2019年11月24日日曜日

「ニッポンノワール」第6話:第2部※※編開幕!逆襲、始まる

また新たな犠牲者が…そして第2部へ




10月13日、森の中のとある山小屋で

刑事・遊佐清春(賀来賢人)が目覚めると

隣に碓氷薫警部(広末涼子)の亡骸。

そして自分の右手には拳銃が握られていた。

殺したのは自分なのか?

何故かここ数カ月の記憶も失っていた…



その後の調べで

9月9日に起きた未成年4人組による

十億円強奪事件の真相を突き止めたことで

薫は殺害されたことが判明。



その事件には警察の地下組織

『ニッポンノワール』が関っていた…



南武捜査一課長(北村一輝)は

遊佐をはじめとする有志8名で特別班を結成し

真相解明に乗り出す。





N.N.File Cace17

【Kiyoharu Yusa】

11月1日二度目のフラッシュバック



遊佐は点滅するNが重なったマークを見せられ

再び薫の告白が脳裏にフラッシュバック…



「十億円強奪事件の真犯人は私よ…」



翌朝目を覚ました遊佐は

貴志(永信)殺害の容疑で

公安部に連行されそうになるが

直前で助けに入った才門(井浦新)と逃走。



才門と別れた後

克喜(田野井健)を連れて単独行動を始める。





11月3日、警視庁は遊佐を指名手配。

マスコミには一切流さず警察のみで確保しろと

公安部の仁平課長(相島一之)は命じる。



遊佐の部屋を捜索し、隠し部屋を見つける

宮城(細田善彦)と三上(水上剣星)。



一方、克喜を闇医者に預け

一人で捜査を始める遊佐。



11月4日

薫の仕事部屋から何かを持ち出す遊佐。

そこへ宮城たちも捜査に来るが

何とか逃げ切る。



ネットカフェで薫のディスクを調べるが

そこにも警察が!



11月7日 逃亡生活6日目

フラッシュバックした薫の言葉を思い返す。


「あんたが真犯人ってことは

強盗団を殺したのは?」



「私のプランでは強盗団はうちの班に

取り押さえられる筈だった。

でも、計画が狂った…

計画を知る別の人間が彼らを殺したの」



それはガスマスクを被った男だという。





「職場には来ないでって言ったでしょ」

男と話す明海(立花恵理)。



携帯電話で話す江國(杉本哲太)。

「江國さん、先日はありがとうございました」

南武殺害を依頼したあの声だ。



「わかってますよ、碓氷(大和田伸也)さん。

こないだ伺ったあのことは誰にも口外しません」

碓氷元警察庁長官と話す南武。





11月8日

陣内(落合モトキ)に会いに行く遊佐。

何も聞き出せない内に警察に囲まれてしまう…

そこへ再び才門が車で登場。



「お、奇遇だね。乗ってく?」



逃げおおせたところで

GPS対策だと携帯電話を渡す才門。

遊佐を助けた時点で

自分も命を狙われる立場になったという。




『同日 才門要警部と再び合流。

遊佐清春は、まだあの件に気づいていない…』

N.N.Fileはこう締め括られた。

書いたのは誰?

あの件とは?





捜査会議で『ニッポンノワール』の存在を

明らかにする南武。

今までにわかったことも公表する。



強盗団がお互いに殺し合うフェイク映像が

公安部の指示で作成されたものだと

証拠の音声も流す。



だとすると強盗団はどうやって殺害されたのか

捜査員から疑問の声があがる。



至近距離の発砲で間違いないという

鑑識の報告すらも捏造だとしたら?と南武。



「つまり鑑識に虚偽報告をさせる程の

権力を持った組織ってことだ。


俺がこの存在を明らかにしたのも

身を護る為の予防線と思って貰っても構わない。

俺に何かあったら

奴らの仕業ってことになるからな。


実際、俺や清春は命を狙われた」



その容疑者と思われる陣内を

取り調べようとしたら

ベルムズによる暴動が起きた。



セキュリティは機能せず

本庁に応援を頼んでも誰も来なかった。



「本庁から要請は無かったと聞いている」

と仁平。



「だったらどうして清春を逮捕した時は

あんな大勢の公安部が押し寄せたんですか」



あの場に自分の班が居なかったら遊佐を殺して

被疑者死亡扱いにするつもりだったのではないか

貴志を殺したのも公安部の差し金ではないかと…



「いい加減なことを言うな!」

激高する仁平。



遊佐がシロだと言っている訳ではない

事件をうやむやにする為に彼を消すつもりなのが

許せないのだと南武。



そんなことある訳ないという仁平に

「なら約束して下さい

清春を必ず生きたまま逮捕するって」



その時、鈴木という者から仁平に

遊佐の居場所を特定とメールが届く。



「それには応じられないな。

うちの部下に危険が及ぶ場合がある。

ケースバイケースだ」



絶対、殺すつもりだ (-_-メ)





克喜を預けている病院で

思い出した薫の言葉を才門に話す遊佐。



「なぜ薫はそんな計画企てたんだろうな…」



極秘プロジェクトを阻止する為ではないかと

応える遊佐に

いくら犯罪歴があるからといって

未成年を巻き込むのは薫らしくないと才門。



もっと気になるのは遊佐の記憶で

蘇るきっかけが2回とも

ガスマスクに見せられた画像ということ…

偶然とは思えないという。



そこへ闇医者が克喜のことで話があると…

克喜のピルケースに残っていた

粉末を分析した結果

認可が下りていない精神安定剤の一種で

劇薬に近いことがわかったという。



投与し続けたら大人でも命に支障をきたす…

あんな小さな子に処方するなんて

正気の沙汰ではないと。





久しぶりに会った克喜は元気そうだった。

薬は薫から貰っていたから

どこで処方されたかはわからないという。



克喜にもう直ぐ咲良(夏帆)が

迎えに来ると伝える。

自分と一緒にいるよりは安全だからと。



そこへ咲良から連絡が入る。

警察らしき人間が5人、病院へ入って行ったと…





「昔から逃げ足だけは速かったよなー、清春。

同期が殺人犯なんて驚いたよー

しかも警部までご一緒とはねー」



公安部の眞木(矢本悠馬)が

拳銃をこちらに向けていた (;゚Д゚)



「お前がわざわざ来るってことは

公安部も本気ってわけだ」と才門。



「二人がかりは卑怯だなー

殺しても問題ないですよね」



発砲してくる。

かなりヤバイ奴らしい。



ボンベを撃ち、爆発させ、逃げる三人。





『閉鎖された病院で謎の爆発事故

男性警官1名が軽傷』

ニュースを見た特別班のメンバーは

公安の単独行動を知る。



情報が下りてこないのは

自分たちが遊佐を逃がすと思っているからだと

明海。



「課長は清春が貴志を殺したと思います?」

南武に尋ねる宮城。



すると三上が

「俺はあいつがやってないに一票だな」

私利私欲の為に暴走して警察の名を汚す彼を

最初は許せなかったが

近くで見ている内に本当はそうではないのだと

思うようになったと。



公安部より先に自分たちが捕まえることだと

南武。



浮かない顔で下を向く明海…

才門だけでなく遊佐と克喜も

明海の部屋にいたのだ (・_・;)





明海の部屋ー

遊佐を追っている大半の連中が

被疑者死亡扱いにしたがっていると話す明海。



才門は『ニッポンノワール』の全容を暴けば

すべて解決するという。



薫が克喜に託したUSBについて尋ねる遊佐。

それは今も才門が持っていた。

しかし残念ながら中身は一部しか開かない、

これが本領を発揮する場所は限られている、

その内にわかるという。



ベルムズの数人が警察病院を訪れた後

行方不明になっていることを話す遊佐。

才門は行方不明者の名前を調べるよう

明海に依頼する。



警察がなぜ半グレのガキとつるむ必要があるのか

疑問を口にする遊佐に



「ガキだからじゃないか?」

それを紐解く鍵が

警察病院にあるかもしれないという。



その時、名越から着信が…

出ようとする遊佐を制し

「例え信用できる奴でも今は敵だと思え」





名越は南武と一緒に

深水(笹野高史)の店から電話を架けていた。



『ニッポンノワール』について何か知らないか

深水に尋ねる南武。



「噂だけね」



彼らがその存在を隠したいだけなら

ガスマスクの男など出さずに

もっとスマートに出来たはずだから

他に目的があるように思えてならないと

疑問を口にする南武。



「十億取り返したいってだけじゃなくて?」

と深水。



おそらく組織の存亡に関わる何かだと南武。



「碓氷警部、その何かを知って殺された…」

と芹奈(佐久間由衣)。



本城(篠井英介)の娘だと聞き、頭を下げる南武。



すると深水が

「確か南武くんの息子さんも

芹奈ちゃんと同じ位の年じゃなかったけ?」



生きていたら今年20歳だと答える。

亡くなってるのかと驚く名越に

「家出だよ。

グレて飛び出してそれっきり。

何処で何をしているやら」



そう言って深水に目をやる南武。

南武に視線を移す深水…怪しい。





ベルムズ構成員リストをチェックする遊佐。

『中央警察病院で確認後行方不明』

と書かれた者が何人もいた。



「相変わらずの不眠症か?」

才門が近づいてくる。



他愛もない話をしだす才門。

欠陥だらけのお前が嫌いじゃないと…

そんな二人の様子を覗う

明海の表情も怪しい。



怪しい人間ばかりだ…(-_-;)





克喜を連れて行方不明になった

ベルムズ構成員の知り合いを訪ねる遊佐。



高校の同級生だったという甲斐(片寄涼太)は

3カ月前にいいバイトを紹介してやると

言われたと話す。



ベルムズ絡みの仕事だったからスルーしたが

内容は面接に受かったら詳しく教えるといい

何故か勤務先は警察病院だったと。

そして詳細はここにと

バイト合格通知を遊佐に渡す。





警察病院の前で待機する才門に報告する遊佐。

だが病院の前だけでも警察官がたくさんいて

入ることは出来ないという。



常時これだけの人間を配備しているのか

それとも情報が漏れたのかと才門。



明海が漏らした?



病院に入る突破口を探さないとと才門。

遊佐は放来撮影所の田中(前川泰之)を訪ねる…





その夜…

病院に侵入することを明海に話す才門。

遊佐は克喜に事件が解決したら

一緒に暮らそうという。

喜ぶ克喜。





捜査会議で情報を共有しないことを責める南武。

「君たちが逃がす可能性があるからだ!」

と仁平。



そこへ新たな情報を入手したと明海が登場。

才門と遊佐が3時間後に警察病院に侵入すると。

情報は才門本人からだと計画の詳細を見せる。

『ガルムフェニックス ヒーローショー』

のチラシが添付されていた。



「どうして俺に直接言わなかった?」

南武を意味ありげに見返す明海。



きっと才門に頼まれたのだろう…





克喜を咲良に託す遊佐。

咲良は克喜がパニックをおこして暴れた時

大人顔負けのもの凄い力だったと話す。

遊佐も克喜が発砲した時

子どもなのに衝撃に耐えたことに驚いたと。

薬と何か関係があるのかもしれない…





ヒーローショーが始まる。

計画書には遊佐と才門は

特撮ヒーロースーツを着たまま

ショー終了後に院内へ潜入と書かれていた。



ショーが終わり刑事が声を掛けると

外に向かって走り出す二人。

眞木たちが取り押さえマスクを外す…

田中たちだった。



その隙に白衣を着た遊佐と才門は

病院の地下へ向かう。



地下で何人もの男が襲ってくる。

警察の人間ではないが

倒しても倒しても立ち上がりゾンビのよう…



何とか先へ進むとガスマスクが現れる!

二人がかりでようやく倒したが

マスクのガラス部分に例の画像が点滅し

再び意識が遠のく遊佐…



三度目のフラッシュバックを起こす。



才門とガスマスクが向かい合い

戦おうとしている様子が目に入るが

意識を失う…



「Look At Me…」

才門の声で目が覚める…

遊佐に背を向け才門が立っていた。



「ガスマスクの男は?」


「退治してやったよ…」



天井を指差す。

血の跡が天井の先へと続いていた。



「逃げたか…

今記憶の続きが蘇った。

班長の言葉が本当ならこの警察病院で克喜は…」



「よく聞こえないんだよ…」


振り返った才門は血だらけ!

そして倒れてしまう。



「奥の部屋にあるパソコンに

こいつ(薫のUSB)を挿せ…

克喜の全てがわかる…お前のことも。

早く行け…追手が来る…」



「すぐ戻る。

死んだらぶっ殺す」



走り出す遊佐。

煙草に火をつけようとする才門。

だが彼が煙草を吸うことはなかった…



薫の言葉を思い返す。


「誰なんだ、そいつ」尋ねる遊佐。


「ガスマスクを被った男…正体はわからない。

でもニッポンノワールの一員であることは

間違いない」


「ニッポンノワール…?」


「警察の地下組織」



克喜は組織の極秘プロジェクトの犠牲になった。

元々はあんな大人しい子ではなく

手が付けられないくらい気性が激しかった。

それがたった2週間で別人のようになった。



「克喜は人体実験を受けたの…」



パソコンにUSBを挿すと部屋の照明が点いた。

ここで人体実験が行われていたのだろう。

忍び寄る手がフラッシュバックする…



「今のは…?」



先ほどの男たちが入って来る。

みな生気がなく本当にゾンビみたい。

後ずさりする遊佐…



「そこまでだ!」


銃を手にした南武たち特別班が突入。

助かったー





『11月11日 NNの実験場に潜入

遊佐清春、覚醒まで残り34日』



第2部、覚醒編 開幕ー。




才門は死んでしまったのだろうか?

遊佐の秘密とは?

ガスマスクの男は名越だという説もあるが

名越にしては強すぎる気がする。

戦う前に薬を飲んでいるとか?



今回のエンディングは咲良。

『ボナーロ』でパソコンを打っていると

電話が入る…

話しながらカウンター横の扉を開こうとするが

鍵が掛かっていて開かない。

電話を切った後

姉・星良(入山法子)の遺影に語りかける…

咲良も扉の向こうに何があるか知らない…?



●『ボナーロ』の開けてはいけない扉の中

●薫と父親の関係

●遊佐が深水から渡される謎のドリンク

●才門の2つの携帯

●克喜の病気&事件と克喜の関係
 ↓
 組織による人体実験だった!

●名越が克喜のクラスを4年1組だと思った理由

●ガスマスクの男の正体

●江國はまだ組織と繋がっている?

●ゾンビ?たちは行方不明になった構成員?











ニッポンノワール 日曜22時半 日本テレビ


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