



沙和に呼びかける翔太。

目を覚ました沙和は驚き

「私たち、殺されるんですか!?」



そこへ二階堂が現れる。



「ゾウを選べば手塚さんが

キリンを選べば黒島さんが死にます。

あの時と同じですね」



菜奈を殺したのは自分だと言い

そして動画の続きを見せる…



菜奈の視線の先には意識不明の翔太がいたと。

撮影したのは入院中の翔太の病室。

菜奈は翔太を守る為に自分が死ぬことを選んだ…



「あなたは黒島さんを守りますか?

それとも自分が可愛いですか?」



「二階堂さん、私を殺して下さい」

と沙和。



「わかったよ、ゾウさんで」



点滴のレバーを入れようとする

二階堂の指が震える…



嘘を見破った翔太は

点滴スタンドを沙和めがけて投げつけ…

素早く交わした沙和の表情が変わる (;゚Д゚)



「すいません。

二階堂さんには無理でしたね」





一方、録画の元の声を復元した警察では…

水城(皆川猿時)が田宮(生瀬勝久)に

動画を見せていた。



沙和の声に驚く田宮。

水城から相当猟奇的な人物だと聞き…

ゲームで引いた紙に『波止陽樹」と

書かれていたと話す。



菜奈殺害時の沙和のアリバイ映像も

細工されていたことがわかり

捜査員達は沙和の逮捕に向かう…





そして…二階堂は自分に協力しただけだから

許してあげて欲しいという沙和。

いつも人を殺す度に

何してるんだろうと思っていて…



彼女の告白が始まる。



人殺しは良くないことっていうのは

わかっているんで

私なんか死んだ方がいいのかなと…



「勝手に死ねばいいだろ!

どーやん、何でだよ?」


話を最後まで聞いて欲しいと二階堂。



自分が作ったAIが何度も沙和が犯人だという。

AIが客観的に分析すればするほど

自分の人としての感情を優先したくなったと…



「すみません…」


「愛してるんだものな、わかるよ」




会わない方がいいと伝えに行った後、

やはり好きだから本当の沙和が知りたいと

再び部屋を訪ねた二階堂。



「私の全部を見せたら

受け入れてくれますか?」



そして本当の沙和の話を聞いたという…




恋愛に興味をもてば殺し癖も納まるかと思い

波止(水石亜飛夢)とつき合った。

だが、酷い男で…

そろそろ殺そうと思った時にゲームが始まった。



波止が殺され、次は自分の番だと思い

引いた紙に書いてあった

美里(峯村リエ)を殺した…



誕生日のサプライズを提案し

ロウソクが消えるのを合図に

美里の好きな曲をかけ飛び出していく。



そして幸子(大方斐紗子)に袋を被せ

笑気ガスを吸わせて夫婦を殺害。

ケーキのプレートを差し替えた。



ゲームの一環だと思わせた方が

みんなが殺し合ってくれると思ったから…



「どうしておばあちゃんにだけ

手を出さなかったの?」



放っておいてももう直ぐ死ぬ老人を

殺すのは酷くないかと沙和。



「それすごく似合ってる、長生きしてね」

あの時そう声をかけたと話す。



しかも翔太たちが部屋に入って来た時

まだ隠れていたというのだ!



人を殺せる人間は中々いないから

仲間が欲しかったと続ける…




ゲームがサクサク進み

人間誰でも人殺しになる可能性があるのだと

嬉しくなったという。



中でも波止を殺した人は

脅迫もされていないのに殺したのだから

自分と同じタイプなのかと会ってみたくなった。



ゲームの表を埋めていくのが近道だと思い

次に佳世(片岡礼子)を殺害。



内山(大内田悠平)が手伝うと言うから

運搬と処理を任せた。



「彼は私と同じ種類の人間になりたいって

必死だったんで」





管理人日誌をあかねに見せ

床島(竹中直人)は自殺だったと話す西村。



あの夜…

麻雀仲間の吉村(大澄賢也)に送られ帰宅。

病気のことで悩んでいたし

麻雀に来なかったことも心配で

管理人室を訪ねたが不在…



見える所に日誌が置いてあったので読んだところ

そこには交換殺人ゲームで

『管理人さん』と書かれた紙を引いたとあり…



生きている意味にまで発展して書かれていて

遺書みたいだと心配になったところに

床島から電話が掛かってきた。



今日の今日こそ死ぬと言われ

屋上へ向かうと

ロープを巻き付けた床島がいた。



早苗(木村多江)も自分に死ねと言っている

と紙を見せ

402の前で首を吊って死んでやると…



とにかく家に帰ろうとなだめるが

車の鍵も失くなったと飛び降りてしまう…



だがロープが引っ掛かり吊るされた状態。

助けに行こうとした次の瞬間

ロープが切れて真っ逆さまに…



「どうして黙ってたんですか?」

とあかね。



床島のことが好きだったから

早苗に嫌がらせをしようと掲示板に紙を貼り

日誌を持ち出した…



そして総一(荒木飛羽)の写真と一緒に

脅迫状を送り付けたら

早苗が山際を殺害し、ゲームは進行…



「全部あなたのせいじゃないですか。

誰も殺してなくても

始めのドミノを倒したのはあなたです」





沙和の告白は続く…

ゲームを進めたくて脅迫状を送っていたが

久住(袴田吉彦)には効果があったが

浮田(田中要次)に感づかれてしまった。



まだ若い者の面倒をみたいから

素人同士の殺し合いに巻き込むなと

釘を刺しに来ただけだったのに

内山の靴を借りて浮田も殺害。



浮田はゲームに関係なかったから

軌道修正して甲野(鈴木勝大)は内山にやらせた…

甲野が笑っていなかったのは彼の凡ミス。



「遺族は悲しむんだから

せめて笑顔にしておいてねって

散々言ったんですけどねー。

慣れてないんで、あの人」



その頃には波止を殺したのが

田宮だと感づいていたので

名札や香典を送ったという。



「初心者の内山とは

アフターケアが違いますから、私は」

笑顔で語る。



「黒島さん!

僕は君が罪の意識に耐え切れなくて

死にたいって言うから協力したんだよ」



「どーやん!

こいつの自殺手伝おうとしてたの?」



「いえ、自首して欲しかったんです!

でも気の済むまでやらないと

結局自殺しちゃいそうだったんで」



「へー、本当に殺してもらえると思ったのに」



「お前は何がしたいんだよ!?」



もっともっと人を殺したいけれど

ダメなこともわかっているから

誰か止めて欲しいと。

自分からはやめられない。



「寿命で死ぬか誰かに殺されるまで

やり続けます」


「ごめん、これ以上君の味方でいるのは…」


「わかった。

じゃあ最後にそのレバーだけくいっといける?」



かたまる二階堂…



「二階堂さんになら止められたい。

私を殺して下さい」



無理だと言う二階堂に

内山は線路に突き落としてくれた、

愛しているなら出来るはずだと…



愛ってそういうものじゃないと翔太。

二階堂は沙和に恋をして

どんどん変わっていったのだと訴える。



「すっごい愛を語りますよね。

菜奈さんも幸せだったでしょうね」



菜奈を殺したのは気づかれたからだという。

翔太のお見舞いに行った時

菜奈が電話で

藤井(片桐仁)の誕生日を問い合わせていた…



そして沙和にも誕生日を聞いてきたことで

気づき始めてるなと思い咄嗟に嘘をついた。

まだ自分には辿り着いていないが

先手を打とうと思ったのだと…



塩化カリウムを手に入れたのは内山。

菜奈が翔太の枕元で寝てしまった間に

点滴を装着した。



目を覚ました菜奈に

「大きな声を出すと

翔太さんの命が直ぐになくなります」



翔太の首に注射針を当てる内山…



点滴には10分で楽になれる薬が入っていると

菜奈に選択させた。



そこで内山は病室を出て行く…



翔太ともっと一緒にいたいから助けてと

お願いされたが…



「その後は見た方が早いですかね…」

動画の続きを翔太に見せる。



”翔太くん、私…

翔太くんと出会ってまだ一年も経ってないけど

こんなに誰かに愛されたことなくて

自分がすごく変わっていくのがわかったの。


翔太くんのことはもちろん

自分のこと愛せるようになった。


幸せだったよ。

幸せという言葉で表せないくらい

幸せだったよ、大好き。


いつも笑ってくれてありがとう。

好きになってくれてありがとう。

…もっと一緒にいたかった。

ごめんね、ありがとう…”



「自分が寝てる真横で死んだなんて

ショックですよねー」

挑発する沙和。



怒りが頂点に達した翔太は沙和の首を絞める。

止める二階堂。



その時、南が部屋のドアを叩く。

叫ぼうとする翔太の口を塞ぐ二階堂。

沙和にベッドカバーを掛けられる瞬間

ダーツが目に入る…



南は従業員に迷惑だからと連れ出されてしまう。





その頃…マンションへ向かった水城たちも

スペアキーがない為、部屋に入れない。



202と502はオーナーが同じだから

会社の方で借りられるかもしれないと

蓬田(前原滉)…





ここまでにしようという二階堂に


「顔が見えなければ殺せる?

後の面倒が心配だけど

とりあえず殺してみようか。


私のこと好きなら

私と同じ種類の人間になってよ」


「内山みたいに僕も殺すの?」



線路に落ちても生きていた沙和に感動し

自分も命を粗末に扱いたいといい

自らやったことで殺していないという。



更に、犬死は勿体ないから

全ての罪を自分が被れるようにしておくと…



303に連れて行かれた時に手に入れた

マスターキーを渡したら

勝手に幹葉の部屋に入り撮影したという。



犬死勿体ないと言っている時点で

自分の考えとは違うから

こっそりダーツの先に毒を塗ったと。



二人が話している間に

ダーツでガムテープを切った翔太は

二人をぶっ飛ばす。



「こんな奴でもまだ殺さないでと言うつもり?」


「はい…初めて好きになった人なんです」



死んでいる菜奈を見つけた時の

翔太の顔がすごかったですねと沙和。

ダーツを振り上げる翔太…



「黒島さんは殺されたがってるんです!

わざと手塚さんを挑発してるんです!」


「殺した方がいいだろ!こんなおかしい奴!」



我慢する方がおかしいと沙和。

人を殺すことが好きで止められないと…



誰かを殺すことを考えると

体の奥から力が湧いてくる。

感動して泣けてきて

生きている意味があると思えるのだと。



世間のルールから外れていても

抑えられないのは

菜奈に夫がいたのに愛した翔太も同じだと

訳のわからない理屈で訴える沙和。



するとスマホから菜奈の声が…


『どうしたの?翔太くん。

…怒ってるの?』


「怒ってるよ!!!」



だが、沙和を抱きかかえる…

そしてこのまま警察へ連れて行くと。



最後に二階堂に笑いかける沙和。

デートをした時に一瞬だけ

このまま普通の人になれるかなと思ったと…





沙和の部屋を調べる水城たち。

マスターキーや菜奈のスマホなど

証拠の品がテーブルの上に置かれていた…



「捕まえて欲しかったって感じですね」



そこへ南が飛び込んでくる。

ホテルグランドすみだを調べて欲しい、

翔太と二階堂の死体があるかもしれないと。



テーブルの上に穂香の運動靴を見つける南…





結婚式を挙げる予定だった教会に一人立つ翔太…

二階堂がやって来る。


「ご結婚、おめでとうございます」


「ありがとう」


微笑みあう二人…




田宮の面会に行く君子(長野里美)。

面会室で台詞の読み合わせをする…



息子にしか愛情を向けていなかったことを

後悔していると裁判で語る早苗。

傍らで温かく見守る正志(阪田マサノブ)…



澄香(真飛聖)と手を繋ぎ歩くそら(田中レイ)。

明るい笑顔が可愛い…



刑務所で同じ月を見上げる

藤井とるり(筧美和子)。

久住はエレベーターの本を読んでいる。

三人とも塀の中…



相変わらず体を鍛える石崎一家…



佳世の写真に声を掛けてから

出勤する俊明(坪倉由幸)。



ワニを温かく見つめる佐野(安藤政信)。



あいり(大友花恋)にプロポーズする

遼(中尾暢樹)。



シンイー(金澤美穂)と結婚する為に

自首するクオン(井阪郁巳)。



高知に帰る南を見送る

あかねと蓬田…

しっかりと手を繋いでいる。



水城に恋人ができたと聞き

スイッチが入る幹葉…

誰でもいいのか?





そして幸子を訪ねる水城…

水城を美里と呼ぶ幸子に


「そのお芝居やめて頂けますか?

黒島沙和はあなたのお孫さんですよね?」



沙和の部屋は幸子の名義になっていたので

調べたという。



沙和の母親は幸子の夫が外につくった子どもで

何かと支援していた。



沙和がどんな人間なのか

知っていたのではないかと水城。



一緒に暮らしたこともないからと恍ける幸子。



「知りようがなかったですか?

調べてくれる人間もいなかった?」



二人の会話を少し離れた場所で聞いている

江藤(小池亮介)…



「こちらの調べではですね…」


幹葉がシュシュを失くして管理人室を訪ねた時

美里と床島が話していた…



「どうなってんだよ、遺産はよ」


「あの子が普通じゃないらしいってことは

お話しましたでしょ」


「202のガキだろ?

ババアが渋々連れて来たんだろ?」


「あの子はきっかけさえあれば

絶対にやりますから!

例えば今度の住民会で…」



お金に困っていた床島を巻き込んで

美里が沙和を刺激して

幸子を殺すように仕向けたと話す水城。



「美里さんはやっぱりバカね」

笑い出す幸子。

沙和は危ない子だけれど

自分にすごく懐いていたという。



「何人死んだと思ってるんですか!

あなたなら止めることが出来たかもしれない」


すると鼻で笑い


「沙和には大切な将来がある。

過去の少々の過ちくらいで

台無しにさせる訳にはいきません!」


「みんながあなたを恨みますよ」



その通りだ!

少々の過ちって何それ (-_-メ)





また二人で鍋を囲む翔太と二階堂。

すると玄関のチャイムが…

モニターには誰も映っていない。



廊下に出ると無人の車椅子が向かってくる…

そして二人の前で止まる。

シートの上には

『あなたの番です』と書かれた紙!





ガムテープで手首を縛られ

ビルの屋上の淵に座っている幸子…

次の瞬間、悲鳴を上げ落ちていく!!!



また新たな謎が…

★誰が幸子をあの場所へ?

★車椅子を仕掛けたのは?意味は?



最終回でわかったこと

★笑う遺体の犯人は沙和

★沙和が書いたのは『波止陽樹』
 それを引いたのは田宮

★幸子に似合っていると言った
 『あの子』は沙和

★床島が書いたのは『吉村』

★床島は自殺

★『管理人さん』の紙を貼ったのは西村

★久住を脅迫したのは沙和

★管理人室のシュシュは幹葉のもの。



まだ残っている疑問

★翔太と二階堂が江藤を呼び出した根拠

★江藤はなぜ幸子の面倒をみていたのか



Huluで沙和の5年前が前後編で描かれる。

更に今月23日と29日に未回収編も!

続きをHuluって反則ではないのか?



見ていてバカバカしくなることが

何度もあったドラマで正直評価は低い。

再放送も絶対に見ないが

犯人が誰なのか考えるのは楽しかった。

でも新たに登場した内山とかが絡みだし

推理しても仕方ない気がしてきたのは残念。

幸子と沙和の関係を想像させるような

工夫があったら良かったのに…






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