2019年11月17日日曜日

「ニッポンノワール」第5話:十億円強奪犯判明!第1部、完結ー。

衝撃のラスト!!




森の中のとある山小屋。

刑事・遊佐清春(賀来賢人)が目が覚めると

隣には女性刑事・碓氷薫(広末涼子)の亡骸。

そして自分の右手には拳銃が握られていた…



「俺が殺したのか?」

何故かここ数カ月の記憶を失っていた。

薫を殺したのは自分なのか?

それとも何者かに嵌められたのか?



遊佐は真相を突き止める為捜査を始めるが

次々と怪しい人物が浮かび上がり…




「克喜(田野井健)はあなたの子どもよ」

薫からDNA鑑定結果を見せられたことを

思い出した遊佐。



10年前、警察学校の講師と生徒だった二人。

生徒間で誰が薫を落とせるか賭けをした遊佐は

相談と称してホテルのラウンジに呼び出し

何故か二人はそういう関係に…

お酒に薬でも入れたのだろうか?



薫が捜査一課に配属になった時も

遊佐はそのことを覚えていなかった…



「一夜限りの関係、

あなたにとってはそうだったかもしれない。

でも私にとっては違った。

今日までいろんな思いを抱えて生きてきた」



どういう意味?





翌朝、克喜を送り出した遊佐が

深水(笹野高史)の店『ボナーロ』へ降りて行くと

才門(井浦新)がいた。



早速、克喜の父親が遊佐だと

深水や咲良(夏帆)に口をすべらす才門 (^-^;



南武(北村一輝)の誘いにわざとのり

遊園地に行ったが

江國(杉本哲太)を使って

南武や遊佐を殺そうとしたのは

自分ではないと言う。



「だったらあのガスマスク、誰なんだよ?

あいつのいるニッポンノワールって

何なんだよ?」



「ニッポンノワール?」

反応する深水。



「なんか知ってんのか?」



「まあ長い間刑事やってると

都市伝説のような話も耳に入ってきたからさ」



どんな話?

相変わらず怪しい…





公安が警察の中の警察なら

彼らは警察の外の警察、

つまり現行の警察では取り締まれないと才門。

余程の権力を持っているのだと。



十億円は彼らの資金だった。

奪われた十億は取り返したいが

存在は公にしたくない。

そのジレンマの中で動いている…

ここまでは薫から聞いたという。



次の瞬間

ガスマスクが店の外からショットガンで発砲!

走り去る男を追いかけた遊佐が目にしたのは

倉庫の壁に大きく描かれた

あのマーク…











『ニッポンノワール』??



銃弾を拾い上げる才門。

「狙ったのは俺かあいつか…」





店の近くの防犯カメラに映っていた

ガスマスクの映像を

特別班のメンバーに見せる南武。



その男が江國を撃った人物かは不明だが

ガスマスクのデザインは同じだから

可能性は高いと言うが

昨日戦った人物より明らかに弱いから

別人だと遊佐。



南武は班の中に組織の息がかかった者が

いるかもしれないと

ニッポンノワールの名は明かさなかった。





屋上で南武と二人きりになった遊佐は

薫が殺害された日に

なぜ海外出張を捏造したのか尋ねる。



薫から頼まれたからだという。



南武を巻き込みたくない、

これから何が起こるかも

全てが終わってから話すと言う薫。



それでは遅いだろうと心配する南武に


「私の個人的な問題でもあるんです。

息子とちゃんと向き合う為にも

事件の真相を明らかにしないと」



「十億円強奪事件が克喜と何か関係でも?」



終わったら話すと言われ

それ以上は聞けなかったと…



薫の言う通りにしてやろうと思ったが

克喜から再検査の相談を受け

出張をやめて一緒に警察病院へ行ったのだ。



警察病院というのが気になったが

何を訊いても知らぬ存ぜぬで

結局何もわからなかったという。



薫は克喜の為にこの事件を追っていた。

だから克喜も安全ではないと忠告する南武。





元警察庁長官の薫の父(大和田伸也)に

薫殺害の犯人と十億円を必ず見つけ出すと

約束する南武。



碓氷は克喜の居場所を尋ね

そろそろ返してもらわないとという…



祖父なのに何故初めから引き取らない?

薫と対立していたのだろうか?





「だからそんな怒らないでくださいよ。

ノリですよ、ノリ。

もちろん志は一緒ですよ、運命共同体」



明海(立花恵理)の部屋で何者かと話す才門。

携帯電話を2台持っていて使い分けていた…



「誰と話していたの?」と尋ねる明海に


「協力してあげようかなーと思って。

ガスマスクの男、探してみろ」





克喜の学校の三者面談を受ける遊佐。

担任からどのように育って欲しいか訊かれ


「後悔して欲しい。

ああしなきゃ良かったとか

こうすれば良かったとか

その悔いを顧みたり

改みたり

糧にしたり

そうやって何度も躓くことで

強くなってくれたらいいなと」



真剣に聴いている克喜。

来てくれて嬉しかったと遊佐にお礼をいう。



なんか父性が目覚めてきてる?



気になるのは4年2組だったはずの克喜が

4年1組だったこと。

名越(工藤阿須加)が薫の携帯のPWを

克喜の4年2組、出席番号5番から

4205と推測して携帯を開いたのに…?





明海がガスマスクの男の正体を突き止め

特別班に招集がかかる。



ベルムズの現リーダー・陣内(落合モトキ)。

アジト探しに向かう捜査員たち…



遊佐は南武と共に貴志(永信)を訪ねる。

陣内はアジトを転々としていると聴き

その仲間を連れて来いと遊佐。



「仲間は売れませんよ」


「その仲間が危ないって言ったらどうする?」



警察病院で克喜と撮った写真を見せる南武。

検査着を着た貴志の仲間が二人写っていた。

彼らの消息が掴めないと南武。

彼らだけでなくこの数カ月で

ベルムズの何人かが行方不明になっていた。



「その謎を解くためにも

陣内のバックの存在を知りたいんだよ」


「わかりました。

俺に任せてもらえませんか」





陣内の居場所を突き止めた貴志。

彼と話し、警察とつるんでいることを確信するが

それが誰なのかは聞き出せない。



そこへ貴志の後を尾けてきた遊佐が

いつもの滅茶苦茶なやり方で

公務執行妨害と称し陣内を逮捕。



陣内が連行されたことは

特別班のメンバーにも伝わり…



「要のおかげだよ」

才門に連絡する明海。



報告を受けた才門は2台の携帯を指し

「さて、どちらにしょうかな」





陣内を取り調べる遊佐。

遊園地とボナーロと

襲ってきたのはお前かと問いただすが…



「刑事さんも大変だね

(監視カメラを指し)

ああやって監視されてるから

俺みたいな奴でも脅しも手出しも出来ない」



大笑いして挑発する陣内。

あーあ (^_^;)

いつもの謎のドリンクを飲み干す遊佐。



自分の拳銃を陣内の前に差し出し

「握ってみろよ」



拳銃を手にし、銃口を遊佐に向ける。

その手を握り、挑発する遊佐。

弾は監視カメラに命中 (-_-;)



そこからはいつもの通り暴力で陣内を脅す…





碓氷から呼び出された南武は

陣内の取り調べを直ぐに中止するよう

命じられる。



やはり薫の父も組織に関係が?



意味がわからないと応える南武に

逮捕した刑事に職権乱用の疑いがあり

マスコミに騒がれたら困るという。



「そんなネタ

こっちでどうにでも握り潰せます」



それともベルムズが警察の一部と

何らかの繋がりがあるという噂は本当かと

逆に尋ねる南武。



あるわけがないと否定する碓氷。

それなら何も問題はないと南武。



「これで薫さんを殺害した真犯人の

手掛かりが掴めるかもしれません」



「そうだな…ちょっと失礼」

席を立ち、何者かに電話をする碓氷。

「陣内の対応は君に任せる」



ガスマスクの男がベルムスを集める…





いい加減に吐けと陣内を殴る遊佐。



「碓氷克喜だっけ?

可愛い顔してるよな。

あのガキがどうなっても知らねえぞ。

俺はあいつの全てを知っている」



逆上して殴り続ける遊佐を止めに入る

宮城(細田善彦)と三上(水上剣星)。

宮城は取調室から遊佐を引きずり出す。





バーで一人飲む貴志に電話が入る。

「本気で言ってるのか?

バカな真似はやめろ!」

電話は切れてしまう。





声が聞きたくなったと

克喜に電話をする遊佐。

咲良に克喜の面倒を頼んでいた。

遅くなるから咲良に泊ってもらうようにいう。



電話を切ったところに宮城が入って来る…

同期で薫を誰が口説けるか賭けをしたことは

思い出したと話しかける遊佐。


「でもその中にお前いったっけ?」


「いたからお前が碓氷班長と寝たって

嘘ついたことを知ってんだ。

お前のデマを信じて俺たちは

一万づつ払ったんだ」



克喜がその時出来た子どもだと話す…

さっき陣内が克喜の名前を口にした時に

完全に自分を見失った、

あんな感情は初めてだと。



そこへ武装したベルムズの連中が

陣内を取り戻しになだれ込んでくる!



特別班と乱闘が始まるが

何故か本庁に電話は繋がらず

応援を呼ぶことが出来ない。



「陣内を返してもらおうか…」

取調室に貴志が入って来る。

ベルムズは倒したが

貴志に倒される三上と江國(杉本哲太)。



陣内の手錠を外す貴志。


「ありがとうございます。

まさかあんたに助けてもらうとは…」


陣内にナイフを突きつける。



やはりベルムズを倒し

取り調べ室へ向かおうとする宮城と遊佐。



遊佐に貴志から電話が入る。

陣内は自分が預かったから

返して欲しければ一人で屋上へ来いと。



陣内を人質にとる貴志に銃口を向ける遊佐。



今回の暴動は自分が指示した、

全ての責任は自分がとる、

その為に遊佐を呼んだという。



「何が望みだ?」


「そんなもんねえよ。

強いて言うなら

これまでの罪をちゃんと償いてえ、それだけだ。

他の奴らをパクらないでやってくれ。

あいつらは…」



銃声が響き、倒れる貴志。

ビルの階段にガスマスクが立っていた。



駆け寄る遊佐に

「あいつらを守ってやってくれないか」

次はもっと笑って生きたいなと

息を引き取る貴志…



ガスマスクの男が遊佐に電話をする。


「死んじゃったね」


「なんで撃った?」


「陣内を助ける為だ。

彼にはまだ利用価値がある」


「てめえ誰だ!?」



ヒントをあげるから壁を見ろと…

例のマークが壁に点滅する。

意識が遠のく遊佐…

山小屋と薫の顔が蘇る。





翌朝、咲良が目を覚ますと

克喜が異様な顔で立っていた…



「薬がない…どうしよう。

あれがないと、あれがないと!」



叫び出し暴れる克喜。

ひとしきり暴れ、気を失ってしまう (;゚Д゚)




屋上で目覚めた遊佐。

貴志殺害の容疑で逮捕すると

警察官に囲まれていた。

手錠をかけられ連行される。



放心状態の遊佐…



「清春!LOOK AT ME!」

そこへ才門がバイクで現れ

捜査員たちを蹴散らし遊佐を連れて行く。



山小屋のシーンが蘇る…

薫と向き合う遊佐。



「こんな所に呼び出して何なんだよ」


遊佐に十億円強奪事件の真相を伝えようと

思ったと薫。


「真犯人は他にいるの。

私は真犯人を知っている。

十億円の在処も」



「そんな大事なことをなぜ今まで黙ってた?」


「その真犯人が警察関係者だからよ」



遊佐に真相を告げようと思ったのは

この事件の根幹に克喜が関わっているからだと。



「誰なんだ、誰が本星なんだ?」


「十億円強奪事件の真犯人は私よ」


(;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)


第一部完結ー



今回のエンディングはガスマスク。

全然癒されない…

最後に携帯を手に取るのだが

ここにヒントでも?



毎回?『3年A組』の生徒が登場する。

今回は今田美桜。

バーで飲む貴志に声をかけ

ブッキーから自分が言われた言葉を伝え

彼の背中を押す。

次回は片寄涼太が登場。

なかなか憎い演出だ。



真犯人が薫だとはどうしても思えない。

まだ幾つも謎が…

●『ボナーロ』の開けてはいけない扉の中

●薫と父親の関係

●遊佐が深水から渡される謎のドリンク

●才門の2つの携帯

●克喜の病気

●事件と克喜の関係

●名越が克喜のクラスを4年1組と思った理由

●ガスマスクの男の正体












ニッポンノワール 日曜22時半 日本テレビ





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