2018年8月8日水曜日

「高嶺の花」第4話のあらすじと感想:遂にももの正体が…キャバクラ嬢は天才華道家⁈ 本物のキス! 妹からの宣戦布告!怒涛の展開今夜激震

迷走する奈々とキモい家元





美貌・才能・財力・キャリア

すべてを持ち合わせた女性

月島もも(石原さとみ)が

何も持たない平凡な自転車屋の店主

風間直人(峯田和伸)と出会い、

まさかの恋に落ちる…



そんな二人の前に次々現れる

愛の刺客と数々の試練とは?




吉池拓真(三浦貴大)に

真由美(西原亜希)の免状を返し

月島流の師範代だったけれど

もう辞めていると伝えるもも。



誰かの差し金だったのではと

疑う拓真にただの偶然だと…



「結婚は女にとって一大事。

好きでもない人に近づいて

その人の子どもを産むなんて

あり得ない。


そもそもあなた達の出会いに

不自然なものを感じてる?」



それはないと拓真。



ももは、好きな人が出来たと話す。

「どんな人?」


「まだわからない。でも、いい人。

私の自転車、直してくれた。

私のことも直してくれる気がする。

バラバラになった私のパーツを

一つづつ丁寧に。」





いつものように

佳代子(笛木優子)の店に集まる面々。

幸平(袴田吉彦)と佳代子が

元夫婦だと聞き、驚く教頭ともも。



元々他人なのに

一緒に暮らしていくと

身内感覚になり

デリカシーや思いやりが

なくなっていく。



紙切れ一枚のことが

何言ったって何やったって

多少のことじゃガタつかないだろう

ってさせている…



安心しているというのは

一方で不平不満やストレスが溜まる。




離婚しても仲良くいられるのは

本気で嫌いになる前に別れたからだと

佳代子は言う…



このくだり、中々深い。

ももじゃないけど、私も _φ(・_・



一人話に参加せず

ももとも目を合わさない直人。



そんな様子に気づきイジリ出す

太郎(吉田ウーロン太)たち (^_^;)



するとあっけらかんと

「もしかして私とキスしたから?」



コーヒーを噴き出す直人。

みんなから冷やかされるが

まんざらでもなさそう、

っていうか嬉しそう。



このドラマの中で

同級生たちが集まるシーンに

毎回ホッとさせられる。





そして、なな(芳根京子)は

龍一(千葉雄大)を手に入れる為

市松(小日向文世)に

自分にも家元を継ぐチャンスを

与えて欲しいとお願いする。



姉妹が切磋琢磨して

月島流を高めるのはいいことだと

受け入れる市松。

それを喜ぶルリ子(戸田菜穂)…





毎週図書館で本を借りる直人。

その中にはモネの絵画集もあった。

ももからこんな本も読むんだと言われ

芸術家に憧れているところが

あるのかもしれないという。



自分のような凡人には見えない

違うものが見えてる感じがするから。




「その分、まともなものが

見えてないってことがあるかも」



騙されやすく、人を見る目がない。

年を取ってからは家族に見放され

心が病んだ挙句、孤独死…



自分のこと?



「孤独というより、孤高。」

普通の人とは違うから

そういうのがかっこいいと直人。



ももは、誰にも理解されなくて

苦しいし切ないし可哀そうだと

突っかかてくる。



「でも名前が残るじゃないですか。

ずっと作品が残って

死んだ後も語り継がれる。」



死んでるのに嬉しいなんて

思うはずがないと反論。

神様がもう一度生まれ変わるかと

聞いても「もう勘弁だ」と答える

辛い生き方をした人ばかりだと。



それでも沢山の人を感動させるって

中々できないことだという直人に



「別に感動とか考えて

創作するわけじゃないの。

流行に左右されない普遍的なものを

創っている人たちは。

商売人じゃないんだから。」



今新しいものだって十年後には古い。

流行りを追いかけるほど

情けないものはないと

本能的に知っているのだという。



芸術家として生きることから

逃げたせいか、イライラしている…



でも直人の優しい言葉に

喧嘩を吹っかけるようで悪かったと

反省。



そんなももに

女性と二人きりで何を話すのか

わからないから

自分には無理だと思っていたが

ももは勝手に喋ってくれるから

楽だと…



嬉しそうなももが可愛い。



更に恋愛指南本を

借りたこともバレてしまう。

そこには

「一度目のキスはまぐれ」

と書かれていた…




直人とキスしたことを

あちこちで喋っているらしく

秋保(高橋ひかる)からも

「キスをしたのはウケ狙いかも」

と言われ、落ち込む (^_^;)



スタートが元カレを忘れる為だから

焦ってはいけないと励まされるが…





ななをやる気にさせてくれたと

龍一にお礼を言うルリ子。



家元になるのは大変だと龍一。

伝統芸能の世界、華道、茶道、舞道

仕来たりや作法と芸術性

そのてっぺんに鎮座する家元は

神様のごとく祀り上げられ

声を掛けられるだけで

信者のように慟哭したり

失神する人さえいる。

泣き言も愚痴もこぼせなくなる。

神様はそんなことはしないから。

孤独にも程がある…



「そんな立場に自分の娘を

させたいのですか?」


「ええ、させたいわ。」



怖い母親だ。

そして伝統芸能の世界も。





もものマンションで一緒に

料理を作るなな。

ずっと抱えてきたももに対する

コンプレックスを急にぶつけ出す。



「もうお姉ちゃんに

振り回されたくない。


バカにしないで!

みんなで私を見下さないで!


みんな大っ嫌い!

お姉ちゃんもママもあの人も!」



部屋を飛び出していく (゚o゚;;



「あの人?…」

突然のななの言動に驚くもも。

確かに突拍子もない。

大丈夫だろうか。





温泉旅館のような風呂で一人

龍一のことを思い出すルリ子。

そこへ市松が入って来る…



「立って見せてくれないか?」

「あなた?」

「何をためらっている?」



ルリ子の体を見て

「お前は美しい。

白い肌は何かの抜け殻のようだ。

空っぽの…」



浴室から出て行く市松。

何だったのだ?

二人に夫婦の関係はないのか?

とにかく家元、キモい (-。-;





ももがキャバ嬢をする店で飲む

直人たち。

話題は夫の浮気について。

男の殆どが浮気をしていると聞き



「俺はしないよ。

だってされたら嫌だから。

相手にされて嫌なことを

どうして自分はできます?

愛してるのに。」

と直人。



二人に二度目のキスをさせようと

はやし立てる幸平たち…

ノリでOKするももだが

直人は帰ってしまう。





一方、真由美に免状を見せ

全部わかっているが

君の口から聞きたいと

カマをかける拓真。



「夫婦だからね、隠し事はいけない。

心配しなくていい、何も変わらない。

お腹の中に僕らの子どもが

いるんだから。」



「本部から言われて。お家元の…」

泣き出す真由美。





自転車屋を訪ねたももは

直人にキスをする。

「二度目のキスは何だろうね。

おやすみ…」



腰を抜かす直人 (^_^;)




“自分がされて嫌なことはしない

愛しているから…”

直人の言葉を幸せそうに呟くもも…





図書館に本を返しに行く直人に

声をかける高井(升毅)。



「モネの睡蓮の連作が

大好きな人がいまして…

どんどん背景は削られ

死ぬ前に描いたものはほぼ抽象画だ。

そして彼の晩年のキャンバスには…」



「ただ絵の具をぶちまけたよう。

凡人には見えない物が

見えてたんでしょうかね。」



直人の言葉に驚く高井。





ななを心配し

誰とも争うつもりはないと

市松に伝えに行くもも。



「それはお前が決めることか?」

「みんなを不幸にする。」



「くだらん。」

不幸になる奴は魂が弱いから。

その人間の根底にある魂の問題だと。



「選ばれた人間にでもなったつもり?

家元になるとそうやって

全てを見下すようになるの?」



それなら自分は家元にならない。

そんな人間にはなりたくないと…



「もしも私のママが生きていたら

娘が望まない苦しみを

絶対に強いる筈はない!」



母親の話はするなと市松。

「お前の母親は…」



市松の言葉を遮り

「ななを家元に。

今の心が綺麗なままのななを。」

そして自分は華道をやめるという。



「また戯言を。

お前には花を活ける事しか出来ん。」



更に色恋で周囲が見えなくなっ者達を

今は軽蔑している筈。



「耳元で囁かれる色恋の言葉など

全て偽物と思い知った筈だ。」



“相手にされて嫌なことを

どうして自分へ出来ます?

愛しているのに”

直人の言葉が蘇る…



「もう一度、信じてみることにする」

そう応えるもも。





ももが取材を受けた雑誌が発売。

その雑誌を手にした直人は

「高嶺の花…」と呟く…





そして日本一周にチャレンジ中の

宗太(舘秀々輝)は高い場所に咲く花を

取ろうとして転落…

無事だといいのだが…





龍一の部屋を訪ねたななは

姉に酷いことを言ってしまったと…

実際そういう部分もあるのだろうと

返されるが否定する。



家元から口に出して言葉にして

姉を切りつけろと言われたと…



「そんな風にしなくては

華道は極められないの?」



ななに目隠しをして

「僕がアシスタントを務めます。」

心の目で花を活けるように促す。





直人にももから電話が入る。

「プーさん、通りに出てみて。」

高井の車が待っていた。



「あの店に雑誌を置いてきたのは

私です。」



そして車はもものマンションへ…



ドアを開けると着物姿のももが

「月島ももにございます。」

正座してお辞儀。



笑い出す二人。




直人のことを市松に報告する高井。

モネの画集を借りていたことも…



「睡蓮か?」

「はい。

亡くなられた奥様がお好きだった。」

「名前を呼んでも構わんぞ。」



更に、直ぐ傍にいる娘に

父親だと名乗れないことが苦しいかと

(゚o゚;;

「私の罰ですから。」

首を振る高井。



ももの父親は高井!

市松は子供を作れないのか?





ももと向き合う直人は

母・節子(十朱幸代)の言葉を思い出す

“世の中には二種類の女がいる

奪う女

持っている物は何でも奪われる

お金も子供も

最後には保険かけられて命まで

そんな女からはとっととお逃げ


もう一方は与える女

何でもかんでも捧げようとしてくれる

男がその価値に見合うなら

それこそ身も心も

まるで竜宮城だよ”



着物を脱ぐもも。



「男は最初の男になりたいと思い、

女は最後の女になりたいと思うって…

私は欲張りな女だから

あなたの最初で最後の女になる。」



優しく直人を押し倒す…




直人は本当にいい人だと思うけど

ラブシーンにはちょっと拒否反応 (-。-;

何か工夫してもらいたい。



ももの父親は高井だし

母親にも何か秘密がありそうだ。

そうするとももの才能は

母親ゆずり?



家元が気持ち悪いのは

男として障害を抱えているとか?

ななの父親は?



ななといえば

登場シーンが毎回茶番過ぎて

全く共感できない。

芳根京子がかわいそう(;_;)



家元の描き方について

華道界からクレームなど

入らないのだろうか?



このドラマの着地点が気になるから

最後まで見届けようと思うが

どこか迷走している気がする…


高嶺の花 水曜22時 日本テレビ



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